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2007/04/02

WRC:スバル ポルトガルラリー第3レグニュース

Subaru03_5LEG THREE
ソルベルグ、ラリー・ポルトガルを総合4位でフィニッシュ!

スタート
エントリーした80台のうち66台が、ラリー・ポルトガルのレグ3をスタートした。

ルート
ラリー・ポルトガル最終日となるレグ3に設定されたのは、グラベルステージ4本と、アルガーブスタジアムのスーパーSSのみ。
午前中のステージはルーレ/アルモドバールとルーレで、午後にはリピート走行を行う。
総ステージ走行距離は81.39km、リエゾンは189.06km、このレグの総走行距離は270.45km。

天気
前日の雨はなかった。SS14とSS18の間の気温は10度から16度。

SUBARUワールドラリーチームの概要
ペター・ソルベルグとSUBARUワールドラリーチームは、ラリー・ポルトガルでの獲得ポイントにより、シリーズ順位を上げた。
最終日を通してソルベルグとコ・ドライバーのフィル・ミルズはラリー序盤からの総合4位の座を守り、選手権ポイント5を獲得。
この結果、シリーズ順位が7位から5位に上がり、SUBARUワールドラリーチームは、マニュファクチャラーズ選手権で3位に浮上した。

Stage Summary
SS14: 08時07分 Loule / Almodovar 1 (17.60km)
このラリーの最終レグは、レグ1と2の中間に位置する、セラ・デ・ム・オ・カルデイラオとして知られるエリアで展開される。
午前中のループ最初のステージは、全てのコンペティターにとって全く新しいコースで、ダスティでルーズな路面はレグ1のコンディションと似ている。
ラリーリーダーのセバスチャン・ローブが総合2位のマーカス・グロンホルムとの間に充分なリードを築いたため、注目はミッコ・ヒルボネンとSUBARUのペター・ソルベルグによる3位争いに集まった。
しかしこのオープニングステージでは、ソルベルグはスリッパリーな路面でトラクション確保に苦戦し、ヒルボネンのペースと張り合うことができなかった。
「非常にルーズで、スーパーに速いペースを目指してベストを尽くしたのだが、こんなことも時にはある」とソルベルグは語った。
Fastest Time: ミッコ・ヒルボネン(フォード) 11:18.0

SS15: 08時39分 Loule 1 (22.08km)
SS14のフィニッシュから、クルーは5kmのリエゾンを経て直接、この日最長ステージとなるルーレの22kmステージへ向かった。
SS15は2005年、2006年のラリーで使用されたステージを改修したもので、ナロー&ツイスティセクションから開けた郊外を抜ける高速スプリントまで、ポルトガルらしいコンディションが多く含まれている。
ほとんどの路面は固い地盤を薄いグラベル層が覆ったもので、固めのタイヤコンパウンドが適している。
既にタイヤの選択肢が少なくなっている中で、ソルベルグはこの午前のループで最も固いコンパウンドをチョイスしたが、それでもコンディションに対しソフト過ぎた模様。
その結果、ソルベルグは5番手タイムでのフィニッシュとなった。
ヒルボネンは総合順位での優位をキープするためソルベルグのスプリットタイムを注視しながら走行、サードベストタイムをマークした。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 14:09.3

SS16: 11時42分 Loule / Almodovar 2 (17.60km)
アルガーブスタジアムで30分サービスを受けた後、クルーは午前に行われた最初のステージのリピート走行に挑むため、ルーレへと向かった。
ラリーも終盤となり、トップ10のドライバー陣はポジションキープに入る傾向を見せ、多くがアクシデントなしでのフィニッシュに専念している。
グロンホルムはこのステージをベストタイムでフィニッシュ、ローブがセカンド、ヒルボネンがサードベストタイムだった。
ソルベルグはエンジンのレスポンス不足を伝えてきたが、それでも5番手タイムでのフィニッシュを果たした。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 11:11.1

SS17: 12時14分 Loule 2 (22.08km)
このラリー最後の本格的なステージはこのレグ2本目のステージの再走で、ここでもグロンホルムがステージウィンを獲得した。
しかしローブもセカンドベストタイムをマークし、グロンホルムはローブが築いたビッグマージンを取り戻すことはできず、そのギャップは33.4秒とわずかに縮まるだけにとどまり、残すはスーパーSSのみとなった。
トップ10で唯一順位の変動があったのは、ペター・ソルベルグの兄、ヘニング。クラッチにダメージを負い3分近くのロスを喫し、総合8位から9位に後退した。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 14:02.0

SS18: 13時45分 SSS Estadio Algarve 2 (2.03km)
ラリーは、木曜日の夜にオープニングを迎えた、アルガーブスタジアム屋内に設定されたスーパーSS・2回目の走行で締めくくりを迎えた。
今回もドライバー陣はスムースな舗装コースを2台併走でアタック。
2万人以上が集まった観客が押し寄せる前でバトルを繰り広げた。
トップ10はそれぞれのギャップが広く、ほとんどのドライバーがいいショーを見せることを優先したため、コースサイドのバリアはほぼ無傷のまま。
観客を盛り上げることに人一倍情熱を傾けるペター・ソルベルグだが、エンジンのパワー不足とSS16で発生したターボのアンチラグトラブルで、思うように持ち前の元気を出すことができなかった。
それでもソルベルグは総合4位の座を守り、演出上手な性格を発揮し、ウォームダウンラップではSUBARUインプレッサWRC2007のドアを開けて観客の声援に応えた。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 2:06.8

チームのコメント
SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「この3日間は、ペターにとってポジティブなラリーとなった。
今シーズンの自己ベストタイとなるリザルトを獲得し、ドライバーズ選手権でポジションアップ。
またこの4位はチームにとっても、マニュファクチャラーズ選手権で順位を上げることに貢献してくれた。
ペターがポルトガルで相応のポイントを獲得することは非常に重要であったので、その点では今回の成果には満足している。
次戦のアルゼンチンまでにSUBARUインプレッサWRC2007に行う作業が残っていることは間違いないが、メキシコとポルトガルのグラベルロードで学んだことで、どの部分に専念していかなくてはならないかということが明らかになった」

ペター・ソルベルグ
「総合的に、この週末でのパフォーマンスからはポジティブなことがたくさん得られた。
多くのステージで首位グループのペースと張り合うことができ、今日の午後は、おそらくターボのアンチラグシステムに電気系のトラブルが発生したのではないかと考えているのだが、このアクシデントで彼らにプレッシャーを与えることはできなかったが、新型モデルでのパフォーマンス向上は続いている。
まもなくテストが予定されており、もっと走り込めば次のイベントまでにポテンシャルをさらに発揮できるという自信を感じている」

次回のイベント
FIA世界ラリー選手権の第6戦は、5月4-6日、アルゼンチンで開催される。
WRCの常連イベントであるラリー・アルゼンチンは、過去豪雨によるマッドでコンディションが非常にタフになったことから、数年前に開催時期が5月に移った。
しかし、パンパスの舞台では何が起こっても不思議ではなく、予測不能のコンディションによりチームの戦略が裏目に出てしまうこともある。
ステージは中高速域のソフトグラベルロードで、轍が掘れやすく水浸しになりやすい。
このイベントはマシンにとって極めてタフであり、高地であるためにエンジンのパワーを奪われ、ドライバーには好タイムをマークするために限界までのプッシュが要求される。

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