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2007/03/11

WRC:スバル メキシコラリー第2レグニュース

Subaru02_3スタート
43台が、ラリー・メキシコのレグ2に向けてサービスパークを出発した。

ルート
レグ1同様、土曜日のステージ走行は8本のSSで行われ、本拠地レオンの北部、西部、南西部に設定された。
クルーは3本のステージのループを2回走行し、その後レオンに戻って再びスーパーSS2本に挑んだ。
平均的に、この日のステージは開幕レグよりもツイスティ。
この日最初のステージ・SS9はこのラリーの最長ステージ。
土曜日に設定された総走行距離は347.45km、うちステージ距離が158.38km、リエゾンが188.37kmだった。

天気
2日目は午前中は雲が広がったが、ドライで晴れたままだった。
気温は午前の13度から、28度まで上がった。

SUBARUワールドラリーチームの概要
SUBARUワールドラリーチームの高ポイント獲得への挑戦はラリー・メキシコの2日目も続き、クリス・アトキンソン/グレン・マクニール組は、このレグを総合5位で終えた。
タフな1日ではあったが、アトキンソンはWRC初イベントを迎えたばかりでチームも依然開発を続けているSUBARUインプレッサWRC2007の性格について、さらに多くをつかんだ。
競技は4本のSSを残しており、アトキンソンはチームがイベント前に掲げたトップ5でのフィニッシュ達成を目指している。

Stage Summary
SS9: 08時19分 Ibarrilla 1 (30.20km)
レグ2は、部分的に雲が広がる空の下、気温13度というコンディションで、7時30分にレオンスタートから始まった。
この日最初のステージ、イバリラは、サービスエリアから15km東に移動した場所に設定された。
ドライコンディションのため、この30kmのSSはダスティとなり、ツイスティな山岳路は大量のルーズグラベルに覆われた。
ラリーリーダーのセバスチャン・ローブがベストタイムをマークしたが、ミッコ・ヒルボネンとクリス・アトキンソンの総合2位争いは激しさを増し、ヒルボネンがここでアトキンソンを1.2秒先行した。
「大量のダストが宙に舞っていたがスタートはいいペースだった。
しかしフィニッシュに向かうにつれて慎重になり過ぎた。
この後も攻め続けていく。
心配ないよ」とアトキンソン。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 18:17.3

SS10: 09時42分 Duarte 1 (23.51km)
ペター・ソルベルグのコ・ドライバー、フィル・ミルズによると、この23kmのデュアルテのステージは、直角コーナーが多いためにこのラリーで最もツイスティなのだという。
ナローでテクニカルなコースは油断大敵でもあり、ほとんどのコーナーはイン側かアウト側、あるいは両側に石が隠れている。
レグ1の終わりに新型SUBARUインプレッサWRC2007のサスペンションセッティングを調整し直したアトキンソンは、依然としてマシンフィーリングに慣れている所ではあるが、4番手タイムをマークするだけの自信はつけており、ヒルボネンのアドバンテージを1.1秒取り戻した。
このステージ終了時点で、両者のギャップはわずか0.1秒差となっている。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 17:55.0

SS11: 10時33分 Derramadero (23.27km)
非常にタイトでテクニカルなステージの後、クルーは16km西へ向かい、特に速度域の高いステージに挑んだ。
デラマデロは固くスムースな路面の全開セクション15kmから始まり、その後激しいジャンプや溝のあるラフな道へと変わる。
レグ1の全般でエンジントラブルに苦戦していたマーカス・グロンホルムがこのSS11でハードアタックをかけ、ステージウィンを獲得。
総合順位でも4位から2位に浮上した。ダニエル・ソルドも好タイムをマークし、これで4人のドライバーが10秒差内にひしめき合い総合2位を争うこととなった。
クリス・アトキンソンは、ステージフィニッシュ近くの溝の一つでマシンのフロントバンパーの一部を失ったが、このハプニングで遅れを取ったとは思っていなかった。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 14:01.6

Driver Quotes -
クリス・アトキンソン
「いいバトルだ。フォードの2人とシトロエンのダニと争っており、ポジションを2つほど落としたが、全員まだ僅差で数秒しか離れていない。
昨晩はマシンのセッティングを大きく変更したが、うまく働いている部分もあればそうでないところもある。
今のところ、ルーズなところでだいぶタイムをロスしているので、サービスでは少し変更を行ってバランスをとっていく。
午後も攻め続けながらセッティングの様子も見続けていく。

SS12: 13時07分 Ibarrilla 2 (30.20km)
レオンでの30分サービスの後、クルーは午前に走行したステージのループ・再走に挑むため、イバリラの村へと戻った。
天候は曇り空のままで気温は20度、時折微風が吹く程度だ。
この30kmステージでは前走車が巻き上げるダストが宙に残り、多くのドライバーが視界不良を訴えた。
1回目の走行でルーズなグラベルはほとんど路面から掃かれ、ステージウィナーのローブは、今回の走行でSS9から11秒タイムアップを果たした。
フィニッシュラインではアトキンソンがトラブルを報告。
「中盤でエンジンパワーが落ち、かなりタイムをロスした。
原因は分からないが20秒近くは失ったと思う」この結果、アトキンソンは総合順位で5位に後退した。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 18:06.2

SS13: 14時30分 Duarte 1 (23.51km)
給油ストップの後、ドライバー陣は再びツイスティでテクニカルなデュアルテのステージに挑んだ。
このステージのスタート前、アトキンソンは、ロードセクションの途中でマシンのエンジン各所をチェック。
パワーロスの原因はターボブースの不具合と分かり、アトキンソンはできる限りこの問題を解消させた。
アトキンソンはこのステージを4番手タイムでフィニッシュし、ポディウムフィニッシュをしっかり手中範囲に押さえている。
激戦の上位グループの中、アトキンソンは総合5位のままだが、3位との差は2秒以下。
ヒルボネンが最初のスプリットセクションでスピンを喫し20秒近くをロスしたため、ダニエル・ソルドが総合3位に浮上した。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 17:32.2

SS14: 15時21分 Derramadero (23.27km)
この日最後の山岳ステージでも、激しい3位争いが続いた。
ヒルボネンとソルドの順位が再び入れ替わり、アトキンソンは全力でプッシュ。
この3ドライバーのギャップは10秒に広がったが、レグ2はスーパーSS2本を残すのみとなり、このバトルは最終日に設定される計62kmのステージでスリリングなフィナーレを迎えることとなりそうだ。
さらに上位では、ローブがこのレグ4回目のステージウィンをマークし、総合2位のグロンホルムとの差を1分2秒2に広げた。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 13:49.4

SS15/16: 16時35分/16時39分 Superspecial 3/4 (2.21km)
この日最後の2本のステージは、レオンで開催される2台併走のスーパーSS。
大観衆の前で、クルーはミックス路面のスペクテイターステージをSS15として2周、その後レーンを換えてSS16としてリピートした。
短距離のためステージタイム差は小さいが、それでもポディウムポジション争いでは、ソルドがヒルボネンから総合3位を奪回した。
Fastest Time: SS15 ダニエル・ソルド(シトロエン) 1:44.6 / SS16 マシュー・ウィルソン(フォード) 01:43.3

チームのコメント
SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「今日もこのメキシコでの、我々の新型モデルのパフォーマンスには非常に満足した。
クリスは、午後には断続的なパワー低下で数秒をロスしたが、それでも総合3位までわずか12秒差の総合5位という好ポジションにつけている。
この夜のサービスでトラブルの修復する。
明日はステージが60km残っており、ポディウムフィニッシュもまだ可能だ」

クリス・アトキンソン
「まだ争いに残っている、これが一番重要なことだ。
午後、サービス後の最初のステージではややテクニカル面でのトラブルがあった。
このため思うようにハードなプッシュをすることができず、残りのステージでもややタイムロスにつながった。
とはいえ、上位とはわずか数秒しか離れていないので、明日順調に行けば、まだポディウムフィニッシュのチャンスも残っている。
最初のコーナーでのフィーリングがどうか、とにかくその時を待つしかない。
もちろん、明日は可能な限りベストのフィニッシュを達成するため全力を尽くす」

Leg3の概要
ラリー・メキシコの最終日となるレグ3に設定されるステージは4本のみ。
レオン、グァナファト、コマンジーラは、序盤2日間には使用されていない。
このイベントのフィニッシュとして、クルーは再びレオンのスーパーSSにアタックするが、今回はステージの半分ずつがつなげられ、4.42kmのコースとなる。

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