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2007/11/30

PWRC:三菱 ウェールズラリー事前ニュース

Mb00p2007年FIA世界ラリー選手権(WRC)第16戦(最終戦)
2007年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)第8戦(最終戦)
ラリー・グレートブリテン
11月27日(火) 事前情報

2007年FIA WRC第16戦・PWRC第8戦「ラリー・グレートブリテン」
三菱ランサーエボリューションのG.ポッゾが
PWRCドライバーズチャンピオン獲得を目指し優勝を狙う

2007年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)シリーズの第8戦(最終戦)となるラリー・グレートブリテンが11月29日(木)、WRC(世界ラリー選手権)第16戦(最終戦)の併催イベントとしてイギリスのウェールズで開幕する。
このイベントには22名のPWRCドライバーがエントリー。
うち三菱車は、同選手権2位のガブリエル・ポッゾ(アルゼンチン、ランサーエボリューション)を始め計12名のドライバーがグループN仕様のランサーエボリューションでエントリーをしている。
PWRCも含めた大会の全エントリーは106台で、グループN車両は78台でうち三菱車は32台となっている。

シリーズ全8戦で行われるPWRCは、いよいよ最終戦を迎える。
シーズンの最後を飾るのは伝統のグラベル(未舗装路)イベントであるラリー・グレートブリテン。例年どおりウェールズ地方を舞台として、11月29日(木)にウェールズの首都カーディフで行われるセレモニースタートで開幕。
ラリーの中心となるサービスパークは、カーディフの西南に位置するウェールズ第2の都市スワンジーに置かれる。
そのフォーマットは基本的に去年までと大きくは変わらない。

PWRCの最終戦となるラリー・グレートブリテン最大の見どころは、PWRCドライバーズチャンピオン争いに尽きる。
シリーズリーダーは、すでに全8戦中有効となる6戦を戦い終えて今回不出場の新井敏弘(スバル・インプレッサ)。
それを9ポイント差で追う2位につけているのが、PWRC第6戦ラリージャパンのウイナーであるポッゾだ。
タイトル獲得の可能性を有しているのはこのふたりのみとなり、ポッゾがラリー・グレートブリテンで優勝を果たせば新井を逆転して初のPWRC王者に輝く。
それだけにポッゾとしては是が非でも勝利を手にしたいところだが、彼は今回がラリー・グレートブリテン初出場。
他に数多くの経験豊かな選手がエントリーしていることもあり、ポッゾが優勝を手にするのは決して簡単なことではない。
しかしポッゾは、最終戦を迎えるにあたって次のようにポジティブなコメントを述べている。

「たしかに、私は過去にラリー・グレートブリテンに出場したことはありませんが、似たようなコンディションのラリーには母国アルゼンチンで何度か出た経験があります。
ウェールズのステージの特長といえば雨と霧でしょうが、どちらもアルゼンチンのラリーではとくに珍しいものではありません。
かなり難しい1戦となることは想像できますが、私としては優勝を目指して全力でのぞむだけです。
ラリーのポイントとなるのは本番前のレッキ(コースの事前試走)で、これがうまくいくかどうかが勝敗を大きく左右することになるでしょう」

ポッゾにとって最大の強敵となりそうなのは、同じくランサーエボリューションを駆るマーク・ヒギンス(イギリス)だ。
ヒギンスもまたPWRCドライバーズ選手権を巡って新井やポッゾと激しくやりあってきたが、前戦の第7戦ラリー・アイルランドではトップを走りながらまさかのコースアウト。
タイトルの権利を自ら手放してしまった。
そのような経緯もあり、最終戦のラリー・グレートブリテンでは優勝でシーズンを締めくくりたいところだ。

「ラリー・アイルランドは、自分のキャリアの中でもっとも失望した1戦でした。
一瞬のミスでチャンピオンとなる権利を失ってしまったのですから。
しかし、悪い思いでは頭の中から追い出して、気持ちも新たにラリー・グレートブリテンにのぞむつもりです。
イギリス人である私にはこのラリーは非常に重要な1戦。
絶対に負けるわけにはいかないのです」と、ヒギンスは自分に気合いを入れる。

ヒギンス以外にも、やはりラリー・アイルランドで優勝争いを展開したアルミンド・アラウージュ(ポルトガル)や、グラベルラリーで圧倒的なスピードを誇るユホ・ハンニネン(フィンランド)、成長著しいアンドレアス・アイグナー(オーストリア)など数多くの強豪選手がランサーエボリューションでエントリーをしている。
スバル・インプレッサ勢も実力派の選手が揃っており、PWRC最終戦が今までにも増してスリリングな展開となることは想像に難くない。

なお、奴田原文雄(ランサーエボリューション)は前回の第7戦「ラリー・アイルランド」で2007年のPWRCに出場する全6戦を消化しており、今回のラリーには出場しない。

2007年ラリー・グレートブリテンは11月29日(木)夕刻にカーディフでのセレモニースタートを経て、11月30日(金)に競技がスタート。
第1レグは3本のSSを午前と午後に1回づつ走りSSの数は全部で6本。
12月1日(土)の第2レグもやはり3本のSSを午前と午後に1回づつ走るが、1日の最後にはカーディフのミレニアムスタジアムで1本のスーパーSSが行われるためSSの数は全部で7本。
ラリー最終日となる12月2日(日)の第3レグは2本のSSを午前と午後に1回づつ走りSSの数は全部で4本。
3日間合計でSSの数は計17本でトータル359.54km。
リエゾン(移動区間)も含めたラリー全体の総走行距離は1271.94kmとなっている。

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