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2019年6月

2019/06/28

勝田貴元、ヤリスWRCでのWRCクラス参戦が決定

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラム
2019年の活動内容を強化
勝田貴元、ヤリスWRCでのWRCクラス参戦が決定

TOYOTA GAZOO Racingは、ラリーで世界に挑戦する若手ドライバーを支援するプログラム「TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラム」の2019年の活動内容を強化します。

勝田貴元は今シーズンここまで、FIA世界ラリー選手権(WRC)のWRC2クラスにR5車両で7戦参戦し、チリでは自身2度目となるクラス優勝を果たしました。
また、ヤリスWRCで参戦したフィンランドラリー選手権では2戦2勝という結果も残すなど、着実に成長しています。

シーズン前半での成長度合いを鑑み、シーズン後半の活動内容を「日本人WRCドライバーの誕生」という本プログラムの目標の早期達成を狙うものに見直します。
その一環として、WRC第10戦 ラリー・ドイチェランドと第13戦 ラリー・スペインではヤリスWRCでトップカテゴリーへ参戦し、更なる成長の促進を図ります。

トミ・マキネン(プログラム監修)

勝田は今シーズンここまで良い結果を残しています。
WRC2クラスで戦う中で、ドライビング技術の向上と、一貫性を持つことに成長を見せています。
ヤリスWRCで初めて参戦したフィンランドラリー選手権でもしっかりと走りました。
このような彼の成長を見て、次のステップへの準備は整っていると判断しました。
そこで、更なる成長の促進を図るため、WRCトップカテゴリー2戦に出場する機会を与えます。
勝田はドイチェランドでのラリーは初めてですし、スペインはグラベルとターマックで構成されるラリーですので、とても大きな挑戦になります。
そのため、結果を追うことを目標とはせず、ドライビング技術の向上と、参戦を通して様々なことを学ぶことを優先させます。

勝田 貴元

まずサポートしてくださった皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいです。
4年前ラリーに転向してから、将来WRCワールドチャンピオンを獲ることを考えてラリーに取り組んできました。
良いこともあれば、悔しかったこと、苦しかったことも沢山ありました。
本当に多くの方にサポートいただき、この度大きな一歩を踏み出すことができます。
ですが、僕にとってのゴールはここではありません。
今年ヤリスWRCに乗ってから徐々に手応えを掴みつつあります。
近い将来WRCトップカテゴリーで戦うためにも、今は焦らず着実に経験を積み、このチャンスを無駄にしない様、一戦一戦成長していきます。
まだまだ夢へ向けてやるべきことは多いですが、必ず最後までやり切りますので、今後
共応援の程よろしくお願い致します。

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2019/06/17

WRC2:2019年シリーズ・ポイント表(Rd.8/14)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 111
2 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 98
3 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 85
4 L.ピエニアゼク POL Ford Fiesta R5 74
5 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 36
6 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 12

    同ポイントの順位はFIAによる

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WRC:2019年シリーズ・ポイント表(Rd.8/14)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC 150
2 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC 146
3 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC 143
4 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC 78
5 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC 62
6 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC 60
7 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC 56
8 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC 52
9 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC 40
10 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC 40
11 S.ロウブ FRA Hyundai i20 WRC 39
12 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 14
13 B.グェッラ MEX Ford Fiesta R5 8
14 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 6
15 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 6
16 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 5
17 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 4
18 P.ティデマンド SWE Ford Fiesta WRC 4
19 Y.ボナート FRA Citroen C3 R5 4
20 S.サラザン FRA Hyundai i20 R5 2
21 O.ベイビー NOR Volkswagen Polo R5 2
22 P.ロウベ FRA Ford Fiesta R5 2
23 A.フォアマウル FRA Ford Fiesta R5 1
24 J.トゥヒノ FIN Ford Fiesta WRC 1
25 R.ブジャリル MEX Skoda Fabia R5 1
26 P.ヘラー CHL Ford Fiesta R5 1
27 E.ベルグクビスト SWE Ford Fiesta R5 1


N0. Manufactures Point
1 ヒュンダイ・シェル・モビス・WRT 242
2 トヨタ・ガズー・レーシング・WRT 198
3 シトロエン・トタル・WRT 170
4 M-スポーツ・フォード・WRT 152

    同ポイントの順位はFIAによる

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トヨタ・チーム 豊田総代表のコメント

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・イタリアに対する
豊田チーム総代表のコメント

WRC第8戦ラリー・イタリアは最後の最後でとても悔しい結末を迎えてしまいました。
タナック選手、ヤルヴェオヤ選手が私を再び表彰台に連れていってくれようとしていた気持ちを感じていただけに、最後のステージでのスローダウンに私も言葉を失いました。

しかし、一番辛い思いをしているのは、ドライバー、コ・ドライバーの本人達だと思います。
最後まで走り切らせてあげられなかったこと本当に申し訳なく思います。
そして、戦いを見守っていただいたファンの皆さまにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

優勝という結果ではない時にこうしたコメントは今まで出したことがありません。
しかし、今回は、伝えたい想いがありコメントを出させていただきます。

今回、イタリアの現地に来て、みんなの戦いを見れたことには大きな意味があったと思っています。
貴元はリタイアの後、私に申し訳ないと言ってくれました。
決して申し訳ないことはないと思っています。
私が見たいのは、貴元がヤリスに乗って表彰台に立つ姿です。
その日のために、今日の経験を力に変えてください。

クリスは私にヤリスは乗っていて気持ちのいいクルマだと言ってくれました。
嬉しかったです。気持ちよく走りきり、結果に結びつく日が楽しみになりました。
ヤリ-マティは私に今度こそ、良い結果を届けると言ってくれました。
ヤリ-マティの苦しんでいる姿も多く見ていただけに、彼にも良い結果がもたらされることを本当に願っています。

そして、オィット…彼がクルマから降りてきた時のやりきれなさそうな表情は忘れられません。
しかし、その後、彼は、メカニック1人ひとりと抱き合い、チームのみんなの悔しさと向き合ってくれました。
その姿に心を打たれました。なんとしてもオィットを、そして8号車の仲間達をチャンピオンにしてあげたいと心の底から思いました。
私に今できることは、ヤリスを“もっと強いクルマ”そして“もっと安心して走らせ続けられるクルマ”にすることです。
トミと共に、なんとしてもやり遂げます。

皆さま、これからもTOYOTA GAZOO Racing WRTを応援していただければと思います。よ
ろしくお願いいたします。

追伸
一貴、ゴール後に涙しながらコメントをする君の姿を見ました。
チームメイトを想う君の気持ちに感動した。
ありがとう。WECのチームは本当に良いチームになってくれたなと思ったよ。
可夢偉君には、また悔しい想いをさせてしまった。
自分のことのように悔しい…。
一貴、可夢偉、2人の気持ちを、しっかりと受け止めて、もっと強いチーム、もっといいクルマを目指すことを誓う。

セブ、フェルナンド、一貴、マイク、ホセ、可夢偉、6人は本当に素晴らしいチームだったと思う。
みんな、2年連続のワンツーフィニッシュをありがとう!

TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team
チーム総代表 豊田章男

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トヨタ・チーム 第4日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第8戦 ラリー・イタリア サルディニア デイ4
優勝目前のトラブルで総合5位に終わるも
タナックがドライバー選手権首位に立つ

6月16日(日)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・イタリア サルディニアの最終日デイ4が、サルディニア島西北部のアルゲーロを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合5位でフィニッシュ。
ドライバーおよびコ・ドライバー選手権で首位に立ちました。
また、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は総合8位に入りポイントを獲得。ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は、総合19位で完走しました。

サルディニアの最終日デイ4は、サービスパークの北側エリアで2本のステージを各2回走行。その合計距離は41.90kmでした。
デイ3が終了した時点で総合2位のライバルに25.9秒のリードを築いていたタナックは、確実な運転でオープニングから3本のステージを走破しました。
しかし、最終のパワーステージでステアリング系に問題が発生。
2分以上の遅れを喫し、総合5位でラリーを終えました。
残念ながら優勝は逃しましたが、タナックはドライバー選手権で首位に立ち、8月第1週の第9戦ラリー・フィンランドに、選手権リーダーとして臨みます。

デイ3の最終ステージでタイヤ交換により総合8位に順位を下げたミークは、順位を堅守。
総合8位でラリーを終えました。

デイ2でデイリタイアとなったラトバラは、デイ3で再出走を果たし、デイ4でも安定した走りで順位を上げ総合19位で完走しました。
また、ラトバラはボーナスの選手権ポイントがかかる最終のパワーステージで4番手タイムを記録し、貴重なポイントを獲得しました。

なお、トミ・マキネン・レーシングからプライベーターとしてヤリスWRCで出場のユホ・ハンニネン/トミ・トゥオミネン組は、デイ4でもクルマの開発を目的とする走りを続け、3本のステージを走行して有益なデータを収集した後、サービスに戻りラリーを終えました。

トミ・マキネン(チーム代表)

今日はチームにとって、もっとも厳しい1日でした。
ラリーウィークを通してクルマにはパフォーマンスと信頼性がありましたが、悲しいことに最後のステージで問題が起きてしまいました。
もちろん、何が原因なのか現在調査を進めています。
チームにとっては本当に残念な結果ですが、われわれ以上にオィットとマルティンは大きな失望を味わった筈です。
彼らは選手権のトップに立ちはしましたが、本当ならば3連勝でさらに良い夏休みを過ごせたはずです。
数日は気持ちが晴れないかもしれませんが、われわれは必ず復活してみせます。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

最終ステージをスタートしてすぐ、ステリングに違和感を覚え、動きが硬くなる感じがしました。
そして走っている最中に固まり、ステアリング操作が難しくなりました。
それでも何とか走り続けたのですが、大きくタイムを失い勝利も逃してしまいました。
とてもフラストレーションを感じましたが、悲しい気持ちはチームのメンバーと変わりません。
全員がこのイベントのために努力をしていたので、このような結果になってしまったのは本当に残念です。
チームは必ず問題を解決してくれると確信していますし、これからも戦い続けます。
ここまでタフなシーズンが続いていますが、昨年のこの時期と比べると選手権争いに関してはずっと良いポジションにつけています。
この後は少しだけラリーから離れて休みをとり、そしてまた戦いの世界に戻ります。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

今日は、パワーステージでのポイント獲得が目標でした。
朝はまず良いリズムを掴み、スピードを上げていきました。
そして、3本目のステージでは少しタイヤを温存しました。
パワーステージは出走順が早かったため簡単ではなく、轍(わだち)にも少々苦労しました。
それでも、まずまずの走りができ、少しポイントを獲得できました。
ラリーの序盤はとても良かったのですが、全体的にはかなり厳しい週末となり、望んでいたようなラリーにはなりませんでした。
しかし、しっかりと前を見据え、これからも戦い続けます。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

昨日の午後は走りのリズムが良くなり、スピードも上がり本当に気持ちよく走れました。
しかし最終ステージで問題が起きて遅れ、そのため今日は順位を争えるような状況ではなかったので、完走してチームに少しでもポイントをもたらすことに集中しました。
今回のサルディニアは自分にとって厳しい1戦になるだろうと予想していましたが、多くのポジティブな発見がありました。
今はもう、次のラリー・フィンランド、そして残りのラリーが楽しみで仕方ありません。
ここ数戦、チームはとても強かったので、後半戦に関しても全力で戦いに臨むでしょう。

次回のイベント情報

WRC次戦は、約7週間後の8月1日(木)から4日(日)にかけて開催される、第9戦ラリー・フィンランドです。
「フィンランド・グランプリ」とも呼ばれるこのイベントは、WRCでもっとも平均速度が高い超高速グラベル(未舗装路)ラリーです。
路面は全体的にスムーズで流れるようなコーナーが連続し、多くのビッグジャンプが現れます。
ラリーのサービスパークが置かれる、ユバスキュラの近郊にヘッドクゥオーターを構えるチームにとってはホームイベントであり、2017年にはエサペッカ・ラッピが、2018年にはオィット・タナックが、それぞれヤリスWRCで優勝を飾っています。

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2019/06/16

WRC:Rd.8 イタリアラリーDay4結果(最終:SS.19)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 3h32'27.2
2 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'13.7
3 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -00'32.6
4 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -00'33.5
5 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -01'30.1
6 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -02'06.7
7 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -02'59.6
8 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -04'40.1
9 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -08'24.6
10 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -8'49.2
11 P.ルーベ FRA Skoda Fabia R5 RC2 -11'13.0
12 K.カゼタノヴィツ POL Skoda Fabia R5 RC2 -11'54.7
13 S.テンペスティーニ ROU Hyundai i20 R5 RC2 -12'07.6
14 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 RC2 -12'26.5
15 M.プロコプ CZE Ford Fiesta WRC RC1 -15'07.4
19 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -20'36.0
42 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -1h22'58.5

    総合 49位まで確認

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トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota WRC Team (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第8戦 ラリー・イタリア サルディニア デイ3
タナックが全SSでベストタイムを刻み首位に立つ
ミークは健闘するも総合8位に後退

6月15日(土)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・イタリア サルディニアの競技3日目デイ3が、サルディニア島西北部のアルゲーロを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合1位に順位を上げました。

クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は総合6位につけていましたが、最終ステージで総合8位に後退。
デイ2の最終ステージでデイリタイアしたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は、ラリー2規定に基づき再出走を果たし、総合22位につけています。

サルディニアのデイ3は、サービスパークの東側エリアで3本のステージを各2回走行。
その合計距離は142.42kmと、今大会最長の1日でした。
好天に恵まれたことで朝から気温が上がり、路面は前日に続きドライ。
非常に滑りやすい路面コンディションでの戦いとなりました。

デイ2で首位と11.2秒差の総合3位につけたタナックは、デイ2よりも後方の9番手スタートとなり、早い出走順から開放され本来のスピードを取り戻しました。
また、午前中のステージでは上位2選手がハードタイヤ5本を選んだのに対し、タナックはハード2本とミディアム3本を選択。
その戦略は当たり、タナックは午前中の3本のSS全てでベストタイムを記録。
SS10で総合2位に、SS12で首位に立ちました。

午後の再走ステージは路面が荒れ、気温もさらに高くなったことで、WRカーをドライブする全選手がハードタイヤ5本を選びましたが、タナックは午後も全ステージを制覇。
デイ3の全てのSSでベストタイムを記録し、総合2位のライバルに対し25.9秒の差を築いてデイ3を締めくくりました。

デイ3開始時点で総合6位につけていたミークは、午後のステージに入るとペースを上げ、総合4位および5位のライバルとの差を縮めました。
しかし、デイ3最終のSS15でタイヤの空気が抜け、タイヤ交換により約2分をロス。
総合8位に後退してしまいました。

また、デイ2の最終SSでステアリング系のトラブルによりコースアウトしデイリタイアとなったラトバラは、メカニックによって修理されたクルマで再出走。
デイ2終了時点では総合49位まで順位を落としていましたが、デイ3では不利な前方のスタート順ながら安定した走りを続け、総合22まで挽回しました。

なお、トミ・マキネン・レーシングからプライベーターとしてヤリスWRCで出場のユホ・ハンニネン/トミ・トゥオミネン組は、クルマの開発を目的に堅実な走りを続け、総合9位につけていましたが、最終サービスを前にデイリタイアとなりました。
ただし、ラリー2規定に基づき明日のデイ4での再出走を予定しています。

トミ・マキネン(チーム代表)

オィットの今日の走りは本当に素晴らしいものでした。
全てのステージを制し十分なリードを築くなど、非常に印象的な戦いをしました。
このような困難な状況でライバルもとても速く安定していましたが、オィットは大きな自信を持ち、リラックスしてクルマの性能を引き出していると思います。
明日は最後まで問題なく走り切るだけですが、必ず彼はやってくれるでしょう。

クリスは、今日の難しいステージで自信を深め、スピードも上がっていただけに、最後のステージであのような事が起きてしまいとても残念です。

ヤリ-マティは今日再出走できた事が何よりも重要で、出走順がトップだったことを考えれば、タイムは良かったと思います。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

力強く戦えたと思いますが、本当に大変な1日でした。
トップに立ち、リードを築くためハードに攻めなくてはなりませんでした。
午前中のタイヤ選択は成功し、それもあって有利に戦いを進められました。
クルマの調子は良く、自信を持って攻めることができました。
午後は路面が荒れ、クルマの中も非常に暑くなりました。
タイヤのコンディションを気にしながらプッシュするのは難しく、簡単にパンクをしてしまうような路面でしたが、良いリズムを掴みクリーンな走りができたと思います。
有利な順位につけているとは思いますが、明日は4本の難しいステージが残っているので、最後まで全力で戦い続けなければなりません。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

今日の目標は運転を楽しむことでしたが、出走順が1番だったのでそう簡単ではありませんでした。
今朝は、出走順を考えるとタイムは良く、満足な走りができました。
午後は、何か新しいことを試そうと足まわりのセッティングを硬めにしたのですが、自分のドライビングスタイルに合わず、午前中と同じようなグリップを感じられずタイムも良くありませんでした。
十分な自信を感じられない時は、ミスをしないように冷静さを保つべきだと理解しています。
明日は、今朝のセットアップに戻した上でファインチューニングを施してステージに臨み、パワーステージでのポイント獲得を狙います。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

今朝は、そこそこ良いリズムで走れていたのですが、自分が最後にこのエリアのステージを走ってから4年経っていたので、所々思い切り攻められませんでした。
それでも、自分の前の有利な出走順のふたりとの差を、何とかキープすることができました。
午後は走りのリズムが良くなり、最初の2本のステージは本当に上手く走れました。
しかし、最後のステージの高速セクションで、道の真ん中あたりで何かに当たって衝撃を受け、ホイールのリムが曲がり空気が抜けてしまいました。
このラリーは自分にとってもっとも難しいラリーになるだろうと覚悟していましたが、本当ならば明日は総合4位争いに加わっていたはずなので、とても残念に思います。
こうなった以上は、明日はポイント獲得を目標に戦います。

明日のステージ情報

競技最終日となる6月16日(日)のデイ4は、サービスパークの北側エリアで2本のステージを各2回走行します。
そのうち、SS17の再走ステージとなるSS19「サッサリ-アルジェンティエラ 2」は、トップ5タイムを記録したドライバーおよびコ・ドライバーに対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
4本のSSの合計距離は41.90km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は172.2
9kmとなります。
注目のステージ:SS17/19 サッサリ-アルジェンティエラ 全長6.89km

マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)

明日のパワーステージは全長6.89kmと、スーパーSSを除くと最も走行距離が短いステージですが、非常にトリッキーなステージなので十分な注意が必要です。
大部分が下り坂で、道幅がとても狭くテクニカルですが、最後の海岸沿いの道はかなりハイスピードです。

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WRC:Rd.8 イタリアラリーDay3結果(SS.15)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 3h04'10.3
2 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -00'25.9
3 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'42.9
4 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -01'25.4
5 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -01'33.3
6 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -02'32.4
7 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -02'58.3
8 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -03'53.3
9 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -07'24.5
10 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -7'50.6
11 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -09'15.4
12 P.ルーベ FRA Skoda Fabia R5 RC2 -09'34.0
13 K.カゼタノヴィツ POL Skoda Fabia R5 RC2 -09'58.9
14 S.テンペスティーニ ROU Hyundai i20 R5 RC2 -10'37.4
15 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 RC2 -11'41.9
16 M.プロコプ CZE Ford Fiesta WRC RC1 -13'15.6
19 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -16'29.5
22 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -20'23.0
52 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -1h19'06.0

    総合 63位まで確認

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2019/06/15

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第8戦 ラリー・イタリア サルディニア デイ2
不利な出走順を乗り越えタナックが総合3位に
ミークは未知なるステージで総合6位につける

6月14日(金)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・イタリア サルディニアの競技2日目デイ2が、サルディニア島西北部のアルゲーロを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合3位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合6位につけました。
なお、一時首位に立ったヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は、デイリタイアとなりました。

本格的なグラベルステージの幕開けとなったデイ2は、サービスパークの東北エリアで4本のステージを各2回走行。
ただし、午後2本目のSS7は、タナックを含む3選手が走行した時点でステージがキャンセルとなりました。

日中、気温は40度程度まで上昇し、路面はドライ。
出走順が早いドライバーにとっては、かなり不利なコンディションでの走行となりました。

前戦ラリー・ポルトガルと同様、2番手の出走順で金曜日のステージをスタートしたタナックは、SS4でベストタイムを、SS5でセカンドベストタイムを刻むなど、早い出走順の不利を感じさせない力走でステージを重ね、首位と11.2秒差の総合3位で長い1日を走り切りました。

デイ2のステージの走行経験がないミークは、午前中こそ苦戦を強いられましたが、午後のステージではペースを上げ、総合6位で1日を終えました。

ラトバラは、オープニングステージから連続で2、3番手タイムを刻み、SS4で首位に立ちました。
しかしSS6で横転により8分程度遅れ、さらにデイ2最終のSS9ではステアリング系の不具合によりコースアウト。
残念ながらデイリタイアとなりました。
チームは明日の再出走に向けて、サービスでクルマの修理作業の準備を進めます。

トミ・マキネン(チーム代表)

全体的にはとても力強く1日を戦えたと思います。
ヤリ-マティは午前中非常に調子が良く、一時ラリーをリードするほどでした。
それだけに、午後のステージで横転したのは本当に残念です。
その時点でクルマはまだちゃんと走れる状態だったのですが、その後ステアリング系に何か問題が起こり、最終ステージでコースアウトしてしまいました。

一方、オィットは前戦に続き早い出走順での不利な戦いを強いられました。
さらに、午後のSS7では彼が走った後にステージがキャンセルとなり、結果的に多くのライバルよりも1本多くステージを走ることになってしまいタイヤの摩耗が厳しい状況でしたが、非常に良くやってくれました。
明日は出走順が良くなるので、期待しています。

クリスは、今日のステージに関しては知識がなく、簡単には行かないだろうと予想していましたが、上手くまとめました。
明日はきっと、順位を上げることができるはずです。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

困難な1日でしたが、持てる力を全て出し尽くせたと思います。
先頭走者のリタイアにより、午後のステージは1番手で出走することになり、さらに難しい状況になりました。
問題のないセクションもありましたが、道幅が狭いところでは轍(わだち)がルーズグラベルで埋まり、まったくトラクションがかかりませんでした。
また、午後は多くのライバルより1本多くステージを走ることになり、摩耗が進んだタイヤで彼らと渡り合うのは大変でした。
とはいえ良いリズムで1日を走れましたし、全てのステージを攻め切りました。
明日はきっと激戦になると思いますが、出走順が今日よりも良くなるので、状況が大きく変わることを期待しています。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

朝は本当に好調でした。
とても気温が高くタイヤの摩耗に関して厳しいコンディションになると考え、ハードタイヤを5本選びましたが、それは正しい選択だったと思います。
午後の最初のステージでは、ヘアピンコーナーでハンドブレーキを早く引きすぎ、その結果コーナーのインに深く切り込んでしまい横転しました。
本当に愚かなミスでした。横転したクルマを元の状態に戻すために、自分とミーカは相当な力を使いました。
幸いにも次のステージでもクルマは調子が良くタイムも良かったのですが、最後のステージのヘアピンコーナーの立上がりでステアリングが左側にロックし、コースアウトしてしまいました。
非常に厳しい状況ですが、明日競技に復帰し、再び走れるようになることを楽しみにしています。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

自分にとって、今日は初めて走るステージばかりでした。
そのため朝は少し苦戦しました。
また、昼前の時点で気温がかなり上がり、自分が選んだミディアムタイヤには厳しいコンディションでした。
きっとベストなタイヤ選択ではなかったと思います。
午後は状況が好転し、走りのリズムも良くなりました。
クルマはほぼパーフェクトで、全体的にとても満足できる仕上がりでした。
明日はこのラリーの伝統的なステージが続き、過去の経験と知識があるので、より良いフィーリングで走れるのではないかと期待しています。
少しでも順位を上げられるように、頑張ります。

競技3日目となる6月15日(土)のデイ3は、サービスパークの東側エリアで3本のステージを各2回走行します。
6本のSSの合計距離は142.42kmと3日間で最も長く、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は627.14kmとなります。
注目のステージ:SS12/15 モンテ・レルノ 全長28.03km

マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)

「モンテ・レルノ」は、おそらくサルディニアでもっとも有名なステージだと思いますし、その中でも「ミッキージャンプ」はこのラリーの名物です。
ステージは全体的にとても高速で、流れるようなコーナーが続きますが、非常にテクニカルなセクションもあります。
また、連続する長いループの最後を飾るステージですので、タイヤの摩耗コントロールが重要な鍵を握ります。

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WRC:Rd.8 イタリアラリーDay2結果(SS.9)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 1h36'01.5
2 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'10.8
3 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -00'11.2
4 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -00'20.2
5 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -00'20.3
6 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'29.5
7 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'57.7
8 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -01'03.5
9 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -02'38.0
10 P.ルーベ FRA Skoda Fabia R5 RC2 -02'50.3
11 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -03'01.3
12 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -03'01.9
13 N.グリヤジン RUS Skoda Fabia R5 RC2 -03'12.5
14 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -03'48.7
15 S.テンペスティーニ ROU Hyundai i20 R5 RC2 -03'58.1
16 K.カゼタノヴィツ POL Skoda Fabia R5 RC2 -04'24.8
20 M.プロコプ CZE Ford Fiesta WRC RC1 -05'40.5
36 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 RC2 -13'36.4
49 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -18'27.5
68 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -35'07.8

    総合 88位まで確認

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2019/06/14

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第8戦 ラリー・イタリア サルディニア デイ1
モトクロス場でのスーパーSSで競技がスタート
タナックが総合3位に、ミークが総合4位につける

6月13日(木)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・イタリア サルディニアが開幕。サルディニア島西北部、アルゲーロ近郊のイティリでスーパーSSが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合3位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合4位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合10位につけました。

タナックがシーズン3勝目を飾った第7戦ラリー・ポルトガルから1週間のインターバルを経て、第8戦ラリー・イタリア サルディニアのラリーウィークがスタート。
13日は、朝9時からサービスパークが置かれるアルゲーロの東北エリアでシェイクダウンが行なわれました。

全長3.92kmのシェイクダウンステージでは、タナックが2番手タイムを、ミークが5番手タイムを、ラトバラが7番手タイムを記録。
クルマの最終確認と、ラリー本番に向けての足慣らしを終了しました。

その後、夕方5時よりサービスパークの東側にあるモトクロス・サーキットで2台同時スタートのスーパーSSが行なわれ、競技がスタート。
全長2kmのステージを走り、タナックが3番手タイムを、ミークが4番手タイムを、ラトバラが10番手タイムを記録しました。

なお、トミ・マキネン・レーシングからヤリスWRCで出場のユホ・ハンニネン/トミ・トゥオミネン組は、総合14位でデイ1を終了。
WRC出場は2017年10月のラリーGB以来でしたが、ハンニネンは安定した走りで初日を終えました。

トム・フォウラー(テクニカル・ディレクター)

チーム全体として、朝のシェイクダウンは上手く行ったと思います。
内容はいつもと変わらず、システムをチェックし、準備してきたセットアップを再確認する程度で全て計画通りに進みました。
3回目の走行時にはラリー本番を想定し、タイヤの状態を考慮してペースを少し緩めて走りました。
そして、今晩の最初のステージでは、明日に向けて問題なく走り終えることが重要でした。
サルディニアのステージは、前戦ポルトガルと少し違う特徴もありますが、路面の荒れ具合や高い気温という点においては同じように厳しく、注力すべきポイントは変わりません。
最後まで安定して走り、信頼性を確保することがわれわれの目標ですが、それさえ実現できれば、パフォーマンスも十分に得られると考えています。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

シェイクダウンは上手く行きました。
クルマはポルトガルに近い仕様なので、このラリーでも高い戦闘力を期待しています。
今晩のステージは特に問題なく走り終えましたが、明日以降は厳しく、暑い週末になりそうです。
サルディニアは好きなラリーですし、どれだけステージが難しくとも、良いリズムさえ掴めれば運転を楽しむことができます。
明日の金曜日は、ルーズグラベルに覆われた道を走るため特に難しい1日になると思いますが、今回もまた、土曜日以降のステージを良い出走順で走るため頑張って明日のデイ2を戦い、土曜日と日曜日は表彰台争いに加わりたいと思います。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

シェイクダウン最初の走行はとても上手く行きました。
2回目の走行時は路面がかなりクリーンになり路面温度が上昇しましたが、ミディアムタイヤではあまり良いフィーリングを得られませんでした。
しかしその結果、明日どのようにするべきかはっきりしました。
タイヤの摩耗に関しては、きっとポルトガル以上に厳しいラリーになると思います。
今晩のアルゲーロ港でのラリースタートは、いつもながらとても素晴らしいものでした。
スーパーSSではウォータースプラッシュを通過した後、ブレーキに少し問題が生じ良い内容とはいえませんでしたが、ラリーは明日からが本番です。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

シェイクダウンでは全てが良いフィーリングでした。
走り始めの路面は非常に滑りやすく、何人かの選手がクルマにダメージを負いましたが、我々は問題なく走り切りました。
気温が非常に高いため、きっと大変なラリーになるでしょう。
自分の出走順は中団ですが、午前中のタイヤ選択は、午後の2回目のループよりも難しくなると思います。
過去数年、自分はこのラリーでの経験が乏しく、ステージは幅がとても狭くテクニカルですので、スタートからフィニッシュまで、ミスなくクリーンに走ることが重要です。

明日のステージ情報

競技2日目となる6月14日(金)のデイ2は、サービスパークの東北エリアで4本のステージを各2回走行します。
ステージの全体的な構成は2018年大会と大きく変わりませんが、一部リニューアルされています。
8本のSSの合計距離は124.20km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は517.86kmとなります。
注目のステージ:SS2/6 トゥーラ 全長22.25km

マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)

今回のラリー最初の本格的なグラベルステージ「トゥーラ」は、全長22.25kmと金曜日最長のステージです。
平均速度は非常に低く、最後の10kmはヘアピンコーナーが連続するため特に低速です。
かなり難しいセクションが多く、今回のラリーで最も用心しなければならないステージだと思います。

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WRC:Rd.8 イタリアラリーDay1結果(SS.1)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 0h02'00.7
2 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -00'00.1
3 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -00'00.3
4 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'00.4
5 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'01.6
6 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'01.8
7 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -00'01.8
8 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -00'02.0
9 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -00'02.1
10 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'04.0
11 N.グリヤジン RUS Skoda Fabia R5 RC2 -00'04.7
12 S.テンペスティーニ ROU Hyundai i20 R5 RC2 -00'04.9
13 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -00'05.6
14 J.ハンニネン FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'05.9
15 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 RC2 -00'05.9
17 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -00'06.6
22 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -00'07.2

    総合 88位まで確認

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2019/06/03

WRC2:2019年シリーズ・ポイント表(Rd.7/14)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 86
2 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 83
3 L.ピエニアゼク POL Ford Fiesta R5 74
4 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 73
5 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 18
6 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 12

    同ポイントの順位はFIAによる

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WRC:2019年シリーズ・ポイント表(Rd.7/14)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC 142
2 O.タナク EST Toyota Yaris WRC 140
3 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC 132
4 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC 65
5 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC 56
6 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC 44
7 S.ロウブ FRA Hyundai i20 WRC 39
8 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC 38
9 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC 36
10 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC 34
11 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC 27
12 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 12
13 B.グェッラ MEX Ford Fiesta R5 8
14 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 6
15 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 6
16 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 4
17 P.ティデマンド SWE Ford Fiesta WRC 4
18 Y.ボナート FRA Citroen C3 R5 4
19 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 4
20 S.サラザン FRA Hyundai i20 R5 2
21 O.ベイビー NOR Volkswagen Polo R5 2
22 P.ロウベ FRA Ford Fiesta R5 2
23 A.フォアマウル FRA Ford Fiesta R5 1
24 J.トゥヒノ FIN Ford Fiesta WRC 1
25 R.ブジャリル MEX Skoda Fabia R5 1
26 P.ヘラー CHL Ford Fiesta R5 1
27 E.ベルグクビスト SWE Ford Fiesta R5 1


N0. Manufactures Point
1 ヒュンダイ・シェル・モビス・WRT 202
2 トヨタ・ガズー・レーシング・WRT 182
3 シトロエン・トタル・WRT 158
4 M-スポーツ・フォード・WRT 122

    同ポイントの順位はFIAによる

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トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota WRC Team (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第7戦 ラリー・ポルトガル デイ3
タナックがラリー・ポルトガル初優勝
今シーズン3回目の勝利を飾る

6月2日(日)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・ポルトガルの、競技最終日となるデイ3が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が優勝しました。

前日のデイリタイアから、ラリー2規定に基づき再出走を果たしたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は、総合7位で完走しました。
なお、総合2位につけていたクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は、最終ステージでリタイアとなり、完走を逃しました。

ラリー・ポルトガルの最終日デイ3は、サービスパークが置かれるマトジニョスの東北エリアで5本、計51.77kmのステージがドライコンディションのグラベル(未舗装路)路面で行なわれました。

タナックは、総合2位のミークに対し4.3秒のリードを持ってデイ3をスタートしましたが、オープニングのSS16でミークがベストタイムを記録したことにより、差は2.4秒に縮まりました。
しかし、続くSS17、SS18で連続ベストタイムを刻み、リードを8.1秒に拡大。
その後2本の3番手タイムでリードを最後まで守り抜き、今シーズン3勝目を飾りました。
また、ボーナスポイントがかかる最終のパワーステージで3番手タイムとなったことで、ボーナスの3ポイントを獲得。
その結果、ドライバー/コ・ドライバー選手権における首位との差は、僅か2ポイントに縮まりました。

デイ2でのサスペンショントラブルによるデイリタイア後、ラリー2規定により総合11位で再出走を果たしたラトバラは、落ち着いた走りで順位を上げ、総合7位でフィニッシュ。
貴重な選手権ポイントを獲得しました。

なお、ミークはSS16でベストタイムを記録し、続く2本のSSではタナックに次ぐ2番手タイムで、総合3位の選手に対するリードを10秒に広げました。
しかし、SS19でスピンを喫して総合3位に順位を下げ、さらに最終ステージのSS20ではスタート後すぐ、コーナーのイン側にあった切り株に当たってクルマにダメージを負い、残念ながら完走を果たすことができませんでした。

トミ・マキネン(チーム代表)

オィットとチームにとって、今回もまた素晴らしい勝利となりました。
金曜日は不利な2番手スタートだったにも関わらずトップに立ち、難しいコンディションを上手く切り抜けるなど、ラリーを力強く戦い抜きました。
オィットとマルティンは、本当に良くやってくれたと思います。
また、他の2台も速く、週末を通してわれわれのパフォーマンスは十分高かったと思います。
残念ながらヤリ-マティは昨日トラブルに見舞われ、クリスは今日小さなミスで大きな代償を払うことになりました。
とはいえ、ドライバーおよびコ・ドライバー選手権、そしてマニュファクチャラー選手権に関しては、依然良い方向に向かっていますので、この後のラリーも自信を持って戦い続けます。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

表彰台の1番高い場所に立ち、とても良い気分でした。
今週末は本当に長くタフな戦いが続き、これまででもっとも苦労して手に入れた勝利だと断言できます。
金曜日は、不利な出走順であったにも関わらず、高いパフォーマンスを発揮しました。
土曜日はかなり厳しい戦いを強いられましたが、今日は速さが十分あり、全てが上手く行きました。
最初のステージは大量のダストで視界が非常に悪かったため、少し慎重に走りました。
しかし、その後はマージンをとりながらも攻め、差を大きく拡げることができました。
選手権争いはかなり接戦ですが、次戦サルディニアでは、良い出走順でラリーに臨める
と思います。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

今朝は再出走することができたので、トップ10に入りポイントを獲得することを目標に走りました。
パワーステージでは、前を走っていたクルマが道を塞ぎレッドフラッグが出たので、ベストタイムを狙えませんでした。
しかし、総合7位に順位が上がり、貴重なポイントを獲得できたのは、特にチームにとって良かったと思います。
昨日は本当に速く、良い走りができていたので、個人的には満足できない結果ですが、自分達にスピードがあり、クルマも速かったという事実が何よりも重要です。
次のラリーでは、ポジティブに戦えると信じていますので、とても楽しみです。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

今朝は総合3位の選手との差を拡げることに成功し、良いスタートを切りました。
その差を保ち続けようとしたのですが、最後から2番目のステージでスピンをして遅れてしまいました。
最終のパワーステージで得られるボーナスポイントは、自分にとってそれほど重要ではなかったので、無理をしてまで狙うつもりはありませんでした。
しかし、右コーナー内側の草の中に木の切り株が隠れていたのを見落とし、自分のペースノートに記していなかったため、それに当たってタイヤが外側に開いてしまいました。
完全に自分のミスですし、それまでは非常に力強くラリーを戦えていたので、チームに申し訳なく思います。
ただし、自分にとっては今までで1番、クルマのポテンシャルを引き出せたラリーでしたので、気持ちを切り替え、今週末の戦いをポジティブに捉えたいと思います。

次回のイベント情報

WRC次戦は、6月13日(木)から16日(日)にかけて開催される、第8戦ラリー・イタリア サルディニアです。
地中海に浮かぶサルディニア島の北部を舞台とするこのイベントは、中高速のステージが続くグラベルラリーです。
全体的に道幅が狭く、すぐ近くに木々や大きな岩が迫る非常にトリッキーなステージが多いため、精度の高いハンドリングとドライビングが求められます。
路面は目が細かい砂に覆われていますが、多くのラリーカーが走ると下から硬質な路面や石が露出し、パンクの危険性が高くなります。
また、気温もかなり上昇するため、ラリーカー、タイヤ、そして選手にとって非常に過酷
なラリーだといえます。

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WRC:Rd.7 ポルトガルラリーDay3結果(最終:SS.20)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 3h20'22.8
2 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'15.9
3 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -00'57.1
4 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -02'41.5
5 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -07'08.3
6 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -10'34.2
7 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -11'28.2
8 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -11'41.9
9 P.ルーベ FRA Skoda Fabia R5 RC2 -12'46.3
10 E.ベルグクビスト SWE Ford Fiesta R5 RC2 -14'28.4
11 H.ソルベルグ NOR Skoda Fabia R5 RC2 -14'54.5
12 E.ピエタリネン FIN Skoda Fabia R5 RC2 -15'09.8
13 N.グリャジン RUS Skoda Fabia R5 RC2 -15'10.6
14 B.グェッラ MEX Skoda Fabia R5 RC2 -16'09.1
15 A.ヘラー MEX Ford Fiesta R5 RC2 -17'40.7
21 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -27'04.8
23 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -27'24.8

    総合 33位まで確認

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2019/06/02

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第7戦 ラリー・ポルトガル デイ2
トラブルを乗り越えタナックが首位を堅持
好調ミークは総合2位に浮上する

6月1日(土)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・ポルトガルの、競技2日目となるデイ2が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合1位の座を守りました。

デイ1総合3位のクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は、総合2位に上がりましたが、総合2位につけていたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は、サスペンショントラブルでデイリタイアとなり、総合11位に順位を下げました。

ラリー・ポルトガルのデイ2は、サービスパークが置かれるマトジニョスの東北エリアで3本のステージを各2回走行、その合計距離は160.70kmと、3日間で最長の1日でした。
前日に続き快晴に恵まれ気温も上昇。路面はドライコンデイションとなりました。デイ1で総合2位のラトバラに17.3秒差をつけて首位に立ったタナックは、デイ2オープニングのSS8でブレーキシステムに問題が発生し、遅れをとりました。
しかし、リエゾン(移動区間)で応急処置を行ない、自力で問題を解決して走行を続けました。
午後1本目のSS11ではベストタイムを刻み好調を保ちましたが、デイ2最後のSS13でサスペンションに不具合が発生。
しかし、タナックは遅れを最小限に留め、首位の座を守り切りました。

デイ1で総合3位につけたミークは、デイ2最初のSS8でベストタイムを記録。
午後は3ステージ連続でセカンドベストタイムを刻むなど、1日を通して安定した速さを示しました。
SS12ではラトバラを抜いて総合2位に浮上し、今季初表彰台に大きく近づきました。
ラトバラは、午前中のステージで2本のベストタイムを記録し、首位タナックとの差を一時5.1秒まで縮めました。
しかし、午後のステージでサスペンションに問題を抱えて大きく遅れ、最終ステージを前に走行を断念。
デイリタイアとなりましたが、総合では11位につけており、明日のデイ3にはラリー2規定に基づき再出走します。

トミ・マキネン(チーム代表)

信じられないくらい難しく、色々なことが起きた1日でした。
それでも依然ワンツー体制を維持しており、最終日に向けてチームはいい位置につけています。
ヤリ-マティは午前中とても速く、彼が良い結果を渇望しているのを知っていたので、本当に残念です。
オィットもまた同様の問題に遭遇しましたが、彼の場合は幸運にも1日の終わりに近かったので、あまり大きな影響を受けませんでした。
彼らのクルマに起きた問題について、これから慎重に調査を進めて原因を究明し、次のサルディニアに向けて再発防止に努めます。
現状、ライバルとのタイム差はあまり大きくないですが、われわれのドライバーは自信を持っていますし、最後まで戦い続けることを楽しみにしているようです。
戦いは、明日もまだ続きます。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

本当に大変な1日でした。
最初のステージでブレーキに問題が起きたので、リエゾンで一生懸命修理に取り組み、ロングステージでは何とか普通に走れるようになりました。
そして、日中のサービスではチームが完璧な状態に直してくれました。
午後のステージは今回のラリーでもっとも難易度が高く、多くの石がそこら中に転がる、非常に荒れた路面コンディションだったので、クルマに大きな負担がかかりました。
残念ながら最後のステージで問題を抱えてしまいましたが、最後まで走り切れたのは不幸中の幸いです。
われわれは依然ラリーをリードしていますが、油断はできません。
日曜日は勝負がほぼ決まり退屈に感じることもあるのですが、今回に関しては最後まで攻め続けなければなりませんし、そのようなバトルをするのが楽しみです。
われわれのクルマには速さと、勝つ力が備わっていると思います。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

午前中のステージはハードタイヤを2本使いましたが、その効果は非常に大きく、思い切り攻めることができました。
自分の速さに満足でき、クルマのフィーリングが良かったので、リズムを感じながら楽しく走れました。
しかし、午後の1本目のステージでクルマのフロントに違和感を覚え、何か問題が起きたと理解しました。
自力で応急処置を試み走り続けたのですが、道がとても荒れていたため、最終的には壊れてしまいました。
ポディウムを狙える位置につけていたので、とてもフラストレーションを感じます。
ただし、少なくとも速さはあったので、それはモチベーションの原動力になりますし、これからも戦い続けます。
明日は、少しでもポイントを得られるように、全力を尽くして走ります。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

今日は自分にとって本当に良い日でした。
おそらく、このクルマで走った中では最良の日だったと思います。
今朝は運転がとても楽しく、昨日よりもはるかに良いリズムで走れました。
これまで、同じステージを2回目に走る際は苦戦しましたが、今日の午後はとても良いペースで走れたので、それについても満足しています。
順位を守るため思い切り攻めなくてはならない状況だったので、全力で走りました。
ヤリ-マティはとても好調だったので、あのようなことになってしまったのは本当に残念です。
今回は、特にクルマにとって非常に過酷なラリーだと思います。
気温は高く、路面は乾き、2回目の走行時はこれまで見たことがないくらい酷く荒れ、最悪ともいえるコンディションでした。
オィットと私が、このままワンツーフィニッシュすることがチームにとって重要なので、明日も全力で戦います。

明日のステージ情報

競技3日目最終日となる6月3日(日)のデイ3は、サービスパークの東北エリアで5本のグラベルステージが行なわれます。
そのうち、SS17の再走ステージであるSS20「ファフェ2」は、トップ5タイムを記録したドライバーおよびコ・ドライバーに対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
5本のSSの合計距離は51.77km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は276.39kmとなりま
す。
注目のステージ:SS17/20 ファフェ 全長11.18km

ミーカ・アンティラ(ヤリスWRC 10号車 コ・ドライバー)

ファフェは、ラリー・ポルトガルの象徴ともいえるステージです。
路面のコンディションは良く、それほどパンクのリスクを負うことなく走れます。
途中、ふたつのジャンプがありますが、最後のジャンプはとても有名で人気があります。
直前できちんとブレーキを踏んで減速する必要があり、もしフラットアウトで行ったら、それこそ本当に飛んでしまいます!
また、ラリーの最後を飾るパワーステージとしても、非常に良いステージだと思います。

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WRC:Rd.7 ポルトガルラリーDay2結果(SS.13)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 2h47'23.1
2 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'04.3
3 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'09.2
4 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -00'21.0
5 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -01'37.5
6 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -02'02.7
7 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -06'01.4
8 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -08'33.8
9 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -09'35.3
10 P.ルーベ FRA Skoda Fabia R5 RC2 -10'04.8
11 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -10'52.5
12 E.ベルグクビスト SWE Ford Fiesta R5 RC2 -12'02.5
13 H.ソルベルグ NOR Skoda Fabia R5 RC2 -12'21.2
14 E.ピエタリネン FIN Skoda Fabia R5 RC2 -12'40.3
15 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC1 -12'53.3
26 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -25'09.3
27 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -25'09.7

    総合 40位まで確認

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2019/06/01

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第7戦 ラリー・ポルトガル デイ1
首位タナック、2位ラトバラ、3位ミークと
ヤリスWRCがトップ3を占める

5月31日(金)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・ポルトガルの競技初日となるデイ1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合1位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合2位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(ヤリスWRC 5号車)が総合3位につけ、ヤリスWRCがトップ3を占めました。

昨晩、古都コインブラで行なわれたセレモニアルスタートで開幕したラリー・ポルトガルは、サービスパークが置かれるマトジニョスの南側エリア、アルガニルの周辺で3本のグラベルステージを各2回走行。
1日の最後にはロウサダのラリークロスサーキットで1本のスーパーSSを走り、計7本94.50kmのステージが行なわれました。

アルガニル周辺のステージは2001年大会以来の走行となり、マニュファクチャラーチームの全ドライバーにとって、初めて走るステージでした。
アルガニルの上空には朝から青空が広がり、ステージコンディションはドライ。
そのため、道の表面は「ルーズグラベル」に覆われて滑りやすくなり、出走順が早い選手に不利な走行条件となりました。

しかし、出走順が2番手と前方だったタナックはSS1で、ドライバー選手権の上位を争うライバル達よりも10秒以上速い2番手タイムを記録。
SS2と3では連続でベストタイムをマークし、首位に立ちました。
午後に入り路面コンディションが悪化しても安定したタイムで走り続け、首位の座を堅持。
総合2位のラトバラに17.3秒差をつけ、首位でデイ1を締めくくりました。

ラトバラは、SS2で2番手タイムを刻み総合3位に。
SS3では3番手タイムで、首位タナックに続く総合2位に順位を上げました。
その後ラトバラは順位を守り、総合2位でデイ2を走り切りました。
また、ミークは午前中のステージでじわじわと順位を上げ、SS3で総合3位に浮上。
SS5でひとつポジションを落とすも、SS6で挽回し、ラトバラと5.5秒差の総合3位で1日を終え、ヤリスWRCのトップ3独占に貢献しました。

トミ・マキネン(チーム代表)

われわれチームにとって素晴らしい1日でしたが、決して簡単だった訳ではありません。
むしろ、予想よりも厳しい1日だったと思います。
コンディションは過酷で、多くの選手がトラブルに見舞われました。
それでも、ここまで上手く行っています。
クルマのパフォーマンスは高く、ドライバーは自信を持って走り、この難しいコンディションにとても上手く対応しています。
しかしまだ先は長く、明日は長いステージが控えているので、皆にとって非常に困難な1日になるでしょう。
確かにわれわれは好位置につけていますが、ライバルとの差はあまり大きくないので、この戦いに勝つためにはトップの座を守り続けなければなりません。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

大変厳しい1日でした。
とても暑く、ステージは非常に難しいコンディションでしたが、1日を通してクリーンな走りができたと思います。
クルマのフィーリングは素晴らしく、自信を持てたので、攻めの走りができました。
明日からのステージを有利な出走順で走りたいと思っていたのですが、その目標は達成できました。
そういう意味では、今日はすべて上手く行ったので喜ぶべきでしょう。
チームとしても非常に良いポジションにつけていますが、ラリーはほんの一部が終わったに過ぎず、ゴールはまだ先です。
明日のステージは、レッキで走った時点でもかなり荒れていたので、きっとタフな1日になるでしょう。
集中力を高めて臨まなければなりません。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

全体的には良い1日でした。
クルマの調子はとても良く、楽しんでドライブできました。
今朝は自分の運転に満足することができ、午後もスピードは十分にありました。
ただし、ポルトガル北部のラリーでは今まで体験したことがないくらい気温が高かったこともあり、タイヤの摩耗に悩まされました。
きっと、自分のアグレッシブなドライビングスタイルも摩耗に影響したと思います。
明日はもう少し楽に摩耗をコントロールできるように、今晩対策を考えるつもりです。
現在のこの良い順位を、何とか守らなければなりません。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

チームにとって素晴らしい1日になりましたが、今日は気温が非常に高く苦労しました。
午前中はインターコムに問題が生じ、あるSSでコ・ドライバーのセブが読み上げるペースノートの情報が聞こえなくなってしまいました。
しかし、セブは手で指示をしてくれたので、それに従って走りました。
午後も小さな問題が生じましたが、それでも総合3位という結果には満足しています。
すぐ後方には速いライバルが迫っていますが、今晩のサービスでクルマのコンディションを整え、明日も全力で戦いに臨みます。

明日のステージ情報

競技2日目となる6月1日(土)のデイ2は、サービスパークの東北に広がるカブレイラ山脈で3本のステージを各2回走行します。
そのうち、SS10とその再送ステージであるSS13「アマランテ」は、全長37.60kmと今大会最長のステージです。
6本のSSの合計距離は160.70km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は622.86kmとなります。
注目のステージ:SS10/13 アマランテ 全長37.60km

ミーカ・アンティラ(ヤリスWRC 10号車 コ・ドライバー)

アマランテは非常に難易度が高いステージです。
5つのパートに分かれていて、グラベルと短い舗装路を交互に走ります。
選手にも、クルマにも、タイヤにも厳しいステージですが、挑戦し甲斐があり私は気に入っています。
暑い中、連続するステージの最後でこのような長いSSを走行するのは本当に大変です。

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WRC:Rd.7 ポルトガルラリーDay1結果(SS.7)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 1h03'26.7
2 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'17.3
3 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'22.8
4 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'24.2
5 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -00'25.8
6 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -01'15.7
7 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC2 -01'22.1
8 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -01'23.7
9 O.ベイビー NOR Volkswagen Polo R5 RC2 -03'45.2
10 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -03'49.3
11 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -03'54.1
12 N.グリヤジン RUS Skoda Fabia R5 RC2 -04'1041
13 P.ルーベ FRA Skoda Fabia R5 RC2 -04'16.2
14 E.ピエタリネン FIN Skoda Fabia R5 RC2 -04'18.4
15 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -04'26.5
16 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -04'31.6
49 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -21'45.9

    総合 59位まで確認

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