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2019年8月

2019/08/26

WRC2:2019年シリーズ・ポイント表(Rd.10/14)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 151
2 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 110
3 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 85
4 L.ピエニアゼク POL Ford Fiesta R5 74
5 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 61
6 E.カミッリ FRA VW Polo R5 36
7 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 12

    同ポイントの順位はFIAによる

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WRC:2019年シリーズ・ポイント表(Rd.10/14)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC 205
2 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC 172
3 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC 165
4 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC 80
5 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC 79
6 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC 78
7 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC 74
8 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC 70
9 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC 62
10 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC 62
11 S.ロウブ FRA Hyundai i20 WRC 39
12 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 16
13 B.グェッラ MEX Ford Fiesta R5 8
14 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 8
15 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 6
16 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC 6
17 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 5
18 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 4
19 P.ティデマンド SWE Ford Fiesta WRC 4
20 Y.ボナート FRA Citroen C3 R5 4
21 S.サラザン FRA Hyundai i20 R5 2
22 O.ベイビー NOR Volkswagen Polo R5 2
23 P.ロウベ FRA Ford Fiesta R5 2
24 A.フォアマウル FRA Ford Fiesta R5 1
25 J.トゥヒノ FIN Ford Fiesta WRC 1
26 R.ブジャリル MEX Skoda Fabia R5 1
27 P.ヘラー CHL Ford Fiesta R5 1
28 E.ベルグクビスト SWE Ford Fiesta R5 1
29 N.グリャジン RUS Skoda Fabia R5 1
30 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC 1


N0. Manufactures Point
1 ヒュンダイ・シェル・モビス・WRT 289
2 トヨタ・ガズー・レーシング・WRT 281
3 シトロエン・トタル・WRT 216
4 M-スポーツ・フォード・WRT 168

    同ポイントの順位はFIAによる

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勝田貴元、ドイツラリー・リポート

勝田 貴元/Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラム
勝田貴元、ヤリスWRCでのWRC初挑戦を総合10位で終える

TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムに参加中の勝田貴元が、8月22日(木)から25日(日)にかけてドイツ西南部のボスタルジーを中心に開催された、FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランドに、コ・ドライバーのダニエル・バリットと共にヤリスWRCで参戦しました。
勝田にとっては初めて出場するラリーでしたが、堅実な走りで全てのステージを走破。
総合10位でフィニッシュし、WRCドライバーズポイントを獲得しました。

勝田にとって、今回はWRCトップカテゴリーへの初挑戦だっただけでなく、ヤリスWRCでターマック(舗装路)ラリーに出場するのも、ラリー・ドイチェランドに出場するのも初めてでした。

ドイチェランドのステージは非常に特殊で、様々な特徴を持った舗装路で構成されたステージは、経験豊かなベテラン選手にとっても難しくトリッキーです。
モーゼル河畔のブドウ畑内の農道は基本的に道幅が狭くツイスティですが、所によっては相当スピードが乗り、僅かなミスも許されません。
また、バウムホールダー軍事演習場内のステージは路面コンディションが頻繁に変わりタイヤのグリップレベルが一定ではありません。
コンクリートを固めた道も多く、それが崩れてできた尖った石が大量に転がるドイチェランド屈指の難コースです。
そのため、初出場の勝田にとっては大きなチャレンジとなりました。

今回、勝田は全てのステージを走り切り、ヤリスWRCとドイツのステージについて学ぶことを目標に置きラリーをスタート。
他の選手のタイムを気にすることなく、リスクを排して経験を積むことだけに集中しました。
罠のような難しいセクションも注意深い走りで切り抜け、大きなミスをすることなく全てのステージを走破。
その結果、4日間の競技期間で経験値とスピードを向上し、自信を深めました。

土曜日は最初のSS8で総合9位に順位を上げましたが、終盤SS14「アリーナ・パンツァープラッテ2」でパンクによりタイムを大きく失い総合10位に後退しました。
しかし、その後は状況を上手くコントロールし、最終的には総合10位でフィニッシュ。
目標である完走を果たしただけでなく、初のWRCドライバーズポイントも獲得しました。

勝田貴元

自分にとっては全てが新しい経験で、本当に難しい週末でした。
そのため序盤はかなりナーバスになり、簡単ではありませんでした。
しかし、今回の唯一の目標だった完走を果たすことができました。
チームの戦略に従いハードに攻めることはしませんでしたが、それでも難しいコンディションの道でWRカーがどのような挙動を示し、ドイツのステージがどのようであるかを学ぶことができました。
路面コンディションは頻繁に変わり、タイヤがどれくらいグリップするのか判断するのは非常に難しかったですが、それでもこの週末に多くを学び、自信を深めることができました。

自分のドライビングとペースノートの進化には満足しています。
サポートしてくれたチームと、グラベルクルーとして本当に素晴らしい仕事で助けてくれた、ヤルッコ・ニカラとミッコ・マルックラに心から感謝します。

ヤルッコ・ミエッティネン(インストラクター)

タカとダンの結果にはとても満足しています。
このラリーは非常に特殊で、初めての出場がWRカーとなったタカにとっては大きなチャレンジでした。
タカとダンはわれわれの計画に従いとにかく堅実に走り続けましたが、それでもスピードは徐々に上がり、金曜日と比べると1kmあたり1秒以上のスピードアップを、リスクレベルを上げることなく達成しました。
もっと速くヤリスWRCを走らせる能力をタカが持っていることはわかっていますが、今はまだそのタイミングではありません。
この新たなる経験を糧に、さらなる改善に努めなくてはなりません。

トミ・マキネン(プログラム監修)

この週末、タカのドライビングはとても賢明で、本当によくやったと思います。
時々遅れが大きくなる時もありましたが、より経験豊富なドライバーに対し、1kmあたり1秒以下の遅れに留まることもありました。
最難関のターマックラリーであるドイチェランド初出場で、しかもWRカーでターマックのステージを走るのも初めてだったことを考えれば、上出来です。
タカは他のドライバーのことを気にせず、ただ自分のラリーに集中していました。
ほんの少しミスをしましたが、それはごく普通のことです。
今回は、これまで出場した他のラリー以上に多くを学んだと思いますので、WRカーによる次なるチャレンジ、ラリー・スペインではきっとその経験が活かされるはずです。

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トヨタ・チーム 第4日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第10戦 ラリー・ドイチェランド デイ4
タナックがラリー・ドイチェランド三連覇を達成
ミークは総合2位、ラトバラは総合3位で表彰台を独占

8月25日(日)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランドの競技最終日デイ4がドイツ西南部のボスタルジーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が優勝。
クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合2位で、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合3位でフィニッシュし、ヤリスWRCは初めて1-2-3フィニッシュを飾りました。

最終日のデイ4は、サービスパークの北側、モーゼル河畔に広がるブドウ畑で2本のステージを各2回走行。4本のSSの合計距離は79.50kmでした。
デイ3で首位タナックを筆頭に1-2-3体制を築いた3人のドライバーは、道幅が狭くツイスティなコーナーが連続するブドウ畑のステージを堅実に走行。
4本のステージを問題なく走り切り、2017年のWRC復帰以来初となる1-2-3フィニッシュを達成しました。

タナックはラリー・ドイチェランド三連覇を飾り、今シーズン5勝目。
ドライバー選手権首位の座を守り、2位の選手に対するリードを33ポイントに拡大しました。
また、ミークがチーム加入後初めて表彰台に立ち2位となった結果、チームは最大のマニュファクチャラーポイントを獲得。
マニュファクチャラー選手権2位の座を維持し、トップのチームとの差を8ポイントに縮めました。
なお、単一のマニュファクチャラーが表彰台を独占したのは、2015年のラリー・ドイチェランド以来4年ぶりでした。
優勝した前戦フィンランドはチームにとってホームイベントでしたが、ドイツもまたヤリスWRCのエンジン開発を手がけるTMG(トヨタモータースポーツGmbH)の所在地であり、2戦連続でホームイベントに錦を飾りました。

TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにより、今回初めてヤリスWRCでWRCに出場した勝田貴元/ダニエル・バリット組(17号車)は、最終日も安定した走りでヤリスWRCをフィニッシュに導き、初出場のラリー・ドイチェランドを総合10位で走破しました。

豊田 章男(チーム総代表)

TOYOTA GAZOO Racing WRTの6人が揃ってドイツの表彰台に立ちました。
最高の光景です!
本当はその真横に立って、ベトベトになりながらその光景の一部になりたかった…。
でも、今日は最高の気分です!

そして、勝田貴元がヤリスでWRCを走りきりました。
これも私が見たいと願ってきた光景でした。
ただ、本当に見たい光景は、TOYOTA GAZOO Racing WRTのウェアを着た彼が表彰台に立つ姿です。
でも、今日は最高の気分です!

私をこんな気分にさせてくれたドライバー、コ・ドライバー達、トミ マキネン、チームメンバー、そして一緒に喜んでいただいたファンの皆さま。
本当にありがとうございました。

オィットとマルティン、2連勝、そしてヤリスWRCのエンジンの故郷ドイツでも勝ってくれて本当にありがとう!
クリスとヤリ-マティはラリー中のインタビューで「チームのために走る!
走り切ってマニュファクチャラーポイントを獲る!」と言い続けてくれていました。
「誰よりも速く走りたい」という、ドライバーなら当たり前の気持ちをコントロールし、チームのために走ってくれていたこと、心から感謝しています。

本当に良いチームです。残り4戦、このチームで、このまま走りきりましょう!
そして、もっと“最高の光景”をファンの皆さまに見てもらえるように引き続き頑張りましょう!
ファンの皆さまも、応援よろしくお願いいたします。

トミ・マキネン(チーム代表)

3台のヤリスWRCが1-2-3フィニッシュを飾り、信じられないような気分です。
過去にも似たような状況になりかけたことはありましたが、ついに実現しました。
今日は、本当に心が躍りました。
この週末、我々のクルマが速かったことは確かですが、ドライバーも本当に速く、ここドイツの困難な舗装路で最高の仕事をしてくれました。
舗装路でのテスト走行は非常に限られていましたが、それでもこのような素晴らしい結果を手にすることができました。
それは、チームワークと共同作業の成果だといえます。
今日は、チーム全員を本当に誇らしく思います。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

チームにとって最高の結果が得られたので、今晩は盛大に祝勝会が開かれるでしょうし、ドイツのTMGを訪れる明日もきっとそうなるでしょう。
今シーズンはまだ4戦残っているので、集中力を保ち続けベストを尽くして戦わなければなりません。
選手権争いは依然緊迫しており、決して簡単ではないことを今週末改めて実感しました。
われわれは常に最速だったわけではありませんが、ライバルよりも安定していたことが勝利に繋がりました。
昨日が戦いの山場であり、今日は確実に1-2-3フィニッシュするために走りました。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

1-2-3フィニッシュを達成し、これ以上望むべくもない完璧なリザルトになりました。
クルマはパーフェクトで、問題も何も起こらず本当に良い週末でした。
いくつかのステージはあまり上手く走れませんでしたが、その次のステージで挽回することができました。
今朝最初のステージは少し慎重に走り過ぎましたが、もっと攻めて走った方が良いと気づき、その後は順調でした。
フィンランドに続き表彰台に立つことができて、本当にうれしく思います。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

今シーズンは少なくとも4~5回、恐らく6回は表彰台に立てていた筈でしたが、トラブルや自分のミスで実現せず、ようやく表彰台フィニッシュを飾ることができました。
表彰台に立ち、多くのポイントをトヨタにもたらし、1-2-3フィニッシュを飾るなど特別な週末になりました。
チームが最大ポイントを獲得できたのは、マニュファクチャラー選手権にとって非常に重要です。
週末を通してヤリスWRCのフィーリングは素晴らしく、自信を持って走ることができましたし、とてもリラックスした状態で高いスピードを維持できました。

次回のイベント情報

WRC次戦は、9月12日(木)から15日(日)にかけて開催される、ラリー・トルコです。
トルコは昨年久しぶりにWRCのカレンダーに復帰し、地中海のリゾート、マルマリスに開催地を移しました。
ステージは路面に大きな石が転がる非常に荒れたグラベルで、日中は気温もかなり上昇します。
そのため、昨年はWRC全戦の中でもっともクルマに厳しいサバイバルラリーとなりましたが、タナックが優勝し、ラトバラが2位でフィニッシュしました。

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WRC:Rd.10 ドイツラリーDay4結果(最終:SS.19)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 3h15'29.8
2 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'20.8
3 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'36.0
4 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -00'46.6
5 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'58.5
6 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -01'42.2
7 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -01'46.2
8 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -01'56.3
9 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC1 -06'22.2
10 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC RC1 -08'19.2
11 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -11'54.3
12 F.クレイム GER Skoda Fabia R5 RC2 -12'46.9
13 M.グリエベル GER Skoda Fabia R5 RC2 -13'05.4
14 K.カジェタノヴィッツ POL VW Polo R5 RC2 -13'08.4
15 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -13'13.4
16 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -14'48.3
29 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -41'54.2

    総合 41位まで確認

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2019/08/25

トヨタ・チーム 第3日目リポート

勝田 貴元/Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第10戦 ラリー・ドイチェランド デイ3
タナックが総合1位の座を堅持
ミークは総合2位、ラトバラは総合3位に順位を上げる

8月24日(土)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランドの競技3日目デイ3がドイツ西南部のボスタルジーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が首位を守りました。
また、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)はタナックと32.4秒差の総合2位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は総合3位に順位を上げ、トップ3をヤリスWRCが占めました。

今大会最長のデイ3は、前半ザールラント州の2本のカントリーステージを各2回走り、その後バウムホールダー軍事演習場内で2本のステージを各2回走行。
8本のSSの合計距離は157.92kmでした。
デイ2で首位を守り総合2位のライバルに2.8秒差をつけたタナックは、オープニングのSS8でその差を1.5秒に縮められましたが、SS9でベストタイムを記録し差を6.7秒に拡大。
その後、SS12まで激しい首位争いが続きました。

しかし、今大会最長となる全長41.17kmのSS13「パンツァープラッテ1」でベストタイムを記したタナックのリードは一気に拡大。
首位の座を確かなものとしました。
また、SS13では、総合4位につけライバルと表彰台争いを続けていたミークが総合2位に、総合5位につけていたラトバラが総合3位に順位を上げました。
その後ラトバラはSS14で、ミークはSS15でベストタイムを記録。
チームの全選手がヤリスWRCから速さを引き出し、非常に良い形でデイ3を締めくくりました。

TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにより、今回初めてヤリスWRCでWRCに出場した勝田貴元/ダニエル・バリット組(17号車)は、デイ3も全てのステージを堅実に走破。
SS14ではタイヤのエアー抜けに見舞われましたが、落ち着いて対処し総合10位に順位を上げてデイ3を終えました。

トミ・マキネン(チーム代表)

チーム全体にとって素晴らしい1日となりました。
軍事施設内のステージは非常に重要でしたが、われわれの全ドライバーは称賛に値する仕事をしました。
特に、パンツァープラッテでは何も問題がなく、クルマも非常に速かったと思います。
3台とも非常に良い順位につけていますし、選手権争いにとっても有利な展開です。
とはいえ、明日も難しいブドウ畑のステージが続くので、最後まで気を引き締めて臨まなければなりません。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

今朝は本当に限界近くまで攻めましたが、ミスをせずクリーンな走りをすることも忘れはしませんでした。
午後のバウムホールダーのステージは今年非常にトリッキーだったので、特に2走目は順位を守ることだけを考えて走りました。
ステージはとても荒れていて、石が多く転がっていたので、それを全て避けるのに苦労しました。
大変なプレッシャーを感じましたが、ベストを尽くし何とかクリアしました。
チームとしては、戦況を上手くコントロールできていると思います。
明日は全員が力を合わせて戦えば、最後までこの順位を保ち続けることができると信じています。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

全体的にとても良い1日でした。
今朝はブレーキングのことを気にし過ぎて少しフラストレーションが溜まりましたが、2本目のステージを走り終えた後トミから電話がかかってきて「落ち着いてリラックスして走りなさい。
慌てる必要はないし、ただ運転に集中すれば良い方向に向かうから」とアドバイスされました。
その後状況は少しずつ良くなり、担当エンジニアのタービのお陰もあってクルマのグリップレベルが上がり、午後はとても良いフィーリングで走れました。
今、何よりも重要なのは、チームに最大ポイントをもたらせるように集中することです。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

今朝のステージはあまり良く知らなかったので、少し不安でした。
それだけに、最初のステージを走り終えて総合3位のライバルと3秒差だったので安心しました。
午後のパンツァープラッテは、状況が一気に変わる可能性がありましたが、良いペースで走ることができました。
今晩のクルマの仕上がりは特に素晴らしく、パンツァープラッテの2回目の走行に向けてもセットアップをまったく変えませんでした。
路面は少しクリーンになっていたので、1走目よりもさらにタイヤのグリップに自信を持って走れました。
チームにとっては完璧な展開ですが、明日のステージは日曜日としては比較的長いので、この順位を守るため最後まで戦い続けなければなりません。

明日のステージ情報

競技最終日となる8月25日(日)のデイ4は、サービスパークの北側、モーゼル河畔に広がるブドウ畑内のステージを各2回走行します。
そのうちSS17の再走ステージとなるSS19「ダオンタール2」は、トップ5タイムを記録したドライバーおよびコ・ドライバーに対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
4本のSSの合計距離は79.50km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は286.5
2kmとなります。

注目のステージ:SS17/19 ダオンタール 全長11.69km
マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)
パワーステージに指定された「ダオンタール」は、全長11.69kmと短いステージですが、挑戦し甲斐があります。
ブドウ畑内の狭路はヘアピンコーナーが続き非常にツイスティですが、それだけでなく、幅が広いメインロードも途中で走るためリズム変化への対応が求められます。

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WRC:Rd.10 ドイツラリーDay3結果(SS.15)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 2h27'21.9
2 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'32.4
3 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'41.8
4 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -01'10.8
5 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -01'35.2
6 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -01'37.3
7 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -01'43.1
8 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -02'09.7
9 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC1 -06'02.6
10 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC RC1 -06'57.4
11 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -09'14.6
12 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -09'48.6
13 F.クレイム GER Skoda Fabia R5 RC2 -10'20.0
14 M.グリエベル GER Skoda Fabia R5 RC2 -10'36.9
18 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -12'35.4
34 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -42'10.3

    総合 42位まで確認

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2019/08/24

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第10戦 ラリー・ドイチェランド デイ2
タナックが4本のSSベストタイムで首位を堅持
ミークは総合4位、ラトバラは総合5位につける

8月23日(金)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランドの競技2日目デイ2がドイツ西南部のボスタルジーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が首位を堅持。クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は総合4位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は総合5位につけました。

ラリー・ドイチェランドのデイ2は、日中のサービスを挟んで3本のステージを各2回走行。
その合計距離は101.42kmでした。
前日夜のSS1でベストタイムを記録し首位に立ったタナックは、デイ2オープニングのSS2で総合2位に順位を落としましたが、続くSS3でベストタイムを刻み首位に復帰。
その後もSS4、SS6、SS7と計4本のベストタイムを記録し、激しい総合1位争いの末に、2位のライバルと2.8秒差で首位を堅持しました。

ミークとラトバラは、非常に安定した走りを続け、上位争いを展開しました。
午後のSS5ではミークが2番手タイムを刻むなどペースを上げ、総合3位の選手と3.5秒差の総合4位で1日を終えました。
また、ラトバラもミークと2.2秒差の総合5位につけ、両選手ともに表彰台を狙える位置につけています。

TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにより、今回初めてヤリスWRCでWRCに出場した勝田貴元/ダニエル・バリット組(17号車)は、未知なるステージ、慣れないクルマでの難しい挑戦ながら、安定した走りを続け総合11位でデイ2を走破しました。

トミ・マキネン(チーム代表)

ラリーはまだ序盤ですが、ここまでのところ非常に順調です。
オィットの走りはとても素晴らしかったと思いますが、総合2位の選手も非常に速く、僅差の首位争いが終日続きました。
このような状況においてミスは絶対に許されませんが、オィットはとても上手くコントロールしています。
クリスとヤリ-マティが表彰台を狙える位置につけているのもまた、喜ぶべきことです。
彼らは自信を持ち、リラックスしているように見えます。
明日はとても長い1日で、難易度が高いバウムホールダーのステージも走行します。
レッキの時点で、道の表面には滑りやすい砂や砂利がこれまで以上に多く広がっていたようなので、非常にトリッキーな路面コンディションでの厳しい戦いになるでしょう

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

今日は、予想通り皆がとてもハードに攻めたので、タイム差がつきにくく大接戦でした
が、とても良い1日でした。
私は、こういった緊張感のある戦いがとても好きです。
午前中は、最初のコーナーからあまりリズムが良くなかったのですが、走りながら改善を続けたところ、よりスムーズで精度の高いドライビングになっていきました。
そして午後は、クリーンな走りでステージを重ねることができました。
無茶な走りはしませんでしたが、それでも非常にハードに限界近くまで攻め続けました。
明日はきっとタフな1日になると思いますが、引き続き全力で走り続ける必要があります。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

概ね満足できる1日でした。
朝から走りのフィーリングは良かったのですが、時々減速のタイミングが遅くなり、コーナーの出口でスピードが伸びないことがあるので改善の必要性を感じました。
午後はクルマに調整を施したところ、かなり良い走りができました。
ただミッテルモーゼルの2回目の走行は、満足できるパフォーマンスでかなり自信が高まったのですが、最後のステージでは少し攻め過ぎてしまいました。
明日はいくつか良いステージがあり、特にパンツァープラッテのステージは過去10年と逆向きに走行するので、とても楽しみです。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

3秒差で表彰台を狙える位置で1日を終えることができて、とてもうれしく思います。
朝は何度かステージから少しはみ出しましたが、まずまずでした。
午後は、ブドウ畑のステージでは好調でしたが、最後の環状ステージでは上手く噛み合わず、午前中と同じように大きくタイムを失ってしまいました。
まだ先は長く、今日は序盤に過ぎません。
明日こそが重要な1日ですし、特に午後のパンツァープラッテのステージはレッキの段階で既に非常に荒れていました。
良いリズムを失わず、状況を見ながら走る必要があります。

明日のステージ情報

競技3日目となる8月24日(土)のデイ2は、サービスパークの東側から南側にかけてのエリアで4本のステージを各2回走行します。
デイの前半はザールラント州の2本のステージを各2回走り、その後日中のサービスを経て、後半はバウムホールダー軍事演習場内で「アリーナ・パンツァープラッテ」および「パンツァープラッテ」のステージを各2回走行します。
8本のSSの合計距離は157.92kmと4日間で最長。リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は505.19kmとなります。

注目のステージ:SS13/15 パンツァープラッテ 全長41.17km
マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)
「パンツァープラッテ」は、今大会最長かつもっとも難しいステージです。
今年は、過去数年と逆向きに走行するステージ設定になっています。
舗装路面のコンディションは一定ではなく、スムーズな路面もあれば、非常に荒れた路面もあり、リズムも頻繁に変化します。

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WRC:Rd.10 ドイツラリーDay2結果(SS.7)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 0h59'12.4
2 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'02.8
3 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -00'22.1
4 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'25.6
5 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'27.8
6 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -00'40.0
7 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -00'52.9
8 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC1 -01'05.5
9 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -01'15.1
10 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -02'58.5
11 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC RC1 -03'03.1
12 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -03'18.1
13 S.リフェブレ FRA VW Polo R5 RC2 -03'18.6
14 N.シアミン FRA VW Polo R5 RC2 -03'26.7
15 F.クレイム GER Skoda Fabia R5 RC2 -03'50.7
47 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -41'58.6

    総合 49位まで確認

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2019/08/23

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第10戦 ラリー・ドイチェランド デイ1
ラリー・ドイチェランドがスタート
昨年優勝のタナックが総合1位に立つ

8月22日(木)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランドが開幕。ドイツ西南部のザンクト・ヴェンデル・ランドでSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合1位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合5位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合6位につけました。

ラリーのスタートに先立ち、選手達はサービスパークが置かれるボスタルジーから東に約15km離れたザンクト・ヴェンデルで、シェイクダウンを行ないました。
全長5.2kmのシェイクダウンは、SS1「ザンクト・ヴェンデル・ランド」と完全に同じ道を走るため、選手達にとっては本番に向けて非常に有意義な練習走行になりました。

シェイクダウンで2番手タイムを記録したタナックは、夜7時過ぎからスタートしたSS1ではベストタイムを記録。
ミークは1.4秒差の5番手タイム、ラトバラは1.6秒差の6番手タイムと、順調に最初のステージを走破。上位ドライバーのタイム差は少なく、接戦のオープニングステージとなりました。
また、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムに参加中の勝田貴元/ダニエル・バリット組(17号車)は、今回初めてヤリスWRCでWRCに参戦。
勝田にとってラリー・ドイチェランドは初めて出場するラリーでしたが、首位タナックと5秒差の総合11位で初日を終えました。

トミ・マキネン(チーム代表)

今夜最初のステージを、本番前にシェイクダウンで何度も走行するなど、今日はラリードライバーにとって普通ではない1日でした。
SS1でベストタイムを記録したオィットにとっては、とても良いスタートとなりました。
しかし、ここドイツでは普通のことですが、1日を通して全ドライバーのタイムに大きな差はありませんでした。
通常このラリーでは天気の予想が非常に難しいのですが、今のところ安定しておりドライコンディションのままだと思われるので、きっと例年以上に僅差のタフな戦いになるでしょう。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

同じ道を何度も繰り返し走り、まるでサーキットでレースをしているようでした。
それでも、明日以降に走るSSと共通点が多いステージだったので、フィーリングを掴む良い機会になりました。
シェイクダウンは最初の走行から順調だったので、さらにより良いフィーリングを掴むため、ほんの少し調整を加えただけで済みましたし、今晩のSS1では良い走りができました。
明日の朝は、先頭走者としてクリーンな路面を走れるので少し有利だと思いますし、そのアドバンテージを活かすつもりです。
通常、ドイツではタイム差がつきにくいので、スタート直後からハードに攻める必要があります。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

グラベルのラリーがしばらく続いた後、ターマックステージを走る時は、常にいろいろな調整が必要です。
しかし、今朝のシェイクダウンで最初の2回の走行は、非常に良いフィーリングでした。
その後、リヤデフのセッティングを少し変更したのですが、あまり良いフィーリングではなく、今晩最初のステージに向けてセッティングを元に戻しました。
SS1はかなり気をつけて走り、タイムも悪くありませんでした。
前戦フィンランドに続く良い結果を期待していますし、もし今回もトップ3でフィニッシュできれば完璧です。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

シェイクダウンと最初のステージで同じ道を走るのは、ユニークな試みだと思いました。
以前に走ったことがない道だったので、シェイクダウンの最後まで走行を続け、本番である夜のステージに向けてリズムを体に覚え込ませようとしました。
クルマのフィーリングは非常に良く、タイム差も僅かでした。
自分はドイツでいつも速かったと思いますし、ここまでのところ舗装路でのヤリスWRCのドライビングをエンジョイしているので、明日以降が楽しみです。
ミスなくラリーを戦うことができれば、きっと充分なポイントを獲得できるでしょう。

明日のステージ情報

競技2日目となる8月23日(金)のデイ2は、サービスパークの西側で3本のステージを各2回走行します。
SS2/5「シュタイン・ウント・ヴァイン」と、SS3/6「ミッテルモーゼル」は、モーゼル河畔に広がるブドウ畑の狭くツイスティな道が中心のステージです。
また、SS4/7「ヴァーデン・ヴァイスキルヘン」は、開けた農場内の道を走行する環状ステージです。
6本のSSの合計距離は101.42km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は403.8kmとなります。

注目のステージ:SS3/6 ミッテルモーゼル 全長22.00km
マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)
「ミッテルモーゼル」は、ブドウ畑の中を走る、ラリー・ドイチェランドの定番ステージです。ブドウ畑内の道はヘアピンコーナーが続きますが、それだけでなく非常にハイスピードなセクションもあります。
また、ステージの最後には森の中の道も走るなど、頻繁にリズムが変化するのが特徴です。

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WRC:Rd.10 ドイツラリーDay1結果(SS.1)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 0h02'39.4
2 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -00'00.8
3 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -00'00.9
4 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'01.0
5 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'01.4
6 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'01.6
7 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'01.9
8 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -00'01.9
9 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -00'02.5
10 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC1 -00'03.0
11 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC RC1 -00'05.0
12 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -00'09.2
13 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -00'09.2
14 F.クレイム GER Skoda Fabia R5 RC2 -00'11.2

    総合 52位まで確認

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2019/08/05

WRC2:2019年シリーズ・ポイント表(Rd.9/14)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 136
2 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 98
3 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 85
4 L.ピエニアゼク POL Ford Fiesta R5 74
5 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 36
6 E.カミッリ FRA VW Polo R5 18
7 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 12

    同ポイントの順位はFIAによる

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WRC:2019年シリーズ・ポイント表(Rd.9/14)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC 180
2 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC 158
3 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC 155
4 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC 78
5 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC 71
6 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC 66
7 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC 60
8 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC 58
9 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC 56
10 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC 52
11 S.ロウブ FRA Hyundai i20 WRC 39
12 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 16
13 B.グェッラ MEX Ford Fiesta R5 8
14 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 6
15 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 6
16 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC 6
17 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 5
18 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 4
19 P.ティデマンド SWE Ford Fiesta WRC 4
20 Y.ボナート FRA Citroen C3 R5 4
21 S.サラザン FRA Hyundai i20 R5 2
22 O.ベイビー NOR Volkswagen Polo R5 2
23 P.ロウベ FRA Ford Fiesta R5 2
24 A.フォアマウル FRA Ford Fiesta R5 1
25 J.トゥヒノ FIN Ford Fiesta WRC 1
26 R.ブジャリル MEX Skoda Fabia R5 1
27 P.ヘラー CHL Ford Fiesta R5 1
28 E.ベルグクビスト SWE Ford Fiesta R5 1
29 N.グリャジン RUS Skoda Fabia R5 1


N0. Manufactures Point
1 ヒュンダイ・シェル・モビス・WRT 262
2 トヨタ・ガズー・レーシング・WRT 238
3 シトロエン・トタル・WRT 198
4 M-スポーツ・フォード・WRT 158

    同ポイントの順位はFIAによる

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トヨタ・チーム 第4日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第9戦 ラリー・フィンランド デイ4
タナックが2年連続優勝でシーズン4勝目を記録
ラトバラは今季最高位の総合3位で表彰台に立つ

8月4日(日)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドの競技最終日デイ4が、ユバスキュラの東側エリアで行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が優勝。
2年連続でラリー・フィンランドを制しました。
また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は総合3位でフィニッシュ。
3年連続で2台のヤリスWRCが表彰台フィニッシュを果たしました。
なお、前日のデイリタイア後、ラリー2規定に基づき再出走したクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は、リタイアでラリーを終えました。

ラリー・フィンランドの最終日デイ4は、サービスパークの東側で2本のステージを各2回走行。
4本、計45.74kmのSSが行なわれました。
デイ3で首位に立ったタナックは、デイ4最初のSS21でベストタイムを記録。
総合2位のライバルとの差を22秒に拡げました。

タナックにとってはWRC通算200回目のステージ優勝となり、ヤリスWRCでは今季50回目、通算120回目でした。
その後もタナックは速いペースを保ち、最終的には2位に25.6秒差をつけ、第7戦ラリー・ポルトガル以来となるシーズン4勝目を記録しました。
また、ボーナスの選手権ポイントがかかる最終SSのパワーステージでもベストタイムを刻み5ポイントを追加獲得。
今回の1戦で最大となる合計30ポイントを加算し、ドライバー選手権およびコ・ドライバー選手権におけるリードを、前戦終了時点での4ポイントから、22ポイントに拡大ました。

総合2位のライバルと12.4秒差でデイ4をスタートしたラトバラは、2本目のSS21で今大会8本目のベストタイムを記録。
ライバルとのタイム差を7.3秒に縮めました。
その後逆転には至らず総合3位でラリーを終えましましたが、今シーズン初となるポディウムフィニッシュを果たしました。
その結果、チームはマニュファクチャラーズ選手権ポイントを伸ばし、首位との差は縮小しました。

なお、デイ4で再出走を果たしたミークは、SS22でコーナー内側の石に当たり、クルマの左前にダメージを負い完走を逃しました。

豊田 章男(チーム総代表)

TOYOTA GAZOO Racing WRTは、もう1つの母国“フィンランド”で大勢の温かい地元応援団の声援を受け、3シーズン連続となる勝利をあげることができました。
開催地ユバスキュラの街は、今年も「Welcome to My Home Roads」の言葉でわれわを迎え、「Hometown Hero」とわれわれのことを呼んでくれていたそうです。
地元の方々をはじめ、声援をいただいた皆さま、ありがとうございました。

前戦のイタリアでは本当に悔しい思いをしました。
そこから6週間、WRCは夏休みの日々でしたが、チームは「次のホームラリーで雪辱を果たそう」、「応援してくれる地元に恩返しをしよう」と、ヤリスを“もっといいクルマ”にする努力を続けてくれていました。
表彰台の頂点に立ったオィットとマルティン、3位で続いたヤリ-マティとミーカ、そしてチームのみんなへも祝福と感謝の言葉を贈りたいと思います。
おめでとう!ありがとう!
今年も君たちと一緒にポディウムに立ち、シャンパンでベトベトになりながら直接言葉を伝えたかったと心の底から思います。

今回のラリーは表彰台に立った2台に加え、途中で戦線を離脱してしまったクリス、セブ組も含めた3台すべてが序盤からトップ争いを繰り広げる展開でした。

秒以内で総合首位を争うなど、それぞれのドライバーがヤリスWRCに乗ることを本当に楽しんでいるように思えました。
3組6人の選手達が楽しみながら、そして、思いっきりクルマを走らせられることがヤリスを、さらに強くしていってくれると信じています。

シーズンは後半戦に入りました。
2年連続でのチームタイトルの獲得、そしてTOYOTA GAZOO Racing WRTからのチャンピオンドライバー輩出に向け、チームは戦いを続けます。
皆さま、引き続き、応援よろしくお願いいたします。

トミ・マキネン(チーム代表)

チームにとってのホームラリーで、今年も素晴らしい結果を残すことができました。
このラリーでの3連勝は格別です。
オィットは本当に強く、我々のクルマと彼の組み合わせは抜群だったと思います。
パワーステージの走りを見ても分かるように、物事はすべて彼の思い通りに進み、全開で走らずともフルポイントを獲得できるほど余裕がありました。

また、ヤリ-マティが表彰台に上がったことも良かったと思います。
それによってマニュファクチャラー選手権1位のチームとの差を縮めることができましたし、オィットのドライバー選手権争いにとっても助けになりました。
この良い流れを、この後のラリーでも維持できることを期待しています。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

優勝を飾り最高の気分です。
フィンランドで好結果を残すことは、両選手権にとって非常に重要でした。
シーズン後半戦の初戦であるこのラリーの結果は、完璧だといえます。
チーム全体が勢いに乗ったので、この後も攻め続けなければなりません。
今日の最初の3本のステージではクリーンな走りを心がけましたが、最後のパワーステージではプッシュしました。
ミスをすることなくクリーンな走りで良いタイムを狙い、最大ポイントを獲得できました。
次のドイツも、今回と同じアプローチで戦うつもりです。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

ラリー・フィンランドで表彰台に復帰することができて、とてもうれしく思います。
最後に表彰台に立ったのは約9か月前だったので、本当に長く感じました。
2位フィニッシュの可能性もあったと思いますが、今回はリスクを冒さないほうが賢明だと判断しました。
この後のことを考えると、自分にとってだけでなく、チームにとってもポイント獲得が非常に重要でした。
今日は、昨日の午後よりもリラックスして走れましたし、速さもありました。
今日の結果により、この後のラリーでも表彰台争いができるという自信を持つことができました。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

再出走を果たし、今日は出走順が良くなかったので、無理な走りをするつもりはありませんでした。
しかし、最終ステージのひとつ前でミスを冒し、自分に腹が立ちました。
長い左コーナーでクルマがドリフトした際、少しためらいがありアクセルペダルを少し戻したところ、クルマが予想以上にイン側に巻き込んでしまいました。
そして、草の中にあった大きな石に当たってしまったのです。
このような厳しい週末は望んでいませんでしたし、次のドイツまでに立ち直らなければなりません。

次回のイベント情報

WRC次戦は、8月22日(木)から25日(日)にかけてドイツ西部のボスタルジーを中心に開催される、第10戦「ラリー・ドイチェランド」です。
第4戦ラリー・フランス ツール・ド・コルス以来のターマック(舗装路)ラリーとなるドイチェランドは、ステージごとにコースの特徴が大きく異なります。
軍事演習場「バウムホールダー」内のスリッパリーなコンクリート路面、モーゼル河畔に広がるブドウ畑の狭くツイスティな農道、流れるようなコーナーが続くザールラント州の田舎道など、様々なターマックステージを走行します。
また、天気が変わることも多いため、クルマのセットアップとタイヤ選択が重要な鍵を握ります。チームは昨年のこのラリーでタナックが優勝しており、大会2連覇を目標に戦います。
なお、今年のラリー・ドイチェランドには、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムに参加中の勝田貴元が、4台目のヤリスWRCで出場。WRCイベントに初めてWRカーで挑みます。

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WRC:Rd.9 フィンランドラリーDay4結果(最終:SS.23)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 2h30'40.3
2 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -00'25.6
3 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'33.2
4 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -00'53.4
5 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -00'56.1
6 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -01'32.4
7 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC RC1 -01'38.2
8 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -02'33.8
9 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -07'54.1
10 N.グリャジン RUS Skoda Fabia R5 RC2 -10'28.7
11 J.ヒュットゥネン FIN Skoda Fabia R5 RC2 -10'42.7
12 J.クリストファーソン SWE VW Polo R5 RC2 -12'32.5
13 E.カミッリ FRA VW Polo R5 RC2 -12'41.1
14 P.ルーベ FRA Skoda Fabia R5 RC2 -17'13.2
15 H.ソルベルグ NOR Skoda Fabia R5 RC2 -21'15.5
49 鷲尾 俊一 JPN Toyota Vitz R1 RC5 -2h17'18.1

    総合49位まで確認

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2019/08/04

トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第9戦 ラリー・フィンランド デイ3
前日総合4位のタナックが首位に立つ
ラトバラは総合3位につけ表彰台を狙う

8月3日(土)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドの競技3日目デイ3が、ユバスキュラを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合1位に順位を上げました。
また、デイ2首位のヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は、総合3位につけています。
なお、デイ2で総合2位だったクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は、サスペンションを破損してデイリタイアとなりました。

ラリー・フィンランドのデイ3は、サービスパークの南側で、4本のステージを日中のサービスを挟んで各2回走行。
8本、計132.98kmのSSが行なわれました。

デイ2で首位ラトバラと2.6秒差の総合4位につけていたタナックは、オープニングステージのSS12でベストタイムを記録。
ラトバラを抜き総合1位に立ちましたが、続くSS13ではラトバラがベストタイムで応酬し、首位に返り咲きました。
しかし、SS14ではタナックがベストタイムを記録。
ラトバラが右コーナーの外側にあった大きな石に当たってホイールを破損し、エアー抜けにより大きくタイムロスした結果、タナックが首位に復帰しました。
その後タナックはデイ3の最後まで首位を守り、総合2位のライバルに16.4秒差を築きました。

石に当たって2位に順位を下げたラトバラは、午後のステージで確実性重視の走りを実践。
その結果、総合3位で1日を終えましたが、今季初となる表彰台フィニッシュに大きく近づきました。
また、総合2位の座をチームメイトと激しく競っていたミークは、SS13でベストタイムを記録。
首位ラトバラと0.6秒差の総合3位につけていましたが、SS14でラトバラと同じ石にクルマをヒット。
左のリヤサスペンションを破損してデイリタイアとなりました。
チームはサービスでクルマを修理し、ラリー2規定に基づきミークは明日のデイ4に再出走する予定です。

トミ・マキネン(チーム代表)

ここフィンランドで、今年もまた最高のリザルトに1歩近づくことができたので、全体的にはとても良い1日だったと思います。
今朝は、良い出走順でスタートしたオィットが真の速さを見せてくれました。
午後は総合2位につけるライバルチームの選手がとても速く、プレッシャーをかけ続けてきたので、攻めの走りを続ける必要がありましたが、オィットには余裕があったと思います。

今朝、始まってすぐクリスとヤリ-マティに起きてしまった出来事は、もちろん残念です。
彼らには速さがあったので、状況をしっかりとコントロールできた筈です。
ミスなく適切なスピードで最後までラリーを走り切ることが、ヤリ-マティの明日の課題です。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

本当に良い1日でした。
朝は皆が思い切り攻めていたので、競争は本当にし烈でした。
そのような状況で首位を争うライバルチームの選手に少し差を築くことができたのは、午後のステージで彼がとても速く、ついていくのが大変だったことを考えると、良かったと思います。
クルマは非常に調子が良く、とても快適に運転できました。
路面が荒れていたところではやや用心して走りましたが、スムーズでハイスピードなセクションではとても運転が楽しく、良いリズムで走ることができました。
充分なアドバンテージを築くことができたとは思いますが、まだ戦いは終わってはいないので、しっかりと集中して臨む必要があります。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

今朝は素晴らしいスピードがあり、クルマのフィーリングがとても良かったので、チームメイトと首位を競いました。
しかし、カカリストの右コーナーにオーバースピードで進入し、コーナリングラインが膨らんで側溝に落ち、大きな石に当たってしまいました。
午後のステージはミスが許されない状況だと理解していたので、リスクを冒さず余裕のある走りを心がけました。
ライバルはスピードをさらに上げる余裕があったようで、対抗できませんでした。
良いリズムを見つけられなかったことを少々残念に思いますが、何よりもポイントの獲得が重要です。
明日、表彰台に立つことは、自分だけでなく、チームにとっても非常に重要なことなのです。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

ラリー序盤の戦いは本当にすごく、今朝も戦いを楽しんでいました。
非常に良いリズムで走ることができ、とにかくクルマは最高でした。
しかし、カカリストのステージの5速ギヤで曲がる高速右コーナーで、タイヤが道の外側にはみ出してしまいました。
通常ならそれほど大きな問題にはならなかったと思いますが、予期せぬことに側溝に大きな石があり、本当に驚きました。
僅差の戦いが続き、皆がチームのためにベストを尽くしていたので、クルマを止めなければならなかったのは本当に残念ですし、がっかりしました。

明日のステージ情報
競技最終日となる8月4日(日)のデイ4は、サービスパークの東側エリアで2本のグラベルステージを各2回走行します。
日中のサービスは設定されず、給油のみで4本のステージを走ります。
最終ステージのSS23「ルイヒマキ2」は、トップ5タイムを記録した選手に対し、ボーナスのドライバーおよびコ・ドライバー選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
4本のSSの合計距離は45.74km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は192.96kmとなります。

注目のステージ:SS21/23ルイヒマキ 全長11.12km
ミーカ・アンティラ(ヤリスWRC 10号車 コ・ドライバー)

「ルイヒマキ」のジャンプは、今大会最大になりそうです。
SSは昨年初めて使われた狭い道で始まり、その後ルイヒマキの定番ステージに合流します。
ただ道幅が広いだけでなく、非常に高速な道で挑み甲斐があります。
続いて、このステージの名物である息を呑むような連続ジャンプを経て、最後に砂の採取場を走行。
人工的に設けられたビッグジャンプでフィニッシュを迎えます。

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WRC:Rd.9 フィンランドラリーDay3結果(SS.19)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 2h08'49.4
2 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -00'16.4
3 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'28.8
4 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -00'53.1
5 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -00'15.1
6 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC RC1 -00'59.1
7 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -01'19.3
8 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -02'05.3
9 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC1 -04'09.7
10 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -06'33.5
11 N.グリャジン RUS Skoda Fabia R5 RC2 -09'01.4
12 J.ヒュットゥネン FIN Skoda Fabia R5 RC2 -09'13.5
13 E.カミッリ FRA VW Polo R5 RC2 -10'47.7
14 J.クリストファーソン SWE VW Polo R5 RC2 -11'04.6
15 P.ルーベ FRA Skoda Fabia R5 RC2 -15'21.4
35 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -41'56.0
55 鷲尾 俊一 JPN Toyota Vitz R1 RC5 -2h06'42.3

    総合55位まで確認

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2019/08/03

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第9戦 ラリー・フィンランド デイ2
ラトバラが6本のベストタイムを記録し首位に立つ
ミークは総合2位に、タナックは総合4位につける

8月2日(金)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドの競技2日目デイ2が、ユバスキュラを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 10号車)が総合1位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合2位に、オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合4位につけました。

ラリー・フィンランドのデイ2は、SS2「オイッティラ」でスタートしました。
その後、
4本のステージを日中のサービスを挟んで各2回走行し、ユバスキュラ市街地の「ハルユ
2」でフィニッシュ。
10本、計126.55kmのSSが行なわれました。

前夜のSS1で総合2位につけたタナックは、SS2で総合1位に浮上。
SS5では不利な1番手スタートながらベストタイムを記録し、SS6まで首位の座を守り続け、2位のラトバラに5.4秒差を築きました。
しかし、午後の再走ステージでは多くのラリーカーが走ったことにより路面に深い轍(わだち)が刻まれ、その影響もあって思うようにタイムが伸びず。
SS7で首位の座をラトバラに明け渡し、2.6秒差の総合4位で1日を終えました。

デイ1を総合8位で終えたラトバラは、デイ2の10本のSSのうち6本でベストタイムを刻む
など、1日を通して好調を維持。
再走ステージ1本目のSS7で総合1位に立つと、最後まで首位の座を守りきりました。
また、ミークもSS2でベストタイムを記録するなど安定して上位のタイムを刻み、SS5まで総合2位の座を守り続けました。
その後総合3位に順位を落としましたが、SS10で総合2位に復帰。
首位ラトバラと1.2秒差でデイ2を締めくくりました。

トミ・マキネン(チーム代表)

本当に素晴らしい戦いでした。
ラリー・フィンランドではしばしば僅差のバトルが繰り広げられますが、今日ほど接近した戦いは記憶にありません。
われわれの3人のドライバーのタイム差は僅かで、彼らの戦いをわくわくしながら見ていました。
皆、とても良い仕事をしたと思います。
とはいえわれわれのチーム内だけで戦っているわけではなく、エサペッカ・ラッピも非常に速いので、明日も攻め続けなくてはなりません。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

非常に良いフィーリングで1日を終えることができました。
今日は出走順が1番だったのでかなり難しい路面コンディションでしたが、午前中は走り始めから良い流れを掴み、クルマの調子も良かったので運転に集中できました。

午後はコンディションがかなり悪くなり、全力で攻めたにも関わらず順位が少し落ちたので、フラストレーションが溜まりました。
それでも差はまだ小さく、明日は今日よりも良い出走順となるので、チャンスは十分にあると思います。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

本当に良い1日でした。いくつかのステージでは少し遅れましたが、全体的には力強く走ることができました。
タイム差は本当に小さく、大きなプレッシャーを感じましたが、そのような状況でも高いスピードを維持し、大きなミスをすることなく、差を築けたことに満足しています。
明日はいくつか新しいセクションを走行します。
道幅が広く、ジャンプやクレストも増えるなどステージの構成が全体的に少し変わっているので、午前中のステージが特に重要になるでしょう。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

良い1日となり満足しています。
フィンランドではスタートダッシュを決め、上位グループに入ることがとても重要ですが、午前中はそれを実践できました。
1回目のループはステージもペースノートも自分にとって新たに経験するものでしたが、再走ステージではその経験を活かし、より冷静に走ることができました。
再走ステージは1回目よりも滑りやすい路面コンディションになっていましたが、自分の出走順を最大限に活用することができました。
トップ4のタイム差は非常に小さいので、明日どのような展開になるのか楽しみです。

明日のステージ情報

競技3日目となる8月3日(土)のデイ3は、サービスパークの南側エリアで4本のグラベルステージを、日中のサービスをはさんで各2回走行します。
そのうちSS15/19「レウス
ト」は、今年唯一新たに加わったステージで、2014年大会以来の走行となります。
8本のSSの合計距離は132.98kmと4日間で最長。
リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は578.52kmとなります。

注目のステージ:SS14/18カカリスト 全長18.70km
ミーカ・アンティラ(ヤリスWRC 10号車 コ・ドライバー)

「カカリスト」は、ラリー・フィンランドを象徴するステージです。
今年は序盤のセクションが新しくなり、1997年以降使われていなかった道を走ります。
その後、道幅が非常にワイドなオウニンポウヤの有名な道に出ますが、今年はジャンプがまったくなく、例年と大きく異なるステージ構成です。
大勢の観客が集まるカカリストのジャンクションを曲がった後は、砂利が多い小道に入りフィニッシュを迎えます。

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WRC:Rd.9 フィンランドラリーDay2結果(SS.11)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 1h04'01.1
2 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'01.2
3 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -00'02.4
4 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -00'02.6
5 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC RC1 -00'14.2
6 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -00'14.6
7 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -00'15.1
8 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'30.9
9 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'52.6
10 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC1 -01'38.3
11 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -03'08.6
12 P.ルーベ FRA Skoda Fabia R5 RC2 -03'40.2
13 T.アスンマー FIN Skoda Fabia R5 RC2 -04'01.4
15 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -04'29.9

    総合52位まで確認

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2019/08/02

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第9戦 ラリー・フィンランド デイ1
ラリー・フィンランドが開幕
タナックが総合2位に、ミークが総合3位につける

8月1日(木)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドが開幕。
フィンランド中部ユバスキュラの市街地でSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合2位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合3位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合8位につけました。

第8戦ラリー・イタリア サルディニアから約6週間のインターバルを経て、第9戦ラリー・フィンランドが開幕しました。
1日は、午前9時からサービスパークが置かれるユバスキュラの西側でシェイクダウンが行なわれ、全長4.26kmのコース「ヴェサラ」でタナックがベストタイムを記録。
ミークとラトバラは、他のドライバーと6番手タイムを分け合いました。

その後、午後7時からSS1「ハルユ1」が行なわれ、ユバスキュラ市街地のターマック(舗装路)と、公園内のグラベル(未舗装路)の両路面を走行する全長2.31kmのステージで、タナックがトップと0.7秒差の2番手タイムを、ミークが1.2秒差の3番手タイムを記録しました。
また、ラトバラはふたりのライバルと6番手タイムを分け合い、首位と2.4秒差の総合8位で競技初日を走り終えました。

トム・フォウラー(テクニカル・ディレクター)

朝のシェイクダウンでは、クルマが正常に機能しているかどうかを確認しました。
オィットは非常に速いタイムを記録し、ヤリ-マティとクリスも良いタイムでした。
しかし、フィンランドではごく当たり前のことですが、各トップドライバーのタイムは非常に接近していました。
技術的な問題は何もなくポジティブなスタートを切り、ラリー前のテストで決めたセットアップを確認しました。
過去2年間、我々はこのラリーで強さを発揮しましたが、ライバルもまた改善に取り組んでいるので前進を続けなくてはならないと理解しています。
過去に上手く行っていた場合、自信を持って何かを変えるのは簡単ではありません。
われわれにはこのラリーで実績があるので、昨年のセットアップに微調整を加えたものを採用することにしました。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

「ハルユ」はラリーの開幕にふさわしい特別なSSであり、実際は非常に難しいステージですが、ミスのない走りをできました。
シェイクダウンは全く問題なく、順調に終わりました。
ラリー前のプレイベントテストはとても上手く行き、ラリー・エストニアにも出場したので、このラリーに向けて可能な限りの準備を行うことができたと思います。
現在までのところ全て順調ですが、きっと激しい戦いになるでしょう。
特に、明日は出走順が1番なので難しい1日になると思われるので、集中して臨まなくてはなりません。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

ここユバスキュラで、多くのフィンランドの人々に見守られてラリーをスタートするのは最高の気分です。
多くの応援が、私にモチベーションと自信を与えてくれます。
シェイクダウンでは、1回目の走行からすぐに良いフィーリングを感じ、2回目は非常に上手く走れたので満足しました。
その後クルマのセッティングに変更を加えましたが、良い結果は得られず、路面もどんどん荒れていきました。
それでも最初の2回の走行こそが最も重要であり、そう考えれば良い週末を期待できそうです。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

ラリーが始まり、素晴らしい気分です。
最初のステージでは良い走りができました。
また、朝のシェイクダウンも概ね順調でした。
最初の走行では、ジャンプの着地で右側の土手に少し当たりパンクをしてしまいました。
シェイクダウンのステージは実際のラリーのステージとは異なりますが、その後は良いフィーリングで走れました。
チームにとってのホームイベントに、一員として参戦できるのは特別なことですし、日曜日に完璧な結果でフィニッシュするのが今回の目標です。
明日はできるだけすぐに良いリズムを掴み、この週末を楽しみたいと思います。

明日のステージ情報

競技2日目となる8月2日(金)のデイ2は、サービスパークを中心に10本のSSを走行します。
SS2「オイッティラ」とSS11「ハルユ2」以外の4本のステージ「モクシ」「ウリア」「アサーマキ」「アーネコスキ」は、日中のサービスをはさんで各2回走行。
10本のSSの合計距離は126.55km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は592.76kmとなります。

注目のステージ:SS3/7 モクシ 全長20.04km
ミーカ・アンティラ(ヤリスWRC 10号車 コ・ドライバー)
「モクシ」は素晴らしいステージです。
序盤は昨年新たに加わったセクションで、皆にとって新しい道でした。
リズムが頻繁に変わるのがこのステージの難しい部分で、幅が狭くテクニカルな道と、広い道の両方を走り、非常に高速な区間もあります。
なお、狭い道に関しては、出走順が後方の方が有利だと思います。

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WRC:Rd.9 フィンランドラリーDay1結果(SS.1)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 0h01'47.3
2 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -00'00.7
3 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'01.2
4 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -00'01.3
5 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -00'02.2
6 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC RC1 -00'02.4
7 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'02.4
10 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'02.4
11 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC1 -00'05.4
12 J.クリストファーソン SWE VW Polo R5 RC2 -00'05.9
13 P.ルーベ FRA Skoda Fabia R5 RC2 -00'06.5
14 E.ピエタリネン FIN Skoda Fabia R5 RC2 -00'06.6
15 E.リンドホルム FIN Volkswagen Polo R5 RC2 -00'06.7
20 勝田 貴元 JPN Ford Fiesta R5 RC2 -00'08.4

    総合 61位まで確認

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