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2007/01/19

DAKAR:トヨタチーム 第12レグニュース(1/18)

Toyota_0118余裕のペースでマリへ到着
3号車がSS市販車無改造部門2位を記録。2号車は総合順位で部門首位を堅持

18日はアヨウン・エル・アトラス(モーリタニア)からカイエ(マリ)。
257kmのSSはグラベルのピストで、ここから先には砂丘越えは登場しない。
SSの後半部で国境を越えてマリに入国。
今大会唯一マリでのビバークとなるカイエにはSSゴール後117kmのリエゾンで到着する。

ここまで南下すると気候も変わり、ここは草や潅木が生い茂るサバンナ地帯。
日差しが強く、日中は気温が上昇。
基本的に距離は短く、通過の難易度も下がったが、ナビゲーションについては分岐路が多く、木立でピストが見つけにくいなど、相応に難しい。
クルーにとっては木立に囲まれたツイスティなコースでフロントガラスとパンクをケアしながらホコリと酷暑に耐える厳しい戦いとなった。

昨日、1号車を不運なトラブルで失ったTLCは、このSSを堅実に走りきり、2号車が第12SS(スペシャルステージ)総合48位・市販車無改造部門4位・ディーゼルクラス3位でゴール。
本日までの累計順位で市販車無改造部門首位のポジションをキープした。
また、3号車もSSを部門2位・ディーゼル2位で終え、ダカールのゴールに向けてまた一歩、確かな歩みを進めた。
明日はいよいよ最後の通過国、セネガルに入国する。

伊藤監督
これまでに比べるとハードなステージではないと思いますが、この終盤を大事に走りきることが勝利への道です。
2台のクルーには丁寧な走りを心がけること、そして決して事故だけは起こさないよう気をつけることをお願いしました。

2号車ドライバー&ナビ
三橋ドライバー
今日はモーリタニアからマリ。
ツイスティでナビゲーションも難しくなってきているので、頑張るよう三浦ナビゲーターに喝を入れさせて頂きました。
結果的には小さなミスコースはありましたが、タイムロスは最小限でよかったです。

三浦ナビゲーター
分岐が草木に隠れていて事前に見えなかったり、メインピストが読みにくいなど、今日のSSはこれまでで一番ナビゲーションが難しく感じました。
自分のミスでこれまで築いたリードがなくなってはいけないので、真剣に頑張ります。

3号車ドライバー&ナビ
山田ドライバー
木立の枝が道の上に低く垂れ下がっているところが多く、本当にカミオンは通れるのかと不思議な気持ちでした。
こちらはシュノーケルを枝に持っていかれ、ボディの左右はキズだらけ。
パラレルのピストも多数あってナビも大変だったと思います。

荒川ナビゲーター
今日はまあ大変でしたね。
ワダチの判断(どれがメインのルートなのか)が難しく、後半ナビもぐちゃぐちゃになって山田ドライバーには迷惑を掛けたと思います。
マリに入って地元の人たちのノリも違うので、リエゾンは良いムードで帰ってきました。

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