WRC:スバル メキシコラリー第3レグニュース
スタート
37台がラリー・メキシコの最終レグとなるレグ3をスタートした。
ルート
ラリー・メキシコの最終日となるレグ3に設定されたステージは4本のみ。
レオン、グァナファト、コマンジーラは、序盤2日間には使用されていないが、他のステージの一部として使用されたセクションを使っているステージもあるため、こうしたところではルーズグラベルが既に掃かれていた。
このイベントのフィニッシュとして、クルーは再びレオンのスーパーSSにアタック。
今回はステージがつなげられ、4.42kmのコースとなった。
天気
前日同様、日曜日は雲と晴れ間がミックスされたコンディション。
このラリー最短レグでの気温は午前中の14度から日中26度まで上がった。
SUBARUワールドラリーチームの概要
SUBARUワールドラリーチームの最新型モデル、SUBARUインプレッサWRC2007は、ラリー・メキシコで非常に心強いデビューを果たし、クリス・アトキンソン/グレン・マクニール組が高ポイントを獲得した。
クルーは最終レグとなるレグ3を総合5位からスタートし、この日4本のステージでその座を維持した。
ペター・ソルベルグ/フィル・ミルズ組は、レグ1最初の5本のステージまでラリー首位に立ち、新型マシンのポテンシャルを見せつけた。
SUBARUインプレッサWRC2007は、初めてのWRCイベントで合計4本のステージウィンを獲得した。
Stage Summary
SS17: 08時23分 Leon (16.29km)
ラリー最終日となるレグ3のオープニングステージは、レオン。
ほとんどが上りとなるコースは昨年からモディファイされており、2004年と2005年に使用されたセクションが含まれている。
コンディションはドライ&ダスティなまま風は吹いておらず、各車が走行する間にダストを落ち着かせるため、主催者は走行間隔を2分から3分に広げた。
ローブとグロンホルムがそれぞれ総合首位、2位の座にほぼ落ち着いた中で、3位争いに注目が集まった。
このステージではミッコ・ヒルボネンがベストタイムをマークし、4番手タイムのダニエル・ソルドをかわして総合3位に浮上。
新型SUBARUインプレッサWRC2007のクリス・アトキンソンは6番手タイムだった。
Fastest Time: ミッコ・ヒルボネン(フォード) 10:35.8
SS18: 08時54分 Guanajuatito (23.34km)
SS17で標高2600mまで上ったクルーは、そのままこの最終レグの最長ステージのスタートに向かい、グァナファティートの村を抜けるくねったダウンヒルコースを駆け抜けた。
この23kmステージでヒルボネンとソルドはポジションをキープ。
全体がラリー終盤に向けてのアプローチをとる中で、大きな順位変動はなかった。
クリス・アトキンソンは、新型マシンでのハンドリングの模索を続けた。
このレグ3に向けて変更したサスペンションのセッティングは思う通りのパフォーマンスにはつながってはいないが、それでもポテンシャルに対しては明るい見方を示した。
「できることは全てやっているが、ミッコやダニに対抗するための理想的なセッティングではないようだ。
でもマシンのフィーリングはよく、もう少しテストをすれば追いつけると思う」とアトキンソンは語った。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 15:12.3
SS19: 10時17分 Comanjilla (18.01km)
ラリー・メキシコ、ラスト2本目のSSは、山岳路での最後の本格的なステージ。
路面変化が多く、ドライバーにとって難関のコースだ。
コマンジーラはスタートから4kmが上りのスプリントで、その後よりオープンでリズミカルなセクションに入り、最終的にSS11/14で使用したデラマンデロの一部に合流する。
ここでも総合3位のヒルボネンがベストタイムをマークしソルドとの差を16秒に広げたが、残るステージはスーパーSSのみとなり、トップ10の中に不必要にリスクを負うドライバーはないと見られる。
Fastest Time: ミッコ・ヒルボネン(フォード) 10:17.6
SS20: 11時28分 Superspecial 5 (4.42km)
最終ステージではクルーは、再び何千人ものスペクテイターの前で2台併走で争うレオンのスーパーSSに挑んだ。
今回のステージはレグ3向けに改造され、それまで2周していた特設のクロスオーバーコースを4周走行した。
4.4kmのこのコースではグロンホルムがベストタイムをマークし、総合2位でラリーフィニッシュ。ローブはセカンドベストタイムで、ラリー勝利を獲得した。
クリス・アトキンソンはこのスーパーSSを3番手タイムで走り切り、総合5位でフィニッシュした。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(Ford) 03:23.6
チームのコメント
SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「完璧なリザルトではなかったが、新型マシンのパフォーマンスのポテンシャルを見事に披露した。
非常に満足できるレベルであり、この週末、ペターとクリスの両者がポディウム争いに加わった。
もちろん、常に予測されるような、ファインチューニングしなくてはならない点はまだ残っているが、今シーズンの残りイベントではいい結果を期待できると思う」
クリス・アトキンソン
「ここではトップ5でのフィニッシュを目指しており、それよりも上位を狙えたとは思うが、結果的に悪いリザルトではない。
今日のステージでは別のセッティングを試したが、スプリットタイムを見ると方向性が違っていたことは明らかで、やや後退することになったが、今回はフィニッシュできたことの方がより重要だ。
総合的に、新型マシンのパフォーマンスには、チームみんなが満足したと思う。
初めての実戦でステージウィンを獲得し、スーパーSSでの強さも発揮、リピートステージでも順調だった。
トラクションは既によくなっており、昨年のマシンよりも信頼性と安定性を感じられる。
これでメキシコで学んだことを解析することができるので、僕とペターはファインチューニングを行っていく。
しかし、ポルトガルに向けては、とでもポジティブだと言えるよ」
次回のイベント
SUBARUワールドラリーチームが次に焦点を定めるのは、同じくグラベルラリーとなるポルトガル。
2001年以来のWRC開催復帰となる。
ポルトガル南部にある、壮大なビーチと見事な景観、温泉で知られる地域がベースとなる。
本拠地はヴィラモーラで、美しいマリーナがセレモニアルスタートの会場となる。
ラリーのサービスエリアは、ファロの8km郊外にあるアルガーブ・スタジアム。
このイベントを構成するグラベルステージは、ほとんどのクルーにとって未知の挑戦となり、ファロ北部にある丘陵地帯に設定される。
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