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2007/02/17

WRC:スバル ノルウェーラリー第2レグニュース

Subaru01_2スタート
74 台がWRC初開催のラリー・ノルウェーのレグ1に向けて、ハメルにあるバイキングシップ室内のサービスパークを出発した。

ルート
競技初日はハメルの南東部を拠点に走行が行われ、ハメルから100km以上離れたコングスビンゲルにまで至った。
このレグは8SSで構成され、ロテンのみ2回走行。この日はロードセクションが長いため、クルーは13時(現地時間)ちょうどに、キルケナールに設定されたリモートサービスゾーンを訪れた。

天気
ラリー・ノルウェーの初日は、日中通して気温は氷点下付近となったが、風が吹いたため体感温度は低く感じられた。
ステージでは断続的に粉雪が舞った。

SUBARUワールドラリーチームの概要
ラリー・ノルウェーの1日目を終え、SUBARUワールドラリーチームは1台がしっかりとポイント圏内に入り、もう1台はトップ8目前という位置につけた。
このレグを終えてハメルのバイキングシップにマシンが戻る頃には、ホームイベントを迎えたペター・ソルベルグは総合4位に付け、堅実なスタートと午後に見せたポジションアップの成果が表れた。
クリス・アトキンソンは1日のほとんどをコンディションに慣れることに費やし、8位にわずか数秒差の9位でこの日を終えた。

Stage Summary
SS1: 07時43分 Loten 1 (30.03km)
木曜日夜、ハメルの中心街で行われたセレモニアルスタートの後、競技は薄暗く曇った金曜日朝、雪に覆われた森でスタートした。
ステージのフィニッシュ付近では霧雨も見られ、視界は非常に悪い。
ソルベルグはこのステージを、16分33秒03の9番手タイムでフィニッシュ。
「調子はよく、たくさんのノルウェー国旗が目に入ってくるのは本当にうれしい」と語った。
5番手からステージを走行しているアトキンソンは、16分38秒0のタイムに特に満足は見せず、「普通のタイムという感じ。
とにかく攻めて行くしかない」と語った。
Fastest Time: ミッコ・ヒルボネン(フォード) 16:14.1

SS2: 08時34分 Haslemoen (11.92km)
この日のオープニングステージを終えたクルーは、8km南東にあるハスレモーエンの古い軍キャンプへと向かった。
このコンパクトなルートはSS1とは一転し、直角コーナーやジャンクションが多い。
ソルベルグはこのステージを8分18秒5の6番手タイムで走り切ったが、総合順位は7位に。
アトキンソンは8分26秒5の12番手タイムで総合9位をキープした。ハスレモーエンの後、クルーはこの日最初のサービスに入るため、ハメルのバイキングシップへと戻った。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 8:08.4

Driver Quotes - Service A (after SS2)
ペター・ソルベルグ
「最初の2本はよかった。
大きな問題はなく、このサービスでも大きな変更は予定していない。
現状は7位につけている。スウェーデンでやっていたことと反対のことを試している。
全開でスタートからラリーの首位を狙う代わりに、堅実に攻めることに専念している。
この週末は長いし、ベストなプランは、慎重に自分の自信を高めていき、1日の終わりにポディウム圏内に近づいていけるようにすること」

クリス・アトキンソン
「堅実な走りをしたが、スウェーデンのこの段階よりも2,3位順位が上がっているのは何よりだ。
ここでも、スタートは慎重に滑り出し、徐々にペースを上げていくという、同じ戦略。
この2本のコンディションはミックスで、おそらく場所によってはレッキの時よりも雪が多かった。
ここからのプランは、次の数ステージでポジションアップを狙っていくこと」

SS3: 11時24分 Loten 2 (30.03km)
サービスでメンテナンスを受け新しいスタッドタイヤを装着したクルーは、前のセクションで走行したロテンのステージ、再走回のスタートへと戻ってきた。
SUBARU勢2台のうちではペター・ソルベルグの方が速く、SUBARUインプレッサWRC2006で8番手タイム、10秒遅れてチームメイトのクリス・アトキンソンが10番手タイムをマークした。
Fastest Time: ミッコ・ヒルボネン(フォード) 16:09.9

SS4: 12時30分 Grue (14.37km)
次にクルーは東へと移動し、短いが高速でリズミカルな林道ステージへと向かった。
ソルベルグはこのステージでチャージをかけて7分33秒4の4番手タイムをマークし、さらに総合順位では6位につけるガルデマイスターに詰め寄った。
「午前中はいい内容だった」とソルベルグ。
「完走してポイントを獲得するために、かなり堅実に攻めている」

アトキンソンはこのステージを7分50秒2のタイムでフィニッシュ。
総合順位では8位から、マンフレッド・ストールに続いての9位に後退したが、両者の差はわずか1.7秒。
このステージでトラクションのトラブルを伝えたアトキンソンだが、依然としてポイント圏内を狙える位置につけている。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 7:31.8

SS5: 13時52分 Opaker (14.64km)
キルケナール近郊に設定された15分間のリモートサービスゾーンの後、ドライバー陣はオパケールのSSから始まる4本のステージのループに挑んだ。
SWRTのドライバー2名は互角の走りを見せ、このステージで7番手、8番手タイムをマーク。
ソルベルグが8分9秒6、アトキンソンがちょうど1秒遅れだった。
ソルベルグは6位のガルデマイスターをかわし、さらに上につけるジャンルイジ・ガリを射程圏内に捉えた。総合9位のアトキンソンと上につけるストールとの差は、現在3.4秒
Fastest Time: ヤリマティ・ラトバラ(フォード) 7:59.8

SS6: 14時36分 Kongsvinger (14.07km)
ソルベルグは午後発揮している強さを見せ続け、このステージでは4番手タイムをマーク。
また総合順位でも、ガリをかわして4位に浮上した。
SUBARU勢はリモートサービスゾーンで8mmのスタッドのついたBFグッドリッチタイヤを装着しており、この選択がコンディションにマッチした。
ソルベルグはこのステージでステアリングからの衝撃を感じたが、ペースには影響しなかった。
アトキンソンは再びストールとのバトルを始め、このステージではわずか0.6秒遅れの11番手タイムをマーク。
アトキンソンは、前走車が道に弾きだした石にヒットしたとも語っている。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 7:31.8

SS7: 15時30分 Finnskogen (21.29km)
SS7はレグ1で一番南に位置するステージで、短いリモート給油とライトポッドフィッティングゾーンの後に行われた。
何千人ものノルウェーのラリーファンの前で走行が始まると、ソルベルグは期待に応えた活躍を見せてサードベストタイムをマーク。
この日ショートステージを1本残した時点で4位につけたソルベルグは、ローブまで37.6秒差に詰め寄った。
アトキンソンは9番手タイムで、総合順位でも同位置をキープしている。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 12:42.3

SS8: 16時33分 Kirkenaer (6.75km)
金曜日の競技を締めくくる短いスペクテイターステージは、日が落ちたためにクルーはランプポッドを装着しての走行となった。
ソルベルグとアトキンソンは、この日を大きなトラブルなく走り終えるというターゲットを完遂。ソルベルグはこのステージで4番手タイムをマークしてこの日を終え、ヒルボネン、グロンホルム、ローブに続く総合4位につけた。
アトキンソンはこのステージでストールを2秒先行し、その差を徐々に詰め始めた。
このステージの後、クルー陣はこの日最後のサービスを受けるため、ハメルのバイキングシップへと戻った。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 5:48.9

チームのコメント
SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「この日のペターのパフォーマンスには、非常に喜んでいる。
4位というターゲット通りかつこのラリーのステージで期待していた上々の位置につけてこの日を終えた。
クリスはやや厳しい内容だったが、彼はスノーラリー参戦わずか4戦目で、いずれもスウェディッシュ・ラリーで経験を積んだものであり、ここのコンディションとは非常に異なる。
ここはさらにテクニカルでタイト&ツイスティなので、マシンで慣れることが必要だ。
このレグを通して、BFグッドリッチはいいパフォーマンスを見せた。
このラリーの現段階での両ドライバーのポジションには満足しており、残りの日程を楽しみにしている」

ペター・ソルベルグ
「とてもいい1日だった。
結果にはとてもハッピー。
4位はレグ1終了時点としては、悪くないポジションだ。
今日はあらゆるトラブルがないように、非常に懸命に作業をしてきたし、唯一発生したのは、SS6で何かにヒットした時にステアリングが曲がったことだけ。
これだけ多くの人々の前でドライビングをすることは本当に信じられないような気分だし、残りの2日間も楽しみにしている。
自信は高まってきており、この調子でいけばポディウムも狙えると思うが、一番の目標はこのラリーを走り切ること。
これこそ、シーズンの残りのためにも重要なことだ」

クリス・アトキンソン
「我々にとってはパーフェクトな1日で初日を走り終わったことはよかったが、まだ9位。
まだ改善できることはあり、週末の間にポイント圏内への浮上も狙える。
今日は、難しい日だった。マシンのバランス取りに苦戦し、かなりハードにプッシュしていた先週末のフィーリングとは全く違っていた。
明日、全てをうまく噛み合わせることができれば、どのステージでもスピードアップしていける」

Leg2の概要
ラリー・ノルウェーのレグ2では、クルーはハメルの北部・東部に設定される6本のステージに挑み、同日中のリピート走行はないが、うち4本はレグ3でも使用される。
土曜日の競技のうち、SS11(マウンテン)はイベント最北のステージとなる。
レグのオープニングステージとなるエレベルムは8時9分(現地時間)スタート。
コンペティターは、10時27分にハメルにあるバイキングシップの室内サービスエリアに戻ってくる。

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