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2017年10月

2017/10/30

トヨタ・チーム 第4日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第12戦 ラリー・グレートブリテン デイ4

困難なラリーを乗り越えたラトバラが5位でフィニッシュ
ラッピも9位で完走を果たし貴重な経験を得る

10月29日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・グレートブリテンの競技4日目、最終日となるデイ4がイギリスのウェールズ北部を中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合5位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#12号車)が総合9位でフィニッシュ。
ウェールズの滑りやすく難しいグラベルロードで、チームは将来に向けて多くの学びを得た。

ラリー・グレートブリテンの最終日デイ4は、サービスパークの西南エリアで5本計41.17kmのSSが行なわれた。
そのうち2本のSSはそれぞれ2回使われたが、2回目の走行時はグラベル(未舗装路)が泥で非常に滑りやすくなり、タイヤのグリップを得にくいコンディションだった。
しかし、昨晩のサービスでセッティング変更を行った結果、ヤリスWRCのハンドリングは好転。
ラトバラはSS19でベストタイムを、ボーナスポイントがかかるパワーステージに指定された最終のSS21では3番手タイムを記録し、ポジティブな形でラリーを締めくくった。
また、ラッピは4日間を通して辛抱強く走りながらドライビングを改善し、総合9位に入り価値ある1ポイントを獲得。
困難なラリーを戦い抜き、チームは貴重な経験を得た。

トミ・マキネン(チーム代表)

今回の自分たちのパフォーマンスに満足しているわけではありませんが、ポジティブな面もありました。
何が正しくなくて、どのように改善すべきかを理解できたからです。
我々のクルマはラリー・フィンランドのようなハイグリップなコンディションでは速く、大きな進化を確認できました。
そしてラリー・スペインで少し変更を施したところ、正しくない方向に進んでしまいました。

そして今回、ラリー前のテストで使った路面は、実際にラリーで走ったSSよりもグリップ力が高く、それが問題でした。
今回の経験を活かし、次回は少し異なるセッティングで臨みたいと思います。
我々のドライバーは良い仕事をしたと思いますが、特に今回が今年最後のラリーとなったユホについて述べたいと思います。
非常に小さなミスが良くない結果に繋がり、彼の戦いは昨日終わってしまいました。
それまで良いタイムを記録していたので、とても残念に思います。
しかし、これがモータースポーツなのです。
ユホは、我々の開発およびテストで重要な役割を果たしてくれました。
今シーズン、我々がここまで来ることができたのは彼のお陰です。
チーム全員、ユホにとても感謝しています。
また、年間タイトルを決めたセバスチャン・オジエと、Mスポーツに祝意を表したいと思います。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

最後のパワーステージでは、あれ以上は無理と言えるくらい攻めました。
本当に自分のすべてを出しきったと思います。
今回は完璧とはいえないラリーでしたが、それでもポイントを獲得し、何を改善すべきか理解できました。
そして、これまで自分が乗ってきたラリーカーの中で、ヤリスWRCこそが最高のクルマであるという考えに、変わりはありません。
テストと実際のコースではコンディションが異なり、それが今回苦戦した理由のひとつです。
今日のようなツルツルの路面ではクルマの向きを変えることが難しく、フラストレーションが溜まりました。
それでも、コースサイドには多くの観客の姿があり、ラリーを楽しむことができました。
ラリー・グレートブリテンはいつも1年で最も難しいイベントのひとつですが、ラリー・フィンランド以降のイベントでは私にとって2番目のホームラリーと思える1戦です。
いつもこのラリーを楽しんでいます。

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

私にとって今回のラリーの最優先課題は最後まで走りきることでした。
そして、このような難しいコンディションのコースで多くの経験を積むため、集中力を高めてラリーに臨みました。
今日は各SSを1回目に走行した時は良い走りができ、タイムも悪くありませんでした。
しかし2回目に走った時は路面の状態が変わって非常に滑りやすく、なかなかグリップを得ることができず苦労しました。
結果は我々が望んだものではありませんでしたが、なかなか得難い経験をしたと思いますし、今回学んだ多くのことは必ずや将来役に立つでしょう。
私もチームも、常に学んでいるのです。

次回のイベント情報

FIA世界ラリー選手権(WRC)次戦は11月16日から19日にかけて、オーストラリア東部で開催される第13戦「ラリー・オーストラリア」。
2017年のシーズン最終戦に、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamはラトバラ、ラッピのヤリスWRC 2台体制で臨む。
ラリーはオーストラリア東部コフスハーバーのサービスパークを中心に行われ、SSの数は全部で21本、計318.33km。森林地帯や牧草地など、種々様々なグラベルコースが戦いの舞台となる。

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WRC:Rd.12 グレートブリテンラリーDay4結果(最終:SS.21)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 02h57.00.6
2 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 -00'37.3
3 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'45.2
4 A.ミケルセン NOR Hyundai 120 WRC RC1 -00'49.8
5 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'50.3
6 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -01'02.3
7 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 -01'20.5
8 H.パドン NZL Hyndai i20 WRC RC1 -02'16.3
9 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -02'46.5
10 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -03'50.5
11 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -10'11.6
12 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -12'06.0
13 T.ケイブ GBR Ford Fiesta R5 RC2 -12'14.9
14 D.ボギー GBR Skoda Fabia R5 RC2 -12'47.7
15 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -12'58.7
22 K.アル・カシミ UAE Citroen DS3 WRC RC1 -18'08.2
65 鷲尾 俊一 JPN Toyota Vitz RC2 -1h51'50.0

    総合 66位まで確認

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2017/10/29

トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第12戦 ラリー・グレートブリテン デイ3

ナイトステージでベストタイムを記録したラトバラが
総合4位にポジションアップを果たす

10月28日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・グレートブリテンの競技3日目となるデイ3が、イギリスのウェールズ中部を中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合4位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#12号車)が総合9位と、前日よりも順位を上げた。
しかし、前日10位のユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)は、SS14でリタイアとなった。

#10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)

ラリー・グレートブリテンのデイ3は、前日よりもやや北側のエリアが戦いの舞台となった。
SS8からSS13にかけての6本のグラベルSSはウェールズ中部の森林および丘陵地帯で行なわれ、その後イングランドのチャムレー・キャッスルでターマックのSS14を走行。
1度ディーサイドのサービスパークに戻って整備作業を行ない、その後ウェールズの暗闇の中で2本のグラベルSSを走行するという、長く、苛酷な1日だった。
グラベルSSは全体的に滑りやすく難しいコンディションとなったが、ラトバラは徐々にペースを上げていき、夜間のSS15では霧の中ベストタイムを記録。
前日よりも順位をひとつ上げることに成功した。
また、ラッピも難しいコンディションのコースで我慢の走りを続け、ポジションアップを果たした。
ハンニネンはSS11でセカンドベストタイムを記録し、SS13終了時点では総合10位につけていた。
しかしSS14でクルマが藁のバリアに当たり、サスペンションにダメージを受けリタイアを余儀なくされた。

トミ・マキネン(チーム代表)

セッティングを変更した結果、クルマのパフォーマンスは上がったと思います。
ラリー前のテストをとても暖かいコンディションで実施したのですが、どうやらそれが間違いのもとだったようで、寒かった昨日は日中のサービスがなく、作業を実施できたのは夜だけでした。
また、今日もかなり長い距離を走ってからのサービスだったため、なかなか変更を加えることができませんでした。
しかし、ようやく改善を施せるようになり、すべて良い方向に向かっていると思います。
夜間のSSの1本目では、霧が出ていたにも関わらずヤリ-マティは素晴らしい走りをしました。
明日は表彰台争いも十分に可能でしょう。

また、エサペッカも現在はクルマに良いフィーリングを持っているようです。
今回が我々のチームでの最後のラリーとなるユホは、残念な結果となってしまいました。
小さなミスが悪い結果につながってしまうのは、良くあることです。
きっと彼は悔しい気持ちでしょうが、私は彼の今シーズンの多大なる貢献に心から感謝しています。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

クルマは今日最初のステージから、少しずつ良くなり、トラクションは昨日よりもかなり改善されました。
依然としてアンダーステアには悩まされましたが、1日を通してダンパー調整を続けたところフィーリングはどんどんと良くなり、それにつれてSSのタイムも上がって行きました。
そして、霧に包まれた夜間のSSでは、納得できる走りができました。
時にコンディションが難しくとも、攻めなければなりません。
クルマのフィーリングとグリップはとても良いので、明日が楽しみです。

ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

今朝は、昨日よりも状況が良くなりました。
走行中クルマの前後に付着する泥による重量バランスの変化を考えてセッティングを変えたところ、うまくいきました。
リアが泥の重みでそれほど下がらなかったことから、フロントのトラクションをしっかりと得ることができていたと思います。
残念ながらチャムレー・キャッスルのSSでブレーキのタイミングが遅れ、藁のバリアに当たってしまいました。
その結果フロントのダンパーが破損し、走行不能となりました。
さらに、シャシーにもダメージを受けていたため、明日は再出走することができなくなり、とても残念です。

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

今日は出走順が3番手とはやく、路面が良い状態で走ることができたこともあり、昨日よりも良い1日になりました。
昨晩サービスでセッティングを大きく変えたところ、クルマは良いフィーリングになってきました。
いまだ十分に自信がもてるとはいえない状況ですが、それでも昨日よりも走りを楽しめるようになりました。
夜のステージを前にサービスでさらに変更を加えたところ、それ以前のSSよりもグリップが良くなったように感じられ、クルマは良い方向に向かっていると思います。

Topics

ラトバラは先日イングランドのカッスルクーム・サーキットで行われたラリーイベント「ラリーデイ」で、ST185型セリカGT-FOURをドライブした。
それは1994年のラリー・ポルトガルで、ラトバラと同じフィンランド人のユハ・カンクネンがステアリングを握り、ウェールズ出身のニッキー・グリストがコ・ドライバーを務めた由緒あるラリーカーである。
ST185型セリカGT-FOURは1992年にカルロス・サインツが、1993年にカンクネンが、そして1994年にディディエ・オリオールがドライバーズタイトルを獲得した際にドライブしたクルマであり、2度のマニュファクチャラーズタイトルをトヨタにもたらした。

明日のステージ情報

競技4日目、ラリー最終日となる10月29日(日)のデイ4は、ウェールズ北部で5本のSSが行われる。
そのうち、SS18の再走となる最終ステージのSS21は、トップ5タイムを記録した選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。
5本のSSの合計距離は41.17km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は245.48kmとなる。

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WRC:Rd.12 グレートブリテンラリーDay3結果(SS.16)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 02h32.39.2
2 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'53.1
3 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 -00'53.6
4 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'57.7
5 A.ミケルセン NOR Hyundai 120 WRC RC1 -01'03.6
6 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -01'06.1
7 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 -01'27.8
8 H.パドン NZL Hyndai i20 WRC RC1 -02'04.0
9 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -02'41.0
10 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -03'35.8
11 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -09'02.1
12 T.ケイブ GBR Ford Fiesta R5 RC2 -10'45.5
13 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -10'52.6
14 D.ボギー GBR Skoda Fabia R5 RC2 -11'37.7
15 E.ブリニルドセン NOR Ford Fiesta R5 RC2 -11'40.2
17 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -13'01.3
23 K.アル・カシミ UAE Citroen DS3 WRC RC1 -16'02.3
31 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -23'04.1
69 鷲尾 俊一 JPN Toyota Vitz RC2 -1h39'13.5

    総合 72位まで確認

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2017/10/28

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第12戦 ラリー・グレートブリテン デイ2

滑りやすいウェールズのグラベルロードに苦戦するも
ラトバラの総合5位を筆頭に全車がデイ2を走りきる

10月27日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・グレートブリテンの競技2日目となるデイ2が、イギリスのウェールズ中部を中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合5位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)が総合10位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#12号車)が総合11位となり、ヤリスWRCは全車がデイ2を走破した。

#10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)

森林および丘陵地帯を舞台とする本格的なグラベル(未舗装路)ステージの初日となったデイ2は、ディーサイドのサービスパークから南に遠く離れたウェールズ中部で3本の伝統的なSSを各2回走行。このラリーでの実戦経験が少ないハンニネンとラッピは、夜間に降った雨で非常に滑りやすくなった難コースに苦戦を強いられた。
特に森の中のコースは路面のグリップレベルが刻々と変わり、どれくらい滑るのか予想をすることが難しい。
加えて、デイ2は日中のサービスが設定されず、タイヤ・フィッティングゾーンでのタイヤ交換のみで1日を走りきらなければならなかった。
しかし彼らは大きなミスをすることなく6本計119.32kmのSSを走行し、明日のデイ3に駒を進めることに成功した。
また、過去に2回優勝経験があるラトバラは、やはり滑りやすく困難な路面に苦労しながらも経験に裏打ちされた安定感のある走りを続け、総合5位でデイ2を終えた。
1日の走行が終了した後、チームはドライバーと改善策を話しあい、デイ3でのポジションアップを実現するためクルマにセッティング変更を施した。

トミ・マキネン(チーム代表)

とても困難な1日となりました。
天気は良かったのですが、路面は泥状となり非常に滑りやすく、すべてのドライバーが少なからず影響を受けたと思います。
我々のパフォーマンスは期待していたレベルには届かず、なぜそうなったのかを理解しなければなりません。
それでもヤリ-マティは、まだ好成績を狙える位置につけています。
明日、全ドライバーがスピードを上げられるように、サービスで対策を施すつもりです。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

今日の路面コンディションは誰にとっても難しかったと思います。
夜中に大雨が降りその後路面は乾き始めましたが、内側からの水蒸気によって、より一層滑りやすいコンディションとなってしまいました。
午前中はアンダーステアに悩まされ、自信を持って攻めることができませんでした。
しかしリグループでセッティングを少し変えたところ、依然としてトラクション不足は感じますがクルマはかなり良くなりました。
5位という現在の順位は決して悪くはありませんが、明日に向けて状況をさらに改善できると期待しています。

ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

とても難しい1日でした。路面コンディションはトリッキーになるだろうと予想し、今朝は一体どれくらいグリップが得られるのか予測しながら走りましたが、コーナーごとにグリップレベルが変わりリズムをとるのは至難の業でした。
午後は決して悪いドライビングではなかったと思いますが、それでもタイムは良くありませんでした。
明日、自信を持って走るためにはどのようにセットアップを変えたら良いのか、慎重に考えて対策を施すつもりです。

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

グリップ不足の状態で走り続け、まったく満足できない1日でした。
今朝は自信を持って走ることができませんでしたが、良いペースで走れなければ自信も得られません。
今日最後のステージでは全力でアタックしたのですが、それでも良いタイムが出なかったということは、きっとセットアップに何か間違いがあるのでしょう。
今後に向けての改善課題と捉え、グリップを高めるためにサービスで変更を施したいと思います。

Topics

デイ3のSS14チャムレー・キャッスルは、今年からトヨタGBが後援を開始した「トヨタ・ラリー・フェスタ」の一環として行われる。
チャムレー・キャッスル敷地内の舗装路を走行するこのSSは、かつてラリー・グレートブリテンでよく使われていたステージである。
ファンは間近でラリーカーの走りを楽しむことができ、ドライバーにサインをもらうチャンスもある。
また、トヨタ・ラリー・フェスタの会場では屋台村、商品の展示、かつて活躍したトヨタ車を含むヒストリックラリーカーの展示など、子供連れのファンが1日中楽しめるような展示や催し物が目白押しである。

明日のステージ情報

競技3日目となる10月28日(土)のデイ3は、ウェールズ中部を中心に9本のSSが行われる。
そのうち、SS14は今大会で唯一イングランドを舞台とするSSであり、チャムレー・キャッスルの周辺で1.80kmのショートSSが実施される。
また、1日の最後の2本のSSは暗闇の中での走行となり、最初のクルマがディーサイドのサービスパークに戻るのは午後10時過ぎ。
全9本のSSの合計距離は142.38km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は676.62kmと、4日間でもっとも長い距離を走る1日となる。

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WRC:Rd.12 グレートブリテンラリーDay2結果(SS.7)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 01h09'20.9
2 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -00'24.6
3 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'26.8
4 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 -00'37.1
5 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'41.9
6 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 -00'42.0
7 A.ミケルセン NOR Hyundai 120 WRC RC1 -00'52.0
8 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -01'13.9
9 H.パドン NZL Hyndai i20 WRC RC1 -01'22.9
10 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'43.5
11 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'50.0
12 M.エストベルグ NOR Ford Fiesta WRC RC1 -02'00.8
13 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -04'16.2
14 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -04'59.3
15 T.ケイブ GBR Ford Fiesta R5 RC2 -05'02.6
28 K.アル・カシミ UAE Citroen DS3 WRC RC1 -07'19.0
36 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -11'17.8
72 鷲尾 俊一 JPN Toyota Vitz RC2 -48'49.1

    総合 75位まで確認

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2017/10/27

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第12戦 ラリー・グレートブリテン デイ1

伝統のグラベルラリーがウェールズで開幕
ラトバラが総合2位と好調なスタートをきる

10月26日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・グレートブリテンが、イギリスのウェールズ北部で開幕。
競技初日デイ1としてSS1が行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合2位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#12号車)が総合6位、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)が総合8位となり、3台揃って順調に競技初日を終えた。

ラリー・グレートブリテンのデイ1は、ディーサイドのサービスパークから約50km西北に位置する競馬場内の特設コースで競技がスタートした。
SSは全長1.49kmと走行距離は短く、大きなタイム差がつきにくいコースだったが、ラトバラは1位と0.4秒差の2番手タイムを記録。
ラッピ、ハンニネンも僅差でトップ10内に入り、明日から始まる本格的なグラベル(未舗装路)SSに向けて良好なスタートをきった。

トム・フォウラー(チーフ・エンジニア)

今日はすべてが上手く行きました。
シェイクダウンは、明日から始まるSSと比較的似ているコースだったので良かったと思います。
我々は事前に実りあるテストを行なっていたので、特にセットアップ作業を進める必要はありませんでしたが、パフォーマンスと信頼性の両面において問題がないことを確認できました。
ウェールズの路面コンディションは他のグラベルラリーとは異なり、天気が良くとも路面は常に湿っていて滑りやすいのが特徴です。
ですので、そのような路面に合うようにクルマを仕上げました。
明日の朝、SSが始まるまでは、どれくらい競争力があるのか分かりませんが、少なくとも現時点ではとても自信があります。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

シェイクダウンのコースでは、私が予想していた以上にグリップ力がありました。
最初の走行ではクルマが少しオーバーステア気味に感じられましたが、微調整を施したところハンドリングは良くなり、クルマにはとても満足しています。
また、SS1でも良いフィーリングを得られました。
明日のSSでもっとも重要なのは、ブレーキングに自信を持つことです。
というのも、路面のグリップレベルが刻々と変化するからです。
私は2002年に17才で初めてラリー・グレートブリテンに出場し、今回が16回目の出場となります。
何も問題なくラリーを走りきれば、トップ3以内でフィニッシュできるのではと期待しています。

ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

正直なところラリー・グレートブリテンはあまり好きなラリーではありませんが、シェイクダウンでクルマはとても良くタイムも上々でした。
路面は常に滑るというわけではなく、それなりにグリップがあったので少し自信を持つことができました。
そして、今晩の競馬場内でのSS1も予想していたよりもグリップ力がありました。
明日は日中のサービスがない長い1日となるので、速さと安定性のバランスをとったアプローチで臨む必要があります。
また、ロングステージのハフレンはレッキ(コースの下見走行)の時は泥で覆われていたので、大きな挑戦となるでしょう。
リラックスしてドライブすれば、きっとうまく行くはずです。

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

先週のテストはドライコンディションでしたが、今日のシェイクダウンは路面が非常に湿っていたのでグリップレベルを確かめながら走らなくてはならず、走り始めはあまり自信がありませんでした。
クルマにもささいな問題がありましたがSS1の前に解決することができました。
明日の金曜日は日中のサービスがないため、コースを外れるようなことは許されません。
かなり大変な1日となるでしょう。
直近の2戦は問題なく最後まで走りきることができなかったので、今回はポイント圏内でのフィニッシュを目標に走ります。

Topics

ラリー・グレートブリテンのサービスパークは、2013年大会よりイングランド国境に近いウェールズ北部ディーサイドにあるトヨタ・マニュファクチャリングUK(TMUK)のエンジン工場敷地内に置かれている。
このディーサイドの工場で生産されたエンジンは、イングランドのダービーシャーにあるバーナストン工場に送られ、アベンシスやオーリスに搭載される。
そして、それらのクルマはイギリス国内だけでなく、南アフリカ、トルコ、ブラジル、日本へと輸出される。
1992年に操業を開始したディーサイドの工場は今年25周年を迎え、これまでに500万基以上のエンジンを生産した。
そして2010年からは、日本以外の国では初となる、ハイブリッドエンジンの生産も行なっている。

明日のステージ情報

競技2日目となる10月27日(金)のデイ2は、ディーサイドのサービスパークを南下し、ウェールズ中部で3本のグラベルSSを各2回走行する。
ミイヘリン、スウィートラム、ハフレンはいずれも歴史あるSSであり、過去何度も名勝負の舞台となってきた。
デイ2に関しては午前中と午後のSSの間にサービスが設定されていないため、マシントラブルやドライビングミスは大きな代償を支払うことになる。
6本のSSの合計距離は119.32km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は514.55kmとなっている。

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WRC:Rd.11 グレートブリテンラリーDay1結果(SS.1)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 00h11'09.7
2 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'00.4
3 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 -00'00.5
4 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -00'01.6
5 A.ミケルセン NOR Hyundai 120 WRC RC1 -00'01.1
6 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -00'01.1
7 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'01.2
8 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -00'01.2
9 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -00'01.3
10 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'01.3
11 H.パドン NZL Hyndai i20 WRC RC1 -00'01.6
12 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -00'02.0
13 E.ブリニルドセン NOR Ford Fiesta R5 RC2 -00'02.0
14 J.ハッツネン FIN Hyundai 120 R3 RC2 -00'01.2
15 O.ベイビー NOR Skoda Fabia R5 RC2 -00'02.4
16 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 -00'02.5
18 E.カミッリ FRA Ford Fiesta RC2 -00'03.2
27 K.アル・カシミ UAE Citroen DS3 WRC RC1 -05'05.4
73 鷲尾 俊一 JPN Toyota Vitz RC2 -00'47.6

    総合 75位まで確認

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2017/10/09

WRC2:2017年シリーズ・ポイント表(Rd.11/13)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 133
2 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 85
3 J.コペッキー CZE Skoda Fabia 85
4 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 77
5 O.ベイビー NOR Skoda Fabia 68
6 B.グェッラ MEX Skoda Fabia R5 59
7 S.テンペスティーニ ROU Citroen DS3 R5 56
8 Q.ジルベール FRA Ford Fiesta 55
9 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia 50
10 P.ロウベ EST Ford Fiesta R5 35
11 G.グリーンスミス FRA Ford Fiesta R5 28
12 Y.ロッセル FRA Citroen DS3 R5 27
13 L.ピエニアゼク POL Peugeot 208 T16 R5 27
14 J.ヒュッツネン FIN Skoda Fabia R5 25
15 E.ベルグクビスト SWE Citroen DS3 19
16 J.アロンソ ARG Skoda Fabia R5 18
17 P.ヘラー CHL Ford Fiesta 18
18 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 17
19 B.ボウフィエール FRA Ford Fiesta 15
20 T.ケイブ GBR Hyundai 120 R5 15
21 J.ノルドグレン FIN Skoda Fabia R5 14
22 G.ロドリゲス PRY Skoda Fabia R5 12
23 M.プタスゼク POL Skoda Fabia R5 12
24 M.カンポス POR Skoda Fabia R5 12
25 O.プライス GBR Ford Fiesta R5 12
26 Y.ボナト FRA Citroen DS3 11
27 W.チュチャラ POL Ford Fiesta 8
28 R.ジェーツ EST Skoda Fabia R5 8
29 A.クルグノーラ ITA Ford Fiesta R5 6
30 新井 大輝 JPN Ford Fiesta R5 6
31 C.ガルシア ESP Ford Fiesta R5 6
32 M.グリーベル GER Skoda Fabia R5 4
33 E.ブリニルドセン NOR Ford Fiesta R5 4
34 O.アブシオグル TUR Ford Fiesta R5 4
35 F.アンドルフィ ITA Hundai 120 4
36 J.ムストロング GBR Ford Fiesta R5 2
37 J.コルトゥン POL Ford Fiesta R5 1
38 J.スカンドーラ ITA Skoda Fabia R5 1

    同ポイントの順位はFIAによる

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WRC:2017年シリーズ・ポイント表(Rd.11/13)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC 198
2 O.タナク EST Ford Fiesta WRC 161
3 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC 160
4 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC 123
5 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC 94
6 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC 93
7 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC 71
8 C.ブリーン IRL Citroen DS3 64
9 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC 60
10 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC 55
11 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC 49
12 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia 39
13 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC 30
14 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 29
15 M.エストベルグ NOR Ford Fiesta WRC 29
16 J.コペッキー CZE Skoda Fabia 7
17 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 4
18 E.カミッリ FRA Ford Fiesta 3
19 S.サラザン FRA Ford Fiesta WRC 2
20 A.クレマー GER Ford Fiesta WRC 2
21 O.ベイビー NOR Skoda Fabia R5 1
22 Y.ロッセル FRA Citroen DS3 R5 1
23 B.ボウフィエール FRA Ford Fiesta 1


N0. Manufactures Point
1 M-スポーツ・ワールド・ラリー・チーム 358
2 ヒュンダイ・モータースポーツ 275
3 トヨタ・ガズー・レーシングWRC 225
4 シトロエン・トタル・アブダビ・ワールド・ラリー・チーム 198

    同ポイントの順位はFIAによる

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トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第11戦 ラリー・スペイン デイ3

ターマックで速さを示したハンニネンが総合4位でフィニッシュ

10月8日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインの最終日となる競技3日目、デイ3がスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合4位でフィニッシュした。

ラリー・スペインのデイ3は、サロウのサービスパークを中心に、6本のターマック(舗装路)SSが行なわれた。
その合計距離は74.26kmと3日間でもっとも短いが、3本のステージを、途中にサービスをはさむことなく各2回走行するため、大きなミスは許されない。

ターマック初日のデイ2で2本のSSベストタイムを刻み8位から4位に順位を上げたハンニネンは、デイ3でも安定した走りを続け、午前中のSSでは3番手タイムを2回記録。
4位の座を堅守し、2戦連続となる4位フィニッシュを果たした。
ハンニネンが最後にラリー・スペインに出場したのは2011年だが、そのブランクをまったく感じさせない力強い走りを実践。
ヤリスWRCのターマックでの進化を、タイムと結果で証明した。
なお、デイ2で総合6位につけていたラッピは、デイ3のSS15でクルマをガードレールにヒット。
ダメージを負って走行不能となり、リタイアに終わった。

トミ・マキネン(チーム代表)

4位というユホの結果を嬉しく思います。
金曜日のグラベルでは3名のドライバー全員が苦戦しましたが、ターマックでのヤリスWRCのパフォーマンスは非常に高く、ユホは本当に素晴らしい走りをしてくれました。
また、チームの不断の努力が結果となって表れ、報われたのも喜ばしいことです。
今朝のエサペッカのリタイアは残念ですが、きっと彼はこの週末から多くを学んだはずです。
ヤリ-マティの戦いが早々に終わってしまったことも残念ですが、クルマのポテンシャルは十分に高いと思えたラリーでした。

ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

結果には心底満足しています。
昨日と今日は、自分のこれまでのキャリアの中でもっとも楽しく感じられた2日間でした。
昨日は本当に素晴らしい走りができ、今日は前の選手とのタイム差が大きく開いていたので、とにかく安定した走りを心がけました。
ヤリスWRCはターマックでとても走りやすく、タイムを出すために大きなリスクを冒す必要がなく、クルマを信頼して走ることができました。
私は長い間ラリー・スペインに出ていませんでしたが、それでも上位争いに加われたことは、私にとって非常に重要なことです。

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

路面の変わり目で、クルマが予想以上に滑ってしまいました。
あれほど大きくグリップが変わるとは思っていませんでした。
今後に向けて、またひとつ課題が見つかったと思います。
正直なところフラストレーションが溜まる週末でしたが、このラリーでヤリスWRCの経験を積むことができ、また土曜日の午後にそこそこのスピードで走ることができたのは、収穫でした。
クルマはターマックでも非常に良いフィーリングだったので、ポジティブな要素も多かったと思います。

次回のイベント情報

FIA世界ラリー選手権(WRC)次戦は10月26日から29日にかけて、イギリスのウェールズで開催される第12戦「ラリー・グレートブリテン」。
かつて「RACラリー」という名で開催されていた伝統のグラベルラリーに、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamはラトバラ、ハンニネン、ラッピのヤリスWRC 3台体制で臨む。
ラリーはウェールズ北東部ディーサイドのサービスパークを中心に行われ、SSは21本、計304.36km。
10月末のウェールズは天気が変わりやすく、雨、霧、そして雹(ひょう)の可能性もある。
雨が降るとグラベルはぬかるみ非常に滑りやすくなるため、クルマのコントロール性が重要となるラリーである。

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WRC:Rd.11 スペインラリーDay3結果(最終:SS.19)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 03h01'21.1
2 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'28.0
3 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -00'33.0
4 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'54.1
5 M.エストベルグ NOR Ford Fiesta WRC RC1 -02'26.2
6 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC1 -02'43.0
7 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -04'37.4
8 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -08'22.7
9 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -08'54.5
10 O.ベイビー NOR Skoda Fabia R5 RC2 -09'04.8
11 P.ルーベ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -11'44.0
12 B.グェッラ MEX Skoda Fabia R5 RC2 -13'01.6
13 J.ノルドグレン FIN Skoda Fabia R5 RC2 -13'38.4
14 S.テンペスティーニ ROU Citroen DS3 R5 RC2 -13'40.5
15 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -14'19.3
16 E.カミッリ FRA Ford Fiesta RC2 -14'38.4
17 K.アル・カシミ ARE Citroen DS3 WRC RC1 -15'14.8
18 A.ミケルセン NOR Hyundai 120 WRC RC1 -15'39.3
51 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -1h17'13.1

    総合 53位まで確認

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2017/10/08

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第11戦 ラリー・スペイン デイ2

2本のSSベストタイムを記録したハンニネンが4位に浮上
ラッピは6位にポジションアップを果たす

10月7日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインのデイ2がスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合4位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合6位にそれぞれ順位を上げた。

ラリー・スペインのデイ2は、サロウのサービスパークを中心に、7本計121.86kmのターマック(舗装路)SSが行なわれた。
前日夜のサービスでグラベル仕様からターマック仕様へと変更されたヤリスWRCは、ラリー・スペイン特有のリズミカルな中高速コーナーが続くターマックSSで高いパフォーマンスを発揮。
ハンニネンは過去5年間このラリーに出ていなかったが、オープニングステージのSS7で3番手タイムを記録し、続くSS8ではベストタイムを記録。
さらに、SS9でもベストタイムを刻むなど良い流れをつかんだ。
そして、日中のサービス後に行なわれた午後の再走SSでもヤリスWRCは速さを保ち、ハンニネンは前日の8位から4位へ、ラッピは10位から6位へと、それぞれ大きく順位を上げてデイ2を終えた。

トミ・マキネン(チーム代表)

素晴らしい1日になりました。
ターマックで我々のクルマが示した高いパフォーマンスは、今後に向けて大きな自信になります。
ターマック仕様の開発に尽力した全スタッフに感謝の言葉を贈りたいと思います。
これで、将来がさらに楽しみになりました。
ユホは今日、本当に素晴らしい走りをしました。
明日表彰台に上がるのは少々難しいかもしれませんが、きっとベストを尽くしてくれるでしょう。
そしてエサペッカは、事前のテストとは完全に違うコンディションでの走行でしたが、とても大きく進化したと思います。

ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

今日はとても良い1日でした。
昨日の結果にはやや失望しましたが、ターマックのほうが速く走れると分かっていました。
それでも、午前中のSS であれほど良いタイムが出たことには驚きました。
クルマには心から満足しており、サービスで何も変える必要がなかったほどです。
そして、午後のSSでも午前中と同じようにドライブし、引き続き良いフィーリングで走ることができました。
総合順位はあまり気にしていなかったのですが、自分より上の順位の選手を明日捕らえることは難しいかもしれません。
しかし、もちろん諦めることなく最後まで攻め続けます。

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

今朝最初のSSでは十分な自信を持って走ることができませんでした。
なぜなら、事前のテストはウェットでの走行だったので、その時よりも路面のグリップ力がはるかに高かったからです。
しかし、走るうちに少しずつ自信が高まっていきました。
午前中はセットアップに満足できない部分もありましたが、昼のサービスでセッティング変更を施したところ、午後はとても走りやすくなりました。
特に、最後から2番目のSSでは良い走りができました。
ターマックでは、これまででもっとも良いクルマの仕上がりだと思いますので、明日のデイ3が本当に楽しみです。
今日の良い状態を維持して走り、パワーステージでのポイント獲得を目指します。

Topics

世界チャンピオンに2度輝いたカルロス・サインツは、スペインを代表するWRCドライバーである。
彼は1990年にトヨタ・セリカGT-FOUR(ST165型)でシーズン4勝を記録し、スペイン人初のWRC王者となった。
1991年はシリーズ2位で連覇こそ逃したがセリカGT-FOURでシーズン5勝を実現。
1992年は新型となったセリカGT-FOUR(ST185型)で4勝を挙げ、2度目の世界タイトルを獲得した。
不思議なことにサインツは、彼のホームイベントであるラリー・スペインではなかなか勝てなかったが、1992年ついに母国優勝を達成。
1995年には、スバル・インプレッサ555で2度目のラリー・スペイン優勝を果たした。
1993年から1997年にかけての5シーズンをトヨタ以外のチームで戦ったサインツは、1998年トヨタに復帰し2勝を記録。
1999年は未勝利に終わったが着実にポイントを積み重ね、トヨタのマニュファクチャラーズタイトル獲得に大きく貢献した。

明日のステージ情報

競技3日目、ラリー最終日となる10月8日(日)のデイ3は、デイ2と同様ターマックコースが舞台となる。
サロウの北側から西側にかけて展開する3本のステージを各2回走行し、SS16の再走となる最終ステージのSS19は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定されている。
6本のSSの合計距離は74.26km。リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は310.00kmとなる。

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WRC:Rd.11 スペインラリーDay2結果(SS.13)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 02h16'21.1
2 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'13.0
3 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -00'14.5
4 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'34.0
5 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 -00'53.2
6 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'22.1
7 M.エストベルグ NOR Ford Fiesta WRC RC1 -01'39.8
8 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC1 -02'00.7
9 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -03'15.1
10 E.カミッリ FRA Ford Fiesta RC2 -05'40.8
11 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -06'18.6
12 O.ベイビー NOR Skoda Fabia R5 RC2 -06'44.7
13 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -07'03.0
14 P.ルーベ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -09'01.4
15 B.グェッラ MEX Skoda Fabia R5 RC2 -09'56.8
18 K.アル・カシミ ARE Citroen DS3 WRC RC1 -12'01.5
23 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -14'12.0
24 A.ミケルセン NOR Hyundai 120 WRC RC1 -14'35.3
58 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -1h12'01.2

    総合 61位まで確認

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2017/10/07

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第11戦 ラリー・スペイン デイ1

グラベルSSで厳しい戦いを強いられるも
明日からのターマックSSでの巻き返しを図る

10月6日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインの競技初日デイ1がスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合8位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合10位につけた。
なお、SS5終了時点で総合7位だったヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、トラブルによりリタイアとなった。

ラリー・スペインのデイ1は、サービスパークが置かれるサロウの東北エリアでグラベルを中心とする6本のSSが行なわれた。
午前中のSSでは3台とも思うようにペースが上がらなかったが、日中のサービスでセッティングを変更したところスピードアップに成功。
ラトバラはSS4でベストタイムを記録した。
しかし、SS5でクルマの下まわりを強くヒットし、その結果潤滑系が破損。
競技続行不可能となり、クルマを精査した末にチームはリタイアを決断した。
ラトバラにとっては残念な結果になってしまったが、ハンニネン、ラッピの2名は、明日からのターマックSSで巻き返しを図る。

トミ・マキネン(チーム代表)

午前中のSSで我々のドライバーはトラクション不足に悩まされましたが、日中のサービスでいくつかセッティング変更を施したことで状況はかなり改善されました。
ヤリ-マティは午後のSSでベストタイムを記録し、良い方向に向かったと思ったのですが、厳しい結果となってしまいました。
ヤリ-マティは明日からのターマックSSにとても自信を持っていたので残念です。
しかし、これがモータースポーツというものです。
明日からのターマックSSで、ユホとエサペッカが良い走りをしてくれることを期待しています。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

午前中はクルマのオーバーステアが強く苦労しましたが、サービスでセッティングを変更したところ良い方向に向かい、SS4ではベストタイムを記録することができました。
SS5ではいくつかミスをしてしまい、その後オイルが漏れていることに気づきました。
そしてSS6を前にエンジンが止まり、始動できなくなりました。
現時点でどのようなダメージを負ったのかは不明ですが、再出走できずとても残念です。

ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

デイ1は期待していたほど良い1日にはなりませんでした。
十分な自信を持てず、何度か躊躇してしまいましたが、その結果タイムを失い上位の選手と差が開いてしまったのです。
路面のグリップが変わる時にリズムをつかめず、かなり苦労しました。
しかし、明日は素晴らしいターマックステージが待っているので楽しみです。
良い走りをできるように頑張りたいと思います。

エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

午前中はクルマのバランスに満足していましたが、最後のSSでブレーキがオーバーヒートし、フィニッシュに向けて制動力が落ちていってしまいました。
日中のサービスでサスペンションに変更を加えたところ、路面がスムーズな午後最初のSSでは良いタイムを記録することができました。
しかし、午後の最後のSSではダンパーのセッティングが合わずとても苦労しました。
今日はあまりうまく行かない1日でしたが、同じステージを午前と午後で2回走ることができたのは良い経験となりました。
明日のターマックSSは誰にとっても新たなるスタートとなるので、気持ちを切り替えて臨みたいと思います。

Topics

グラベルで競技が行われたデイ1の走行終了後、ターマックが舞台となるデイ2およびデイ3に向けて、チームはサービスパークでクルマをグラベル仕様からターマック仕様へと変更する。
1日の最後のロングサービスの時間は通常45分だが、作業項目が多いため特別に75分の作業時間が許される。
サービスではサスペンション、ブレーキ、タイヤ、ディファレンシャルなど多くのパーツをターマック仕様に変更するため、メカニックやエンジニアはいつも以上に迅速に作業を進めなければならない。
また、ドライバーも翌朝までに運転のスタイルおよび感覚を、グラベルからターマックへと切り替える必要がある。

明日のステージ情報

競技2日目となる10月7日(土)のデイ2は、1日を通してターマックのコースを走行する。
SSはサロウの東北エリアに展開し、3本のステージを各2回走行。
そして1日の最後にはサロウの海岸近くで全長2.24kmのショートステージが行われる。
SSの数は全部で7本、計121.86km。
リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は477.06kmとなる。

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WRC:Rd.11 スペインラリーDay1結果(SS.6)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 A.ミケルセン NOR Hyundai 120 WRC RC1 01h11'56.3
2 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'01.4
3 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC RC1 -00'03.0
4 O.タナク EST Ford Fiesta WRC RC1 -00'06.3
5 M.エストベルグ NOR Ford Fiesta WRC RC1 -00'07.1
6 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -00'10.8
7 T.ニュービレ BEL Hyundai 120 WRC RC1 -00'12.8
8 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'33.6
9 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC1 -01'02.2
10 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'05.5
11 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -01'22.4
12 E.カミッリ FRA Ford Fiesta RC2 -02'28.1
13 O.ベイビー NOR Skoda Fabia R5 RC2 -03'09.9
14 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -03'20.3
15 S.テンペスティーニ ROU Citroen DS3 R5 RC2 -04'37.5
19 K.アル・カシミ ARE Citroen DS3 WRC RC1 -05'05.4

    総合 67位まで確認

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