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2019/03/10

トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第3戦 ラリー・メキシコ デイ3
タナックが総合3位にポジションアップ
ヤリスWRCは5本のベストタイムを刻む

3月9日(土)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコの競技3日目デイ3がレオンを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合3位に浮上。
クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合5位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合8位につけました。

ラリー・メキシコのデイ3は、サービスパークを中心に9本、計138.37kmのSSが行なわれました。
天気は前日に続き晴れ。気温は30度前後に達し、グラベル(未舗装路)路面は全体的にドライコンディションとなりました。

デイ2で総合4位に順位を上げたタナックは、1番手スタートだったデイ2よりもやや後方の4番手でSSをスタート。
SS11ではミークのパンクによる後退もあり、総合3位に順位を上げました。
午後のステージでタナックは2本のベストタイムを記録し、午後のステージが始まった時点で22.4秒あった総合2位の選手との差を、2.2秒に縮めて長い1日を終えました。

ミークは、デイ3最初のSS10でベストタイムを記録し、首位に立ちました。
しかし、続くSS11でパンクにより約1分半を失い総合5位に順位を落としました。
さらに、SS12では、パンクの際に負ったサスペンションのダメージによりスロー走行を余儀なくされました。
それでも依然、ドライバーおよびコ・ドライバー選手権と、マニュファクチャラー選手権で多くのポイントを獲得可能なポジションにつけています。

金曜日のデイリタイアから、ラリー2規定に基づき再出走を果たしたラトバラは、午前中に2本のベストタイムを記録し、総合12位から総合8位に順位を回復。
総合7位も狙えるタイム差で、デイ3を終えました。
なお、ヤリスWRCはデイ2の6本のグラベルステージで、3人のドライバーが計5本のベストタイムを記録するなど、タフな路面で高いパフォーマンスとスピードを発揮しました。

トミ・マキネン(チーム代表)

オィットは今日本当に良い仕事をしました。
彼自身とクルマのパフォーマンスをきちんと発揮し、2位争いを続けました。
明日の最終日でもまた、ベストを尽くしてくれると確信しています。
明日はまだSSが60kmも残っており、このような厳しいコンディションではいかなることも起り得ます。
今日、クルマは3台とも速く信頼性も確保できていました。
クリスは最初のSSでトップに立ちましたが、次のSSは路面がかなりラフで多くの石が転がっており、運悪くパンクをしてしまいました。
それでもまだ、ポイントを獲得できる順位につけています。
ヤリ-マティは、良い出走順を活かしてベストタイムを何本か刻みました、昨日のような出来事があっただけに、とても重要なことだと思います

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

良い1日になりました。
午前中のステージでは、依然かなり多くのルーズグラベルが残っていましたが、クリーンな走りで上手くまとめられました。
午後は戦えるチャンスがあり、タイムを少し取り戻すことができました。
路面コンディションは絶え間なく変わり、タイヤがどれくらいグリップするのか予測不可能だったので、なかなか簡単には行きませんでした。
明日は、きっと興味深い展開になるでしょう。
いくつか明るい材料があるので、とても楽しみです。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

全体的には満足できる1日でした。

昨日と比べると、パフォーマンスもかなり良かったと思います。
クルマに少し変更を加えたのですが、それが奏功し、特に低速コーナーで効果がありました。
今日のわれわれの合計ステージタイムは首位の選手に近かったので、満足するべきでしょう。
総合8位まで順位を回復しましたが、明日も今日と同じようなスピードで走れたならば、総合7位も十分可能だと思います。
また、選手権にとって重要となる、パワーステージでのポイント獲得も狙っていきます。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

今朝の最初のステージでは素晴らしいスピードがあり、首位に立つなど存分に楽しめま
した。
残念ながら次のステージではパンクをしてしまいましたが、タイヤを交換せずそのまま走り続けることにしました。
タイムを考えると正しい判断だったと思いますが、結果的にリヤサスペンションにダメージを負い、その次のステージで大きな影響が出てしまいました。
総合5位に落ちて戦うことができない状況に失望していますが、チームのために順位を守って結果を残し、ポイントを獲得するのは重要な任務であると理解しています。

明日のステージ情報

競技4日目、ラリー最終日となる10日(日)のデイ4は、サービスパークの東側エリアで3本のグラベルステージが行なわれます。
SS19「アルファロ」、SS20「メサ・クアタ」は、いずれもデイ3までに走行した他のステージと多くの部分が重なっています。
また、SS7の再走ステージであるSS21「ラス・ミナス」は、トップ5タイムを記録した選手にボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
3本のSSの合計距離は60.17km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は181.98kmとなります。

注目のステージ:SS21 ラス・ミナス パワーステージ 全長10.72km
ミーカ・アンティラ(ヤリスWRC 10号車 コ・ドライバー)

パワーステージの序盤は、テクニカルでスローな道が続きます。
しかし、スタート地点が現在よりも手前で、全長が長かった時代はさらに低速なコースでした。
テクニカルなセクションが終了すると、幅が広い大きな道に出ます。
そして最後は、村へと続く石畳の道を走りステージはフィニッシュを迎えます。

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