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2007/05/14

WRC:スバル サルディニアラリー事前ニュース

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SUBARUワールドラリーチームは、アルゼンチンに広がるパンパスの草原から、FIA世界ラリー選手権第7戦に挑むため、壮大な地中海の景観が広がるサルディニアへと向かう。

FIA世界ラリー選手権(WRC)のイタリアラウンドは、サルディニアの北東部にある景観豊かなコスタ・スメラルダ沿岸のオルビア港が拠点となる。
グラベルイベントに変更となって4年目の開催となる今年も、コンペティターはスペクタクルな景観に囲まれた山岳路を駆け抜けていく。

このラリーを構成するテクニカルで程良い幅のステージは、固く締まった地盤を細かいサンディなグラベルの層が覆う。
ステージを最初に走行するドライバーは、ルーズな路面の掃き役となるため、ディスアドバンテージを負うこととなる。
しかし設定される9本の道はいずれも2回ずつ走行が予定されており、中には、走行を重ねるごとにどんどんとラフになっていくステージもある。
そのため、適切なタイヤチョイスと聡明なドライビングが、このイベントでは不可欠となる。

この時期は通常温暖だが、特にナローな山道を海抜800m以上まで上っていく丘陵地帯では降雨の可能性もある。
実際、現時点でのラリー期間中の天気予報は、湿った路面を予測している。

5月17日、ポルト・セルボの古いハーバーでセレモニアルスタートを行った後、競技は金曜日朝9時43分(現地時間)、クラスタッツァの31kmステージから始まる。
3日間の競技期間中は各日6本ずつのSSを走行し、優勝マシンがポルト・セルボのフィニッシュラインを越えるのは、5月20日日曜日14時30分の予定。

金曜日と土曜日のレグは、昨年の設定と非常に似た内容。
初日はヌオロ地方の自治営の森・カストラッツァで競技が争われる。
2日目はテラノーヴァに移り、慣れ親しんだコースと新しいセクションとのミックスとなる。
最終日には、全く新しいステージ、モンテ・ヌラゴーネが含まれる。
総ステージ走行距離は342.68km、リエゾンは718.98kmで、ラリーの総走行距離は1061.84kmとなる。

エントリー
SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)は、2台のSUBARUインプレッサWRC2007をラリー・サルディニアにエントリーさせる。
ペター・ソルベルグ/フィル・ミルズ組がカーNo.7を、クリス・アトキンソン/ステファン・プレボ組がカーNo.8をドライブする。
ソルベルグとミルズは、2004年のこのイベントで、スタートからフィニッシュまで首位を譲らない圧勝勝利を収めており、2005年も2位でフィニッシュしている。
アトキンソンのサルディニア参戦は、今回が3回目。
過去2回はいずれも見事なポテンシャルを発揮している。
2006年には一時総合3位にまで上がり、ステージウィン1回を獲得した。

ドライバー・コメント

ペター・ソルベルグ
「サルディニアで、再び勝利を目指してプッシュを始められることを心から期待している。
ここのところ、ラリーの終盤になってポディウムを逃していると感じ始めている。
僕のプランでは、まもなく再び勝利を獲得する予定。
僕の人生において、順調にラリーをこなすことはとても重要なこと。
しかし、復調までにはあともう少しかかりそうだ。サルディニアは以前に勝ったことのあるラリーであり、ここのステージではいつもいいフィーリングをつかんでいるので、我々にとって相性のいいラリーなのかもしれない。
我々は復調傾向にあり、今週末にサルディニアで行うテストが順調に終われば、ラリーでもいいポジションを目指してのバトルを展開できるだろうと楽しみにしている」

クリス・アトキンソン
「ラリー・アルゼンチンはかなりタフだったが、総合7位とポジション圏内でフィニッシュすることができた。
サルディニアでは、もう少し順位を上げてフィニッシュすることを目指して行かなくてはならない。
金曜日から参加するサルディニアでのテストでSUBARUインプレッサWRC2007をドライブするまでは、予測することは難しい。
しかしこのテストで、来週末にコンペティティブな争いを展開できるデータを収集できるような進展があることを期待している。
SSに関しては、このラリーはいつも満喫しているし、昨年も活躍できたイベントだ」

マシン&挑戦

ワールドラリーチーム・オペレーションディレクター、ポール・ハワース
「サルディニアはいつでもタフなラリーで、特にリピート走行で路面のコンディションが悪化するのが大きな理由。
このラリーの開幕レグとなる金曜日にはロングステージが3本設定されており、タイヤには特にタフになるだろう。
午後、リピート走行に向かう時には、さらに厳しくなると思う。マシンにとってもとても過酷なステージで、このラリーでは信頼性と一貫性が全て。今年は4分の1が新しいステージなので、経験豊富なドライバーでもこれらのステージには慣れてはおらず、この点はクリスにとっては朗報だ。

全体としては、我々は前進に向けてのプッシュを続けて行くが、依然として目標は一貫性を得ることで、ペターはポディウム、クリスはトップ5でのフィニッシュを目指す。
マシンは、今回のイベントと6月にスタートするギリシャとのペアリングとなっている。
FIAの規定により、この2イベントでは同じエンジンとトランスミッションを使わなくてはならないため、誰もが今回のラリーを通じてこれらを維持することに配慮しなくてはならない。
シーズン中盤のブレイクも目前なので、このイベントでは好リザルトを獲得できるよう願っている」

ラリーの合間
ラリー・サルディニアは、SWRTにとって繁忙期最中の開催。
チームスタッフが前戦のアルゼンチンから戻ってわずか7日後には、このイベントに向けての準備が始まる。
一方、ペター・ソルベルグとフィル・ミルズは、来年のWRCカレンダーに追加される初の中東イベント、ヨルダン・ラリーで2日間のレッキに参加。
ソルベルグは土曜日にはサルディニアに飛び、チームテストの開発作業部隊に合流する。
アトキンソンはアルゼンチンからサルディニアに直行してテストを1日行い、日曜日にはテストを行うルオゴラント近郊から、ラリーの本拠地となるオルビアへと向かう。
ソルベルグは月曜日に到着し、火曜日・水曜日にはレッキを始める。

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