« PWRC:スバル メキシコラリー第2レグニュース | トップページ | WRC:Rd.4メキシコラリー第3レグ結果(3/11) »

2007/03/12

PWRC:三菱 メキシコラリー第2レグニュース

Mb02p_12007年FIA世界ラリー選手権 第4戦
2007年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)第2戦
ラリー・メキシコ
3月10日(土)第2レグ
レオン~レオン(総走行距離 347.45km)
SS 9~16(SS総走行距離 158.38km)

PWRC第2戦ラリー・メキシコ第2レグ
ランサーエボリューションのM・ヒギンズがPWRC1位をキープ
奴田原文雄は駆動系のトラブルで大きく遅れる

2007年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)第2戦ラリー・メキシコがFIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦の併催イベントとして3月10日(土)に第2レグの8本のSS(SS 9~16)が行われ、三菱ランサーエボリューションで出場のマーク・ヒギンス(イギリス)がSS(スペシャルステージ=競技区間)合計タイム3時間25分09秒0で前日の第1レグに引き続きPWRC1位(グループN1位)を守った。
PWRC2位(グループN2位)は新井敏弘(スバル・インプレッサ)、PWRC3位(グループN3位)はクリスチャン・ソルベルグ(フィンランド、スバル・インプレッサ)。
なお、WRC総合1位はセバスチャン・ローブ(フランス、シトロエンC4 WRC)、総合2位はマーカス・グロンホルム(フィンランド、フォード・フォーカスRS WRC06)、総合3位はダニエル・ソルド(スペイン、シトロエンC4 WRC)となっている。

経験豊かなヒギンスの勝負強さがキラリと光った1日だった。
ラリー・メキシコ第2レグは、PWRCトップを巡ってヒギンスとミルコ・バルダッチ(サンマリノ、スバル・インプレッサ)が激しくやり合った。
第1レグ終了時点で1位ヒギンスと2位バルダッチの差は10秒。ふたりの戦いは第2レグ2本目のSS10から激化した。
このステージでバルダッチはPWRC最速タイムを刻み、ヒギンスをパスしてPWRC1位へと浮上。
しかし続くSS11では0秒7差を逆転して再びヒギンスが1位に。
バルダッチに6秒1差をつけた。何とかトップに立ちたいバルダッチはSS12でトップタイムを刻み1位ヒギンスに対し0秒3差にまで詰め寄る。
しかしヒギンスはそれに動じることなくSS13ではベストタイムを刻み差を4秒2に広げた。
そして迎えたSS14、ふたりの息詰まる戦いはバルダッチがパンクで遅れてPWRC4位に順位を落としたことで終了した。
その結果、新井が2位にポジションを上げたが第2レグ終了時点で1位ヒギンスとの差は1分31秒3と大きく開いている。

ヒギンスは「バルダッチとは激しくやり合いました。
しかし、ランサーエボリューションの調子がとても良かったので、あまり負ける気はしなかった。
コースは大きな石がゴロゴロと転がっていましたが、そんなタフなコンディションでもマシンはまったく問題なし。
私自身も午前中にリヤまわりを岩にぶつけた以外はとくに大きなミスを犯すことなく走ることができました。
2位との差が開いて少しは楽になりましたが、それでも第3レグは今日と同じくタフでトリッキーなステージが続く。
最後まで油断しないように走りたいと思います」と、笑顔でコメント。
3度英国ラリー選手権王者に輝いたヒギンスは、PWRC初優勝に向けて順調に駒を進めている。

第1レグで4位につけていた奴田原文雄(ランサーエボリューション)にとって、第2レグは試練の1日となった。
トップ3フィニッシュを目標にペースを上げてのぞんだオープニングステージのSS9、奴田原は3位のタイムを刻むなど順調なスタートをきった。
SS10とSS11では5位のタイムでPWRC4位をキープ。昼のサービスをはさんでさらなるポジションアップを心に誓って出走したSS12でトラブルが奴田原を襲う。スタートから約5kmほど走ったところで駆動系にトラブルが発生し、エンジンの出力がうまくタイヤに伝わらなくなってしまったのだ。

「とくに低いギヤでアクセルを開けるとまったく前に進まない。
レッキよりも少し速い程度で走ることしかできませんでした。
昼のサービスでフロントのドライブシャフトが2本ともおかしくなっていたので、それがトラブルの予兆だったのかもしれません。
駆動がうまくかからないためにハンドリングも変になり、コース上の石を除けきれずにパンクもしてしまいました」と、何とかすべてのSSを走りぬいてサービスへと戻ってきた奴田原。
マシンはフロントの駆動系が破損して完全に固着してしまったため大幅にタイムロス、第3レグでの追い上げに期待したい。

ラリー・メキシコの最終日となる第3レグは、11日(日)にレオン周辺の山岳エリアで4本のSSを行う。
1本のスーパーSSを含む4本のSSの合計距離は62.06km、リエゾン(移動区間)を含む第3レグ全体での総走行距離は147.25kmとなっている。

|

« PWRC:スバル メキシコラリー第2レグニュース | トップページ | WRC:Rd.4メキシコラリー第3レグ結果(3/11) »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: PWRC:三菱 メキシコラリー第2レグニュース:

« PWRC:スバル メキシコラリー第2レグニュース | トップページ | WRC:Rd.4メキシコラリー第3レグ結果(3/11) »