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2019/08/04

トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第9戦 ラリー・フィンランド デイ3
前日総合4位のタナックが首位に立つ
ラトバラは総合3位につけ表彰台を狙う

8月3日(土)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドの競技3日目デイ3が、ユバスキュラを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合1位に順位を上げました。
また、デイ2首位のヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は、総合3位につけています。
なお、デイ2で総合2位だったクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は、サスペンションを破損してデイリタイアとなりました。

ラリー・フィンランドのデイ3は、サービスパークの南側で、4本のステージを日中のサービスを挟んで各2回走行。
8本、計132.98kmのSSが行なわれました。

デイ2で首位ラトバラと2.6秒差の総合4位につけていたタナックは、オープニングステージのSS12でベストタイムを記録。
ラトバラを抜き総合1位に立ちましたが、続くSS13ではラトバラがベストタイムで応酬し、首位に返り咲きました。
しかし、SS14ではタナックがベストタイムを記録。
ラトバラが右コーナーの外側にあった大きな石に当たってホイールを破損し、エアー抜けにより大きくタイムロスした結果、タナックが首位に復帰しました。
その後タナックはデイ3の最後まで首位を守り、総合2位のライバルに16.4秒差を築きました。

石に当たって2位に順位を下げたラトバラは、午後のステージで確実性重視の走りを実践。
その結果、総合3位で1日を終えましたが、今季初となる表彰台フィニッシュに大きく近づきました。
また、総合2位の座をチームメイトと激しく競っていたミークは、SS13でベストタイムを記録。
首位ラトバラと0.6秒差の総合3位につけていましたが、SS14でラトバラと同じ石にクルマをヒット。
左のリヤサスペンションを破損してデイリタイアとなりました。
チームはサービスでクルマを修理し、ラリー2規定に基づきミークは明日のデイ4に再出走する予定です。

トミ・マキネン(チーム代表)

ここフィンランドで、今年もまた最高のリザルトに1歩近づくことができたので、全体的にはとても良い1日だったと思います。
今朝は、良い出走順でスタートしたオィットが真の速さを見せてくれました。
午後は総合2位につけるライバルチームの選手がとても速く、プレッシャーをかけ続けてきたので、攻めの走りを続ける必要がありましたが、オィットには余裕があったと思います。

今朝、始まってすぐクリスとヤリ-マティに起きてしまった出来事は、もちろん残念です。
彼らには速さがあったので、状況をしっかりとコントロールできた筈です。
ミスなく適切なスピードで最後までラリーを走り切ることが、ヤリ-マティの明日の課題です。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

本当に良い1日でした。
朝は皆が思い切り攻めていたので、競争は本当にし烈でした。
そのような状況で首位を争うライバルチームの選手に少し差を築くことができたのは、午後のステージで彼がとても速く、ついていくのが大変だったことを考えると、良かったと思います。
クルマは非常に調子が良く、とても快適に運転できました。
路面が荒れていたところではやや用心して走りましたが、スムーズでハイスピードなセクションではとても運転が楽しく、良いリズムで走ることができました。
充分なアドバンテージを築くことができたとは思いますが、まだ戦いは終わってはいないので、しっかりと集中して臨む必要があります。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

今朝は素晴らしいスピードがあり、クルマのフィーリングがとても良かったので、チームメイトと首位を競いました。
しかし、カカリストの右コーナーにオーバースピードで進入し、コーナリングラインが膨らんで側溝に落ち、大きな石に当たってしまいました。
午後のステージはミスが許されない状況だと理解していたので、リスクを冒さず余裕のある走りを心がけました。
ライバルはスピードをさらに上げる余裕があったようで、対抗できませんでした。
良いリズムを見つけられなかったことを少々残念に思いますが、何よりもポイントの獲得が重要です。
明日、表彰台に立つことは、自分だけでなく、チームにとっても非常に重要なことなのです。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

ラリー序盤の戦いは本当にすごく、今朝も戦いを楽しんでいました。
非常に良いリズムで走ることができ、とにかくクルマは最高でした。
しかし、カカリストのステージの5速ギヤで曲がる高速右コーナーで、タイヤが道の外側にはみ出してしまいました。
通常ならそれほど大きな問題にはならなかったと思いますが、予期せぬことに側溝に大きな石があり、本当に驚きました。
僅差の戦いが続き、皆がチームのためにベストを尽くしていたので、クルマを止めなければならなかったのは本当に残念ですし、がっかりしました。

明日のステージ情報
競技最終日となる8月4日(日)のデイ4は、サービスパークの東側エリアで2本のグラベルステージを各2回走行します。
日中のサービスは設定されず、給油のみで4本のステージを走ります。
最終ステージのSS23「ルイヒマキ2」は、トップ5タイムを記録した選手に対し、ボーナスのドライバーおよびコ・ドライバー選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
4本のSSの合計距離は45.74km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は192.96kmとなります。

注目のステージ:SS21/23ルイヒマキ 全長11.12km
ミーカ・アンティラ(ヤリスWRC 10号車 コ・ドライバー)

「ルイヒマキ」のジャンプは、今大会最大になりそうです。
SSは昨年初めて使われた狭い道で始まり、その後ルイヒマキの定番ステージに合流します。
ただ道幅が広いだけでなく、非常に高速な道で挑み甲斐があります。
続いて、このステージの名物である息を呑むような連続ジャンプを経て、最後に砂の採取場を走行。
人工的に設けられたビッグジャンプでフィニッシュを迎えます。

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