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2017/07/30

トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第9戦 ラリー・フィンランド デイ3

ラッピが首位を守り初優勝に向けて大きく前進
ハンニネンは総合3位にポジションを上げる

7月29日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドの競技3日目デイ3が、フィンランドのユバスキュラを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合1位の座を守り、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)は総合3位に順位を上げた。
なお、デイ2で総合2位につけていたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、連続でSSベストタイムを記録して首位に浮上するも、SS19でメカニカルトラブルによりストップ。
チームはサービスパークでクルマを修理し、明日のデイ4での再出走を目指す。

#12号車(エサペッカ・ラッピ、ヤンネ・フェルム)

デイ3は全部で8本のグラベル(未舗装路)SSが設定され、2位につけていたラトバラはオープニングステージのSS14からSS18にかけて、5ステージ連続でベストタイムを記録。
SS15でラッピを抜き首位に立った。
しかしSS19「オウニンポウヤ-2」で、クルマにトラブルが発生し、ラトバラはコース上でストップ。
S19でベストタイムを刻んだラッピがふたたびトップに立ち、前日に続きラリーリーダーとして1日を締めくくった。
また、前日5位のハンニネンはSS16で3位にポジションアップ。
さらに、SS19ではラトバラの脱落もあり2位に順位を上げた。
その後3位にポジションを下げたが、2位との差は4.3秒と小さいため、明日の最終日はチームの1-2フィニッシュを目標に戦う。

トミ・マキネン(チーム代表)

ヤリ-マティは本当に速く、ホームラリーで優勝目指して戦っていたので、彼のクルマにトラブルが起きて本当に残念ですし、申し訳なく思います。
いったい何が起こったのか、現在原因を調査しています。
問題は電気系で恐らくマイナートラブルですが、今まで発生したことがない問題なので、徹底的に究明し再発防止に力を注ぎます。
現在、2台が表彰台を狙える位置につけ、1台はラリーをリードしています。
エサペッカは素晴らしい仕事をしているので、明日はこのまま最後まですべてがうまく行くことを願っています。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

今朝は最初のステージからクルマのフィーリングが良く、楽しんでドライブしていました。
オウニンポウヤのSSの2回目も、はじめは素晴らしい感触でしたが、突然クルマが止まってしまい、我々は何もすることができませんでした。
信じられないような出来事ですが、これもモータースポーツの一部です。
我々のチームはまだ若いので、こういったことも起こりえますし、そこから学ぶことが大切です。
まずは原因を追及してきちんと直し、そして明日は再出走してパワーステージで最高の走りをしたいと思います。

ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

午前中はとても調子が良く、うまく走ることができましたが、午後は簡単ではありませんでした。
今日の最後のSSは終盤道幅がとても狭く、少し慎重に走りすぎてしまいました。
もっと果敢に行くべきでした。
とはいえ、私たちは良い位置につけています。
前後のライバルとのタイム差は少ないので、明日は2位に狙いを定めて戦います。

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

ラリーをリードする立場になり驚いていますが、ヤリ-マティのことを考えると複雑な気持ちです。
彼は素晴らしい走りをしていました。
大きなリスクを負わない限り彼に追いつくことは不可能でしたし、そのつもりもありませんでした。
コース上で止まっているヤリ-マティを追い越す時に、少しだけ速度を緩めました。
タイム差がある状態でラリーをリードした経験がありますので、どのようにリードを保つべきか理解しているつもりです。
集中力を高め、気持ちをクリアにし、そして明日に備えて今晩はしっかりと睡眠をとろうと思います。

Topics

トヨタ・セリカGT-FOURは、ラリー・フィンランドの長い歴史において重要な役割を果たしたラリーカーである。
ラリー・フィンランドは1951年にその前身となるイベントが初めて開催されたが、1989年まで北欧出身の選手以外は勝つことができなかった。
しかし、スペイン人のカルロス・サインツが、1990年大会でセリカGT-FOUR(ST 165型)をドライブして優勝。歴史に残る快挙を成し遂げた。
以降、2016年までに5名の北欧出身以外の選手がラリー・フィンランドで優勝しており、最近では2016年にイギリス人のクリス・ミークが勝利を飾っている。

明日のステージ情報

競技4日目最終日となる7月30日(日)のデイ4は、ユバスキュラのサービスパークを中心に、4本のSSが行われる。
そのうち、SS23の再走ステージであるSS25「オイッティラ-2」は、トップ5タイムを刻んだ選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定されている。
4本のSSの合計距離は33.84km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は202.90kmとなっている。

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