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2007/05/20

WRC:スバル サルディニアラリー第2レグニュース

Subaru02_6LEG TWO
ラリー・サルディニア ソルベルグ、ポジションアップを狙って猛チャージ!

スタート
82台のエントリーのうち80台がイベント2日目をスタートした。

ルート
ラリー・サルディニアのレグ2は、ラリーの本拠地・オルビアの南西部、テラノーヴァに場所を移した。
以前にも使われてきた道と新しいセクションのミックス。
コンペティターは、午前中に3本のステージに挑んだ後、オルビアに戻っての30分サービスを挟み、午後にも3本のステージを走行した。


天気
この日も、サルディニア北東部はドライで快晴。
周辺の気温は、朝マシンがサービスを出発する頃の15度から、26度まで上がった。

SUBARUワールドラリーチームの概要
ペター・ソルベルグとフィル・ミルズは、サルディニアでの競技2日目を総合6位で終えた。
SUBARUワールドラリーチームのクルーは、明日6本のステージを残した時点で、4位に40秒差となっている。
前日、2本のステージが未走行となったクリス・アトキンソンとステファン・プレボは、スーパーラリー規定を適用して再スタート。
この日6本のステージを全て走り切り、SUBARUインプレッサWRC2007に関する数々の貴重なデータを収集した。

Stage Summary
SS7: 09時25分 Loelle 1 (22.57km)
ドライで温暖な快晴というコンディションの中、クルーはラリーのレグ2に挑むため、8時(現地時間)にサービスエリアを出発した。
金曜日のラスト2本目のステージでコース上の石にヒットしたクリス・アトキンソンは、再スタートを果たした。
しかし、10分のタイムペナルティが科せられた上に走行順が1番手となったことから、当初の目標であるトップ5でのフィニッシュは難しくなってきた。
代わりに、この日はステージでの経験をさらに積み、参戦4戦目となるSUBARUインプレッサWRC2007のスピードを上げていくことに務めていく。
このトリッキーなロエルの22kmステージでは、ラリーリーダーのセバスチャン・ローブとマーカス・グロンホルムがベストタイム、2番手タイムをマーク。
その後をミッコ・ヒルボネン、ダニエル・ソルド、そして、金曜日午後に発生したブレーキトラブルから100%の調子を取り戻したSUBARUインプレッサWRC2007のペター・ソルベルグが続いた。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(Citroen) 13:40.6

SS8: 10時25分 Monte Lerno 1 (29.31km)
補給給油を受けた後、コンペティターはこのレグの最長ステージ、モンテ・レルノに向かった。
走行は2006年の設定とまったく同じで、コンディションはミックス。
21km地点には「ミッキーズジャンプ」として知られる大クレストがあり、昨年はクリス・アトキンソンがここで2m以上も宙を飛んだことで有名。
今回アトキンソンは慎重なアプローチで攻め、ルーズでサンディな路面を最悪の状態で走らなくてはならない中、スムースな走りで12番手タイムをマーク。
総合6位につけているペター・ソルベルグは、6番手タイムとここでも堅実なタイムにつけた。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 19:23.3

STI SS9: 11時10分 Su Filigosu 1 (19.48km)
午前中のループ・3本目のステージは、ス・フィリゴース。2006年のコースを延長し、スタートに新たに舗装セクションが追加された。
クリス・アトキンソンのコ・ドライバー、ステファン・プレボによると、ジャンプ、クレスト、油断できないジャンクションが立て続けに表れる最後の5kmは、この日最も難しいセクションだという。
ここでもローブがステージウィンを獲得し、午前中のループを全制覇。
総合2位につけるマーカス・グロンホルムがここで12秒5のタイムロスを喫したため、これでローブのラリーリードは41秒となった。
ペター・ソルベルグは7番手タイムだった。このSSのフィニッシュコントロールの後、クルーは30分サービスに入るためオルビアへと戻った。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 12:36.3

Driver Quotes - Service D (after SS9)

ペター・ソルベルグ
「この午前中に上位陣との差を縮めることができなくて、残念だ。
昨晩はセッティングの変更を行ったので、このサービスではデータをチェックして、なぜ期待していたような効果が出なかったのか、把握に努める」

クリス・アトキンソン
「この午前は大騒ぎだった。
僕たちが現れる頃には、スペクテイターたちはかなりエキサイトしていたようだ。
おそらく長時間待たされて、僕たちのマシンが最初に登場したからだろう。
1番手から走行していることで、僕たちが走る時には、道はルーズでサンディなグラベルが固い地盤の上に積もっていて、とてもスリッパリーだった。
このサービスの後、リピート走行する時にはクリーンになっていると思うが、このマシンは2週間後のギリシャでも使うので大きなリスクは負わない。
今日は丁寧に走り、明日はセッティングを変更して重要なデータの収集を行い、ギリシャで好ポジションを狙う」

SS10: 14時45分 Loelle 2(22.57km)
土曜日午後のステージは、午前のループの再走。
サービスでメンテナンスを受け、サスペンションをレグ1で使っていたものと近いセッティングに変更したペター・ソルベルグは、ペースを取り戻してこの日の自己ベストとなる4番手タイムをマーク。
ソルベルグが最初に狙うのは、総合5位につけているシトロエンのダニエル・ソルドで、このステージでの巻き返しによりその差を40秒内に詰めている。
2回目の走行では砂利掃きのハンディがなくなったアトキンソンは、ロエルのリピート走行でこの利を存分に活かし、トップ10タイムをマークした。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 13:31.6

SS11: 15時45分 Monte Lerno 2 (29.31km)
モンテ・レルノのステージ・再走回では、路面が午前の走行に比べ格段にクリーンとなり、ステージウィナーのセバスチャン・ローブは、この29kmステージを午前の走行時よりも25秒も速いタイムでフィニッシュした。
ローブにプレッシャーを与え続けているマーカス・グロンホルムはわずか0.8秒遅れのタイムだったが、この日残りのステージはわずか1本という時点で、ローブが築いたギャップは40秒以上にも広がっている。
ダニエル・ソルドがサードベストタイムで、ペター・ソルベルグが2秒差の4番手タイムをマークした。
クリス・アトキンソンは調子を上げ続けており、6番手タイムだった。
Fastest Time: セバスチャン・ローブ(シトロエン) 18:58.7

SS12: 16時30分 Su Filigosu 2 (19.48km)
この日最後のステージでは、マーカス・グロンホルムがステージウィンを獲得する猛追を見せ、ローブのリードを4秒取り返した。
ローブはセカンドベストタイム、ヒルボネンが3番手タイムだった。
ソルドは4番手タイムをマークして、総合4位に浮上。5位に後退したヘニング・ソルベルグの30秒後ろには、トップ5タイムをマークしたペター・ソルベルグが続いており、日曜日は兄弟対決が繰り広げられることになりそうだ。
クリス・アトキンソンはこのSSでも堅実にトップ10タイムをマークし、71kmに渡る競技走行でのテストと開発作業に大きな成果を得てこの日を終えた。
Fastest Time: マーカス・グロンホルム(フォード) 12:19.3

チームのコメント
SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「ペターが依然ポイント圏内での争いを続けているのはうれしいが、金曜日はほとんどでセブ(ローブ)やマーカス(グロンホルム)と競り合っていたので、今日の争いでトップ陣に対抗することができなかったことは残念。
今日午前のループでのセッティングは効果が出なかったので、午後のステージではレグ1のセッティングに戻した。
もちろん、まだやらなくてはならないことはあるが、明日の最終6本のステージに向けてのいいセッティングを見つけるため、懸命に取り組んでいく。
クリスはトップ10圏外だが、彼とチームはこれからのグラベルラリーに向けてマシン向上に活かすためのデータをたくさん収集することができる」

ペター・ソルベルグ
「明日ポイント圏内でフィニッシュできる位置につけており、もちろん兄(ヘニング)とのバトルは楽しみにしているが、思うとおりにハードなプッシュをすることができず、全般的には難しい一日だった。
昨日の滑り出しは素晴らしく好タイムもマークしたが、今日はドライブがとても難しく、単純に、アタックすることができなかった。
事態を改善するために全力を尽くしていく。事態を改善するために全力を尽くしており、僕も問題を抱える状況に合わせてドライビングスタイルを変えることはできるが、そうなると思うようにハードなプッシュをすることができない。
チームの全員にとって非常にタフな状況ではあるが、エンジニアたちは全開で作業を行っているので、すぐに彼らが解決策を見いだすと信じている」

クリス・アトキンソン
「今日のステージのコンディションはかなりよく、道はリピート走行の時には悪い状態ではなかった。
僕たちは走行順が早かったので、午前中は道の上のルーズでサンディなグラベルを掃く役割が大きく、ずっと難しい走行を強いられていたが、午後にはタイムもよくなった。
僕たちの通常の競技ペースには足りておらず満足はしていないし、もちろんマシンのハンドリングに関しては山ほど作業が残っているが、今日収集したデータが解決策を見つけることにつながることを期待している」

Leg3の概要
ラリー・サルディニアの最終日にも、6本のSSが設定される。
ステージはラリー本拠地のオルビアの北部・西部を走行。
いつもと異なり、この日は日中サービスがなく、その代わりSS15とSS16の間に補給給油が設定されている。
最終ステージ・ブラニアトーギュの後、ドライバー陣は、14時30分(現地時間)からのセレモニアルスタートのためポルト・セルボに向かう。

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