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2018年10月

2018/10/29

トヨタ・チーム 第4日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第12戦 ラリー・スペイン デイ4

タナックが総合6位、ラッピが総合7位でフィニッシュ
チームはマニュファクチャラー選手権首位の座を守る

10月28日(日)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・スペインの競技最終日となるデイ4がスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が総合6位で、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合7位でフィニッシュ。
ポイントを加算し、チームはマニュファクチャラー選手権首位の座を守りました。
また、首位を走行していたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は、パンクで遅れをとり総合8位でラリーを終えました。

ラリー・スペインの最終日デイ4は、サロウの西側で4本、計61.70kmのSSが行なわれました。
デイ3と同様、ステージはすべてターマック(舗装路)で早朝こそ路面は一部湿っていましたが、全体的にはドライコンディションでした。
デイ3でトップに立ち、2位に4.7秒のリードを持ってデイ4をスタートしたラトバラは、最初のSS15で総合2位にダウン。
続くSS16では順位を守ることができましたが、SS15の再走ステージであるSS17でクルマがガードレールに接触し、ホイールにダメージを受けた事でタイヤがパンク。
50秒近いタイムロスで総合6位までポジションを落とし、最終のSS18は完走最優先の走り
に徹した結果、総合8位でラリーを終えました。

デイ3で首位を走りながらもパンクで大きく遅れ、デイ4を8位でスタートしたタナックは、SS16で2番手タイムを記録するなど好調な滑り出しとなりました。
そして、トップ5のタイムを記録した選手に対してボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」のSS18では、ベストタイムで5ポイントを獲得。
総合6位でフィニッシュした結果、ドライバー選手権1位の選手との差は23 ポイントに留まりました。
最終戦では最大30ポイントの獲得が可能なため、タナックのタイトル争いは次戦ラリー・オーストラリアでも続きます。

ラッピは目標である完走を果たし、総合7位でフィニッシュ。
タナックと共に貴重なマニュファクチャラーズポイントをチームにもたらしました。
その結果、2位のチームに12ポイント差でマニュファクチャラー選手権1位のポジションを堅持。
WRC復帰2年目でのタイトル獲得に向けてラリー・オーストラリアに臨みます。

トミ・マキネン(チーム代表)

多くの浮き沈みがあり、そして最初から最後まで素晴らしい戦いが続いた、信じられないような週末でした。
良い結果が得られそうでしたが、残念ながらそうはなりませんでした。
とはいえ、3人のドライバーは最後までラリーを戦い抜き、マニュファクチャラー選手権にとって重要なポイントを獲得しました。
そして、オットはパワーステージで最高の結果を残し、ドライバーズタイトルの望みを繋ぎました。
我々には速いドライバー達と、速く、そして信頼性の高いクルマがあります。
自信を持ってラリー・オーストラリアに臨みたいと思います。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)

今朝の最初のステージではタイヤもセットアップも軟らか過ぎましたが、2本目のステージでは状況が良くなり、勝利を目指して走りました。
クルマのフィーリングはとても良く、すべてが順調でした。
しかし、残念ながら3本目のステージのコーナーでガードレールの支柱に当たり、タイヤがパンク。
そのままステージの半分を走らなければなりませんでした。
自分のミスを心から悔やんでいますが、コンマ1秒の差を争う状況ではあり得る事です。
決して望んでいた結果ではありませんが、今週末のパフォーマンスには満足しています。
そして、次のラリー・オーストラリアがとても楽しみです。

オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

今日は運転がとても楽しく感じられました。
昨日はトリッキーなコンディションでしたが、今日は心待ちにしていた典型的なカタルニアのターマックロードを走る事ができました。
パワーステージでは私に失うものはなく、もちろん最後まで走り切る必要はありましたが、ドライバーズ選手権争いに生き残るためには計算上唯一のチャンスでしたので、本当にハードに攻めました。
全力を尽くしましたし、最後まで絶対に諦めません。
そして、マニュファクチャラー選手権争いにおいて、我々は依然有利な立場にあります。

エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)

とても大変な週末でしたが、初めてこのラリーを最後まで走り切れたのは良かったです。
私にとって重要な意味を持ちますし、週末を通して多くのことを学びました。
今日は総合順位を争うようなポジションになく、クルマをフィニッシュに導きマニュファクチャラー選手権に向けポイントを確実に獲得する必要がありました。
その役割は果たせたと思います。

次回のイベント情報

WRC次戦は、11月15日(木)から18日(日)にかけて、オーストラリア東海岸のコフスハーバーを中心に開催される第13戦「ラリー・オーストラリア」です。
ラリー・オーストラリアはシーズンの最終戦となり、様々なグラベルステージを走行します。
ドライコンディションになると路面は滑りやすいルーズグラベルに覆われ、早い出走順のドライバーが不利となります。
しかし森の中のステージではクルマが巻き上げるダストがなかなか収まらないこともあり、その場合は先頭スタートのドライバーが有利となります。

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WRC:Rd.12 スペインラリーday43結果(最終:SS.18)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 S.ロウブ FRA Citroen DS3 WRC RC1 3h12'08.0
2 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'02.9
3 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -00'16.5
4 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'17.0
5 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -00'18.6
6 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -01'03.9
7 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'16.6
8 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'26.4
9 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -02'07.0
10 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -02'48.2
11 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -03'52.0
12 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -08'39.6
13 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -08'48.1
14 P.ソルベルグ NOR VW Polo GTI R5 RC2 -10'16.2
16 N.ソラン ESP Ford Fiesta R5 RC2 -11'38.9
17 H.ソルベルグ NOR Ford Fiesta R5 RC2 -13'27.0
24 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -30'01.9

    総合 53位まで確認

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2018/10/28

トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第12戦 ラリー・スペイン デイ3

首位のタナックがパンクで後退するも
前日総合5位のラトバラがトップに立つ

10月27日(土)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・スペインの競技3日目デイ3がスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)が総合1位に立ちました。
また、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)も総合7位に浮上しましたが、首位を走行していたオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (8号車)は、パンクにより総合8位に順位を下げました。

ラリー・スペインのデイ3は、サロウの北東部を中心に7本、計121.80kmのSSが行なわれました。
ステージはすべてターマック(舗装路)となり、クルマはデイ2の最終サービスでグラベル(未舗装路)仕様からターマック仕様に変更されました。
強い雨により路面は全体的にウェットコンディションでしたが、少し湿っているだけの路面も混在し、タイヤ選択が重要な鍵を握る1日となりました。

チームは午前中のステージで路面にマッチしたフルウェットタイヤを選択。
SS9ではそれが奏功し、ベストタイムを記録した首位タナックは、総合2位の選手に対するリードを32.9秒に拡げ、セカンドベストタイムのラトバラは総合4位に浮上しました。
しかし、続くSS10でタナックはパンクを喫し、タイヤ交換により多くのタイムを失い総合9位に後退。
その後、滑りやすい路面に苦労しながらも攻めの走りで8位に順位を上げましたが、優勝はかなり厳しい状況となってしまいました。

一方、ラトバラはSS10でベストタイムを記録して総合2位にポジションアップし、続くSS11でついにトップに立ちました。
午後のステージでもラトバラは首位の座を堅持。
今シーズン初優勝に向けて好位置で1日を終えました。
また、ラッピはSS10で2番手タイムを、SS11と12では3番手タイムを記録し、デイ2よりも3つ順位を上げました。

トミ・マキネン(チーム代表)

今日は色々な事が起こり、とても複雑な気分です。
オットは今日も非常に速く万事順調だったのですが、午前中にパンクをしてしまい本当に残念です。
彼のドライバーズタイトル争いにとって、大きなマイナスとなってしまったのは明らかです。
一方、昨日のパンクによる遅れを挽回してトップに立った、ヤリ-マティにとっては素晴らしい1日となりました。
すぐ後ろには非常に強力なライバル達が迫っていますが、ヤリ-マティはクルマに大きな自信を持っていますし、いかなる気象条件でも素晴らしい走りをしているので、最後までリードを守ってくれると信じています。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)

昨日の遅れにも関わらず、ラリーをリードする立場となり素晴らしい気分です。
決して諦めるべきではないと改めて思いました。
降雨と路面に流れ込んだ大量の泥により、今日はとても難しいコンディションでした。
しかしクルマの調子はとても良く、タイヤ選択に関しても正解だったと思います。
最後の2本のSSは少し慎重になり過ぎてタイムを失いましたが、それでも我々は依然ラリーをリードしています。
明日はきっと激しい戦いになると思います。
私のすぐ後ろには5年連続王者と、9年連続王者が迫っていますが、リラックスして自分の走りを続ける事が勝負の鍵を握る事になるでしょう。

オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

本当にタフな1日でした。
走り始めは良かったのですが、パンクでかなり多くのタイムを失ってしまいました。
そして午後は路面が泥で覆われており出走順は最悪でした。
また、私自身もロングステージのSS13でスピンをするなどミスをしてしまいましたが、それでもベストを尽くしたつもりです。
もし明日も今日と同じような天気ならば、きっとチャレンジングな1日になるでしょう。
ドライバーズタイトル争いにおいては自分達ができる事は少なくなってしまいましたが、マニュファクチャラーズタイトル争いに関しては良い方向に進んでいますので、ベストを尽くして貢献したいと思います。

エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)

とても満足できる1日でした。
午前中はタイヤ戦略が上手く行き、午後も悪いチョイスではなかったと思います。
午後のロングステージ、SS13ではコーナーが多くの泥で覆われていたため、少しミスをして多くのタイムを失ってしまいました。
しかし、速さは十分にあったと思います。
全体的には、間違いなく昨日よりもポジティブな1日でした。
タイム差が大きいため私よりも前の選手を捕える事は難しいかもしれませんが、明日は最後まで楽しんで走りフィニッシュを目指します。

明日のステージ情報

競技4日目、最終日となる10月28日(日)のデイ4は、サービスパークの西側で4本のSSが行われます。
デイ4の路面はすべてターマックとなり、2本のステージを各2回走行。
SS16の再走ステージとなるSS18「サンタ・マリーナ2」は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
4本のSSの合計距離は61.70km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は245.15kmとなります。

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WRC:Rd.12 スペインラリーday3結果(SS.13)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 2h35'01.3
2 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'04.7
3 S.ロウブ FRA Citroen DS3 WRC RC1 -00'08.0
4 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -00'09.8
5 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'12.7
6 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -00'16.5
7 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'46.5
8 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -01'00.7
9 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -01'37.9
10 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -02'07.3
11 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -03'14.5
12 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -06'49.3
13 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -07'11.3
14 N.ソラン ESP Ford Fiesta R5 RC2 -07'11.6
15 P.ソルベルグ NOR VW Polo GTI R5 RC2 -08'15.9
17 H.ソルベルグ NOR Ford Fiesta R5 RC2 -10'22.3
24 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -27'19.5

    総合 56位まで確認

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2018/10/27

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第12戦 ラリー・スペイン デイ2

タナックが総合1位にポジションアップ
ラトバラは3本のSSベストタイムで総合5位につける

10月26日(金)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・スペインの競技2日目デイ2がスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が首位に立ちました。
また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は総合5位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)は総合10位につけ、ヤリスWRCは全車がデイ2を走破しました。

ラリー・スペインのデイ2は、サロウの西側で6本計144.88kmのSSが行なわれました。
ステージは基本的にグラベルで、クルマもグラベル仕様でしたが、ロングステージの途中にはターマック路面も含まれるなど、複雑な路面構成の1日でした。

前日に行なわれたバルセロナ市街地でのSS1で総合3位につけたタナックは、デイ2オープニングのSS2でベストタイムを記録し総合2位に浮上。
SS3では、ラトバラに続くセカンドベストタイムをマークし、首位に立ちました。
以降、タナックは安定して上位のタイムを刻み続け、2位に26.8秒差をつけてトップでデイ2を終えました。

ラトバラはSS3が終了した時点で総合2位につけていましたが、SS4で左後輪のパンクにより約50秒をロス。
総合10位まで順位を落としましたが、その後SSベストタイムを2回マークするなどして総合5位まで順位を回復しました。
総合2位との差は11秒弱であり、表彰台を目指す戦いは明日も続きます。

ラッピにとっては困難な1日となり順位は総合10位に留まりましたが、デイ2最後のSS7では4番手タイムを記録。
9位の選手とのタイム差は僅差であり、明日から始まるターマックステージに向けてラッピは気持を新たにしました。

トミ・マキネン(チーム代表)

今日もオットは強さを証明し、彼にとっては本当に素晴らしい1日になりました。
ドライバーズタイトル争いは依然続いていますし、3人のドライバーによる戦いはとてもエキサイティングです。
また、ヤリ-マティもとても良い走りをしていました。
パンクはアンラッキーでしたが、それさえなければきっとラリーをリードしていたでしょう。彼は十分に自信を持っていますし、依然として良い位置につけています。
エサペッカにとっては困難な1日となりましたが、彼は明日のターマックステージを楽しみにしています。
明日は降雨の可能性がかなり高いようですが、事前のテストではウェットコンディションでも良いテストが出来ていますので、自信を持っています。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)

今日は初めからクルマとドライビングに良いフィーリングを感じていました。
最初の2本のステージは上手く行き、3本目のステージも過去に苦労したターマック区間が途中にありながら、上手く走れました。
それなのにパンクをしてしまいとてもフラストレーションが溜まりました。
しかし、すぐに気持ちを切り替え、午後も同じスピードを維持することができました。
あまり考え過ぎずに、思い通りに運転できるのことは良い事だと思います。

オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

全体的には良い1日だったと言えるでしょう。
特に、多くのドライバーが自分より後方の出走順で、良い路面コンディションで走っていた事を考えればなおさらです。
朝のステージは良いリズムで走れ、特に最初の2本は流れるようにスムーズな走りをできました。
そして午後も最初のステージは本当に良いフィーリングで、続くステージではその良い感覚が少し失われましたが、それでも攻め続ける事ができたので、十分なギャップを築けました。
とはいえ、ラリーはまだ終わっていません。
明日から新たなるラリーが始まるようなものです。
しかも、どうやらウェットコンディションになりそうなので、気を引き締めて臨まなくてはなりません。

エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)

正直に言うと、とても大変な1日でした。
いくつか小さな問題が起こりましたが、それでも戦い続ける事ができているのが重要です。
今日の最後のステージでは、すべてが正しい状態にあれば良いタイムが出せる事を証明できたと思いますが、まだまだ改善すべき点もあります。
明日からはターマックのステージが始まりとても楽しみです。
雨により条件がかなり難しくなると予想され、私はそのような路面コンディションでここスペインのステージを走った事がありません。
しかし、とにかく頑張りたいと思います。

明日のステージ情報

競技3日目となる10月27日(土)のデイ3は、サービスパークの北東部を中心に7本のSSが行われます。デイ3の路面はすべてターマックとなるため、クルマはデイ2の最終サービスで普段よりも長い75分間の作業時間を使いグラベル仕様からターマック仕様へと変更されます。
SS8/11「サバイアー」、SS10/13「アル・ムンメイ」、SS14「サロウ」は2017年と基本的に同じステージを走行します。
また、SS9/12「ケロール」は、2017年の「アル・ポン・ダルマンテーラ」を逆走するステージです。
7本のSSの合計距離は121.80km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は465.80kmとなります。

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WRC:Rd.12 スペインラリーday2結果(SS.7)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 1h34'27.4
2 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -00'26.8
3 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -00'29.7
4 S.ロウブ FRA Citroen DS3 WRC RC1 -00'30.2
5 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'37.6
6 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -00'39.1
7 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'39.4
8 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -00'44.7
9 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'59.7
10 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'07.4
11 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -02'25.1
12 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -03'56.5
13 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -04'08.3
14 P.ソルベルグ NOR VW Polo GTI R5 RC2 -04'16.9
15 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -04'17.6
18 H.ソルベルグ NOR Ford Fiesta R5 RC2 -05'02.3

    総合 68位まで確認

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2018/10/26

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第12戦 ラリー・スペイン デイ1

シーズン唯一のミックスサーフェス・ラリーがバルセロナで開幕
市街地が舞台のSS1でタナックが3番手タイムを記録する

10月25日(木)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・スペインがバルセロナで開幕。
デイ1としてバルセロナ市街地でSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が総合3位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)が総合11位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合12位につけ、ヤリスWRCは全車が堅実なスタートをきりました。

ラリー・スペインは25日の午前中に、サロウのサービスパークすぐ近くでシェイクダウンが行なわれました。
グラベル(未舗装路)とターマック(舗装路)の両方のサーフェス(路面)を走行する全長2kmのコースは、実際のSSとは大きく特徴が異なるため、選手達はセットアップよりも、クルマのシステムが正常に機能しているかのチェックに集中しました。
そのような状況でもラトバラは2番手タイムを記録し、ラッピは5番手、タナックは6番手タイムでシェイクダウンを終えました。

その後、選手達はサービスパークから約110km離れた大都市バルセロナへと移動。
モンジュイック地区の市街地特設コースで夜6時過ぎにSS1がスタートしました。
そして、グラベル仕様のクルマで全長3.2kmのターマック・ステージを走行し、タナックがチーム最上位となるSS3番手タイムを記録しました。

トム・フォウラー(チーフ・エンジニア)

シェイクダウンではクルマのシステムチェックに集中し、全てが問題なく機能している事を確認しました。
今晩の市街地ステージはターマック路面でしたが、明日からのグラベルステージに備えてクルマはグラベル仕様で、ドライバー達は確実性を重視した走りをしました。
ミックスサーフェスである事は、日数が限られていた我々の事前のテストにおいても大きな挑戦でした。
グラベルラリーでは最近満足できるパフォーマンスが得られていたので、テストではターマックに集中する事にしました。
なぜなら、ここカタルニアのターマックはサーキットのような特殊な道で、我々のクルマは1年前に出場した時と比べると開発が大きく進んでいたからです。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)

シェイクダウンは満足のいく内容となり、クルマは最初からとても良いフィーリングでした。
今晩のSS1ではハードタイヤ1本が暖まりにくく、望んでいた結果にはなりませんでした。
しかし重要なのは明日のデイ2で、「ラ・ファタレラ-ヴィラルバ」はもっとも大きな鍵を握るステージのひとつだと思います。
かつての「テラ・アルタ」のステージの一部を逆方向に走り、途中でターマック区間を通過し、新たなグラベル・セクションもあります。
多くの異なる要素が含まれているため自分にとって大きな挑戦ですし、特にタイヤのマネージメント能力が問われるステージだと思います。

オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

シェイクダウンのコースは実際のステージと共通する部分が少なかったため、セットアップの確認はできませんでしたが、クルマは全てがきちんと機能していました。
今晩のSS1は特に問題なく走り終え、明日からのグラベルステージに向けて集中力を高めています。
明後日以降のターマックステージは流れるようなコーナーが続き速度域も高いため、ライバルに対して大きなタイム差を築くのが非常に難しい。
だからこそ、明日のグラベルがとても大事なのです。
特に距離の長いステージが重要なのですが、いつもと逆方向に走り、なおかつ新しいセクションもあるので、きっと面白いステージになるでしょう。

エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)

シェイクダウンはとても上手く行き、クルマも良いフィーリングでした。
最後の走行では、ターマックを重視したそれまでとは違うセットアップを試しました。
グラベルではあまり良好な結果を得られなかったのですが、トライして良かったとは思います。
スペインは常に楽しめるラリーですし、今晩のオープニングステージも素晴らしい雰囲気でした。
これほど大きな都市をWRカーで走るのは自分にとって初めてでしたが、バルセロナの人々やファンの皆さんのすぐ近くで走る機会があるというのは、とても良い事だと思います。

明日のステージ情報

競技2日目となる10月26日(金)のデイ2は、サービスパークの西側で3本のステージを各2回走行します。
SS2/5「ガンデーザ」とSS3/6「ペセルス」の路面はすべてグラベル(未舗装路)ですが、SS4/7「ラ・ファタレラ-ヴィラルバ」はグラベル路面がメインながら途中でターマック路面も走行します。
また、全長は38.85kmに達し今大会最長のステージとなります。
6本のSSの合計距離は144.88km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は562.40kmとなります。

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WRC:Rd.12 スペインラリーday1結果(SS.1)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 0h03'35.3
2 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'03.7
3 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -00'04.2
4 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -00'05.6
5 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -00'06.0
6 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -00'07.4
7 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -00'07.5
8 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -00'08.6
9 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -00'08.7
10 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -00'09.0
11 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'09.7
12 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'09.8
13 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC2 -00'10.1
14 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -00'10.9
15 H.ソルベルグ NOR Ford Fiesta R5 RC2 -00'11.9
27 S.ロウブ FRA Citroen DS3 WRC RC1 -00'15.9

    総合 69位まで確認

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2018/10/13

WRC:2019年WRCカレンダー

12日(金)、パリで行われたWMSC(世界モータースポーツ評議会)で、FIA(国際自動車連盟)は2019年のWRCカレンダーを下記のように決定した。
昨年と比べ5月にチリラリーが加わって全14戦に増えたものの、日本ラリーの復活はならなかった。

2019年WRCカレンダー

Wrc_logo

No. Date Rally Nation
1 01月24日-27日 モンテカルロラリー モンテカルロ
2 02月14日-17日 スウェーデンラリー スウェーデン
3 03月07日-10日 メキシコラリー メキシコ
4 03月27日-31日 フランスラリー フランス
5 04月25日-28日 アルゼンチンラリー アルゼンチン
6 05月09日-12日 チリラリー チリ
7 05月30日-02日 ポルトガルラリー ポルトガル
8 06月13日-16日 イタリアラリー イタリア
08月01日-04日 フィンランドラリー フィンランド
10 08月22日-25日 ドイツラリー ドイツ
11 09月12日-15日 トルコラリー トルコ
12 10月03日-06日 グレートブリテンラリー イギリス
13 10月24日-27日 スペインラリー スペイン
14 11月14日-17日 オーストラリアラリー オーストラリア

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2018/10/08

WRC2:2018年シリーズ・ポイント表(Rd.11/13)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 125
2 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 111
3 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 70
4 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 65
5 L.ピエニエザク POL Skoda Fabia R5 56
6 F.アンドルフィ ITA Skoda Fabia R5 50
7 J.ヒュッツネン FIN Hyundai 120 R5 46
8 O.ベイビー NOR Skoda Fabia R5 45
9 P.ヘラー CHL Ford Fiesta R5 41
10 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC 33
11 P.ルーベ ESP Hyundai 120 R5 30
12 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 29
13 M.カジェタノヴィツ POL Ford Fiesta R5 28
14 S.テンペスティーニ ROU Citroen DS3 R5 27
15 E.ピエタリネン FIN Skoda Fabia R5 25
16 B.グェッラ MEX Skoda Fabia R5 24
17 新井 大輝 JPN Ford Fiesta R5 24
18 N.ソラン ESP Ford Fiesta R5 24
19 N.シアミン FRA Hyundai i20 R5 21
20 E.シーゼル ITA Citroen DS3 R5 18
21 Y.ボナート FRA Citroen DS3 R5 18
22 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 15
23 C.イングラム GBR Skoda Fabia R5 15
24 M.ウィルキンソン MEX Ford Fiesta R5 14
25 G.メビウス GER Peugiot 208 12
26 M.アディエルソン SWE Ford Fiesta R5 12
27 D.ドミンゲス MEX Hyundai 120 R5 12
28 F.クレイム GER Skoda Fabia R5 12
29 J.トオヒノ FIN Ford Fiesta R5 10
30 J.ノルドグレン FIN Skoda Fabia R5 8
31 B.ククロヴァ TOR Skoda Fabia R5 8
32 D.サルヴィ PRT Skoda Fabia R5 6
33 L.ストゥゲモ SWE Skoda Fabia R5 4
34 B.マニエラ TUR Ford Fiesta R5 4
35 E.グラルtd> TUR Skoda Fabia R5 2
36 E.カミッリ FRA Ford Fiesta 1
37 J.ベルグ FIN Skoda Fabia R5 1
38 M.ボスタンチ TUR Ford Fiesta R5 1
39 G.パジラキス GRE Ford Fiesta R5 1

    同ポイントの順位はFIAによる

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WRC:2018年シリーズ・ポイント表(Rd.11/13)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC 189
2 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC 182
3 O.タナク EST Toyota Yaris WRC 168
4 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC 104
5 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC 98
6 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC 83
7 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC 60
8 C.ブリーン IRL Citroen C3 WRC 59
9 H.パドン NZL Hyundai 120 WRC 55
10 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 54
11 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC 53
12 M.エストベルグ NOR Ford Fiesta WRC 52
13 K.ミーケ GBR Citroen C3 WRC 43
14 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 17
15 S.ロウブ FRA Citroen DS3 WRC 15
16 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 12
17 H.ソルベルグ NOR Ford Fiesta WRC 8
18 B.ボウフィエール FRA Ford Fiesta WRC 4
19 M.グリエベル GER Citroen C3 WRC 4
20 S.テンペスティーニ ROU Citroen DS3 R5 4
21 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 3
22 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 2
23 L.ピエニエザク POL Skoda Fabia R5 2
24 C.イングラム GBR Skoda Fabia R5 2
25 P.ヘラー CHL Ford Fiesta R5 1
26 Y.ボナート FRA Citroen DS3 R5 1
27 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC 1


N0. Manufactures Point
1 トヨタ・ガズー・レーシングWRT 317
2 ヒュンダイ・シェル・モビスWRT 297
3 M-スポーツ・フォードWRT 273
4 シトロエン・トタル・アブダビWRT 187

    同ポイントの順位はFIAによる

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トヨタ・チーム 第4日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第11戦 ラリー・グレートブリテン デイ4

ラトバラが総合2位、ラッピが総合3位でフィニッシュし
マニュファクチャラー選手権のリードをさらに拡大

10月7日(日)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・グレートブリテン(GB)の競技最終日デイ4がイギリスのウェールズ北部で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)が総合2位で、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合3位でフィニッシュしました。
また、ラリー2規定に基づき再出走を果たしたオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (8号車)は、総合19位で完走しました。

ラリー・グレートブリテンの競技4日目デイ4は、ウェールズ北部の森林地帯で3本のグラベル(未舗装路)ステージと、北部スランディドノの海岸道路「グレート・オーム」で2本のターマック(舗装路)ステージを行ないました。

デイ3が終了した時点で首位セバスチャン・オジエと4.4秒差の2位につけていたラトバラは、最初のSS19から激しくプッシュし差を1.7秒に縮小。続くSS20ではベストタイムを刻み、オジエを抜き3.6秒差で総合トップに立ちました。

なお、SS20はトップ5タイムを記録した選手にボーナスポイントが与えられるパワーステージに指定され、ベストタイムのラトバラは5ポイント、2番手タイムのタナックは4ポイント、5番手タイムのラッピは1ポイントを獲得しました。
その後、ターマックのSS21と、グラベルのSS22ではオジエに及ばず、ラトバラは総合2位に後退。結果的に逆転優勝はなりませんでしたが、第8戦以降の4戦で3回表彰台に上がるなど、シーズン後半戦に入り調子は大きく上向いています。

総合4位と1.7秒差の総合3位でデイ4をスタートしたラッピは、SS14でベストタイムを記録するなど力強い走りを続け、4位に30秒以上の差をつけ総合3位でフィニッシュ。
直近の5戦で3度目のポディウム登壇を果たしました。

チームにとっては3戦連続となるダブル・ポディウム・フィニッシュとなり、マニュファクチャラー選手権におけるリードを、5ポイントから20ポイントへとさらに拡げました。

デイ3でラジエターの破損によりデイリタイアとなったタナックは、その後メカニックによって完全に修理されたクルマでデイ4に再出走。
パワーステージのSS20に焦点を絞って走行し、不利な出走順にも関わらずSS2番手タイムを記録し4ポイントを獲得しました。
ドライバー選手権の順位は2位から3位に下がりましたが、1位のティエリー・ヌービルとの差は21ポイントであり、タイトルをかけた争いは残る2戦でなおも続きます。

トミ・マキネン(チーム代表)

今日、ヤリ-マティは素晴らしい戦いをし、力を出し切って走りました。
ただし、今回に関してはオジエの方が一枚上手だったようです。
それでも、我々の2台のクルー達がまたしても表彰台に立てたのはとてもうれしく、マニュファクチャラー選手権においても大きなプラスとなりました。
もちろん土曜日のオットのトラブルは残念ですし、ドライバーズタイトルの獲得が少し難しくなったのは否めません。
しかし、まだ大量得点の可能性はありますし、オットは現在最強のドライバーですので、状況が大きく変わる可能性はあります。
最終戦ラリー・オーストラリアまで、チャンスは十分にあると思っています。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)

素晴らしい戦いを心から楽しみました。
最初の2本のステージは良い結果でしたが、その後勢いを失ってしまいました。
もしかしたら、タイヤ選択を誤ったのかもしれません。
ユーズドのソフトタイヤを1本積んでステージに向かったのですが、グラベルでは十分なグリップを得られませんでした。
それでも、今回の結果はチームのマニュファクチャラー選手権争い、そして自分にとって非常に重要な意味を持ちます。
連続で表彰台に上がることができて、本当にうれしく思います。

オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

今日は自分たちがすべき仕事をしました。
すなわち、パワーステージでボーナスポイントを獲得し、そして完走することです。
ドライバーズタイトル争いはまだ続いていますが、状況はかなり厳しくなりました。
決して簡単ではありませんが、最後まで諦めることなくタイトルに挑み続けます。

エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)

今回の結果にはとても満足しています。
特に、チームにとって重要なポイントを獲得することができてうれしく思います。
のステージでは高い競争力があったので、総合3位のポジションを守り、SSベストタイムも記録できました。
後続に対し大きなリードを築いたので、その後はクルマを安全にフィニッシュに導くことに専念し、自分の仕事を完遂できました。

次回のイベント情報

WRC次戦は、10月25日(木)から28日(日)にかけて、スペインのサロウを中心に開催される第12戦「ラリー・デ・エスパーニャ」です。
ラリー・デ・エスパーニャはグラベルとターマックの両路面を走行する、シーズン唯一のミックスサーフェス・ラリーです。
ラリーの途中でクルマをグラベル仕様からターマック仕様に変更する必要があり、メカニックは夜のサービスで大掛かりな変更作業を75分間で行なわなければなりません。
選手だけでなく、メカニックにとっても挑戦し甲斐があるラリーです。

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WRC:Rd.11 グレートブリテンラリーday4結果(最終:SS.23)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 3h06'12.5
2 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'10.6
3 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'35.1
4 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -01'10.4
5 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -01'14.4
6 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -01'15.9
7 H.パドン NZL Hyndai i20 WRC RC1 -01'18.4
8 M.エストベルグ NOR Citroen C3 WRC RC1 -01'21.6
9 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -09'14.7
10 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -10'48.9
11 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC2 -11'28.3
12 J.ヒュットゥネン FIN Hyundai i20 R5 RC2 -12'11.5
13 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC2 -13'50.1
14 L.ピエニエザク POL Skoda Fabia R5 RC2 -15'34.8
15 S.テンペスティーニ ROU Citroen DS3 R5 RC2 -18'04.4
19 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -20'38.9
20 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -21'28.0

    総合 48位まで確認

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2018/10/07

トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第11戦 ラリー・グレートブリテン デイ3

首位につけていたタナックがストップするも
ラトバラが総合2位に、ラッピが総合3位に浮上

10月6日(土)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・グレートブリテン(GB)の競技3日目 デイ3がイギリスのウェールズ中部で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)が総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合3位に順位を上げました。
なお、SS15まで首位を走行していたオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (8号車)は、SS16でラジエターにダメージを負い、デイリタイアとなりました。

ラリー・グレートブリテンのデイ3は、9本計150.24kmのSSを日中のサービスをはさまずに走行。
いずれも伝統ある名物ステージで、ウェールズ中部の丘陵地帯や森林地帯が戦いの舞台となりました。

デイ2終了時点で2位と28.8秒差の総合1位につけていたタナックは、デイ3でも好調を維持。
一時リードを48秒に拡大しました。
しかし、SS16でラジエターを破損。
エンジンにダメージが及ぶことを防ぐため走行を中止し、デイリタイアとなりました。
チームはサービスでクルマの状態を精査し、ラリー2規定に基づきデイ4に再出走するか否かを判断します。

ラトバラとラッピは、1日を通して僅差の上位争いを続けました。
朝1番のSS10から12にかけてはラッピがラトバラを総合順位で上まわりましたが、SS13でラトバラがラッピを抜き総合3位に。
その後ラトバラはSS14と17でベストタイムを記録するなど力強い走りを続け、タナックのデイリタイアもあって総合2位に順位を上げました。
ラトバラと首位セバスチャン・オジエのタイム差は4.4秒と、十分に優勝を狙える位置につけています。
また、3位ラッピとラトバラの差は7.4秒と決して大きくはなく、ラッピにもポジションアップのチャンスはあります。

トミ・マキネン(チーム代表)

オットはとても好調だったので、止まってしまったのは本当に残念です。
何が起こったのかその原因を注意深く調べ、もし何かしらの変更が必要ならば、早急に対策を施さなくてはなりません。
一方で、ヤリ-マティがオジエと僅差の優勝争いをしているのはポジティブな要素です。
とても大きなチャンスですし、もし明日の朝から完全に自信を持って走ることができれば、優勝は可能だと思います。
エサペッカもまた良い位置につけていますので、明日はふたりが揃って表彰台に立つことを期待しています。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)

オットがリタイアした後、自分に優勝のチャンスがあるのだと気がつき、よりハードに
攻め始めたところどんどんとフィーリングが良くなっていきました。
最後のステージではヘアピンコーナーの轍(わだち)でエンジンがストールして数秒を失いましたが、ラリーはまだあと1日あります。
しばらく優勝から遠ざかっているので、非常に高いモチベーションを持って明日の最終日に臨みます。

オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

朝はとても順調でした。
良いペースを保ち、自分のリズムで走るだけで良かったのですが、スウィートラムのステージの2走目で、ラジエターに何らかのダメージを負いストップしなくてはなりませんでした。
もし明日再出走できたとしたら、パワーステージで可能な限り多くのポイントを獲得したいのですが、きっと簡単ではないでしょう。
なぜなら、パワーステージでは出走順が後方になるからです。
それでも、失うものは何もないのでただ全力で挑むのみです。

エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)

今日はとても長い1日で、僅差の戦いが続きました。
朝はとても楽しんで走ることができ、大きなリスクを冒すつもりはなかったのですが、良いタイムが出ました。
午後になるとタイムが落ち始めフラストレーションを感じましたが、それでも自分は総合3位、ヤリ-マティは総合2位につけています。
そして、それはチームにとって重要なことなのです。
後方の順位の選手との差は十分ではないので、明日はハードに攻めなくてはならないでしょう。

明日のステージ情報

競技4日目、最終日となる10月7日(日)のデイ4は、ウェールズ北部で5本のSSが行なわれます。
SS19「エルシー」は、今年新たに加えられたステージになります。
SS21/23「グレート・オーム スランディドノ」は、海沿いの観光道路と市街地を走行する風光明媚なステージで、路面はターマック(舗装路)です。
また、最終ステージに設定されることが多い「パワーステージ」は、デイ4、2本目の「グワイダー1」がその役目を担い、SSのトップ5タイムを記録した選手に対してボーナスの選手権ポイントが与えられます。
5本のSSの合計距離は55.64km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は237.95kmとなります。


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WRC:Rd.11 グレートブリテンラリーday3結果(SS.18)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 2h31'22.5
2 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'04.4
3 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'11.8
4 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -00'13.5
5 M.エストベルグ NOR Citroen C3 WRC RC1 -00'34.1
6 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -00'36.5
7 H.パドン NZL Hyndai i20 WRC RC1 -00'45.4
8 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'55.5
9 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -07'30.8
10 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -08'33.9
11 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC2 -09'19.4
12 J.ヒュットゥネン FIN Hyundai i20 R5 RC2 -10'20.6
13 D.ボギー GBR Skoda Fabia R5 RC2 -10'24.7
14 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC2 -11'15.7
15 P.ルーベ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -12'14.4
22 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -20'07.7
24 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -21'03.9

    総合 52位まで確認

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2018/10/06

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第11戦 ラリー・グレートブリテン デイ2

5本のSSベストタイムでタナックが首位に浮上
ラトバラは総合3位に、ラッピは総合4位につける

10月5日(金)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・グレートブリテン(GB)の競技2日目 デイ2がイギリスのウェールズ北部で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が総合1位に浮上。
ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は総合3位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)は総合4位につけ、ヤリスWRCは全3台がトップ4に入りました。

ラリー・グレートブリテンのデイ2は、ウェールズ北部ディーサイドのサービスパークを中心に、4本のステージを各2回走行。
8本のSSの合計距離は110.76kmでした。

ステージはディーサイドの西側に広がる森林地帯が主な舞台となり、路面は全体的にウェット。
一部はマディ(泥状)になるなど、とても滑りやすいコンディションでの走行となりました。

デイ1総合4位のタナックは午前中、SS2からSS4にかけて3ステージ連続でベストタイムを記録。
午後もSS7とSS8でベストタイムを刻みました。
SS8でパンクをしたためSS9はやや抑えた走りになりましたが、それでも計5本のベストタイムで2位に28.8秒差をつけて1日を終えました。
ラトバラはSS6でベストタイムを記録するなどデイ1からの好調を保ち、2位とわずか2.5秒差の総合3位に。
また、ラッピはラトバラと4.6秒差の総合4位で、難しいコンディションとなったデイ2を締めくくりました。

トミ・マキネン(チーム代表)

チームは素晴らしい仕事をしてくれました。
2週間前にウェールズで行なった事前テストは今日ととても似た路面コンディションで行うことができました。
それも今日の好結果に繋がったと思います。
昨年、我々はこのラリーで苦戦しましたが、その時の経験と情報を基に改善作業を進めた結果、パフォーマンスが大きく向上したと感じます。
競技はまだ2日間ありますが、明日は我々に合っているステージだと思います。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)

全体的にとてもよい1日でした。
朝最初のSSではアンダーステアに少し苦労しましたが、その後ダンパーを微調整したところ自信を持って走れるようになりました。
午後2本目のSS8ブレニグではベストなフィーリングではなくタイムが伸びませんでしたが、続くSS9ペンマハオは所々非常に滑りやすい路面だったにも関わらずよい感覚が戻り、満
足できるタイムが出ました。
明日はメイヘリン、ハフレン、ディフナント、ダイフィといった本当に素晴らしいステージを走行します。
道幅が広く流れるようなコーナーが続き、私のドライビングスタイルに合っているステージなのでとても楽しみです。

オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

非常によい1日になりました。
クルマのパフォーマンスは本当に素晴らしく、タイヤのグリップ力が低い路面でさえも高い競争力があったので、大きな進化を感じました。
現時点ではよいポジションにつけていますが、まだまだ先は長いので、集中力を保ち攻
続けなくてはなりません。
明日のステージは我々のクルマに合っていると思いますので、きっとよいフィーリングで走ることができるでしょう。

エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)

朝は少し苦戦しましたが、SSとSSの間のリエゾン区間でセットアップを変更した結果、状況はよくなり、午後はより自信を持って走れるようになりました。
まだ完全には満足していませんが、少なくとも正しい方向には進んでいるはずです。
今のところよい戦いができているので、とても楽しんでいます。
セットアップが改善するにつれてフィーリングは好転し、自信も増してきているので、明日は今日よりも余裕を持って戦えると思います。

明日のステージ情報

競技3日目となる10月6日(土)のデイ3は、ウェールズ中部で9本のSSが行なわれます。
SS10/15「メイへリン」、SS11/15「スウィートラム・ハフレン」、SS12/17「ダイフィ」、SS14「ディフナント」は、いずれもラリーGBの伝統的な人気ステージで、主に開けた丘陵地帯の道を走行します。
9本のSSの合計距離は150.24km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は600.87kmと、4日間でもっとも長い距離を走ります。
また、日中はサービスの設定がなくタイヤ交換および補助灯の装着作業しか行なえないため、大きなドライビングミスやメカニカルトラブルの許されない1日となります。

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WRC:Rd.11 グレートブリテンラリーday2結果(SS.9)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 1h06'04.3
2 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'28.8
3 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'31.3
4 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'35.9
5 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'38.2
6 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -00'48.8
7 H.パドン NZL Hyndai i20 WRC RC1 -01'06.4
8 M.エストベルグ NOR Citroen C3 WRC RC1 -01'08.4
9 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -01'24.3
10 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -03'08.4
11 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -04'07.0
12 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC2 -04'14.7
13 T.ケイブ GBR Hyundai i20 R5 RC2 -04'32.8
14 D.ボギー GBR Ford Fiesta R5 RC2 -04'52.8
15 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC2 -05'03.5
27 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -10'43.0
39 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -21'06.5

    総合 55位まで確認

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2018/10/05

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第11戦 ラリー・グレートブリテン デイ1

ラリーGBが開幕。SS1でラッピがベストタイムを、
ラトバラが2番手タイムを記録し1-2スタートを決める

10月4日(木)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・グレートブリテン(GB)がイギリスで開幕。デイ1としてウェールズ北部でSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)が総合1位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)が総合2位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (8号車)が総合5位につけ、ヤリスWRCは全車が好調なスタートを切りました。

ラリー・グレートブリテンの走行初日は、ディーサイドのサービスパークの西側に広がる

クロカイノグの森で、午前中にシェイクダウンが行なわれました。
全長3.37kmのコースは、その一部が金曜日デイ2のSS2/7「クロカイノグ」と重なっているため、クルマの最終セッティングを試す場としては最高の条件となりました。

シェイクダウンではラトバラが全体の2番手タイムを、ラッピが8番手タイムを記録しましたが、タナックは最初の走行でコースオフ。
ただしクルマに深刻なダメージはなく、サービスで修復を行ないその後4回の走行を行ないました。

ラリーは夜7時よりウェールズ北部、海岸近くの競馬場を舞台に全長1.7kmのSS1「ティル・プリンス」で開幕し、ラッピがベストタイムを記録。
ラトバラは、ティエリー・ヌービルと同タイムでラッピと0.3秒差の2番手タイムを刻みました。
また、タナックは0.9秒差の5番手タイムで走り切り、3人のドライバーがトップ5に入るという良い形で競技初日を終えました。

カイ・リンドストローム(スポーティング・ディレクター)

3人のドライバー全員が何も問題なく走り、良いタイムを記録するなど今晩のSS1は非常に良いスタートとなりました。
午前中のシェイクダウンではオットがミスをして走行時間を失いましたが、幸いにもダメージは小さく、その後も走行を続ける事ができました。
ドライバー達は事前のテストで既に良いセットアップを見つけていたため、シェイクダウンでは特に変更する必要がありませんでした。
それはとてもポジティブな兆候だと思います。
ウェールズの天気は常に変化するため、明朝どうなるのかを注視し、適切なタイヤを選ぶ必要があります。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)

今晩のSS1は本当に楽しく走れました。
自分のタイムにも満足しています。
今朝のシェイクダウンも上手くいき、クルマの調子は最初の走行から良かったです。
その後ダンパーとタイヤに関していくつかトライを行ない、どう機能するのかチェックしました。路
面はどんどんと滑りやすくなっていき、それに伴いタイヤのグリップが低下していったのでタイムは落ちていきましたが、少なくともラリーに向けての方向性は定まりました。
ウェールズでは常に天気が最大の問題で、タイヤ選択に大きく影響します。
去年よりも3週間早い開催なので気温が高く、降雨の可能性はありますが、もし降ったとしてもきっと乾くのも早いでしょう。

オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

何も問題なくSS1を走り終えました。
今朝のシェイクダウン最初の走行でコースオフし、とても大きなインパクトを受けました。
直線区間でワイパーの操作をしていたこともあって、走りに集中できておらず、曲がり角を大幅にオーバーしてしまったのです。
メカニック達の素晴らしい作業によってクルマは完璧に直り、再出走したところすべてが正常で、安心する事ができました。

エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)

SS1のようなステージはドライビングという面ではそれほど楽しくないのですが、多くの人が集まるのは本当に素晴らしい事です。
また、自分のタイムもとても良く満足しています。
2週間前、我々はここウェールズで非常に良いテストができました。
私のチームメイトは泥がとても多い状態の路面で走行し、私はドライの路面で走行したので、チームとしては入念な準備ができたと思います。
その為、今朝のシェイクダウンではセッティングを大きく変える必要がありませんでした。

明日のステージ情報

競技2日目となる10月5日(金)のデイ2は、ウェールズ北部で4本のステージを各2回走行します。
デイ2のSSは全体的に森の中のステージが多く、ツイスティで道幅の狭いコーナーもあります。
また、SSの途中でターマック(舗装路)を走行するステージもあり、グリップおよびリズム変化への対応力が求められます。
なお、SS4/9の「ペンマハオ」と、SS5/6「スレートマウンテン」は新しいステージとなります。
8本のSSの合計距離は110.76km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は510.61kmとなります。


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WRC:Rd.11 グレートブリテンラリーday1結果(SS.1)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 E.ラッピ FIN Toyota Yaris WRC RC1 0h01'21.6
2 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'00.3
3 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'00.3
4 S.オジエール FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'00.7
5 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -00'00.9
6 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -00'01.7
7 H.パドン NZL Hyndai i20 WRC RC1 -00'01.9
8 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -00'02.2
9 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -00'02.2
10 C.ブリーン IRL Citroen DS3 RC1 -00'02.5
11 P.ティデマンド SWE Skoda Fabia R5 RC2 -00'02.8
12 M.エストベルグ NOR Citroen C3 WRC RC1 -00'03.0
13 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -00'03.0
14 N.ソラン ESP Ford Fiesta R5 RC2 -00'03.1
15 S.リフェブレ FRA Citroen C3 WRC RC2 -00'03.7

    総合 57位まで確認

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