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2019/01/27

トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロ デイ3
タナックがデイ3の全SSで最速タイムを記録
総合4位堅持のラトバラは表彰台を射程圏内にとらえる

1月26日(土)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロのデイ3が、フランス南部のギャップを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 10号車)が総合4位に、オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合5位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合6位につけ、ヤリスWRCは難易度の高いステージで全車が速さを示しました。

ラリー・モンテカルロの競技3日目デイ3は、サービスパークが置かれるギャップの北側エリアで4本のステージを各2回走行。
4本のSSの合計距離は93.38kmでした。
前日に続きデイ3も天気に恵まれ、雪化粧をした美しい山々が青空に映える1日でした。

しかし気温は1日を通してかなり低く、山岳地帯のステージは大部分がドライ路面ながら雪やアイスバーンが広がる所も多く、非常に難しい路面コンディションでの戦いとなりました。

デイ2総合4位のラトバラは、SS10でセカンドベストタイムを記録。
モンテカルロで過去7回優勝しているセバスチャン・ローブ選手と激しい3位争いを展開し、一時は総合3位につけました。
最終的にはデイ2と変わらぬ総合4位で1日を終えましたが、総合3位のローブ選手とのタイム差は僅か2.3秒。
明日の競技最終日も、表彰台を巡る戦いが続きます。

デイ2でパンクを喫し総合7位に順位を落としたタナックは、午後のステージをドライバーのなかで、スタッドなしの冬用タイヤを唯一選択するなど攻めの姿勢で走行し、結果的にデイ3全てのSSで、ベストタイムを記録。
総合5位まで順位を回復しました。
総合4位のラトバラとのタイム差は15秒と小さく、タナックにも表彰台フィニッシュのチャンスは十分にあります。

タナックと同様、デイ2でパンクにより総合8位と大きく遅れたミークは、SS10を除く3本のステージでタナックに迫るセカンドベストタイムをマーク。
総合6位にポジションを上げ、良い形でデイ3を締めくくりました。

トミ・マキネン(チーム代表)

我々のドライバー全員にとって素晴らしい1日でした。
オィットとクリスは1日を通して安定して速く、特にオィットに関しては4本全てのSSで最速でした。
今日は全員が良い気分で1日を過ごせたと思いますし、明日もきっとエキサイティングな1日になるでしょう。
表彰台に上がるチャンスは十分あり、3位と4位に入る可能性もあると思っています。
もしそうなれば、多くのポイントが得られるので期待しています。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

今日は良い1日で、何事も起こりませんでした。
午後のステージではタイムを縮めようと考え、他の選手と異なるタイヤを選びました。
結果的には少しだけタイムを縮めることができましたが、そういったトライの積み重ねが重要なのです。
チャレンジは成功だったといえるので、何か他と違うことを試すべきだと進言してくれた、私の担当セーフティクルーに感謝します。
また、クルマも非常に調子が良く、自信を持つことができました。
日中のサービスではセットアップを変更せず、すべてが満足できる状態でした。
総合順位で我々の前につけている2選手とのタイム差を約1分縮めることができましたの
で、明日も最後まで攻め続けます。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

セバスチャン・ローブ選手との素晴らしい3位争いを楽しみました。
最初彼は私の前にいましたが、その後私が抜かし、最後はまたローブ選手が前に出ましたが、タイム差は僅差です。
ローブ選手を抑え続けることができるのではないかと思ったのですが、路面コンディションが複雑な状態になった時、私には強さが少し欠けていたのかもしれません。
明日のステージはドライコンディションになると思われますが、私はドライ路面で多くのテストを行なってきたので、クルマに対して自信を持っています。
もし自分達が望むような状況になれば、明日はきっとモンテカルロの表彰台に立てるでしょう。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

トリッキーな路面コンディションだったにも関わらず、心から楽しむことができました。
ヤリスWRCというクルマはとても自然に、自分の思い通りに運転することが可能で、徐々に自信がついてきました。
今日は何本かのステージで、オィットにかなり近いタイムが出ました。
30kmを越える、雪道とアイスバーンが点在する非常に滑りやすいステージでも差はごく僅かだったので、もううれしくてたまりませんでした。
クルマについて学ばなくてはならないことは、まだ少しあります。
しかし、それが自然に慣れてくるならば、その先には明るい未来が待っていると思います。
明日のパワーステージでは、全力を出し、自分の力を試してみたいと思います。

明日のステージ情報

競技4日目、最終日となる1月27日(日)のデイ4は、モナコ公国を基点にフランス南部の山岳地帯で2本のステージを各2回走行します。
SS13とその再走ステージであるSS15は、有名なチュリニ峠を通過するラリー・モンテカルロの名物ステージです。
また、SS14の再走ステージとなる最終のSS16は、トップ5タイムを記録した選手にボーナスポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
4本のSSはすべて昨年の最終日デイ4と同じステージとなり、その合計距離は63.98km。リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は224.58kmとなります。

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