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2019/06/14

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第8戦 ラリー・イタリア サルディニア デイ1
モトクロス場でのスーパーSSで競技がスタート
タナックが総合3位に、ミークが総合4位につける

6月13日(木)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ラリー・イタリア サルディニアが開幕。サルディニア島西北部、アルゲーロ近郊のイティリでスーパーSSが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合3位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合4位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合10位につけました。

タナックがシーズン3勝目を飾った第7戦ラリー・ポルトガルから1週間のインターバルを経て、第8戦ラリー・イタリア サルディニアのラリーウィークがスタート。
13日は、朝9時からサービスパークが置かれるアルゲーロの東北エリアでシェイクダウンが行なわれました。

全長3.92kmのシェイクダウンステージでは、タナックが2番手タイムを、ミークが5番手タイムを、ラトバラが7番手タイムを記録。
クルマの最終確認と、ラリー本番に向けての足慣らしを終了しました。

その後、夕方5時よりサービスパークの東側にあるモトクロス・サーキットで2台同時スタートのスーパーSSが行なわれ、競技がスタート。
全長2kmのステージを走り、タナックが3番手タイムを、ミークが4番手タイムを、ラトバラが10番手タイムを記録しました。

なお、トミ・マキネン・レーシングからヤリスWRCで出場のユホ・ハンニネン/トミ・トゥオミネン組は、総合14位でデイ1を終了。
WRC出場は2017年10月のラリーGB以来でしたが、ハンニネンは安定した走りで初日を終えました。

トム・フォウラー(テクニカル・ディレクター)

チーム全体として、朝のシェイクダウンは上手く行ったと思います。
内容はいつもと変わらず、システムをチェックし、準備してきたセットアップを再確認する程度で全て計画通りに進みました。
3回目の走行時にはラリー本番を想定し、タイヤの状態を考慮してペースを少し緩めて走りました。
そして、今晩の最初のステージでは、明日に向けて問題なく走り終えることが重要でした。
サルディニアのステージは、前戦ポルトガルと少し違う特徴もありますが、路面の荒れ具合や高い気温という点においては同じように厳しく、注力すべきポイントは変わりません。
最後まで安定して走り、信頼性を確保することがわれわれの目標ですが、それさえ実現できれば、パフォーマンスも十分に得られると考えています。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

シェイクダウンは上手く行きました。
クルマはポルトガルに近い仕様なので、このラリーでも高い戦闘力を期待しています。
今晩のステージは特に問題なく走り終えましたが、明日以降は厳しく、暑い週末になりそうです。
サルディニアは好きなラリーですし、どれだけステージが難しくとも、良いリズムさえ掴めれば運転を楽しむことができます。
明日の金曜日は、ルーズグラベルに覆われた道を走るため特に難しい1日になると思いますが、今回もまた、土曜日以降のステージを良い出走順で走るため頑張って明日のデイ2を戦い、土曜日と日曜日は表彰台争いに加わりたいと思います。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

シェイクダウン最初の走行はとても上手く行きました。
2回目の走行時は路面がかなりクリーンになり路面温度が上昇しましたが、ミディアムタイヤではあまり良いフィーリングを得られませんでした。
しかしその結果、明日どのようにするべきかはっきりしました。
タイヤの摩耗に関しては、きっとポルトガル以上に厳しいラリーになると思います。
今晩のアルゲーロ港でのラリースタートは、いつもながらとても素晴らしいものでした。
スーパーSSではウォータースプラッシュを通過した後、ブレーキに少し問題が生じ良い内容とはいえませんでしたが、ラリーは明日からが本番です。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

シェイクダウンでは全てが良いフィーリングでした。
走り始めの路面は非常に滑りやすく、何人かの選手がクルマにダメージを負いましたが、我々は問題なく走り切りました。
気温が非常に高いため、きっと大変なラリーになるでしょう。
自分の出走順は中団ですが、午前中のタイヤ選択は、午後の2回目のループよりも難しくなると思います。
過去数年、自分はこのラリーでの経験が乏しく、ステージは幅がとても狭くテクニカルですので、スタートからフィニッシュまで、ミスなくクリーンに走ることが重要です。

明日のステージ情報

競技2日目となる6月14日(金)のデイ2は、サービスパークの東北エリアで4本のステージを各2回走行します。
ステージの全体的な構成は2018年大会と大きく変わりませんが、一部リニューアルされています。
8本のSSの合計距離は124.20km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は517.86kmとなります。
注目のステージ:SS2/6 トゥーラ 全長22.25km

マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)

今回のラリー最初の本格的なグラベルステージ「トゥーラ」は、全長22.25kmと金曜日最長のステージです。
平均速度は非常に低く、最後の10kmはヘアピンコーナーが連続するため特に低速です。
かなり難しいセクションが多く、今回のラリーで最も用心しなければならないステージだと思います。

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