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2007/10/06

WRC:スバル スペインラリー第1レグニュース

Subaru01LEG ONE
スペインの変わりやすい気候の中、難コンディションの初日

スタート
102台がレグ1スタートに向けて、サロウにあるポートアベンチュラに置かれたサービスパークを出発した。

ルート
レグ1・最初の4ステージは、サービスパークから71km離れたサロウの北東部に設定され、2本のステージを2回ずつ走行。
コーナーカットを抑制するために新たに導入されたコンクリートバリアで、路面に掃き出されるダートは減り、ドライバーにとっては2回目の走行の予測が立ちやすくなった。
この日2回目のサービスの後、SS5とSS6は海岸沿いに西へ向かい、有名なエル・ローアル-ラ・フィエラも含まれた。

天気
木曜日遅くに降り始めた激しい雨は一晩続き、この日序盤のステージはウェットとなった。
午前中頃までに上がった気温でコースはハーフウェットにまで乾き、再び雨が降ったのはSS6の間だけ。気温は13度から、23度まで上がった。

SUBARUワールドラリーチームの概要
SUBARUワールドラリーチーム(SWRT)は、ラリー・カタルニアのタフな舗装で繰り広げられたレグ1を終了して、3台すべてがトップ10に食い込んだ。
コンディションはハーフウェットから始まり、舗装は濡れていて開幕2本のステージではグリップレベルの予測が難航。
しかし13時34分(現地時間)、ドライバー陣がSS4をスタートするころになるとドライになった。グリップは向上していったが、ちょうどSS6が始まった時に激しい雨が降ると、ドライバー陣は最後のせめぎ合いに挑むこととなった。
ほとんどのチームはレグ1最後の26.48kmのセクションに向けてドライにセッティングしたため、予想外の展開となった。
ペター・ソルベルグはこの日を総合6位でフィニッシュ、クリス・アトキンソンは8位、チェビー・ポンスは9位だった。

ペター・ソルベルグ/フィル・ミルズは、堅実にトップ6圏内での展開を見せた。
クルーは、突然の雨にドライセッティングで挑むしかなかった難コンディションのSS6を、4番手タイムと堅実に走り抜いた。
マシンに対する自信を築いたソルベルグは、5位につけるフランソワ・デュバルとのギャップをわずか9.6秒差にまで詰めた。
この日はセッティングの微調整を行いながら、ソルベルグはマシンのバランスが向上していることを実感しており、残る2日間の競技に挑む。

湿ってスリッパリーとなったSS1で、ハードタイヤを選ぶ賭けに出たクリス・アトキンソンは、最初のステージを6番手でフィニッシュしたが、2本目ではグリップ不足に悩まされた。
ジャンクションでオーバーシュートしたアトキンソンは、マシンにダメージは負わなかったものの、フィニッシュの時点で11位に後退。
この日最初のステージで、BGグッドリッチタイヤのコンパウンドを変更したアトキンソンとコ・ドライバーのステファン・プレボはトップ6タイムを取り戻し、着実に総合順位を挽回させレグ1終了までに8位にまで復帰した。
7位ラトバラとの差はわずか11秒。

シェイクダウンではセカンドベストタイムをマークするなど見事な活躍を見せた地元スペイン出身のチェビー・ポンス。
金曜日の朝は、ややチャレンジングな展開となり、最初の2SSのループではブレーキトラブルに見舞われた。
状況が改善されていく中、ポンスは総合7位にまで上がったが、SS3ではストールにより9位に後退。
地元ファンの熱狂的な応援に勇気づけられたポンスは、雨のSS6ではワイパーが不調になり視界が著しく悪い中の走行でも、この日終了時点で9位を死守した。

チームのコメント
SUBARUワールドラリーチーム・マネージングディレクター、リチャード・テイラー
「ドイツ戦やこのスペインでのテストで見せた舗装でのペースがよかっただけに、今日のチームの内容は残念だった。
期待していたリザルトには届いていないため、今晩は全てのデータを慎重にチェックして、明日は心機一転、全ドライバーがポジションアップを狙っていく」

ペター・ソルベルグ
「今日はこれといったトラブルはなかった。
1回だけ、スタートラインでストールをした程度だった。
天候で揺れた展開となり、非常にトリッキーな時もあったが、総合的には自分の内容にはハッピー。
明日は同じことを続けていくが、もちろん常に向上していけるところを模索していく。
デュバルをかわすことはできると思うし、それを目指していく」

クリス・アトキンソン
「OK。オープニングセクションではタイヤチョイスを誤ってしまいスタートはベストではなく、天気が変わりやすく午後は常にトリッキーな状態だった。
でも、その中を走り抜き、このようなコンディションを経験できたことはよかった。
僕は舗装での経験はまだまだ足りないと思うからね。
どんな知識も貴重なんだ。
今晩はマシンに変更を行って、明日もっとスピードを出すことができるように試みる。
ポジションアップはしていけると思うけれど、フィーリングの内容次第」

チェビー・ポンス
「僕にとっては難航した一日だった。
午前はブレーキにトラブルを抱え、最後のステージでは雨が降り始めたのにフロントスクリーンのワイパーが不調で、結果としてはポジティブとは言い難い。
今は9位につけていてまだ先は長いけれど、このラリーでいいリザルトを獲得するのは、とにかく難しいんだ。
明日はベストを尽くしていくが、ここからはカタルニアの攻めと同時に、次戦のコルシカに向けての準備も少し進めていく」

Leg2の概要
レグ2は、サービスパークの北西部を時計と逆周りにループしていき、4本のステージをそれぞれ2回ずつ走行。
レグ2には、典型的なカタルニアとも言えるレーストラックに近いようなステージ、コル・デ・グラウが含まれている。
シェイクダウンでは、このステージを逆走で使用。
4.11kmと、このラリーの最短ステージでもある。

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