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2019年9月

2019/09/16

WRC2:2019年シリーズ・ポイント表(Rd.11/14)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 166
2 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 110
3 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 110
4 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 79
5 L.ピエニアゼク POL Ford Fiesta R5 74
6 E.カミッリ FRA VW Polo R5 36
7 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 12

    同ポイントの順位はFIAによる

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WRC:2019年シリーズ・ポイント表(Rd.11/14)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC 210
2 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC 193
3 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC 180
4 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC 94
5 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC 80
6 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC 84
7 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC 83
8 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC 80
9 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC 78
10 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC 72
11 S.ロウブ FRA Hyundai i20 WRC 39
12 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 16
13 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 8
14 B.グェッラ MEX Ford Fiesta R5 8
15 P.ティデマンド SWE Ford Fiesta WRC 6
16 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 6
17 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC 6
18 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 5
19 Y.ボナート FRA Citroen C3 R5 4
20 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 4
21 S.サラザン FRA Hyundai i20 R5 2
22 O.ベイビー NOR Volkswagen Polo R5 2
23 P.ロウベ FRA Ford Fiesta R5 2
24 A.フォアマウル FRA Ford Fiesta R5 1
25 J.トゥヒノ FIN Ford Fiesta WRC 1
26 R.ブジャリル MEX Skoda Fabia R5 1
27 P.ヘラー CHL Ford Fiesta R5 1
28 E.ベルグクビスト SWE Ford Fiesta R5 1
29 N.グリャジン RUS Skoda Fabia R5 1
30 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC 1


N0. Manufactures Point
1 ヒュンダイ・シェル・モビス・WRT 314
2 トヨタ・ガズー・レーシング・WRT 295
3 シトロエン・トタル・WRT 259
4 M-スポーツ・フォード・WRT 184

    同ポイントの順位はFIAによる

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トヨタ・チーム 第4日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第11戦 ラリー・トルコ デイ4
ラトバラが総合6位、ミークが総合7位で完走
タナックはパワーステージを制し選手権首位の座を守る

9月15日(日)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・トルコの最終日デイ4が、トルコ南西部アスパランのサービスパークを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 10号車)が総合6位で、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車) が総合7位でフィニッシュ。
貴重なポイントを獲得しました。
また、前日デイリタイアしたオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)は、ラリー2規定に基づき再出走し総合16位で完走。
ボーナスのドライバーおよびコ・ドライバー選手権ポイントがかかる最終のパワーステージでベストタイムを記録し、最大となる5ポイントを獲得しました。

競技4日目のデイ4は、サービスパークの周辺と北側で4本のSSを走行。
その合計距離は38.62kmと、非常に短い1日でした。
ラトバラとミークは、金曜日午後のステージで降雨に見舞われ大幅にタイムロス。
土曜日は理想的とはいえない出走順によりタイムが伸びず、ラトバラは総合6位、ミークは総合7位に留まりました。
総合5位のライバルとは50秒程度の差がついていたため、デイ4では順位を堅守する走りを続けフィニッシュ。
彼らのポイント獲得により、チームはマニュファクチャラー選手権において、トップと19
ポイント差で2位の座を守りました。

再出走を果たしたタナックは、ボーナスの選手権ポイントがかかる最終のパワーステージに集中。
車両重量を抑えるため、スペアタイヤを搭載しないで最終日に臨みました。
最終日は日中のサービスを受けることなく4本のステージを走行するため、リスクを伴う戦略でした。
また、WRカー勢では出走順がトップだったため不利な路面コンディションでの走行でしたが、タナックは2番手タイムの選手に2.6秒差をつけるベストタイムを記録。
最大となる5ポイントのボーナスを獲得し、2位に17ポイント差でドライバーズ選手権首位の座を堅守しました。

トミ・マキネン(チーム代表)

オィットはパワーステージを制し、ドライバーズ選手権にとって貴重な5ポイントを獲得。
ヤリ-マティとクリスは何もトラブルなく完走を果たしました。
昨日はわれわれにとって厳しい1日でしたが、それはきっと難しいコンディションのこのラリーに向けて、適切な準備ができていなかったのだと思います。
残る3戦はいずれも我々のスピードを発揮できるラリーなので、シーズンの最後に向けて力強く戦えると確信しています。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

自分達に失うものは何もなかったので、全力でパワーステージに臨み、ポイントを獲得できた事を嬉しく思います。
これで勢いがつき、モチベーションが高まりました。
もちろん、昨日起きた事についてはまだ残念に思っています。
それでも反撃に転じるつもりですし、失ったものを取り返さなければなりません。
きっと、チームの皆もプッシュし続けてくれる筈です。
シーズンは残り3戦なので、ベストを尽くし限界まで攻め続けるしかありません。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

今日は良いリズムをキープし、運転を楽しもうと試みました。
ステージはあまり大きな石がなく、荒れてもおらず良いコンディションでした。
今年は、去年よりも良いパフォーマンスを発揮できるのではないかと期待してラリーに臨んだのですが、他のチームも進化していました。
もちろんわれわれも改善を進めましたが、硬く石が多い路面で苦しみ、タイヤがかなり摩耗してしまったのが響きました。
今後に向けての改善課題といえますが、次戦のウェールズは我々に合っているラリーなので期待が持てます。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

今日の目標は順位を守り、チームにポイントをもたらすことでした。
われわれにとっては非常に厳しい週末となり、金曜日午後のロングステージで降雨により大きく遅れをとり、その結果土曜日は不利な出走順で走らなければなりませんでした。
また、クルマのダメージを抑えるため、なかなかスピードを上げられませんでした。それでも、シーズン最後の3戦では、きっと強さを取り戻せる筈です。

次回のイベント情報

WRC次戦は、10月3日(木)から6日(日)にかけて開催される、ラリー・グレートブリテン(GB)です。
イギリスのウェールズを舞台とする伝統のグラベルラリーは、今年サービスパークをウェールズ北部のスランディドに移して行われます。
秋季のウェールズは例年天気が不安定で、降雨で森林地帯や丘陵地帯のグラベルロードは泥状になりやすく、非常に滑りやすい路面コンディションとなります。
また、朝晩は霧がでたり雹(ひょう)が降ることもある、非常にトリッキーな1戦です。

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2019/09/15

WRC:Rd.11 トルコラリーDay4結果(最終:SS.17)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 3h50'12.1
2 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -00'34.7
3 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -01'04.5
4 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -01'35.1
5 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -02'25.9
6 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -02'59.1
7 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -03'53.3
8 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -05'34.8
9 P.ティデマンド SWE Ford Fiesta WRC RC1 -07'22.9
10 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC2 -15'18.7
11 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -15'48.1
12 K.カジェタノヴィッツ POL Skoda Fabia R5 RC2 -15'48.3
13 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 RC2 -17'28.2
14 F.アンドルフィ ITA Skoda Fabia R5 RC2 -25'02.1
15 H.ソルベルグ NOR Skoda Fabia R5 RC2 -30'19.3
16 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -39'10.2
18 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -43'09.1

    総合 24位まで確認

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トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第11戦 ラリー・トルコ デイ3
ラフで滑りやすい路面に苦しい戦いを強いられるも
マニュファクチャラーポイントの獲得に向けて前進

9月14日(土)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・トルコのデイ3が、トルコ南西部アスパランのサービスパークを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 10号車)が総合6位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車) が総合7位につけました。

なお、デイ2で総合8位につけていたオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)は、ロードセクションでECU(電子制御ユニット)にトラブルが発生し、デイリタ
イアとなりました。

競技3日目のデイ3は、サービスパーク西側のダッチャ半島周辺で3本のステージを各2回走行。
6本のSSの合計距離は110.10kmでした。
オープニングステージのSS8で、3人のドライバーは全員ひとつ順位を上げ、ミークが総合6位、タナックが総合7位、ラトバラが総合8 位につけました。
しかし、SS9へと向かうロードセクションでタナックのクルマにECUのトラブルが発生し、デイリタイアとなってしまいました。
その後、チームはサービスパークでECUを交換。
タナックはラリー2規定に基づき明日のデイ4に再出走します。

一方、ラトバラとミークは上位の選手にプレッシャーをかけるべく戦い続け、何度も順位を入れ換えながらステージを重ねました。
既に自力での上位フィニッシュは難しいタイム差がついていますが、可能な限り多くのマニュファクチャラーポイントを獲得するため、明日も引き続き全力で戦いを続けます。

トミ・マキネン(チーム代表)

今朝オィットのクルマが止まってしまったのは、もちろん非常に残念です。
このようなことになってしまい、本当に申し訳なく思います。
原因はECUのトラブルでしたが、もちろんさらなる調査を行います。
明日、彼はきっとパワーステージに全力で臨むと思いますが、早い出走順である事を考えると簡単には行かないでしょう。

ヤリ-マティとクリスは順位を上げることに苦労しましたが、それは早い出走順によりクリーンな路面を走れなかったためで、彼らにとっては不利な戦いでした。
明日残されたステージの距離は短いですが、少しでもポイントを獲得できるように、諦めずに戦い続けます。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

朝最初のステージを走り終えた後のロードセクションで、突然エンジンがかからなくな
ってしまいました。
色々なことを試し原因を探したのですが、どうやらECUの内部に問題が起こったようで、我々には手の打ちようがありませんでした。
もちろんフラストレーションが溜まりますし、特に初めてのタイトル獲得に向けて戦っているさなかなので、なおさらです。
かなり厳しい状況になってしまったのは確かですが、しかたがありません。
今後はそう簡単には行かないと思いますが、事実を受け入れ、戦い続けます。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

朝1本目のステージは大量のルーズグラベルに覆われ、出走順が2番手だった自分にとっては非常に滑りやすい路面でした。
次の2本目の短いステージでは良くなり、3本目は自分に合っている非常に高速なステージだったので上手く走れ、なかなか良いタイムが出ました。

午後はロングステージでライバルにプレッシャーをかけようと攻めましたが、タイヤの摩耗がかなり進んでいたため苦労しました。
明日は、出走順が今日よりも良くなるので、ライバルに対する自分達の本当のパフォーマンスが分かるでしょう。
また、今後に向けて、タイヤの摩耗を抑えるために何かしらトライをするつもりです。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

非常に厳しい1日でした。
路面は多くのルーズグラベルに覆われ、そのクリーニング役を担ったことが原因ですが、そのような路面でのパフォーマンス改善に取り組む必要があると感じました。
ベストを尽くして走りましたが、自分よりも出走順が後方のライバル達のタイムには及びませんでした。
明日は、完走しチームにマニュファクチャラーポイントをもたらすことだけを考えて走ります。
自分とヤリ-マティは僅差ですが、どちらが前でフィニッシュしようと順位は気にしません。

明日のステージ情報

ラリー最終日となるデイ4は、サービスパークの北側で2本のステージを各1回、サービスパークの近くで1本のステージを2回走行する全4ステージで競われます。
そのうち、SS14の再走ステージであるSS17「マルマリス 2」は、トップ5タイムを記録したドライバーおよびコ・ドライバーにボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
4本のSSの合計距離は38.62km、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は155.71kmとなります。

注目のステージ:SS14/17 マルマリス 全長7.05km
マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)
このステージは短いターマックセクションから始まり、市街地のスーパーSSのような雰囲気です。
しかし、その後グラベルのタフな上り坂を駆け上がり、終盤スムーズでハイスピードなセクションを抜けると、サービスパークのすぐ近くでフィニッシュを迎えます。

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WRC:Rd.11 トルコラリーDay3結果(SS.13)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 3h20'12.0
2 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -00'00.2
3 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -01'17.1
4 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -01'26.9
5 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -02'24.7
6 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -03'14.4
7 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -03'29.5
8 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -04'38.2
9 P.ティデマンド SWE Ford Fiesta WRC RC1 -06'55.8
10 K.カジェタノヴィッツ POL Skoda Fabia R5 RC2 -12'52.5
11 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC2 -13'50.1
12 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -14'50.8
13 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 RC2 -15'59.2
14 F.アンドルフィ ITA Skoda Fabia R5 RC2 -22'17.9
15 H.ソルベルグ NOR Skoda Fabia R5 RC2 -28'34.3
17 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -36'40.5
20 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -42'24.3

    総合 25位まで確認

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2019/09/14

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第11戦 ラリー・トルコ デイ2
3本のSSベストタイムを記録するも
過酷なコンディションのグラベルステージで苦戦

9月13日(金)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・トルコが、トルコ南西部アスパランのサービスパークを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(ヤリスWRC 5号車) が総合7位に、オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)が総合8位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合9位につけました。

競技2日目となるデイ2は、サービスパークの周辺と、北東エリアで3本のステージを各2回走行。
6本のSSの合計距離は159.14kmと、4日間で最長の1日でした。
午前中のセクションでは、オープニングのSS2でラトバラがベストタイムを記録し首位に浮上。
続くSS3では慎重な走りにより遅れをとりましたが、SS4では再びベストタイムを記し、総合3位で午前中を終えました。
午後の再走ステージでは、1本目のSS5でミークがベストタイムをマークし、総合6位に順位を上げました。
しかし、そのSS5でラトバラは右フロントタイヤにダメージを負い、総合8位に後退。
続くSS6では激しい降雨により、摩耗した状態のタイヤでは十分なグリップを得られず、総合9位で1日を終えました。

ミークもまた、SS6の降雨で大きくタイムロス。
SS7ではひとつ順位を落としましたが、それでも全てのステージを走破し、チーム最上位の総合7位につけました。

ドライバー選手権首位のタナックは、デイ2で不利な1番手スタートを担い、ルーズグラベルに覆われた午前中のステージでタイムを失いました。
それでも、忍耐強い走りを続け、SS5が終了した時点では首位と25.3秒差の総合5位につけていました。
しかしSS6で右フロントのタイヤがリムから外れ1分以上をロス。ミークと5.3秒差の総合8位でデイ2を終えました。

ミ・マキネン(チーム代表)

簡単な1日ではありませんでした。
オィットは出走順が1番だったので苦戦を予想していましたが、朝は全てが上手く進みました。
しかし、午後のステージでの不運なパンクにより、厳しい状況になりました。
クリスとヤリ-マティもまた、同じステージで大きくタイムを失いました。
午後は雨が降ると分かっていましたが、そのステージでは予想よりも激しい降雨がありました。
昨年、そして今日の展開を見れば分かるように、このラリーではいかなることも起り得るので、さらなる問題の発生を回避しながら、戦い続ける必要があります。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

1番最初にステージを走るのはあまり楽しく感じられませんでしたが、チームがクルマを改善してくれたお陰で、午前中は昨年よりも良いフィーリングで走れました。
再走ステージでは路面が荒れ、午後は厳しい状況になるだろうと予想していましたが、天気の悪化によりさらにトリッキーなコンディションになりました。
残念ながら午後2本目のステージでパンクをしてしまいましたが、このラリーでパンクはくじ引きのようなものなので、今日はついていなかったのだと思います。
もちろん、望んでいたような1日ではありませんでしたが、前に進み続け、何かが起きるのを待ちたいと思います。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

今朝は良いスタートを切りました。
あまり攻めなかったのにSS2でベストタイムが出たのは、うれしい驚きでした。
次のSS3は少し慎重に走り過ぎましたが、SS4で再び良いタイムが出て埋め合わせをすることができました。
クルマの状態はとても良かったのですが、午後はステージが荒れるだろうと覚悟していました。
SS5ではリヤのバンパーを失い、その結果車内が非常にうるさくなり、ペースノートに集中するのが難しい状況でした。
そして、右コーナーでインに深く切り込んだ時にタイヤを傷つけ、空気が抜けた状態で最後まで走らなくてはなりませんでした。
SS6ではなく、その次の最後のステージで雨が降ると予想しハードタイヤでSS6に臨んだのですが、その判断は結果的に誤りで、大幅にタイムを失ってしまいました。
しかし、それはラリーではよくあることですし、上手く行かないこともあります。
このラリーではまだ色々なことが起きる可能性があるので、前向きに戦い続けます。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

午前中のループステージは、まずまずの走りでした。
最後のステージはあまりリズムが良くありませんでしたが、このラリーでの経験がないことを考えれば悪くなかったと思います。
午後の2本目のステージでは雨に見舞われ、本当に難しいコンディションでした。
雨はさらに酷くなるだろうと2本のミディアムタイヤを最後のステージに温存していたのですが、最初のステージでハードタイヤの摩耗がかなり進み、降雨があった2本目のステージはまるで氷の上を走っているようでした。
それ以外の2本のステージは良かったのですが、2本目のステージだけで大きくタイムを失ってしまいました。
とはいえ、スピードは十分にありましたし、依然この位置につけています。
まだ先は長いので、何が起こっても不思議ではありません。

明日のステージ情報

ラリー・トルコの競技3日目デイ3は、サービスパークの西側で3本のステージを各2回走行します。
そのうちダッチャ半島を舞台とするSS10/13「キツラン」は、今年新たに加えられた新ステージです。
6本のステージの合計距離は110.10kmと、金曜日よりも50km程度短く、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は344.06kmとなります。

注目のステージ:SS10/13 キツラン 全長13.30km
マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)
「キツラン」は完全なニューステージです。
ステージの特徴は他と大きく違い、道幅が非常に広く、路面の大部分は非常にスムーズで、全体的にかなりハイスピードなステージです。
きっと、楽しんで走ることができるはずです。

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WRC:Rd.11 トルコラリーDay2結果(SS.7)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 1h59'53.7
2 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -00'17.7
3 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'18.4
4 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'44.4
5 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 -01'04.1
6 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -01'25.2
7 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -01'32.1
8 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -01'37.4
9 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'42.5
10 P.ティデマンド SWE Ford Fiesta WRC RC1 -03'45.4
11 K.カジェタノヴィッツ POL Skoda Fabia R5 RC2 -08'22.4
12 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -08'43.4
13 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC2 -10'06.2
14 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 RC2 -11'26.4
15 F.アンドルフィ ITA Skoda Fabia R5 RC2 -12'54.9
25 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -38'58.1

    総合 27位まで確認

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2019/09/13

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第11戦 ラリー・トルコ デイ1
ラリー・トルコがマルマリスで開幕
市街地SSでミークが総合5位につける

9月12日(木)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・トルコが開幕。
トルコ南西部のマルマリス市街地でSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(ヤリスWRC 5号車) が総合5位に、オィット
・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)が総合7位に、ヤリ-マティ・ラトバ
ラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合9位につけました。

ラリーのスタートに先立ち、サービスパークが置かれるマルマリス近郊アスパランから約7km離れた山岳地帯で、シェイクダウンが行なわれました。
全長4.7kmのグラベルコースは路面が非常に荒れており、金曜日から始まる実際のステージと共通点が多いロードコンディションでした。
そのため、チームはラリー前にギリシアのプレイベントテストで導き出したセットアップを元に調整。
ミークがベストタイムを、タナックが4番手タイムを、ラトバラが7番手タイムを記録しました。

その後、夜8時過ぎからマルマリス市街地でセレモニアルスタートに続き、全長2kmのSS1が行なわれ、ラリーが開幕。
ヤリスWRCは3台全てが堅実にオープニングステージを走り切りました。

トム・フォウラー(テクニカル・ディレクター)

シェイクダウンでは、ドライバーに異なる路面のコンディションでベストなフィーリングを感じてもらうために、最初と2回目の走行の間にセットアップをファインチューンしました。
ステージはとても荒れていたので、クルマが大きなダメージを負わないように何度も走らせたくありませんでした。
また、チームごとにタイヤ戦略も違うので、タイムの比較はそれほど意味がありません。
昨年われわれがトルコで優勝した時は、純粋な速さよりも、強さと信頼性が勝っていました。
しかし2回目となる今回は、皆が路面の荒れ具合を理解し改善を施してきたはずです。
ですから、われわれは昨年よりもパフォーマンスを高める必要がありました。
今年、新しいダンパーを何度かテストし、最近はラフなグラベルでのパフォーマンス向上を確認できてきたので、トルコは実戦に投入する良いタイミングだと思います。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

今晩最初のステージはグルグルと回るドーナッツターンが多く、とても楽しめました。
しかし、明日からの3日間は今シーズンもっともラフなステージが続きます。
今朝、シェイクダウンを走った時点で既にその過酷さを実感しました。
昨年と同じように、今年も本当に厳しいラリーになるでしょう。
2年目の今年は、昨年と比べればまだある程度予想がつきますが、それでも難しさに変わりはなく、問題が起こらないように戦うことが何よりも重要です。
ドライバーの集中力と、クルマの信頼性の両方が、このラリーでは求められます。
大きなリスクを冒すつもりはありませんが、限界を絶対に越えない範囲で速く走りたいと思っています。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

マルマリスの港はラリーの開幕にふさわしいロケーションで、観客の皆さんにとっては楽しいショーだったと思います。
しかし、明日からがラリー・トルコの本番です。
シェイクダウンのステージは非常に荒れていて、明日以降のステージに向けて良い準備ができました。
最初の走行を終えた後に足まわりのセットアップを変更したところ、フィーリングがより良くなりました。
ベストタイムを刻んだ訳ではありませんが、トラブルなくラリーを戦うために適切と思えるスピードを探し、注意深く走ろうと心がけていました。
もちろん本番では速く走りますが、だからといってフルアタックはしません。
前走車によって掘り起こされた大きな石が目の前に現れたとしても、すぐに反応できるくらい余裕を持ったスピードに留めるつもりですし、それが良い結果に繋がることを期待しています。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

今晩最初のマルマリスのステージでは、多くの観光客がわれわれを応援してくれました。
ステージはとてもシンプルで、本格的な戦いは明日の朝から始まります。
今朝のシェイクダウンは、本当にラフなコンディションでした。
どんどん道が荒れていくだろうと予想してはいましたが、終盤はまるで地獄のような状態でした。
決して簡単ではありませんが、準備はできています。
朝早いステージでダストによる視界不良さえなければ、例え目の前に大きな石が現れたとしてもクリーンな走りができるでしょう。
クルマにとっては今シーズン最も過酷なチャレンジになると思いますが、われわれ選手にとっては暑さとの戦いになります。
クルマを壊さないギリギリのスピードを見極め、良いリズムで走ることが、今回のラリーの鍵を握るでしょう。

明日のステージ情報

ラリー・トルコ最初の「フルデイ」となるデイ2は、今大会最長の1日です。
オープニングステージのSS2/5はサービスパークのすぐ近くで行なわれ、SS3/6およびSS4/7はサービスパークの北東エリアが舞台となります。
3本のステージを日中のサービスを挟んで各2回走行し、その合計距離は159.14km。
全競技区間の半分以上の距離を1日で走ります。
291.74kmのリエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は、450.88kmとなります。
注目のステージ:SS3/6 チェティベリ 全長38.15km

マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)
「チェティベリ」は今大会最長、そして私が思うにもっともタフなステージです。
特に、午後の2回目の走行時は非常に難しいコンディションになるでしょう。
ステージのいくつかの場所は、本当に荒れています。ライバルに大きな差を築くことが可能なステージだと思いますが、問題なく走り切るのは簡単ではありません。

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WRC:Rd.11 トルコラリーDay1結果(SS.1)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC RC1 0h02'02.6
2 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'00.0
3 P.ティデマンド SWE Ford Fiesta WRC RC1 -00'01.6
4 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -00'01.7
5 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'02.0
6 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC RC1 -00'03.9
7 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -00'04.2
8 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -00'04.3
9 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'04.6
10 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -00'04.9
11 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'05.2
12 K.カジェタノヴィッツ POL Skoda Fabia R5 RC2 -00'05.6
13 F.アンドルフィ ITA Skoda Fabia R5 RC2 -00'06.4
14 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -00'06.8
15 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC2 -00'07.7

    総合 25位まで確認

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