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2017/10/08

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第11戦 ラリー・スペイン デイ2

2本のSSベストタイムを記録したハンニネンが4位に浮上
ラッピは6位にポジションアップを果たす

10月7日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインのデイ2がスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合4位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合6位にそれぞれ順位を上げた。

ラリー・スペインのデイ2は、サロウのサービスパークを中心に、7本計121.86kmのターマック(舗装路)SSが行なわれた。
前日夜のサービスでグラベル仕様からターマック仕様へと変更されたヤリスWRCは、ラリー・スペイン特有のリズミカルな中高速コーナーが続くターマックSSで高いパフォーマンスを発揮。
ハンニネンは過去5年間このラリーに出ていなかったが、オープニングステージのSS7で3番手タイムを記録し、続くSS8ではベストタイムを記録。
さらに、SS9でもベストタイムを刻むなど良い流れをつかんだ。
そして、日中のサービス後に行なわれた午後の再走SSでもヤリスWRCは速さを保ち、ハンニネンは前日の8位から4位へ、ラッピは10位から6位へと、それぞれ大きく順位を上げてデイ2を終えた。

トミ・マキネン(チーム代表)

素晴らしい1日になりました。
ターマックで我々のクルマが示した高いパフォーマンスは、今後に向けて大きな自信になります。
ターマック仕様の開発に尽力した全スタッフに感謝の言葉を贈りたいと思います。
これで、将来がさらに楽しみになりました。
ユホは今日、本当に素晴らしい走りをしました。
明日表彰台に上がるのは少々難しいかもしれませんが、きっとベストを尽くしてくれるでしょう。
そしてエサペッカは、事前のテストとは完全に違うコンディションでの走行でしたが、とても大きく進化したと思います。

ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

今日はとても良い1日でした。
昨日の結果にはやや失望しましたが、ターマックのほうが速く走れると分かっていました。
それでも、午前中のSS であれほど良いタイムが出たことには驚きました。
クルマには心から満足しており、サービスで何も変える必要がなかったほどです。
そして、午後のSSでも午前中と同じようにドライブし、引き続き良いフィーリングで走ることができました。
総合順位はあまり気にしていなかったのですが、自分より上の順位の選手を明日捕らえることは難しいかもしれません。
しかし、もちろん諦めることなく最後まで攻め続けます。

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

今朝最初のSSでは十分な自信を持って走ることができませんでした。
なぜなら、事前のテストはウェットでの走行だったので、その時よりも路面のグリップ力がはるかに高かったからです。
しかし、走るうちに少しずつ自信が高まっていきました。
午前中はセットアップに満足できない部分もありましたが、昼のサービスでセッティング変更を施したところ、午後はとても走りやすくなりました。
特に、最後から2番目のSSでは良い走りができました。
ターマックでは、これまででもっとも良いクルマの仕上がりだと思いますので、明日のデイ3が本当に楽しみです。
今日の良い状態を維持して走り、パワーステージでのポイント獲得を目指します。

Topics

世界チャンピオンに2度輝いたカルロス・サインツは、スペインを代表するWRCドライバーである。
彼は1990年にトヨタ・セリカGT-FOUR(ST165型)でシーズン4勝を記録し、スペイン人初のWRC王者となった。
1991年はシリーズ2位で連覇こそ逃したがセリカGT-FOURでシーズン5勝を実現。
1992年は新型となったセリカGT-FOUR(ST185型)で4勝を挙げ、2度目の世界タイトルを獲得した。
不思議なことにサインツは、彼のホームイベントであるラリー・スペインではなかなか勝てなかったが、1992年ついに母国優勝を達成。
1995年には、スバル・インプレッサ555で2度目のラリー・スペイン優勝を果たした。
1993年から1997年にかけての5シーズンをトヨタ以外のチームで戦ったサインツは、1998年トヨタに復帰し2勝を記録。
1999年は未勝利に終わったが着実にポイントを積み重ね、トヨタのマニュファクチャラーズタイトル獲得に大きく貢献した。

明日のステージ情報

競技3日目、ラリー最終日となる10月8日(日)のデイ3は、デイ2と同様ターマックコースが舞台となる。
サロウの北側から西側にかけて展開する3本のステージを各2回走行し、SS16の再走となる最終ステージのSS19は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定されている。
6本のSSの合計距離は74.26km。リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は310.00kmとなる。

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