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2017年4月

2017/04/30

トヨタ・チーム 第3日目リポート

WRC 第5戦 ラリー・アルゼンティーナ デイ3

ヤリスWRC、風光明媚なグラベルロードを疾走
2台揃ってポジションアップを果たす

4月29日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナの競技3日目デイ3がアルゼンチンのビジャ・カルロス・パスを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamの、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は前日よりも順位をひとつ上げ、総合5位に浮上した。
また、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)も総合7位にポジションアップ。例年にも 増して耐久色の濃くなった本ラリーで、2台揃って完走という目標に向けて、大きく前進した。

#10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)

ラリー・アルゼンティーナ、デイ3はサービスパークが置かれるビジャ・カルロス・パスの西北エリアで6本計160kmのSSが行われた。
コースは前日のデイ2と比べるとフラットだが、それでも依然荒れた路面も多く、前日に続き多くの選手がクルマに大きなダメージを負った。
ラトバラはラフな路面を堅実に走り切り、デイ2よりも順位をひとつ上げることに成功。
午後のステージではダンパーの破損や、ウォータースプラッシュを通過した際に水底のコンクリートにクルマが当たった衝撃でフロントウインドウが割れるなど、トラブルがなかったわけではなかったが、それでも大きな問題とはならなかった。

一方、ハンニネンは午前中のSSでパワーダウンに遭遇。前日にも同様の問題が起こりチームは対策を施していたが、それでもこの厳しいラリーでは十分ではなかった。
原因は既に突き止めているため、チームは次戦以降に向けて根本的な対策を練り、再発防止を誓った。
なお、ハンニネンは、トラブルにも関わらず前向きな気持ちで走り続け、前日よりも順位をふたつ上げ、総合7位でデイ3を締めくくった。

トミ・マキネン(チーム代表)

いろいろな事が起きた昨日と比べると、今日は2台とも比較的順調で、過酷なアルゼンチンの道から多くを学ぶ事ができました。
コースは依然として荒れている所が多く、我々のクルマにとっては良いテストの1日となりました。
まだまだ改善すべき点は少なくありませんが、このようなラフなコンディションのラリーを戦うのは初めである事を考えると、ここまでのところ良いパフォーマンスを発揮できていると思います。
また、選手たちは今日も良い仕事をしてくれました。
ヤリ-マティは5位に順位を上げ、ユホ は着実に進化するという計画をきちんと遂行しました。
明日の最終日も難しいステージが続きますが、我々の目標は2台揃って完走しポイントを獲得する事です。

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)

朝の最初のステージは朝日が目に入りとても眩しかったのですが、良いスタートとなりました。
2本目のSSは去年アクシデントに遭遇したコースだったので、少し用心深く走り過ぎたかもしれません。
全体的に今日のペースは悪くなかったと思いますが、少しタイムを失っているような感じがしました。
それが一体何故なのかはハッキリとは分かりませんが、もしかしたらコーナーで少しアグレッシブに走り過ぎているのかもしれません。
とはいえ、依然としてライバルにプレッシャーをかけ続けていますし、まだ勝負は終っていません。
明日はもっとも短い1日ですが、ラリー全体の中でも特に難しいコースを走るので、気を引き締めて臨みます。

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)

クルマの信頼性は総じて高かったと思いますが、今日はハンドリングが少し神経質に感じられ、コントロールに少し苦労しました。
とにかく注意して走行し、問題なく最後まで走り切ろうと心に決めていたのですが、それはうまくいき、順位を少し上げる事ができました。
走行終了後、明日の最終日に向けてクルマをより良くしようとエンジニアと話しをしました。
クリーンに走るという目標は明日も変わりませんが、できるだけ多くのポイントを獲得したいと思っています。

Topics
1980年、当時ウイリアムズからF1に参戦していたアルゼンチンの英雄カルロス・ロイテマンは、フィアット131でラリー・アルゼンティーナにスポット出場。
優勝したワルター・ロール、2位のハンヌ・ミッコラに続く総合3位に入った。
そしてF1引退後の1985年、ロイテマンはふたたびラリー・アルゼンティーナに参戦。
グループBカーのプジョー205 T16をドライブし、またしても3位に入るなどオールマイティな才能を発揮した。
ドライバーを引退後、ロイテマンは出身地であるアルゼンチンのサンタフェ州の知事となり、政治の世界でも大きな成功をおさめた。

明日のステージ情報
競技最終日となる4月30日(日)のデイ4は、サービスパークが置かれるビジャ・カルロス・パスの西側エリアで3本のSSが行われる。
SS16とそのリピートステージであるSS18「エル・コンドル-コピナ」はラリー・アルゼンティーナを代表する名物ステージであり、SS18はSSトップ5を記録した選手にボーナスポイントが付与されるパワーステージに設定されている。
また、SS17「ミナ・クラベロ-ジュリオ・チェザーレ」は、巨石が点在する不思議な景色の中を走るコースで、こちらも非常に人気の高いステージだ。
3本のSSの合計距離は55.28km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は285.39kmとなっている。

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WRC:Rd.5 アルゼンチンラリーDay3結果(SS.15)

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 02h53'45.7
2 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 -00'11.5
3 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -00'26.8
4 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'49.9
5 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'24.6
6 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC RC1 -03'41.8
7 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -09'34.3
8 L.ベルテッリ ITA Ford Fiesta WRC RC1 -12'10.0
9 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -13'26.8
10 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -13'57.5
11 M.エストベルグ NOR Ford Fiesta WRC RC1 -14'27.7
12 J.アロンソ ARG Skoda Fabia R5 RC2 -23'39.1
13 P.ヘラー CHL Ford Fiesta R5 RC2 -34'21.2
14 B.グェッラ MEX Skoda Fabia R5 RC2 -56'34.1
15 G.ロドリゲス PRY Skoda Fabia R5 RC2 -1h04'14.8
17 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -1h21'43.3

    総合 20位まで確認

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2017/04/29

トヨタ・チーム 第2日目リポート

WRC 第5戦 ラリー・アルゼンティーナ デイ2

アルゼンチンの荒れた大地の洗礼を受けるも
ヤリスWRCは2台揃ってデイ2を走破

4月28日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナの競技2日目デイ2がアルゼンチンのビジャ・カルロス・パスを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamの、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合6位で、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合9位で、荒れたグラベル(未舗装)ロードが連続したハードな1日を走り切った。

#10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)

ラリー・アルゼンティーナ、デイ2は今シーズンここまでで最もラフな(荒れた)ステージが選手たちの前に立ちはだかった。

近年WRCのグラベルラリーは全体的に路面がフラットで、かつてアクロポリス・ラリー(ギリシア)や、キプロス・ラリーで多く見られた、荒れ果てた道はあまり使われなくなった。
しかし、今年のラリー・アルゼンティーナのデイ2は、アクロポリス・ラリーを思い出させるほどラフで、大きな石が転がるハードな道が続いた。
そのため多くのクルマがトラブルやアクシデントに見舞われ、耐久色の強い1日となった。
ラトバラは、グラベルラリーでは不利となる早い出走順ながら、午前中の4本のSSが終了した時点で総合2位につけていた。
しかし、午後の再走ステージでエンジン温度の上昇とパンクに見舞われタイムロス。
それでも粘り強く走り続け、総合6位で困難な1日を走り切った。
一方、ハンニネンは午前中にエンジンパワーが上がらないトラブルで遅れをとったが、日中のサービスでメカニックとエンジニアが問題を解決。
午後は問題なく走行し、明日に繋がる9位でデイ2を終えた。

トミ・マキネン(チーム代表)

多くの人が言うように、今日のステージはWRCよりも、同じくアルゼンチンの大地を舞台とするダカールラリーに近いラフな路面コンディションでした。 しかし、ヤリスWRCは2台揃って1日を走り切り、その強さを証明しました。
いくつか小さなトラブルが起こったのは事実ですが、いずれも既に解決できており、多くの事を学びました。
このようなラリーではクレバーに戦う事がとても大切なのですが、両クルーはいくつかのアンラッキーな出来事にも関わらず、困難なコンディションにうまく対処し、持てる力を最大限に発揮しました。
また、レッキの時とは路面の状態が大きく異なったため、難しい条件下での走行になりましたが、彼らは良く対応したと思います。

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)

今日は、最初のステージをスタートしてすぐに、道がとても荒れている事に驚きました。
クルマの下まわりを保護するサンプガードが5回ほど路面に強く当たり、大変な1日になるだろうと覚悟しました。
午後のリピートステージは道がさらに悪くなるだろうと予想し、下まわりを打たないように車高を高めたのですが、ハンドリングに関しては自信を持てなくなってしまいました。
SS8のスタート後しばらくして、岩を避けようとラインが膨らんで右リヤがバンクに当たり、タイヤがリムから外れてしまいましたが、そのままフィニッシュまで15kmぐらいタイヤ交換をせずに走り切りました。
ツキがなかったとも言えますが、それでもきちんと1日を走り切ったので、クルマにいくつか改善を施し、残る2日間の戦いに臨みたいと思います。

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)

コースは1日を通してラフだったので、ただひたすらステージを走り抜く事に集中しました。
午前中にはパワーが落ちるトラブルが発生し遅れをとりましたが、幸運にも日中のサービスで問題点を見つけ解決したので、午後はトラブルなく走る事ができました。
また、午前中には路面のバンプ(出っ張り)に当たって空力パーツの一部が破損し、その結果ハンドリングが少し神経質になりましたが、それほど大きな問題ではなかったのは幸いです。
明日は、少しでも順位を上げられるように頑張ります。

Topics
ラリー・アルゼンティーナで、選手は多くの川渡りに遭遇する。
ラリーの世界では川渡りや大きな水たまりを通過することを「ウォータースプラッシュ」と呼ぶが、水の深さや水底の凹凸をレッキ(事前下見走行)できちんと把握していないと、思わぬアクシデントに遭遇する事もある。
ドライバーは、クルマのノーズをやや上向きにするため、基本的にウォータースプラッシュの手前でアクセルをオンにする事が多い。
そしてコ・ドライバーは、エンジン内に水が入り込まないように、エアクリーナーの前に設けられたフラップを室内から操作する。
過去に多くの選手が水をエンジン内に吸い込んで失速したり、水圧や凹凸の衝撃でクルマのフロント部に大きなダメージを受けた。ウォータースプラッシュは、時に重大なトラブルの原因になり得るのだ。

明日のステージ情報
競技3日目となる4月29日(土)のデイ3は、サービスパークが置かれるビジャ・カルロス・パスの西北エリアに展開する3本のステージを各2回走行する全6SS。
SS11とその再走ステージとなるSS14「ロス・ヒガンテス-カンテラ・エル・コンドル」は、雄大な景色が広がるとても美しいステージだ。
6本のSSの合計距離は160km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は425.16kmとなっている。

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WRC:Rd.5 アルゼンチンラリーDay2結果(SS.9)

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 01h24'55.4
2 M.エストベルグ NOR Ford Fiesta WRC RC1 -00'55.7
3 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 -01'00.7
4 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -01'06.7
5 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -01'11.3
6 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'29.9
7 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC RC1 -03'41.8
8 L.ベルテッリ ITA Ford Fiesta WRC RC1 -04'13.9
9 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -04'48.6
10 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -06'32.3
11 P.ヘラー CHL Ford Fiesta R5 RC2 -11'03.0
12 J.アロンソ ARG Skoda Fabia R5 RC2 -11'54.6
13 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -12'08.3
14 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -40'40.7
15 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 -41'34.3

    総合 21位まで確認

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2017/04/28

トヨタ・チーム 第1日目リポート

WRC 第5戦 ラリー・アルゼンティーナ デイ1

南米アルゼンチンを舞台とするグラベルラリーが
コルドバ市街地のスーパーSSでスタート

4月27日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナが開幕。
競技初日デイ1としてスーパーSS1本がアルゼンチンのコルドバ市街地の特設コースで行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合5位につけた。
一方、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)は、総合10位で初日のショートステージを走り終えた。


#10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)

今季2回目のグラベルイベントとなるラリー・アルゼンティーナ は、27日(木)の午前中に、サービスパークが置かれるレイクサイドタウン、ビジャ・カルロス・パス近郊でのシェイクダウンで始まった。
全長約6kmのグラベル(未舗装路)コースはかなり荒れていたが、ラトバラはセッティングをいくつか試し、4回目の走行で全体のトップタイムをマーク。
ハンニネンは10番手タイムを記録し、ラリー本番に向けてヤリスWRCの最終調整を行なった。

そして、夜7時過ぎから始まったコルドバ市街地でのスーパーSSでは、グラベルとターマック(舗装路)が混ざる全長1.75kmのコースで、ラトバラが5番手タイムを、ハンニネンが10番手タイムを記録。
TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのクルーは堅実なラリースタートを切った。

トミ・マキネン(チーム代表)

アルゼンチンは、これまで常にチャレンジングなイベントでした。
恐らく、今シーズンもっとも難しいラリーのひとつだと思います。
ですから、ここまでの状況を見ただけでは、この後 どういった展開になるのか予想するのは簡単ではありません。
シェイクダウンで最速だったのは素晴らしい事ですが、タイムそれ自体にはあまり意味がありません。
しかし、シェイクダウンで試したかったことをすべて試すことができたのは、このラリーを戦う上でとても大きな意味があります。
明日からのチャレンジに向けて、準備は万端です。

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)

とても良いフィーリングでラリーをスタートする事ができました。
もう少しだけ速く走れた所もいくつかありましたが、パフォーマンスに関しては十分です。
ここまで何も問題はありませんので、明日からの数日間がどのような展開となるのか、とても楽しみです。

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)

スーパーSSはとても良いステージで、注意深く走りながらも、少しですが楽しむ事もできました。
他のSSと今晩のスーパーSSが大きく異なるのは確かですが、良いスタートとなり満足しています。
明日から始まる本格的なグラベルコースでどうなるのか様子を見たいと思いますが、ミスなく走る事が自分の目標です。

Topics
前戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) は、ヤリ-マティ・ラトバラとミーカ・アンティラのペアにとって170回目のWRCスタートとなった。
彼らはセバスチャン・ローブとダニエル・エレナが持っていた169回というWRC最多ペア出走記録に並んでいたが、ついに単独トップに立ち「もっとも息が長いペア」となった。
ちなみに、アンティラにとって今回のアルゼンチンは185回目のWRCスタートであり、WRCの歴史において2番目に多く出走したコ・ドライバーとなる。
このまま順調に出走を続けていけば、今シーズンの後半にはドゥニ・ジロウデが持っている188回という記録を抜き、歴代トップに立つ予定である。

明日のステージ情報
競技2日目となる4月28日(金)のデイ2は、サービスパークが置かれるビジャ・カルロス・パスの南側エリアで6本のSSが行われ、
日中と1日の最後にはビジャ・カルロス・パスの近くで2本のスーパーSSが実施される。
ビジャ・カルロス・パス南側エリアのSSは路面が荒れているところも多く、絶対的なスピードだけでなく、タイヤやサスペンションの耐久性も重要な要素となる。
全部で8本のSSの合計距離は140.56km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は606.70kmとなっている。

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WRC:Rd.5 アルゼンチンラリーDay1結果(SS.1)

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 00h01'53.8
2 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -00'00.9
3 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -00'00.9
4 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 -00'01.6
5 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'02.1
6 M.エストベルグ NOR Ford Fiesta WRC RC1 -00'02.4
7 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC RC1 -00'02.5
8 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 -00'02.7
9 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -00'03.1
10 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'03.8
11 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -00'04.8
12 L.ベルテッリ ITA Ford Fiesta WRC RC1 -00'05.2
13 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -00'05.4
14 B.グェッラ MEX Skoda Fabia R5 RC2 -00'07.4
15 M.プタスゼク POL Skoda Fabia R5 RC2 -00'08.3
17 V.ゴーバン UKR BMW Mini RC2 -00'12.8

    総合 22位まで確認

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2017/04/10

トヨタ・チーム 第2日目リポート

WRC 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) デイ2

2台のヤリスWRCがSS2番手タイムを記録
ラトバラは総合4位にポジションを上げる

4月8日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)の競技2日目となるデイ2がコルシカ島の北部で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が、総合4位に順位を上げた。
また、前日のリタイア後クルマを修復し、ラリー2規定 に基づいて再出走を果たしたユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)は、総合34位につけている。

#10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)

前日のデイ1でクルマのセッティングとドライビングのアジャストに苦労したラトバラは、デイ2を走行するにあたりセッティングを少し変えてコースに向かった。
設定された4本のSSのうち、最初のSS5こそ8番手タイムに留まったが、SS6では6番手タイムをマーク。午前中の2本のSSを走り終えバスティアのサービスパークへと戻ったラトバラは、エンジニアと相談のうえ、さらなるセッティング変更を施したところヤリスWRCのハンドリングは好転。
ラトバラはSS5の再走ステージとなるSS7で2番手タイムを記録し、SS6の再走ステージとなるSS8を3番手タイムで走行するなど、午後の再走ステージではペースを大幅に上げることに成功した。
その結果ラトバラは、上位を走行していた選手の脱落もあり、デイ1よりもふたつ順位を上げ、総合4位でデイ2を走りきった。
また、ラリー2規定で再出走を果たしたハンニネンも午前中のSS5で2番手タイムを、SS6で3番手タイムを記録。
ヤリスWRCは、デイ1よりも狭くツイスティなデイ2のSSで、上位を競えるスピードを示した。

トミ・マキネン(チーム代表)

ラリーのこのタイミングでセットアップに変更を加えるのはかなり危険だったかもしれません。
しかし、我々は色々な事を試し、学ぶためにこのラリーに来ているのです。
まず午前中にユホのクルマでいくつかの事を試したところ、良い手応えを得られました。
そこで午後はヤリ-マティのクルマにも似たような変更を施しました。
我々の目的はアンダーステアを抑え、ドライバーに自信を与え、フロントタイヤの性能を最大限に引き出す事でした。
これまでの経験を生かしてうまく改善する事ができたと思いますし、チームとドライバーは素晴らしい仕事をしてくれました。
非常にトリッキーだった今日のステージでの、彼らのパフォーマンスをとても誇りに思います。

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)

日中のサービスで実施したいくつかのセッティング変更により、クルマは大きく変わりました。
そのため午後の2本のSSでは運転がとても楽しく感じられ、思い切り攻めることができたので良い気分でした。
午後の再走ステージは、道に泥や砂利がかき出されていたため注意深く走る必要がありましたが、それでも午前中よりもクルマが良くなっていたので自信を持って走る事ができました。
また、午前中のSSではあまりフィーリングが良くなかったブレーキングに関しても、改善されました。
明日の最終日に向けて良い位置につけているので、最後までしっかりと走りきることを目指します。

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)

昨晩のサービスでクルマのセットアップに変更を加えたところ、フィーリングはかなり良くなりました。
昨日もクラッシュするまでクルマは良い感じでしたが、今日は昨日よりもさらに良いフィーリングです。
また、昨日トミと話しをして、もっとリラックスして走った方が良いと思い、今日は自分のドライビングスタイルを少し変えてみました。
すると、非常にうまく行き、午前中のSSでは何も問題なく楽しみながら良いタイムを出す事ができました。
ただし、午後は道が泥 で汚れていたので、少し慎重に行き過ぎたところタイムが伸びなかったのは残念です。

Topics

舗装されたコースで行われるラリーは、一般的に「ターマックラリー」や「アスファルトラリー」と呼ばれている。
どちらもラリーの世界では基本的に同じ意味合いで使われているが、ターマック(Tarmac)とはタールマカダム(Tarmacadam)を略した呼び名であり、タールマカダムはイギリスの土木技師エドガー・パーネル・フーリーが開発し特許を取得した舗装方式である。
つまり舗装路にはタールマカダム以外の道も多いのだが、現在では広く舗装路をさす単語として使われている。
また、アスファルトはもともと瀝青(れきせい)という原油由来の素材の名称であり、それを用いた舗装をアスファルト舗装と呼ぶ。
ただし、アスファルトもターマックと同じように、広く舗装路を表現する単語としてラリーでは用いられている。

明日のステージ情報

競技最終日となる4月9日(日)のデイ3のSSはわずか2本。
しかし1本目のSS9は今大会最長となる全長53.78kmのウルトラロングステージ。
そしてSS10は10.42kmと距離は短いが、トップ5タイムを記録した選手にボーナスのドライバーズポイントが与えられるパワーステージに指定されている。
2本のSSの合計距離は64.20km、リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は211.92km。
競技終了後、島の南部ポルト・ヴェッキオのマリーナで午後1時30分より表彰式が予定されている。

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WRC2:2017年シリーズ・ポイント表(Rd.4/13)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia 50
2 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 50
3 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 46
4 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 36
5 O.ベイビー NOR Skoda Fabia 25
6 J.コペッキー CZE Skoda Fabia 24
7 E.ベルグクビスト SWE Citroen DS3 18
8 B.ボウフィエール FRA Ford Fiesta 15
9 Y.ロッセル FRA Citroen DS3 R5 15
10 B.グェッラ MEX Skoda Fabia R5 15
11 S.テンペスティーニ ROU Citroen DS3 R5 12
12 P.ヘラー CHL Ford Fiesta 12
13 Q.ジルベール FRA Ford Fiesta 10
14 G.グリーンスミス FRA Ford Fiesta R5 10
15 P.ロウベ EST Ford Fiesta R5 8
16 A.クルグノーラ ITA Ford Fiesta R5 6
17 新井 大輝 JPN Ford Fiesta R5 6
18 E.ブリニルドセン NOR Ford Fiesta R5 4
19 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 2
20 J.コルトゥン POL Ford Fiesta R5 1
21 L.ピエニアゼク POL Peugeot 208 T16 R5 1

    同ポイントの順位はFIAによる

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WRC:2017年シリーズ・ポイント表(Rd.4/13)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC 88
2 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC 75
3 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC 54
4 O.タナク EST Ford Fiesta WRC 48
5 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC 47
6 C.ブリーン IRL Citroen DS3 33
7 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC 27
8 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC 25
9 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC 20
10 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia 12
11 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC 10
12 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC 9
13 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 5
14 J.コペッキー CZE Skoda Fabia 4
15 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 3
16 S.サラザン FRA Ford Fiesta WRC 2
17 B.ボウフィエール FRA Ford Fiesta 1
18 Y.ロッセル FRA Citroen DS3 R5 1


N0. Manufactures Point
1 M-スポーツ・ワールド・ラリー・チーム 129
2 ヒュンダイ・モータースポーツ 105
3 トヨタ・ガズー・レーシングWRC 79
4 シトロエン・トタル・アブダビ・ワールド・ラリー・チーム 71

    同ポイントの順位はFIAによる

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トヨタ・チーム 第3日目リポート

WRC 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) デイ3

パワーステージで最速タイムを記録したラトバラが
過酷なターマックラリーで総合4位となる

4月9日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)の競技最終日となるデイ3がコルシカ島の東南部で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が、総合4位でフィニッシュした。
また、デイ1でのリタイア後クルマを修復し、ラリー2規定に基づきデイ2再出走を果たしたユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)は、SS9でコースオフによりリタイアとなった。

#10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)

競技最終日を迎えたツール・ド・コルスのSSは全部で2本。
1本目のステージである全長53.78kmのSS9で、ラトバラは4番手タイムとなり、2秒差で総合4位の座を失い総合5位に後退した。
しかし、最終ステージとなる全長10.42kmのSS10で、ラトバラは堂々ベストタイムを記録。0.1秒差ながら4位に復帰する事に成功した。
SS10はボーナスのドライバーズポイントが与えられるパワーステージのため、ラトバラは第2戦ラリー・スウェーデン以来となる最大ボーナスポイントの5点を獲得。
その結果、ラトバラ/アンティラ組は選手権2位の座を堅持した。
一方、ハンニネン/リンドストローム組はSS9でコースアウト。
リタイアとなり、残念ながら開幕戦からの連続完走記録を伸ばすことができなかった。

豊田章男(チーム総代表)

18年ぶりのWRC復帰から4戦目となるツール・ド・コルスで、やっと私もヤリスWRCの走る姿を間近で見て、チームの皆と共に現場で戦うことができました。
土曜日、ラトバラ選手が午前のSSを終え昼のサービスに戻った際、大がかりな部品交換によるセッティング変更を制限時間ギリギリまで使って行うメカニック達の姿を目の当たりにしました。
ドライバーが道との会話で感じたクルマへの違和感をメカニックやエンジニアが即座に改善し、また道に戻して走り続ける…ドライバー視点の開発とその改善を繰り返していくマキネンのチームの姿は、まさに私どもが目指す「もっといいクルマづくり」そのものだと感じます。
現場では誰かが大声で指示を出すのでなく個々のメカニックが各々の役割を全うし作業が進んでいきました。
想いが通じ合った信じあえるプロのチームを築きあげたマキネン代表に改めて感謝します。

また、沿道では多くのファンやオフィシャルに出会うことができました。
手の届きそうなところを通り過ぎるラリーカーの音や匂いや迫力を楽しもうとする文化がそこにはあり、WRCの現場でラリーの魅力を改めて体感することができました。
彼らに笑顔で話しかければ、言葉は通じなくとも「トヨタがんばれ!」と返してくれます。
ラリーを愛し、クルマを楽しみ、そしてトヨタの挑戦を応援してくださる方が世界中にいること、本当にありがたく、そして心強く思います。
今後も、トミをはじめとしたチームのみんな、そして全世界にいるファンの皆さまとWRCの道をヤリスで走り続けていければと思います。
応援いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
これからもサポートをよろしくお願いいたします。

トミ・マキネン(チーム代表)

ヤリスWRCはラリー初日から好調でしたが、さらなる改善を施した土曜日以降は、両ドライバーともクルマがさらに良くなったと喜んでくれました。
それはチーム一丸となった努力の賜物であり、クルマは3日間で大きく進化しました。
今シーズン最初のフルターマックラリーで、ヤリ-マティが表彰台まであと1歩の4位に入ったのは、素晴らしいと思います。
現役時代、私自身のツール・ド・コルスでのベストリザルトは6位でした。
パワーステージで彼がトップタイムを出した事についても、加えて称賛したいと思います。
また、このラリーでの経験が少ないにも関わらず、ヤリ-マティに匹敵するペースで走行したユホは、自分自身を誇りに思っていいと思います。

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)

4位でフィニッシュするためには、完璧な走りをする必要があると理解していましたので、自分の運転に集中し、最後のパワーステージでは限界まで攻めました。
いくつかのコーナーでは進入スピードが高すぎてアンダーステアが出てしまい、とあるジャンピングスポットではドリフトして観客を驚かせてしまいました。
それぐらい激しく攻められたということで、完璧に近い走りができたと思います。
総合4位に入り、その上パワーステージも制して合計17ポイントを獲得する事ができたのは、今シーズン最初のフルターマックであることを考えると素晴らしい結果だと思います。

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)

SS9のフィニッシュまで、あと約5kmの右コーナーでミスを冒してしまいました。
原因は明らかではありませんが、おそらく私が作ったペースノートに問題があったのだと思います。
コースから外れて復帰する事ができず、そこでラリーは終ってしまいました。
今回は十分なスピードがあったと思いますし、フィニッシュまであと少しだったのでとにかく残念です。
しかし、チームメイトであるヤリ-マティが本当に素晴らしい結果を残した事を、心から喜びたいと思います。

次回のイベント情報

WRC次戦は、4月27日から30日にかけてアルゼンチンのコルドバ近郊、ビージャ・カルロス・パスを中心に行なわれる第5戦ラリー・アルゼンチン。
シーズン2度目のグラベルラリーとなるが、4月下旬のアルゼンチンは秋の始まりとなり、ラリーが開催されるエリアでは天候が安定しない事が多い。
そのため、変わりやすい路面コンディションへの対応力が重要となる。
また、SSにはジャンプやウォータースプラッシュ(川渡り)も多く、ラリーカーには総合的なパフォーマンスが求められる。

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WRC:Rd.4 フランスラリーDay3結果(最終:SS.10)

Hyundai i20 WRC (C)Hyundai Motorsports
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N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 03h22'53.4
2 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'54.7
3 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -00'56.0
4 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'09.6
5 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -01'09.7
6 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC RC1 -02'16.3
7 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia RC2 -08'10.7
8 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -09'17.0
9 S.サラザン FRA Ford Fiesta WRC RC1 -09'23.6
10 Y.ロッセル FRA Citroen DS3 R5 RC2 -12'57.1
11 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -15'20.3
12 J.トエドゥトリ CHE Citroen DS3 R5 RC2 -15'50.0
13 S.テンペスティーニ ROU Citroen DS3 R5 RC2 -16'13.6
14 O.ベイビー NOR Skoda Fabia R5 RC2 -16'37.8
15 P.ロウベ EST Ford Fiesta R5 RC2 -17'24.7
21 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -28'52.3
50 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC1 -1h11'57.3

    総合 58位まで確認

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2017/04/09

WRC:Rd.4 フランスラリーDay2結果(SS.8)

Hyundai i20 WRC (C)Hyundai Motorsports
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N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 02h44'10.2
2 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'38.9
3 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -00'57.7
4 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'09.4
4 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -01'12.2
6 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC RC1 -01'43.8
7 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia RC2 -06'21.7
8 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -07'29.6
9 S.サラザン FRA Ford Fiesta WRC RC1 -07'46.8
10 Y.ロッセル FRA Citroen DS3 R5 RC2 -09'56.5
11 O.ベイビー NOR Skoda Fabia R5 RC2 -12'21.0
12 S.テンペスティーニ ROU Citroen DS3 R5 RC2 -13'06.2
13 J.トエドゥトリ CHE Citroen DS3 R5 RC2 -13'15.9
14 G.フィオリ FRA Skoda Fabia R5 RC2 -14'46.6
15 P.ロウベ EST Ford Fiesta R5 RC2 -14'49.2
16 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -15'12.6
26 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -27'47.0
33 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -35'07.8
59 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC1 -1h11'16.8

    総合 64位まで確認

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トヨタ・チーム 第1日目リポート

WRC 第4戦 ラリー・フランス(ツール・ド・コルス) デイ1

コルシカ島のハードなターマックコースを
堅実に走行したラトバラが初日6位につける

4月7日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦ラリー・フランス(ツール・ド・コルス)の競技初日となるデイ1がコルシカ島のアジャクシオ周辺で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合6位につけた。
また 、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)はSS1でクラッシュし、SSをフィニッシュ後リタイアに。
チームはデイ2での再出走を実現するため、サービスでクルマの修復作業を行なった。

#10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)

伝統のツール・ド・コルス、デイ1はTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamにとってハードな1日となった。
ラリーは前日、6日(木)の夜にコルシカ島東部の都市アジャクシオで行われたセレモニアルスタートで開幕。そして7日の朝から競技がスタートし、アジャクシオの南側と北側に展開する2本のターマックコースを各2回走行した。

ラトバラはクルマのセットアップとドライビングをコースに完全には合わせきれなかったが、それでも様々なトライを続けながら安定した走りを続け、5~7番手のSSタイムを記録。
総合6位でデイ1を走りきった。

一方、ハンニネンは非常に速いペースでSS1を走行していたが、終盤コーナリングライン が膨らみクルマの右リヤを橋の欄干にヒット。
その衝撃によりダンパーのオイルキャニスターが破損し出火した。
それ自体はそれほど大きなダメージではなかったが、右側のタイヤが2本とも衝撃でパンクしており、スペアタイヤを1本しか搭載していなかったため、走行を続けることができなくなってしまった。
クルマのダメージは少なく、チームはバスティアのサービスパークで破損個所を修復。ハンニネンはラリー2規定に基づき、デイ2での再出走を予定している。

トミ・マキネン(チーム代表)

まずまずの1日でした。
ヤリ-マティはトップ6につけていますが、ユホの最初のステージでのクラッシュは残念です。路面の状態やグリップが変化するような時の挙動について、クルマにいくつか改善できる点が見つかりました。
それらに関しては解決策を検討し、将来に向けて選手たちがもっと自信を持って走れるように改良を施すつもりです。
我々はまだターマックラリーでの経験が少ないので、これからの2日間で様々な事を学ぶ事ができるでしょう。

ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)

悪くはない1日でしたが、自分のドライビングには満足していません。
特に路面が濡れていたり、滑りやすいところでは少し慎重に走り過ぎたと思います。
ただし、そのようなコンディションはもともと自分にはあまり合っていないため、それほど心配はしていません。
自分としては主にブレーキングと加速時にタイムを失っており、増加したエンジンのパワーと、新たに搭載されたアクティブセンターデフに慣れていないのも問題だと思います。
今シーズンは良いスタートを切りましたが、まだまだ多くの事を学びテストを続けている段階です。
状況を考えると6位は現実的な順位だと思います。
それでも、クルマは高いポテンシャルを備えているので、明日はさらなる改善に努めるつもりです。

ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)

とても残念な結果になってしまいました。
橋に差しかかる少し前で路面の状態が変わり、ブレーキングのタイミングがずれた結果、速すぎるスピードでコーナーに入り、ラインがワイドに膨らんでしまいました。
そしてクルマの右リヤが橋の欄干に当たり、ダンパーのオイルに火がついてしまいました。
すぐに消火しフィニッシュを目指したのですが、前後のタイヤがパンクしており、他の選手と同じようにスペアタイヤを1本しか搭載していなかったため、クルマにダメージを与えないためにも残りの走行を諦めなくてはなりませんでした。
自分たちにとっては良くない1日になってしまいましたが、明日は再出走できると思います。

Topics
2005年のWRCツール・ド・コルスでは、9年連続で世界王者となったフランス人ドライバーのセバスチャン・ローブが、歴史に残る大記録を打ち立てた。
彼は設定されたすべてのSSでベストタイムをマーク。
2位に2分近い大差をつけて優勝を果たした。
また、ヤリスWRCで今年のツール・ド・コルスを戦うフィンランド人クルーにとっては、1983年の大会も印象深い1戦である。
フィンランドを代表するレジェンドドライバー、マルク・アレンは、北欧のドライバーとして初めてツール・ド・コルス優勝を果たし、本来はグラベルラリーが得意なフィンランド人選手でも、ターマックラリーで勝てる事を証明した。

明日のステージ情報
競技2日目となる4月8日(土)のデイ2は、サービスパークが置かれるバスティアを中心に島の北部でSSが行われる。
全長48.71kmのロングステージと、17.27kmのミドルステージの2本のSSを、バスティアでのサービスをはさみ各2回走行。
計4本のSSの合計距離は131.96km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は406.57kmとなっている。

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2017/04/08

WRC:Rd.4 フランスラリーDay1結果(SS.4)

Toyota Team (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 01h16'32.1
2 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'10.3
3 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 -00'25.8
4 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -00'52.4
5 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -00'53.8
6 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'00.2
7 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC RC1 -01'18.8
8 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC1 -02'07.6
9 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia RC2 -02'57.3
10 S.サラザン FRA Ford Fiesta WRC RC1 -03'17.8
11 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -04'07.3
12 Y.ロッセル FRA Citroen DS3 R5 RC2 -04'57.9
13 O.ベイビー NOR Skoda Fabia R5 RC2 -05'15.6
14 M.コチ SVK Skoda Fabia R5 RC2 -05'19.7
15 E.ベルクビスト SWE Citroen DS3 R5 RC2 -06'11.0
37 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -14'20.7
58 E.カミッリ FRA Ford Fiesta RC2 -27'36.2
68 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -34'58.3

    総合 76位まで確認

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