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2018/04/27

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第5戦 ラリー・アルゼンティーナ デイ1

南米アルゼンチンを舞台とするグラベルラリーが開幕
タナックが総合2位でデイ1を走破する

4月26日(木)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンティーナが開幕。
デイ1としてアルゼンチンのビジャ・カルロス・パス市街地でスーパーSSが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合6位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)が総合9位につけ、ヤリスWRCは全車が順調に競技初日を走りきりました。

ラリー・アルゼンチンは、第3戦ラリー・メキシコ以来となる今シーズン2回目のグラベル(未舗装路)イベントとなります。
26日は午前中にビジャ・カルロス・パス近郊のグラベルコースでシェイクダウンが行なわれ、ラトバラがトップタイムをマーク。
タナックは5番手タイムを、ラリー・アルゼンティーナ初出場のラッピは10番手タイムを記録し、ラリー本番に向けてヤリスWRCの最終調整を行ないました。
そして午後7時過ぎからビジャ・カルロス・パスの市街地コースで全長1.9kmのスーパーSSが行なわれ、グラベルとターマック(舗装路)が混ざるコースでタナックがSS2番手タイムを記録。
大勢の観客が見守る中で、良いスタートを切ることができました。

トム・フォウラー(チーフエンジニア)

今朝のシェイクダウンはうまく行きました。
すべてがきちんと機能し、ドライバーはなかなか良いタイムを記録しました。
我々はシェイクダウンのタイムを重視し過ぎることをあまり好まないのですが、それでもポジティブな要素には違いありません。
ドライバーたちは皆、競技本番に向けてセットアップに満足していました。
シェイクダウンは、実際のSSの特徴的な部分が混ざり合ったコースでしたので、クルマに微調整を施すことができました。
事前のテストでクルマはとても良い状態に仕上がっていたので、大きく変える必要はありませんでした。
今晩のSS1に関しては、明日以降のSSとまったく違うタイプのステージだったので、異なるセットアップで臨みました。
あのような距離が短いSSでは大きなタイム差がつきにくいので、ドライバーたちはただただ問題が起きないように走りました。
明日からの戦いに向けて準備は万端です。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)

素晴らしい気分でラリーのスタートを迎えることができました。
最初のSSでは少しブレーキングが慎重過ぎたのか、自分が思っていたよりもタイムは伸びませんでしたが、このような短いステージでは何よりもミスをしないことが重要です。
このラリーの雰囲気と人々のパッションはラリー・フィンランドと少し似ていると思いますが、南米の人々はそれをより強く表現するので、ドライバーはやる気にさせられます。
私のこのラリーに対するモチベーションは非常に高く、運転だけに集中しています。
シェイクダウンでクルマはとても良いフィーリングでしたので、できる限り速く走り、そして満足のいく運転をしたいと思います。

オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

大勢の人が集まるスーパーSSでラリーのスタートを迎えるのは特別な気分ですし、多くの人がラリーを見ているということを実感しました。
皆さんの情熱を感じることで我々も気分が盛り上がり、より激しく攻めたくなるのです。
おかげで良い走りができ、楽しむことができました。
シェイクダウンでのクルマのフィーリングは、事前テストとほぼ変わらぬ良い感じでした。
全体的なバランスの良さにとても満足しています。
すべてが予定通りうまく機能しているので、自信を持ってラリー本番に臨むことができます。
準備は万端ですので、後は持てる力をすべて引き出すだけです。
明日の路面はドライコンディションとなりそうなので、3番手という出走順はやや不利だと思いますが、それでもベストを尽くして戦い、デイ3では良い出走順を得られるように頑張りたいと思います。

エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)

SS1は明日以降のステージとまったく似ていないコースでした。
グラベルセクションはとても滑りやすく、スライド状態で走り抜けました。
今晩のスーパーSSように大勢の観客の前で走るのは常に素晴らしいフィーリングです。
それが、このようなSSを走る理由であり、我々も気分良く明日以降のSSに臨むことができるのです。
朝のシェイクダウンは非常にうまく行き、クルマとハンドリングにとても満足しています。
すべてが快適で楽しく感じられました。
路面は荒れて少し軟らかくなっていましたが、それほど気にはなりませんでした。
あっという間に轍(わだち)が深く掘れていったので、轍から外れないように、ただ石を避けて走る必要がありました。
問題が起こらないように走り続ければ、良い結果を得ることも十分可能だと思います。

明日のステージ情報

競技2日目となる4月27日(金)のデイ2は、サービスパークが置かれるビジャ・カルロス・パスの南側に広がる「カラムチータバレー」を中心にSSが行われます。
谷間のコースは全体的に柔らかいグラベルで、2回目の走行時には深い轍が刻まれ、硬い岩盤が露出したり、大きな石が掘り起こされたりするため、タイヤとサスペンションがダメージを受ける危険性が高まります。
カラムチータバレーでは3本のコースを午前と午後で各2回走行し、その間にはスーパーSSが1本行なわれます。
7本のSSの合計距離は154.20km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は656.81kmとなります。

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