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2007/01/06

DAKAR:三菱 公式車検ニュース(1/05)

Mb_0104_1_1公式車検
1月4日(木)
ポルトガル リスボン

2007年ダカールラリー、スタート迫る
新型『パジェロエボリューション』は全4台が車検を通過、
「チーム・レプソル三菱ラリーアート」は大会本番に向け準備万端

2007年ダカールラリー(正式名称:ユーロミルホー・ダカール2007、通称パリダカ)は、ポルトガルの首都リスボンで1月3日(水)から5日(金)にかけて、車両および書類の検査を実施。三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSPは、「チーム・レプソル三菱ラリーアート」から出場する4台の新型『パジェロエボリューション』(MPR13)の車両検査を4日(木)に受け、無事通過。
併せて行ったドライバーの最終出場登録も終了し、いよいよ2日後に迫ったスタートを待つばかりとなった。

チャンピオンチームの登場に、車検会場は一気に華やいだ。
3日間にわたって行われるダカールラリーの車検。
その2日目である4日(木)の正午前、車検会場であるリスボン市内のベレン文化センターに三菱自動車チームが登場。日本のエース・増岡浩をはじめ、ステファン・ペテランセル(フランス)、リュック・アルファン(フランス)、ホアン・ナニ・ロマ(スペイン)の各ドライバーと、彼らとコンビを組むコ・ドライバーたちは、会場に集まった多くの熱心な観衆から盛大な歓声を集めた。
また、同時に会場に現れた4台の新型『パジェロエボリューション』は、ファンのみならず取材陣やラリー関係者からも注目の的。
25年連続の挑戦で前人未到の7連覇・通算12勝目を狙う三菱自動車チームの周りには人垣が絶えず、注目と期待の大きさをうかがわせた。

例年より約1週間遅い日程で行われる今回のダカールラリー。
これにより、チームスタッフはクリスマスや新年をリラックスした状態で過ごすことができた。
新型『パジェロエボリューション』4台のシェイクダウンテストは12月18日(月)~19日(火)にすでに済ませてあり、それも2日目の走行をキャンセルして予定より早く切り上げたほどの順調な仕上がりぶり。
人車ともに万全の状態でラリー本番を迎えている。
一方、ラリーには当初の開催予定から一部変更があった。
通過国の一つであったマリの情勢が不安定であるとの判断から、コースの一部が変更となり短縮されたのだ。

20回目のダカールラリー出場となる増岡は、「いよいよダカールラリーが始まります。
チームの雰囲気もよく、マシンの仕上がりもよい。
そして僕自身も、心身ともにまったく問題ありません。
今はとてもリラックスしていて、静かに闘志を燃やしながらスタートを待っている状態です」と言う。

今回は随分久しぶりに元旦を日本で家族と過ごせたという増岡に、気負いはない。
「コース変更については、競技者の安全確保のための決定ですから、仕方ありません。
しかし、これによって後半戦の勝負所が削られてしまったので、前半戦で遅れを取ってしまうと逆転は難しくなります。
コースの短縮もあって、一層スプリント色が濃くなるでしょうから、毎日コンスタントにアタックし続けて、モーリタニアで勝負に出ます」と、通算3度目の勝利に向けて覇気を見せていた。

また、前回大会でダカールラリー初優勝を飾ったアルファンは、「私のことを『今回も優勝の本命だ』とか『プレッシャーがかかっているに違いない』と言うのですが、まったくそんなことはありません」と、笑顔を見せる。
「ただ、自分のベストを尽くすだけのことです。
我々のチームは最高ですから、『三菱レッド』が再び勝つ、ということについては自信があります」

三菱自動車チームを率いるドミニク・セリエス監督は次のように語っている。
「この2007年のダカールラリーのために、私たちは16カ月にわたって準備を進めてきました。
そして今回は、三菱自動車にとって連続参戦25年目となる記念すべき大会。
私自身、15年目のダカールラリーとなります。
再びこうしてスタートを迎えることができて幸せです。
チームの士気も極めて高く、あとはただ突っ走るのみです」

そして三菱自動車のモータースポーツ統括会社MMSPの鳥居勲社長は言う。
「チームスタッフはみな、これまで実に素晴らしい働きを見せてくれました。
今回のダカールラリーで、我々三菱自動車チームが再び勝利をつかむ自信があります。
ご声援をどうぞよろしくお願いいたします」

2007年ダカールラリーは、1月6日(土)朝、リスボンをスタート。
115kmのリエゾン(移動区間)を経て、ワインで有名なアレンテージョ地方の山岳路を舞台とする最初のセレクティブセクション(SS、競技区間)、117kmのSS1を走行する。
その後、232kmのリエゾンを走って南下を続け、大西洋に面した港町ポルティマンに到達。
このレグ1の総走行距離は464kmとなっている。

なお、マリにおける16日(火)と17日(水)のコースが変更されたことによって、総走行距離は7915km(従来8696km)、競技区間合計4309km(同5010km)とそれぞれ幾分短縮されることとなった。
ただし、大会日程は変わらず、16日間の過酷な長丁場として争われることに変わりはない。

総出場台数は517台で、その内訳は2輪233台、4輪クワドバギー14台、4輪185台、カミオン(トラック)85台。
このうち三菱車は38台(パジェロ32台、パジェロエボリューション4台、L200(海外仕様ピックアップ]2台)で、4輪部門の約20%を占めている。

■ラリーアートのバックアップで中国とタイからダカールラリーに挑戦
三菱自動車が連続参戦25年目の節目を迎えた今回のダカールラリーに、中国とタイの三菱自動車販売会社もラリーアートのバックアップを受け、それぞれ自国のドライバーを起用して挑戦する。
中国からはダカールラリー初出場となるリュウ・ビンが『パジェロ』で、タイからはアジアクロスカントリーラリーなどでも活躍しているマナ・ポーンシリチャンが『三菱レーシングトライトンエボリューション』で出場。
ビンのコ・ドライバーは、フランスのベテラン、セルジュ・エニノが務め、ポーンシリチャンは元エンデューロライダーのジーン・ブルーシー と組む。
アジアからの果敢な挑戦にも注目が集まる。

■日本人プライベーターの雄、池町佳生が『パジェロ』で出場
今回もダカールラリーには多数の日本人プライベーターが出場、それぞれ全力で世界一過酷なラリーに挑もうとしている。
なかでも注目は、2000年ダカールラリーでは2輪部門で日本人史上最高位となる総合10位に入っている池町佳生選手。
2003年から4輪に転向し、T1クラス優勝を飾っている逸材が、今回初めて『パジェロ』をドライブ。エントリーはスペインのティボー・チームからとなる。
また、トヨタ・オートボデーからは三橋淳選手と山田周生選手が『トヨタ・ランドクルーザー』で出場するほか、元F1ドライバーの片山右京選手が天ぷら油の廃油を精製したバイオ燃料を使用する『トヨタ・ランドクルーザー』で出場。
さらに、元三菱自動車チームドライバーの篠塚建次郎選手がイタリアのテクノスポーツから『日産パスファインダー』で出場する。
一方、カミオン(トラック)部門では、三菱自動車と並んで今大会でダカールラリー25回目の参戦となる菅原義正選手が、自らのチームスガワラを率いて『日野レンジャー』で出場する。

■「チーム・レプソル三菱ラリーアート」のサポートカー『デリカD:5』も車検通過
7連覇と通算12勝という前人未踏の記録達成を狙う「チーム・レプソル三菱ラリーアート」のサポートカーとして送り込まれた、今春発売予定のワンボックスタイプのミニバン新型『デリカD:5』も、競技車同様に車検を通過した。『デリカD:5』は、三菱自動車のクロスカントリーラリー車開発拠点であるMMSP SAS(フランス、ポン・ド・ボー)から車検会場のあるリスボンまでの約2000kmを自走で移動。
アジア・パシフィックラリー選手権などで活躍する田口勝彦(ラリーアート)がドライバーを務めるが、エンジニアを同伴したこの道中のインプレッションを「ラリー仕様とは思えないほど乗り心地がよく、運転がしやすかった」と述べている。
車検では、まだ発売前のクルマとあって、多くの観衆から注目を集め、賑わいを見せた。
これに気をよくした田口は「チームの雰囲気も最高ですし、スタートが待ち遠しいですね」と上機嫌。

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