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2007/11/18

PWRC:三菱 アイルランドラリー第2レグニュース

Mb02p2007年FIA世界ラリー選手権(WRC)第15戦
2007年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)第7戦
ラリー・アイルランド
11月17日(土) 第2レグ
スライゴー~スライゴー(総走行距離 505.38km)
SS11~16(SS総走行距離 118.36km)

2007年 WRC第15戦・PWRC第7戦ラリー・アイルランド第2レグ
M・ヒギンスのリタイアでA・アラウージュがPWRC1位(グループN1位)に浮上
G・ポッゾは3位でさらなるポジションアップを狙う
奴田原文雄は2つ順位を上げてPWRC8位に

2007年FIA世界ラリー選手権(WRC)第15戦およびプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)第7戦ラリー・アイルランドは11月17日(土)に第2レグとして6本のSSが行われ、三菱ランサーエボリューションで出場のアルミンド・アラウージュ(ポルトガル)がSS(スペシャルステージ=競技区間)合計タイム2時間45分04秒9でPWRC1位(グループN1位)に順位を上げた。
PWRC2位(グループN2位)はナイオール・マクシェア(イギリス、スバル・インプレッサ)、PWRC3位(グループN3位)はガブリエル・ポッゾ(アルゼンチン、ランサーエボリューション)。第1レグでPWRCトップに立っていたマーク・ヒギンス(イギリス、ランサーエボリューション)はSS16でコースアウト、マシンにダメージを負ってリタイアとなった。
なお、WRC総合1位はセバスチャン・ローブ(フランス、シトロエンC4 WRC)、総合2位はダニエル・ソルド(スペイン、シトロエンC4 WRC)、総合3位はヤリ-マーティ・ラトバラ(フィンランド、フォード・フォーカスRS WRC06)となった。

ラリー・アイルランド第2レグは、時々強い雨が降るなかイギリス・北アイルランドの湖水地方エニスキレン周辺で6本のSSが行われた。
SSのエリアは南から北へと移動したが、狭く、荒れていて、そして泥で覆われているというステージの基本的な性質に変わりはなし。
そのため、第2レグでもスピンやコースアウトをするマシンが続出した。
そして、PWRCラリーリーダーのヒギンスもまた足もとをすくわれることになってしまったのである。
ヒギンスは第1レグで、PWRC2位のアラウージュに55秒7という大差を築いて首位に立った。
第2レグに入ってもヒギンスは好調を保ちトップを守り続けたが、第2レグ最終のSS16でヒギンスはまさかのコースアウト。
マシンに大きなダメージを負い、競技続行を諦めざるを得なくなってしまった。

「午前中にクラッチが少しおかしくなりましたが、それは大した問題ではありませんでした。
最終ステージまでは万事順調に行っていたと思います。
しかしSS16のとても滑りやすい右コーナーでマシンがスライドしてコースアウトという最悪の結果になってしまいました。
とくに無理をしていたわけではないのですが、これでPWRCドライバーズタイトル獲得の可能性は消えてしまいました。
残念ですが仕方ありません」と、ヒギンス。
彼がタイトルを手にするためには今回のラリー・アイルランドと続く最終戦ラリー・グレートブリテンの両方で優勝する必要があった。
タイトルこそ逃したが、ラリージャパンと今回のラリーに腕の怪我をおして戦い続けたヒギンスの不屈の精神は高く評価されるべきだろう。

ヒギンスが消えたことで、PWRCのラリーリーダーとなったのはアラウージュだ。
「コースサイドに止まっているマシンからヒギンスとコ・ドライバーが脱出して無事であることがわかりました。
その場所は信じられないぐらい滑りやすくて難しいコーナーでした。
ヒギンスの置かれた立場を考えると気の毒ですが、私は幸運にも第2レグを順調なペースで走ることができました。
マシンも完璧なので、明日もこの調子を維持して優勝を目指したいと思います」と、アラウージュは笑顔を見せた。

ポッゾは、結果的に第1レグと変わらぬ3位で第2レグを走りきった。
前をいくマクシェアを捉えてPWRC2位でフィニッシュをすれば、最終戦でポッゾがPWRCチャンピオンとを獲得する可能性も残されている。
第2レグ終了時点で2位マクシェアと3位ポッゾとの差は20秒5。
決して逆転不可能なタイム差ではない。
ポッゾは「最終戦のラリー・グレートブリテンにタイトル獲得の望みをつなげるためにも、第3レグは全力で走って2位以上でフィニッシュしたい。
本当に難しいラリーですが、失うものはないので頑張りたいと思います」と、闘志をみなぎらせる。

第1レグでPWRC10位と出遅れてしまった奴田原文雄(ランサーエボリューション)は、第2レグでもサスペンションのセッティングが路面に合わずペースが上がらなかった。
結果的には2つポジションアップを果たしたが、前を走る2台がリタイア、トラブルでポジションダウンした結果のPWRC8位(グループN12位)だ。
「今日は、最初のSSで1度スピンをしましたがそれ以外はとくに大きなミスはなし。
しかしコースをちゃんと攻め切れているとは思いません。
きっと足まわりだけでなく自分の走りにも問題があるのでしょう。
今回はいろいろな課題が見つかり、それを克服しながら走っています。
それにしても難しいラリーですね」と、語る奴田原は少し疲れ気味の様子だ。

ラリー・アイルランド3日目となる最終の第3レグは、18日(日)に4本のSSが行われる。
SSの合計距離は55.91km、リエゾン(移動区間)を含む第3レグ全体での総走行距離は304.34kmとなっている。

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