2017/02/13

TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラム(スウェーデン)

20170212wrc_m2

勝田貴元・新井大輝 WRCラリー・スウェーデン(WRC2)で完走

TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにて欧州でトレーニング中の勝田貴元・新井大輝が、2月9-12日に開催されたFIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦、ラリー・スウェーデンのWRC2クラスにフォード・フィエスタR5で参戦し、新井、グレン・マクニール組がクラス7位、総合19位、勝田、マルコ・サルミネン組がクラス9位、総合22位で2台揃って完走を果たした。

新井・マクニール組
昨年夏のWRCラリー・フィンランドに続き、二人にとって二度目のFIA世界ラリー選手権への挑戦となったラリー・スウェーデンは、雪と氷で覆われた路面で行われるラリーとして知られるが、近年は積雪が少なく路面がグラベルと化すステージもあり、従来以上にチャレンジングなラリーとなることもある。

2017年のラリー・スウェーデンは、飛距離を計測することで有名なジャンプポイントのコリンズ・クレストを含むステージなど、4日間で合計18本のスペシャルステージ(SS)、総SS距離331.74kmで競われ、両選手にとっては運転技術とペースノートのトレーニングに加え、世界レベルのドライバーに求められる集中力と体力面での訓練にもなった。

両選手は先月もスノーラリーであるArctic Lapland Rally(フィンランドラリー選手権第1戦)に参戦し経験を積んだが、今回のラリーでは、前戦で使用したスノータイヤよりも幅の広い世界選手権用のスノータイヤを使用した。

これにより、二人は新しいグリップレベルに慣れることが必要となった。またチャレンジングなスウェーデンのステージの数々で、パンクを避け、スタッドをなるべく残すように走行することも求められた。

勝田はデイ2にパンクを喫し、ステージ内でのタイヤ交換を余儀なくされたり、スノーバンクへのスタックやスピンなど、様々なアクシデントに見舞われたが、デイ3以降は安定した走りを見せ、コリンズ・クレストではWRCクラスを含めても2番目に長い42mのビッグジャンプで観客を沸かせた。

一方、新井はデイ2での2度のスローパンクチャー、デイ3でのスピンやロアアーム損傷など、度重なるトラブルを経験したが、いくつかのステージでは同クラスのトップレベルの選手に引けを取らないタイムを出し、成長を印象づけた。
勝田、新井ともに難しいコンディションと新しい挑戦の中、大いに健闘し、また一歩経験を積み重ねた。

二人は次回、3月16-19日に開催されるイタリアラリー選手権第1戦 Rally Del CioccoへR2車両(フォード・フィエスタ)で参戦する。当プログラムとしては初めてのターマック戦への挑戦となる。

■選手コメント
勝田貴元: 今回も多くの点で勉強になったラリーでした。
スウェーデンの道はラップランドの雪道とは同じ雪道でも全く違いました。
スノーバンクが少なく、ところどころグラベルになっていて、思った以上に滑りやすかったです。
また、WRカーが走った後の道はわだちもきつく、路面の変化が著しかったです。
それでも日を追うごとに少しずつコツがつかめてきました。マルコとのコンビネーションも日に日に良くなっています。
トラブルはたくさんありましたがが、色んな経験をしながらこのラリーを走り切れたことは自信になり、次につながる大きなイベントになりました。

新井大輝: 色々アクシデントはありましたが、初めてWRCラリーを完走できてうれしいです。
雪道とグラベルの混じった道は思った以上にタイヤへの影響が大きく、2度もスローパンクチャーに見舞われました。
また、ペースノートは悪くなかったと思いますが、想像以上に路面が滑りやすく、何度かスピンもしてしまいました。
ですが、今回の経験で、トラブルが起きたときに自分がどうすれば車をゴールまで運べるかを考え、運転だけでなく自分で車を理解することも重要だと学びました。
だんだんリラックスして、自然な運転ができるようになったら良いタイムも出せるようになりました。
今後の課題を多く見つけることができた収穫の多いラリーでした。

■講師コメント
ヨウニ・アンプヤ(チーフインストラクター):今回のラリーで二人のドライバーが成し遂げた成長をうれしく思います。
特にうれしかったのは、2台ともスタート時と変わらない姿で戻ってきてくれたことです。
WRCという舞台で、長距離かつ様々な路面を走り切ることは、彼らにとって非常に意味のあることです。
両ドライバーとも、経験の少なさから、スノーバンクにスタックしたり、走りが安定しなかったりということはまだありますが、これらは成長のために必要な過程です。
今回の長く過酷なラリーは、精神面でも二人を成長させました。
彼らは、このスウェーデンの、難しく、体力を消耗させるコンディションの中で集中力を保つことを学んだはずです。

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WRC2:2017年シリーズ・ポイント表(Rd.2/13)

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N0. Driver Nat. Car Point
1 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia 25
2 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 25
3 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 24
4 J.コペッキー CZE Skoda Fabia 18
5 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 10
6 E.ベルグクビスト SWE Citroen DS3 16
7 B.ボウフィエール FRA Ford Fiesta 15
8 O.ベイビー NOR Skoda Fabia 15
9 Q.ジルベール FRA Ford Fiesta 10
10 G.グリーンスミス FRA Ford Fiesta R5 10
11 A.クルグノーラ ITA Ford Fiesta R5 6
12 新井 大輝 JPN Ford Fiesta R5 6
13 E.ブリニルドセン NOR Ford Fiesta R5 4
14 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 2
15 J.コルトゥン POL Ford Fiesta R5 1

    同ポイントの順位はFIAによる

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WRC:2017年シリーズ・ポイント表(Rd.2/13)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC 48
1 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC 44
3 O.タナク EST Ford Fiesta WRC 33
4 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC 25
5 C.ブリーン IRL Citroen DS3 20
6 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC 18
7 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC 10
8 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC 8
9 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC 7
10 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia 6
11 J.コペッキー CZE Skoda Fabia 4
12 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC 3
13 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 2
14 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC 2
15 B.ボウフィエール FRA Ford Fiesta 1
16 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 1


N0. Manufactures Point
1 M-スポーツ・ワールド・ラリー・チーム 73
2 トヨタ・ガズー・レーシングWRC 53
3 ヒュンダイ・モータースポーツ 40
4 シトロエン・トタル・アブダビ・ワールド・ラリー・チーム 26

    同ポイントの順位はFIAによる

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トヨタ・チーム 第4日目リポート

WRC第2戦ラリー・スウェーデン デイ4

Toyota WRC Team (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

ラトバラが首位の座を守り今季初優勝
トヨタに18年ぶりの勝利をもたらす

2月12日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンの、競技最終日となるデイ4がスウェーデンのトルスビューを中心に行なわれ、ヤリスWRCで出場のヤリ-マティ・ラトバラが優勝。
TOYOTA GAZOO Racing WRTに初優勝をもたらすと共に、ドライバーズ選手権ランキングでトップに立った。
また、同じくヤリスWRCのユホ・ハンニネンは、総合23位で完走を果たした。


ラリー・スウェーデンの競技4日目デイ4は、トルスビューの北側で2本のSSを行ない、最後にトルスビューのパワーステージ1本を走行する全3SS、計58.81km。

前日デイ3の最終ステージで首位に立ったラトバラは、2位を3.8秒リードしてデイ4をスタートした。
落ち着いてステージに臨んだラトバラは、3本のSSすべてでベストタイムを記録。
2位に対するリードを29.2秒差に拡大し、トヨタに1999年のラリー・チャイナ以来となるWRC優勝をもたらした。
ラトバラにとっては2016年の第3戦メキシコ以来の勝利であり、WRC通算勝利数は17に達した。
なお、ラリー・スウェーデンでの優勝は4度目となる。

豊田章男(チーム総代表)
18年ぶりに復帰したFIA世界ラリー選手権、第2戦目にして、優勝することができました。
“負け嫌い”のTOYOTA GAZOO Racingですから、私も、その日が来ることを心の底から願っていました。
しかし、こんなにも早くその瞬間が訪れることは、私の想像を超えておりました。
トヨタのWRC復帰を願い続け、その復帰を共に喜び、応援いただけたファンの皆さまのおかげです。
ファンの皆さま、応援ありがとうございました。

ラリーは、ライバルと競い合いながら道を走りきり、完走することが大切です。
初戦モンテカルロと同じく、今回も、走りきり、戦い抜けたことで、素晴らしい結果を得ることができました。
雪と氷に覆われた苛酷なスウェーデンの道を全速力で走りきれる力をヤリスに吹き込んでくれた、トミ・マキネン代表以下、エンジニア、メカニック、テストドライバーなどチームの全てのメンバーにも感謝します。

そして、そのヤリスをゴールまで無事に運び届けてくれた、ヤリ-マティ・ラトバラ選手、ミーカ・アンティラ選手にも感謝いたします。
また、ユホ・ハンニネン選手、カイ・リンドストローム選手も、一時リタイアとなったものの、メカニック、エンジニアとクルマを直し、そしてその後は今後につなげるための、いろいろなトライをしながら走り切ってくれました。
彼らにも感謝いたします。
このように、今回のこの結果はチーム一丸となったからこそ得られたものだと思います。
チームのみんな、本当にありがとう。お疲れさまでした。

先日の発表会の壇上で、マキネン代表とラトバラ選手と“クルマとの対話”について話をしました。
ラトバラ選手は「運転前に愛を持ってクルマに話しかけ、大切に、そのクルマを運転している」
マキネン代表からは「クルマを愛しているからこそ、クルマのことがわかる。
だから、どうすれば速く走らせられるかがわかる」

“クルマ愛”に溢れる彼らの言葉は私の想いと全く同じであり、心に響くものでした。
これからも、彼らと、この想いを共有し続け、ヤリスを、“もっといいクルマ”にしていく戦いをチームのみんなと続けてまいります。
今年の13戦を戦い抜いたときに、一番強いクルマになっていたいと思います。
WRCの道を走り続け、“もっといいクルマ”のために走り続けるTOYOTA GAZOO Racingを、皆さま、引き続き、応援いただければと思います。
よろしく、お願いいたします。

トミ・マキネン(チーム代表)
今の気持ちを言葉にするのは簡単ではありません。
前戦ラリー・モンテカルロでの2位にも驚きましたが、今回の優勝は予想をはるかに超えたリザルトです。
もちろんラッキーな面もありましたが、ヤリ-マティとミーカの素晴らしい戦いと、それを支えた日本、フィンランド、ドイツのすべてのスタッフのチームワークと努力があったからこそ、優勝を成し遂げられたのだと思います。
我々を信頼してくれた豊田章男社長をはじめとする、皆さんに感謝します。
今日は我々の活動にとって忘れ難き特別な日となりましたが、この勝利に浮かれることなく、今後も開発に力を注ぎ続けます。

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
新しいチーム、そして新しいマシンで臨んだWRC 2戦目で優勝する事ができて、本当に嬉しく思います。
今日の最後のパワーステージでの走りは、私の今までのキャリアの中でベストなパワーステージだったと思えるほどうまくいきました。
良いマシンを準備してくれたチームに心から感謝します。
今回の優勝と6本のステージベストタイム記録によりモチベーションがさらに高まりましたので、この調子をこれからも保ち続けたいと思います。

次戦ラリー・メキシコのスタートが待ちきれません。
今回、優勝する事ができてもちろん嬉しいのですが、トップを走りながらも昨晩のスーパーSSで、アクシデントにより勝機を失ったティエリー・ヌービルの事を考えると心が痛みます。
私も以前、同じような状況を経験したので彼の気持ちはよく分かります。
今回の優勝は、正直なところ幸運に助けられた部分もあります。
ですので、さらにマシンを速くするため、これからも改良を続けていく必要があるでしょう。

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
チームのスタッフは献身的にハードワークを続けてきましたが、自分もその一員として優勝に貢献できたことを誇りに思います。
チームにとっては素晴らしいラリーとなりました。
私自身は金曜日に大きなミスをしてしまいましたが、その後再出走を果たし、いろいろなテストを行ないながら、多くのSSを走り経験を増やすことができました。
今回の経験を次のラリーに生かしたいと思います。

次回のイベント情報
WRC次戦は、3月9日から12日にかけて行なわれる第3戦ラリー・メキシコ。
シーズン最初のグラベルラリーは、高い気温と高い標高との戦いとなる。
高地では空気中の酸素量が少ないため、エンジンはパワーダウンを余儀なくされるが、それをいかに最小限に抑えるかがエンジニアの腕の見せ所。
TOYOTA GAZOO Racing WRTにとっては、新たなるビッグチャレンジとなる。

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WRC:Rd.2 スウェーデンラリーDay4結果(最終:SS.18)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 02h36'03.6
2 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -00'29.2
3 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'59.5
4 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -02'11.5
5 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -02'51.2
6 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -05'26.6
7 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC RC1 -05'31.2
8 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC1 -07'14.7
9 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -09'11.1
10 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -10'02.9
11 O.ベイビー NOR Skoda Fabia RC2 -10'18.5
12 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 -10'28.7
13 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 -11'31.5
14 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -12'23.5
12 M.エストベルグ NOR Ford Fiesta WRC RC1 -13'54.7
19 新井 大輝 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -15'58.0
22 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -18'08.4
23 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -23'05.6

    総合 32位まで確認

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2017/02/12

トヨタ・チーム 第3日目リポート

WRC第2戦ラリー・スウェーデン デイ3

Toyota WRC Team (C)Toyota Gazoo Racing
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堅実な走行を続けたラトバラが
デイ3の最終SSで首位に浮上

2月11日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンの競技3日目となるデイ3がスウェーデンのトルスビューを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing WRTからヤリスWRCで出場のヤリ-マティ・ラトバラがトップに立った。
また、前日リタイアのユホ・ハンニネンは、修復されたマシンでラリー2規定に基づき再出走を果たし、総合23位でデイ3を走り終えた。

ラリー・スウェーデンのデイ3は、トルスビューのサービスパークの東側エリアで6本のフォレストステージを走行し、その後カールスタードでのスーパーSSを経てサービスパークに戻るという日程。
全部で7本、計125.38kmのSSが予定されていたが、SS9の平均速度があまりにも高すぎたため、その再走ステージとなるSS12はキャンセルされることになった。

前日のデイ2で2位につけていたラトバラは、スタッドタイヤの摩耗に苦しみながらも2位を堅守し、最終のスーパーSSに臨んだ。
そのスーパーSSでは総合1位を走行していた選手がクラッシュによりリタイア。
その結果ラトバラは首位に浮上し、ラリーリーダーとして明日の最終日を迎えることになった。
ただし2位とのタイム差は3.8秒と僅差のため、明日は激戦が予想される。
また、また、再出走を果たしたハンニネンは、SSでヤリスWRCの新しいセッティングを試すなどチームに貢献。
前日よりも大きく順位を上げて1日を終えた。

トミ・マキネン(チーム代表)
今日は1日の最後に大きなドラマがありました。
我々がトップに立ったことには驚きましたが、最終SSでアクシデントにより首位の座を失った選手の無念さは、私もよくわかります。
ヤリ-マティは1日を通してライバルと上位を争いましたが、明日はさらに激しい戦いとなるでしょう。
どのように戦うべきか判断に迷いますが、きっとヤリ-マティは最後まできちんと走りきる事を優先すると思います。
ユホは、今後に向けてのテストを実施しながら今日1日を走りましたが、彼のおかげで有効なフィードバックを得ることができました。

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
昨日に続き、今日も良い1日となりました。
マシンはごく小さな問題こそ生じましたが、特に大きなトラブルはありませんでした。コース上に降り積もった雪で路面はかなり滑りやすく、特にダウンヒルセクションでは、パンクをしたのではと錯覚するほど、コントロールが難しく感じられました。

午前中はスペアタイヤを2本搭載して走ったのですが、ロングコーナーでオーバーステアが強く感じられ、スペアタイヤを1本しか搭載していなかったライバルに対し苦戦しました。
1本積みに変更した午後はペースを上げることができましたが、スタッドタイヤの摩耗に苦しみタイムを失ってしまいました。
とはいえ、マシンもチームも日々どんどん良くなっています。
明日の最終日はとても重要な1日なので、ベストを尽くして戦いたいと思います。

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
昨日のリタイアによってトップ争いに加わることが難しくなったので、今日は少しアプローチを変えて走りました。
長い距離を走ったことで経験値をさらに高めることができましたし、いくつか有益なテストも行ないました。
今年は自分たちにとって学習の1年ですので、各イベントへの出場を通してできるだけ多くの事を吸収し、成長できればと思っています。

Topics
本日SS11およびSS14として行なわれた、ヴァルゴセンのSSは、ラリー・スウェーデンの名物ジャンピングスポット「コリンズクレスト」があることで知られている。
伝説のWRCドライバー、コリン・マクレーがかつてビッグジャンプを披露した事で、彼の名がつけられたのだ。これまでの最長飛距離は、去年アイヴィン・ブリニルドセンが記録した45mで、その時のスピードは165km/hだった。
今年はさらに飛距離が伸びることが期待されたが、残念ながら記録更新はならず。マッズ・オストベルグの44mが最長だった。

明日のステージ情報
競技最終日となる明日12日(日)のデイ4のSSは全部で3本。
早朝、トルスビューの北側で21.19kmのSSを2回走行し、その後正午過ぎにトルスビューで16.43kmのパワーステージを走って競技は終了する。
SSの合計距離は58.81km、リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は207.78km。
競技終了後、午後1時からトルスビューで予定されている表彰式でラリーは閉幕する。

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WRC:Rd.2 スウェーデンラリーDay3結果(SS.15)

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 02h04'59.3
2 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -00'03.8
3 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'16.6
4 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -01'39.5
5 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -02'04.5
6 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -03'44.7
7 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC RC1 -05'00.2
8 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC1 -05'47.0
9 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -06'36.7
10 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -07'52.9
11 O.ベイビー NOR Skoda Fabia RC2 -07'58.2
12 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 -09'09.2
13 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 -09'15.8
14 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -09'27.2
15 G.グリーンスミス FRA Ford Fiesta R5 RC2 -11'13.9
18 新井 大輝 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -12'42.4
21 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -18'08.4
23 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -22'19.3

    総合 30位まで確認

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2017/02/11

トヨタ・チーム 第2日目リポート

WRC第2戦ラリー・スウェーデン デイ2

Toyota WRC Team (C)Toyota Gazoo Racing
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速さと安定性を両立させた走りで
ラトバラが総合2位につける

2月10日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンの競技2日目となるデイ2がスウェーデンのトルスビューを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing WRTからヤリスWRCで出場のヤリ-マティ・ラトバラは総合2位につけた。
また、同じくヤリスWRCを駆るユホ・ハンニネンは、SS5でアクシデントによりフィニッシュ後リタイアとなったが、マシンを修復し明日の再出走を目指す。

ラリー・スウェーデンのデイ2は、スウェーデンとノルウェーの両国で7本、計145.65kmのSSが行なわれた。
前日のデイ1でベストタイムを記録し首位に立ったラトバラは、デイ2でもベストタイムを記録し一時はトップに立ったが、最終的には2位でデイ2を走り終えた。

一方、手堅い走りで9位につけていたハンニネンは、SS5 のフィニッシュ直前で走行ラインを乱しコースオフ。
その際、立ち木に激突しマシンのフロントまわりを破損してしまった。
ハンニネンはSS5を最後まで走りきったが、ダメージがエンジンに及ぶことを避けるため、以降の走行を断念した。

トミ・マキネン(チーム代表)
2位という本日のヤリ-マティの結果はもちろん嬉しいですが、本当に大変なのはこれからです。
明日は路面コンディションが今日よりもさらに均衡化し、皆が同じような条件で走ることになると思いますので、我々の真の力が試される1日となるでしょう。

ここまでのところ、マシンの信頼性とパフォーマンスには満足しています。
小さなミスでユホはリタイアとなってしまいましたが、マシンを修復し明日彼を再びコースに送り出したいと思います。
我々にとって今年は学習の1年であり、アクシデントもその過程のひとつなのです。

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
今日は、概ね満足のいく1日でした。
最初のSSを走り終えた後、自分たちでセッティングを微調整したところ、マシンのフィーリングが好転しました。
1日を通して良い走りをできたと思いますが、唯一、SS7だけは上手く走れませんでした。
その同じステージをSS4として午前中に走った時は良かったのですが、再走となった午後のSS7ではなぜか自信を失い、力が入り過ぎてタイムをかなり失いました。
それでも今日の結果には満足しています。
マシンはほぼ完璧なので、明日のデイ3も集中力を切らさず戦い抜くつもりです。

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
今朝はスローなコーナーでタイムを失っていた感じがしたので、サービスでマシンのセッティングを変更したところ、午後は走りがかなり良くなりました。
そのため自信を持ってドライブしていたのですが、SS5の終わりでコーナリングラインが乱れ、マシンのフロントセクションを木にヒットして大きなダメージを負ってしまいました。
ステージは走りきれたのですが、冷却系が破損していたので、エンジンを守るために走行を止めました。
もし可能ならば明日再出走して、できるだけ多く経験を積み重ねたいと思います。

Topics
フィンランドの英雄マーカス・グロンホルムは1990年から1998年にかけてトヨタのマシンでWRCを戦い、その後2回世界チャンピオンとなった。
彼がもっとも愛したラリーは母国イベントのラリー・フィンランドではなく、ラリー・スウェーデンだった。
特に、リズミカルなコーナーが続くことで知られる「サーゲン」のSSは彼のお気に入りで、引退後にオープンした自分のレストランをサーゲンと命名したほどである。

明日のステージ情報
明日、2月11日(土)のデイ3は、サービスパークが置かれるトルスビューの東側エリアに広がる森林ステージが戦いの中心となる。
SSは全部で7本、その合計距離は125.38km。リエゾンを含めた総走行距離は575.99kmに達する。
SS11とその再走ステージであるSS14「ヴァルゴセン」は、有名なコリンズクレストのビッグジャンプで知られる。
飛距離は最大40m以上に達するなど、WRCの中でも1、2を争うスペクタクルなジャンプだ。
また、1日の最後にはカールスタードの屋外アリーナで、2回目のスーパーSSが予定されている。

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WRC:Rd.2 スウェーデンラリーDay2結果(SS.8)

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 01h16'24.7
2 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'28.1
3 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -00'49.7
4 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 -00'51.8
5 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'55.7
6 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC RC1 -01'17.8
7 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -01'40.3
8 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -01'54.3
9 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -03'01.5
10 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC1 -03'23.6
11 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -04'24.2
12 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -05'09.3
13 O.ベイビー NOR Skoda Fabia RC2 -05'23.0
14 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -06'27.0
15 G.グリーンスミス FRA Ford Fiesta R5 RC2 -06'55.5
16 E.ベルグクビスト SWE Citroen DS3 R5 RC2 -07'32.3
17 新井 大輝 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -08'16.9
23 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -14'02.6
29 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -22'03.4

    総合 37位まで確認

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2017/02/10

WRC:Rd.2 スウェーデンラリーDay1結果(SS.1)

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 00h01'34.1
2 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 -00'00.6
3 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -00'00.7
4 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -00'00.8
5 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'00.9
6 M.エストベルグ NOR Citroen DS3 WRC RC1 -00'01.2
7 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 -00'02.0
8 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'02.1
9 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -00'02.1
10 O.ベイビー NOR Skoda Fabia RC2 -00'02.4
11 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC RC1 -00'03.2
12 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -00'03.4
13 H.ソルベルグ NOR Ford Fiesta WRC RC1 -00'03.4
14 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC1 -00'03.6
15 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -00'03.6
20 新井 大輝 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -00'06.3
26 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -00'07.5

    総合 41位まで確認

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2017/02/08

FIA、2016年仕様のVW・ポロの参戦認めず

FIA(国際自動車連盟)は、フォルクスワーゲン・モータースポーツから申請されていた2016年仕様の『ポロWRカー』の今季WRC(世界ラリー選手権)参戦を認めないことを明らかにした。

フォルクスワーゲン・ワークスチームによる参戦は昨季限りで終えているが、プライベートチームにマシンを貸与して参戦する意向を示していたが、最終的にこれが却下されたもの。

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2017/01/24

WRC2:2017年シリーズ・ポイント表(Rd.1/13)

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N0. Driver Nat. Car Point
1 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia 25
2 J.コペッキー CZE Skoda Fabia 18
3 B.ボウフィエール FRA Ford Fiesta 15
4 E.カミッリ FRA Ford Fiesta 12
5 Q.ジルベール FRA Ford Fiesta 10
6 E.ベルグクビスト SWE Citroen DS3 8
7 A.クルグノーラ ITA Ford Fiesta 6

    同ポイントの順位はFIAによる

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WRC:2017年シリーズ・ポイント表(Rd.1/13)

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N0. Driver Nat. Car Point
1 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC 25
2 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC 18
3 O.タナク EST Ford Fiesta WRC 15
4 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC 13
5 C.ブリーン IRL Citroen DS3 10
6 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC 10
7 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia 6
8 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC 6
9 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC 5
10 J.コペッキー CZE Skoda Fabia 4
11 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC 3
12 B.ボウフィエール FRA Ford Fiesta 1


N0. Manufactures Point
1 M-スポーツ・ワールド・ラリー・チーム 40
2 トヨタ・ガズー・レーシングWRC 24
3 ヒュンダイ・モータースポーツ 20
4 シトロエン・トタル・アブダビ・ワールド・ラリー・チーム 10

    同ポイントの順位はFIAによる

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2017/01/23

トヨタ・チーム 第4日目リポート

WRC第1戦ラリー・モンテカルロ デイ4

ヤリ-マティ・ラトバラが2位でフィニッシュ
WRC復帰戦でモナコの表彰台に立つ

1月22日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)開幕戦ラリー・モンテカルロの最終日デイ4がモナコを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racingのヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC)が2位でフィニッシュ。
ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC)は16位で完走を果たした。
その結果、TOYOTA GAZOO Racingは18年ぶりのWRC復帰戦で、マニュファクチャラーズ選手権ランキング2位となった。


ラリー・モンテカルロの競技最終日のデイ4は、モナコの北側に広がるフランスの山岳路が戦いのステージに。
2本のコースを各2回走行する全4SSの合計距離は53.72kmと短く、さらに、SS16が観客の安全確保ができないという理由によりキャンセルされたため、最終的に3本のSSで戦われることになった。

ラリー・モンテカルロでは最終日に「何か」が起きることが多く、とくに難所チュリニ峠は、過去に多くの上位選手がリタイアするなど劇的なドラマの舞台となってきた。
そのためTOYOTA GAZOO Racingのクルーは、フィニッシュまで集中力を絶やすことなく全力で走行。2位につけていたライバルがマシントラブルで遅れたこともあり、ラトバラは前日よりもひとつ順位を上げ、トヨタのWRC復帰戦を2位という望外の結果で締めくくった。

また、ユホ・ハンニネンはパワーステージに指定された最終のSSで3番手タイムを刻み、ボーナスのドライバーズポイントを獲得。
デイ2でのリタイアによる遅れを印象的な走りで取り戻し、総合16位で完走を果たした。

トミ・マキネン(チーム代表)
我々は今シーズンを開発の年ととらえていますので、あまり大きな期待を抱かないようにしていたのですが、今回のラリー・モンテカルロは自分たちの期待をはるかに上まわる、素晴らしい結果となりました。
我々は経験豊かなチームではありませんが、完璧に近い戦いをすることができました。

今年のモンテカルロのSSは路面状態が一定ではなく非常に難しい走行条件でしたが、選手たちはうまく対応してくれました。
ラリー中、ヤリ-マティのマシンにはセンサートラブルが発生し、コース上で1度エンジンが止まってしまったら、再スタートできないかもしれないというプレッシャーを感じながら彼は走り続けていたのです。
ヤリ-マティは素晴らしい仕事をやり遂げました。
また、ハードワークを続け選手をしっかりと支えてくれたチームにも感謝しています。
我々にとっては良き船出となりましたが、課題もたくさん残りましたので、今後もさらに開発を進めていきます。

嵯峨宏英(チーム副代表)
「もっといいクルマづくりの新たな旅の始まり」となるWRC復帰初戦を、期待以上の結果で終われたこと、本当に嬉しく思います。
本音を言えば、もっと後に、この想いに至るだろうと思っていました。
ここまでクルマをつくってくれたチームのみんな、そして過酷なラリー・モンテカルロの道でヤリスWRCを無事にゴールまで届けてくれた4人のドライバー、コ・ドライバーたちに感謝の気持ちを送ります。
また、この結果は18年ぶりの復帰を心待ちにし応援し続けてくださったファンの皆さまの想いに支えられたものでもあります。
実際、沿道で2台の走りを見守った時「トヨタ!トヨタ!」「ガズー!ガズー!」という大きな声援が聞こえ、私自身、とても胸が熱くなりました。ご声援いただいたファンの皆さま、本当にありがとうございました。

この4日間チームと共に過ごし、これからこの道で戦っていけるだろうチカラを確認することができました。
しかしながら、WRCの道で戦い続けてきた他のチームはやはり強く、我々が、もっと上を目指し新参のトヨタを本当のライバルと認めてもらうためには、まだまだやらなければいけないことが沢山あることも分かりました。

競技2日目を終えた時、ラトバラ選手は「走れば走るほどヤリスは良くなる」と言い、その日リタイヤとなったハンニネン選手も「今後のセットアップのためにもきちんと走り切りたい」と言ってくれました。
ヤリスをもっといいラリーカーにするために、これからもラトバラ選手、ハンニネン選手、そして彼らのコ・ドライバーたちと走り続けたいと思います。
そして「王者トヨタが帰ってきたね」と皆さまに言っていただける日を1日でも早く迎えられるよう、これからもトミ・マキネンと私どもトヨタは心ひとつに前に進んでまいります。
「もっといいクルマづくりの新たな旅」を、これからも応援いただければと思います。皆さま、よろしくお願いいたします。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
今日のSSは特にタイヤに気をつけて走りましたが、最後のSSは積雪によりグリップがあまり感じられなかったので慎重に行きました。
2位を走っていたオット・タナク選手は今回とても頑張っていたので、最後にトラブルで遅れてしまったことはとても残念です。
しかし、トヨタのWRC復帰戦を2位という想像もしていなかったような結果で終える事ができて、本当に嬉しく思います。
ラリー・モンテカルロでの私の過去のベストリザルトは2位ですが、新しいチーム、新しいマシンでふたたび2位に入れたことを誇りに思います。
この素晴らしい結果は、チームのサポートと、ファンの皆さんの応援によって実現したのです。

ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
今日のSSはコース上のどこに雪や凍結箇所があるのかを見極めることが難しかったので、とにかく注意して走りました。
金曜日のミスで順位を落としてしまったのは残念ですが、トヨタのWRC復帰戦で2台のヤリスWRCが完走を果たし、しかもそのうちの1台が2位でフィニッシュし表彰台に上がったことを本当に嬉しく思います。
ヤリスWRCはニューカーにも関わらず特に大きなトラブルは起こらず、速いペースで走ることができました。
今回のラリー参戦でいくつか課題が見つかったので、今後も開発の手を休めることなく、マシンとドライバーの両方が揃って成長できるように努力を続けます。

次戦のWRC
2017年のWRC第2戦は、2月9日から12日にかけて開催されるラリー・スウェーデン。
スウェーデンはコース全体が雪と氷に覆われ、ラリーカーは、長いスタッド(スパイク)が埋め込まれた特殊なスノータイヤを装着してSSを走行する。スタッドが雪面をしっかりととらえるため雪上とはいえタイヤのグリップ力はかなり高く、平均速度はWRC全戦の中でもトップ3に入るほど高い。
また、2月の厳寒期のスウェーデンが舞台となるため気温は時にマイナス20度前後まで下がり、クルマにとっても選手にとってもハードな1戦である。

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