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2020年2月

2020/02/18

勝田貴元、スウェディッシュラリー・リポート

勝田 貴元/Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2020年2月17日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラム
勝田貴元、厳しいコンディションのスウェーデンを総合9位で走破

TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加中の勝田貴元が、2月13日(木)から16日(日)にかけて、スウェーデンおよびノルウェーで開催された、FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンに、コ・ドライバーのダニエル・バリットと共にヤリスWRCで参戦しました。
雪不足により非常に難しい路面コンディションでの戦いとなったこのラリーに勝田は初めてWRカーで挑み、多くの経験を積み総合9位で完走しました。

ラリー・スウェーデンはシーズン唯一のフルスノーイベントであり、通常は雪やアイスに覆われた森林地帯の道で超高速バトルが繰り広げられます。
しかし、今年は暖かい日が続き、路面に雪と氷がまったくないステージも多くありました。そのため、ラリーの主催者は一部のステージを事前にキャンセルし、本来よりも大幅に短くなったルートでラリーは行なわれました。

しかし、実施されたステージも雪やアイスが決して多いとはいえず、グラベル(未舗装路)が完全に露出する区間も少なくありませんでした。
そのような路面では、雪道専用に開発された特殊なスタッド(=スパイク)タイヤは、表面に埋め込まれた金属製のスタッドが抜けやすくなり、いかにタイヤを上手くマネージできるかが、大きな鍵を握りました。

木曜日に行なわれたシェイクダウンの路面は全面が凍ったグラベルで、翌日のデイ1は気温がマイナスになり、完全にアイスで覆われた路面も多くありました。
勝田は過去、2018年にラリー・スウェーデンのWRC 2カテゴリーにR5カーで出場し、優勝するなど本来スノーラリーを得意としています。
また、昨年はヤリスWRCでフィンランド国内ラリー選手権に挑み、非常に雪が多いコンディションで優勝しました。
しかし、今回のスウェーデンは勝田にとって初めて経験する難しい路面コンディションであり、今までとは違うドライビングスキルが求められました。

勝田はトリッキーな路面に戸惑いながらも、安定したペースでステージを重ね、デイ1を総合9位で走破。
デイ2のステージは、デイ1と完全に同じでしたが、早朝は雪が少し積もり、気温も高くなるなどした結果、路面コンディションは大きく変わりました。
そのデイ2のステージに、勝田は不利な1番手で出走。雪に覆われて滑りやすくなった路面に苦労しながらも、全体的にペースはデイ1よりも向上し、デイ2の最後に設けられたショートステージでは、非常にトリッキーなコンディションながら5番手タイムを記録しました。
そして、強い雨に見舞われた最終日のステージも堅実に走行。
大きなミスをすることなく3日間を走り切り、総合9位でラリーを終えました。

勝田貴元

いつものスウェーデンと違い、今回は路面に雪や氷が少なく路面コンディションが頻繁に変わる、非常にトリッキーなラリーでした。
デイ1とデイ2でもコンディションは大きく違いましたが、クルマに良いフィーリングを感じることができたので、デイ2ではSSの出走順がトップだったにも関わらず、タイムはかなり向上しました。
走りを改善することが出来ましたし、トップの選手達との差も縮まったと思います。
良いチームに恵まれ、素晴らしいドライバー達と自分の走行データを比較出来るので、どこでタイムを失い、どこを改善できるのか知ることが可能です。
今回も多くを学びましたし、今後に向けて多くの改善点が見つかりました。

ヤルッコ・ミエッティネン(インストラクター)

スウェーデンでの我々とタカの目標は、スピードを上げ、できる限り速く走ることでした。
しかし、今回はコンディションが非常に悪く、ハイスピードで雪に覆われた道を得意とする彼の才能を発揮するのは困難な状況でした。
それでも、WRCトップクラスにおけるパフォーマンスは以前よりも向上し、最速ドライバー達との差は1kmあたり1秒以下でした。
今回のイベントを経て、トップレベルで戦うためにタカは今後もハードワークを続けることでしょう。

次回のイベント情報

ヤリスWRCで今シーズンWRC8戦に出場する勝田の次戦は、5月21日から24日にかけて開催されるWRC第5戦「ラリー・ポルトガル」です。
勝田は過去R5カーでポルトガルに3回出場しましたが、WRカーでの出場は初めてであり、WRCのグラベルイベントにWRカーで出場するのも初となります。

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2020/02/17

WRC2:2020年シリーズ・ポイント表(Rd.2/14)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 50
2 A.フォアマウル FRA Ford Fiesta R5 30
3 N.グリャジン RUS Hyundai i20 R5 23
4 R.イェイテス GBR Ford Fiesta R5 22
5 O.ベイビー NOR Hyundai i20 R5 18
6 P.ティデマンド SWE Scoda Fabia R5 15

    同ポイントの順位はFIAによる

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WRC:2020年シリーズ・ポイント表(Rd.2/14)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC 42
2 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC 42
3 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC 37
4 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris WRC 30
5 E.ラッピ FIN Ford Fiesta WRC 24
6 O.タナク EST Hyundai i20 WRC 20
7 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 11
8 S.ロウブ FRA Hyundai i20 WRC 8
9 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC 8
10 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC< 6
11 E.カミッリ FRA Citroen C3 R5 2
12 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 1
13 J.ヒュットゥネン FIN Hyundai i20 R5 1


N0. Manufactures Point
1 トヨタ・ガズー・レーシング・WRT 73
2 ヒュンダイ・シェル・モビス・WRT 63
3 M-スポーツ・フォード・WRT 40

    同ポイントの順位はFIAによる

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トヨタ・チーム 第4日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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2020年2月17日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第2戦 ラリー・スウェーデン デイ3
エバンスがスウェーデン初優勝で選手権首位に浮上
ロバンペラは総合3位、オジエは総合4位でフィニッシュ

2月16日(日)、2020年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンの最終日デイ3が、スウェーデンのトルシュビーを基点に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(ヤリスWRC 33号車)が優勝。
カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車)が総合3位で、セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(17号車)が総合4位でフィニッシュし、チームはマニュファクチャラー選手権首位に立ちました。

ラリー・スウェーデンの競技最終日デイ3は、トルシュビーのサービスパークの北側に
広がる全長21.19kmのステージ「リケナス」を1回のみ走行する短い1日でした。
ラリーウイーク前半の時点では2回の走行が予定されていましたが、日曜日は気温が上昇し、また大雨が降る可能性もあってステージコンディションの悪化が避けられない状況となり、1回のみの走行に変更されました。

その、最終日唯一となったSS18は、トップ5タイムを記録した選手に対してボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定され、最後まで激しいタイムアタック合戦が行なわれました。

予想通り天気は大きく崩れ、ステージの周辺は強い雨が降り続き、気温も6度前後まで上昇。道を覆っていた雪や氷が解け、非常にトリッキーな路面コンディションになりました。
しかし、エバンスは落ち着いた走りで6番手タイムを記録。総合2位のライバルに12.7秒差をつけ、2017年のラリーGB以来となるキャリア2勝目、そしてチーム加入後最初の勝利を手にしました。

総合3位となった開幕戦ラリー・モンテカルロに続き表彰台に立ったエバンスは、42ポイントの同点でライバルに並び、彼のキャリアの中で初めてドライバー選手権で首位に立ちました。

デイ2で激しい3位争いを繰り広げたオジエとロバンペラは、ロバンペラがパワーステージで2番手タイムの選手に対し、3.7秒という大きな差をつけるベストタイムを記録。3番手タイムだったオジエを逆転して総合3位でフィニッシュし、WRカーでの出場2戦目で表彰台とボーナスの5ポイントを獲得しました。
なお、19才でのポディウム獲得は、従来の記録を2才以上更新する史上最年少記録となります。

オジエは、表彰台こそ逃しましたが、総合4位に入りパワーステージでは3ポイントを獲得。
首位エバンスと5ポイント差の、ドライバー選手権3位につけています。
なお、チームはマニュファクチャラー選手権において、2位のチームに10ポイント差をつけてトップに立ちました。

開幕戦ラリー・モンテカルロに続き、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムにより出場の勝田貴元は、堅実な走りを続け総合9位でフィニッシュ。
デイ2最後のSS16では5番手タイムを記録するなど、成長をタイムで証明しました。

また、プライベーターとして、ユホ・ハンニネンをコ・ドライバーに迎えてヤリスWRCで出場したヤリ-マティ・ラトバラは、デイ1でクルマにトラブルが発生し、残念ながらリタイアに終わりました。

豊田 章男(チーム総代表)

例年とは異なる雪のないスウェーデンで、エバンス/マーティン組が我々の新チームに今季初優勝をもたらしてくれました。
エルフィン、スコット、優勝おめでとう。
エルフィンはチーム加入当初、エストニアの工場に来てメカニック達と遅い時間までヤリスの使い方や整備の仕方を勉強してくれていました。
仕事の後は、その仲間達とボウリングに行くなどして、早くからチームに溶け込んでくれていました。
こんな新メンバーがチームと一緒に成績を残してくれたこと、本当にうれしく思います。
ありがとう。

また、ロバンペラ/ハルットゥネン組が、チームメイトのオジエ/イングラシア組とわずか3秒差の熾烈なバトルを制して3位表彰台を獲得してくれました。
貴重なポイントを獲得し、ファンも沸かせてくれた4人の選手の走りにもお礼を言いたいと思います。

勝田選手は、攻めると決めたSSではタイムをしっかり残しつつ、全ての道を走りきってくれました。
ひとつのステージで普段から仲の良いタナック選手よりも早いタイムを出せたことは、今後の大きな自信につながったことと思います。
引き続きがんばれ!

今回のスウェーデンでは、ひとつだけ残念なこともありました。
今はヒュンダイのタナック/ヤルヴェオヤ組が2位に入ってくれたことで、彼らと約束していた”私が上からシャンパンをかける”というシチュエーションが早くも実現されてしまいました。
しかし、このせっかくのチャンスに、私はスウェーデンにいれませんでした。
残念です。
ただ、正直に言えば、スウェーデンでのシャンパンファイトは寒すぎます。
暖かくなる次戦以降に、またその舞台が整えられればと思います。

TOYOTA GAZOO Racingのみんな、引き続き優勝をお願いします!
そして、オィットとマルティンも引き続き頑張ってください。
一戦ごとに、選手たちは、ヤリスのドライブを一層楽しんでくれていっているように思います。
次戦以降も更に熱い走りをしてくれると思いますので、ファンの皆さま、引き続き、応援をよろしくお願いいたします。

追伸
スウェーデンでは、ラトバラ選手がハンニネン選手をコ・ドライバーにしてヤリスWRCでプライベート参戦してくれていました。
WRC再参戦を果たした2017年のオリジナルメンバーの二人です。
ラトバラ選手は”トヨタの一員でいられてうれしい、ヤリスに再び乗れてうれしい”と言ってくれていたと聞きました。
二人がヤリスを選んでくれたこと、私も本当にうれしいです。
しかし、今回は車両トラブルによりリタイアとなってしまいました。
もっとヤリスを楽しんでもらいたかったのに申し訳ない気持ちです。
次は、ラリー・イタリアでの参戦を計画してくれていると、マキネン代表からも聞きました。
万全な状態でヤリスを提供できるよう、しっかり準備しておきます。
次は思いっきり走ってください。

トミ・マキネン(チーム代表)

われわれにとって最高の結果です。
エルフィンは週末を通して素晴らしく、彼とスコットはスウェーデンで初めて優勝したイギリス人として、WRCの歴史に名を刻みました。
また、カッレの最終ステージでの走りも素晴らしいものでした。
ライバル達は過去にこのステージを何度もWRカーで走っていますが、カッレは初めてだったにも関わらず、ライバルを大きく突き放しました。
ここまでのところ、われわれはドリームチームだといえます。
過去にないほどチームスピリットは高く、とても良い状態にあると思います。
私はただただそれがうれしく、彼らを誇りに思います。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)

この週末に満足していない訳ではありません。
確かに4位という結果は不本意ですが、十分な選手権ポイントを獲得しましたし、次のメキシコを戦う上では良い順位につけています。
カッレは今週末とても素晴らしく、パワーステージでも凄いタイムを出しました。表彰台に値する戦いだったと思います。
パワーステージのコンディションはかなり難しく、選手権のことを考えると全開では攻められませんでした。
エルフィンのドライビングもまた素晴らしく、彼にとってもチームにとっても価値ある勝利でした。
彼らのような強い選手がチームにいるのは良いことですし、今シーズンのトヨタのラインアップは本当に強力だと思います。
自分達は、気持ちを切り替えて次のラリーに臨み、優勝を目指します。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

TOYOTA GAZOO Racingに加わって2戦目で勝つことができて、本当にうれしく思います。
素晴らしいクルマを提供してくれただけでなく、テストでは自分が望むクルマに仕上げてくれるなど、手厚くサポートしてくれたチームに心から感謝します。
クルマは私に大きな自信を与えてくれ、今回のような変わりやすいコンディションでは、それが大きな助けになりました。
ここまでのところ、運転をとても楽しめているので、この後のグラベルイベントでも良いフィーリングが続くことを願っています。
一緒に戦ってくれたスコットには、とても感謝しています。
彼と組んで以降とても上手くいっていますし、彼に初勝利をもたらすことができてとてもうれしく思います。

カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)

表彰台に立てて、とても良い気分です。
今回のラリーは普段よりも距離が短く、常にフラットアウトで走らなければならなかったので大変でした。
昨日までにミスでタイムを失いましたが、今日は遅れを挽回して表彰台に立ち、パワーステージで5ポイントを獲得することができました。
自分の力を全て出しきり、良い走りができたと思います。
ステージの序盤はタイヤをセーブしようと少し慎重になり過ぎ、あまり良くありませんでしたが、最後にはそれが報われ非常に速い区間タイムを刻むことができたので、全体を良いタイムでまとめることが出来ました。

次回のイベント情報

WRC次戦は、3月12日から15日にかけて開催される、第3戦「ラリー・メキシコ」です。
シーズン最初のグラベルイベントとなるこの1戦は、今年もメキシコ中央高地の都市レオンにサービスパークが置かれます。
レオン周辺に広がるステージの標高は総じて高く、最高地点は2,737mに達します。
空気が薄い状態での走行となるため、エンジンのパワーダウンをいかに抑えるかが重要な技術的ポイントになります。
また、気温も摂氏30度前後に達するなど高く、エンジンの冷却面に関しても非常に厳しい1戦です。

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WRC:Rd.2 スウェディッシュラリーDay4結果(最終:SS.18)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC RC1 1h11'43.1
2 O.タナク EST Hyundai i20 WRC RC1 -00'12.7
3 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'20.2
4 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC RC1 -00'23.6
5 E.ラッピ FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'32.4
6 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'33.8
7 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC< RC1 -01'00.9
8 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -01'24.5
9 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC RC1 -01'59.6
10 J.ヒュットゥネン FIN Hyundai i20 R5 RC2 -04'03.0
11 E.リンドホルム FIN Skoda Fabia R5 RC2 -04'10.0
12 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 RC2 -03'45.0
13 O.ベイビー NOR Hyundai i20 R5 RC2 -04'33.4
14 J.クリストファーソン SWE VW Polo R5 RC2 -04'34.3
15 P.ティデマンド SWE Scoda Fabia R5 RC2 -04'47.7
    総合 42位まで確認

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2020/02/16

トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2020年2月16日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第2戦 ラリー・スウェーデン デイ2
エバンスが3ステージ連続ベストタイムで首位を堅持
オジエは総合3位に浮上、ロバンペラは総合4位につける

2月15日(土)、2020年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンの競技2日目デイ2が、スウェーデンとノルウェーを舞台に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(ヤリスWRC 33号車)が首位を堅持。
デイ1総合4位のセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(17号車)は総合3位に順位を上げ、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車) は総合4位につけました。

ラリー・スウェーデンのデイ2は、デイ1と完全に同じステージ構成となり、トルシュビーのサービスパークを基点に4本計63.68kmのSSが行なわれました。
前日の金曜日は早朝気温がマイナスに下がりましたが、土曜日はプラスとなりました。
また朝にかけて数センチの降雪がありました。
さらに、デイ1で多くのラリーカーが走った影響もあり、前日とはやや異なる路面コンディションでの戦いになりました。

デイ1で総合2位のライバルに8.5秒差をつけて首位に立ったエバンスは、デイ2でもその速さを維持し、4本のSSのうち、全長2.8kmと距離が短い最後のSS16を除く、3ステージでベストタイムを記録。
リードを17.2秒に拡げ、ラリー・スウェーデン初優勝に向けて大きく前進しました。
また、ロバンぺラとオジエは激しい総合3位争いを展開し、最後のSS16で2番手タイムを記録したオジエが総合3位に浮上。
ロバンペラはオジエと僅か0.5秒差の総合4位で1日を終えました。

トミ・マキネン(チーム代表)

明日は長いステージが1本残っているだけなので、見守る立場にある我々はかなり緊張するでしょう。
とはいえ、エルフィンはとても落ち着いているように見えますし、セルフコントロールができていると思うので、全く心配していません。
今日の彼は他と違うレベルで走っていましたし、クルマに対する自信が増し、どんどん強くなっています。

明日のパワーステージで最大ポイントを狙いにいくかどうかは、彼とスコット次第です。
セブとカッレの戦いはかなり緊迫していますが、背後の選手とのタイム差は少なくスローダウンする余裕はないので、いずれにせよプッシュして走ることになるでしょうし、好きに走ってもらうつもりです。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)

悪くない1日でした。
朝のステージタイムは良かったのですが、3本目はそれほどではありませんでした。
しかし、それさえ除けば良い1日だったと思います。
クルマのフィーリングはとても良く、いろいろなセットアップを試し、走るたびにクルマに対する理解を深めています。
明日のパワーステージは、もちろん非常に重要です。
カッレとは僅差ですし、他のライバルとの差も決して大きくないので、リラックスすることなどできません。
明日はコンディションがかなりトリッキーになると思いますが、最後まで攻め続けなくてはなりません。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

今日もいい1日になりました。
状況を上手くコントロールできたことを嬉しく思います。
クルマのフィーリングは本当に素晴らしく、バランスにも満足しており、自信を持って運転できています。
朝の2本はとても良いステージでしたが、3本目はややトリッキーでした。
路面は少し軟らかく、滑りやすいアイスや雪が多くありました。
最後のステージは非常に荒れていましたが、問題なく走り切りました。
明日はコンディションがどうなるのか予想が難しく、様子を見る必要があります。
気温が上がりかなり難しいコンディションになりそうですが、今日までの2日間と同じように良いリズムを掴めることを期待しています。
長いステージですが、冷静さを保ち、これまでと変わらない走りをする必要があります。

カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)

今朝は良いフィーリングを感じていましたが、タイヤにやや負担をかけ過ぎてしまい、上手くマネージできませんでした。
その結果ステージ終盤にスタッドが抜けてしまい、タイムを失ってしまいました。
しかし、クルマのセットアップを少し変えたところアンダーステアが軽減して前輪にかかる負担が少なくなったので、3本目のステージは上手く走れました。
最後のステージは路面がかなり荒れていて、今まで体験したことがないようなコンディションでした。
明日のステージに関しては、他の選手との経験差が大きいため難しいとは思いますが、ベストを尽くして走ります。

明日のステージ情報

競技最終日となる2月16日(日)のデイ3は、サービスパークを基点に、北側に広がる「リケナス」のステージを本来2回走行する予定でした。
しかし、気温の上昇や降雨による路面コンディションの悪化が予想されるため、1回目の走行がキャンセルとなり、2回目のSS18のみ行われることになりました。
最終日唯一のステージとなったSS18は、トップ5タイムを記録した選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
SSの全長は21.19km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は121.20kmとなります。

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WRC:Rd.2 スウェディッシュラリーDay3結果(SS.16)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC RC1 1h00'38.9
2 O.タナク EST Hyundai i20 WRC RC1 -00'17.2
3 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC RC1 -00'28.8
4 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'29.3
5 E.ラッピ FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'34.7
6 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'39.2
7 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC< RC1 -00'49.7
8 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -01'14.8
9 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC RC1 -01'37.4
10 J.ヒュットゥネン FIN Hyundai i20 R5 RC2 -03'39.1
11 E.リンドホルム FIN Skoda Fabia R5 RC2 -03'42.5
12 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 RC2 -03'45.0
13 O.ベイビー NOR Hyundai i20 R5 RC2 -04'00.8
14 O.ソルベルグ SWE Skoda Fabia R5 RC2 -04'10.6
15 J.クリストファーソン SWE VW Polo R5 RC2 -04'11.7
16 P.ティデマンド SWE Scoda Fabia R5 RC2 -04'15.4
    総合 42位まで確認

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2020/02/15

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2020年2月15日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第2戦 ラリー・スウェーデン デイ1
エバンスが2本のベストタイムで首位に立つ
ロバンペラは総合3位、オジエは総合4位につける

2月14日(金)、2020年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンの競技初日となるデイ1が、スウェーデンとノルウェーを舞台に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(ヤリスWRC 33号車)が首位に、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車) が総合3位に、セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(17号車)が総合4位につけました。

ラリー・スウェーデンのデイ1は、トルシュビーのサービスパークを基点に、4本計63.68kmのSSが行なわれました。
雪不足により、ラリーウイークを前に多くのステージがキャンセルとなり、走行距離は当初の予定よりも大幅に短くなりましたが、金曜日は気温がマイナスに下がったことにより路面コンディションが好転。
グラベル(未舗装路)は凍って硬化し、アイス路面も含めスタッドタイヤがしっかりと食い込む、良好な路面コンディションでの戦いになりました。

隣国ノルウェーが舞台となった1本目のSS2「ホーフ・フィンスコーグ」で、エバンスはベストタイムを記録して首位に立ち、3本目のSS4「ニッケルヴァトネット」でもベストタイムをマーク。
他の2本のSSではセカンドベストタイムを刻むなど、エバンスは1日を通して速いペースを維持し、総合2位と8.5秒差の首位でデイ1を締めくくりました。

WRカーによるWRC出場は今回が2戦目となるロバンペラは、最初の2本のSSで3番手タイムを、3本目のSSではセカンドベストタイムを記録するなど、エバンスに迫るスピードを発揮して総合2位につけました。
最後の4本目のステージではエンジンストールによりタイムを失い、総合3位に後退しましたが、総合2位のライバルとは5.8秒差と、十分に挽回可能なタイム差です。

オジエは1日を通して安定した走りを続け、ロバンペラと3.5秒差の総合4位でデイ1を走破。
3人のドライバー全員が表彰台フィニッシュ可能な、好位置につけています。

トミ・マキネン(チーム代表)

最高のスタートになりました。
エルフィンのパフォーマンスは本当に素晴らしく、飛ぶような速さでしたし、彼はクルマを快適に感じているようです。
カッレのパフォーマンスもまた素晴らしかったですが、クルマについてまだ多くのことを学んでいる段階なので、このラリー期間中にさらに速くなるでしょう。
セブもいい位置につけているので、チームにとって良い1日でした。
この後コンディションがどう変化するのか分からないので、展望を述べるのは簡単ではありませんが、ここまでのところ上手く行っています。
ステージはウインターコンディションが良く保たれており、明日も今日と同じような展開になることを期待しています。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)

ステージは通常のウインターコンディションに近く、悪くなかったと思います。
いくつかのセクションではグリップが十分にあり、走りを楽しむことができました。
自分としては決して悪くない1日だったと思いますが、チームメイトが活躍したことにより、もっと速く走れることが証明されました。
2番目という出走順が簡単ではなかったことは確かですが、われわれのスピードがやや不足していたのは、それだけが原因ではありません。もう少しだけリスクを負って、思いきり走るべきだったと思います。
物事を長期的に考えることは重要ですが、このラリーで可能な限り多くのポイントを獲得したいと考えています。
明日に向けてクルマのセットアップを少し変更し、ペースの改善に努めます。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

とても良い1日でした。
クルマのフィーリングは朝のステージから良く、路面のグリップも非常に高かったのですが、タイヤの摩耗が進んでしまいそうな気がして、どれくらいハードに攻めて良いのかを正確に見極めることは簡単ではありませんでした。
今日は、速く走ろうとしながらも、比較的スムーズなドライビングを心がけたのが良かったようです。
明日は、今日以上の走りをしたいと思いますが、コンディションがどうなるのかは誰も分からないので、いかなる状況に遭遇しても対応できるようにする必要があります。
今日は全てが上手くいったので、クルマを大きく変える必要はないと思いますが、それでも走行データをチェックして、さらなるタイムアップを目指します。

カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)

路面コンディションは皆が予想していたよりも良好で、いい1日になりました。
路面には十分なアイスと雪があり、タイヤも高いグリップ状態が長く続きました。
朝のステージはとても上手く走れましたし、スピードもあったと思います。
いくつかミスをしましたが、今は常にクルマを学んでいる段階です。
最後のステージに関してはエンジンをストールさせてしまい、タイムを大きく失ったので残念でしたが、明日は失ったタイムを取り戻したいと思います。
もし、今晩雪が降ったとしたら、路面コンディションは大きく変わるので、どうなるのか様子を見るつもりです。

明日のステージ情報

競技2日目となる2月15日(土)のデイ2は、デイ1と完全に同じステージ構成となり、サービスパークを基点にノルウェーとスウェーデンの両国で4本のSSが行なわれます。
ただし、各ステージとも2回目の走行となるため、デイ1とは路面コンディションが変わる可能性があります。
1本目のSS5「ホーフ・フィンスコーグ」と2本目のSS6「フィンスコーゲン」はノルウェーが舞台となり、スウェーデンに移動して行われる3本目のSS7「ニッケルヴァトネット」は前半、路面の多くがアイスに覆われています。
そして、4本目のSS16「トルシュビー・スプリント1」は、サービスパークのすぐ近くで行われる全長2.80kmのショートステージです。
4本のSSの合計距離は63.68km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は264.49kmとなります。

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WRC:Rd.2 スウェディッシュラリーDay2結果(SS.8)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC RC1 0h30'43.7
2 O.タナク EST Hyundai i20 WRC RC1 -00'08.5
3 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'14.3
4 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC RC1 -00'17.8
5 E.ラッピ FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'20.9
6 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'23.6
7 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC< RC1 -00'24.2
8 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'31.4
9 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC RC1 -00'49.6
10 E.リンドホルム FIN Skoda Fabia R5 RC2 -01'45.7
11 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 RC2 -01'50.4
12 J.ヒュットゥネン FIN Hyundai i20 R5 RC2 -01'53.4
13 O.ベイビー NOR Hyundai i20 R5 RC2 -01'58.8
14 P.ティデマンド SWE Scoda Fabia R5 RC2 -02'08.7
15 J.クリストファーソン SWE VW Polo R5 RC2 -02'14.3
    総合 43位まで確認

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2020/02/14

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第2戦 ラリー・スウェーデン シェイクダウン
シェイクダウン1でロバンペラが1番手タイムを記録
ヤリスWRCがトップ3を占める

2月13日(木)、2020年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンのシェイクダウンが2回に分けて行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(ヤリスWRC 69号車) がシェイクダウン1でトップタイムを、セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(17号車)が2番手タイムを、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が3番手タイムを記録。
明日から始まる森林ステージに向けて、幸先の良いスタートを切りました。

シーズン唯一のフルスノーイベントであるラリー・スウェーデンは、例年雪や氷に覆われた森林地帯のグラベル(未舗装路)ロードが舞台となります。
しかし今年の冬は暖かい日が多く、当初予定されていたステージの多くが雪不足により事前にキャンセルとなりました。

それでも、主催者は雪や氷が残るステージのコンディション維持および改善に努め、ラリーを実現に導きました。
ただし、ステージの一部区間は完全にグラベルが露出しており、雪道用のスタッドタイヤでそのような路面を走行した場合、タイヤの状態がどれくらい変化するのかを選手達は予め知る必要がありましたが、午前中のシェイクダウンステージ「スカラ」は、7.21kmの全域が凍ったグラベル路面となり、ラリー本番に向けて有効なデータ収集の機会になりました。

チームの3人のドライバーは数回の走行で実際のSSに近い距離を走り、タイヤのグリップがどう変化するのか理解に努めました。
そして、4回目の走行で新鋭ロバンペラがベストタイムを刻み、オジエが2番手タイム、エバンスが3番手タイムと、ヤリスWRCがトップ3を占めました。

本来ならば、南に約100km離れたカールスタッドの競馬場で、夜8時過ぎから2台同時スタートのスーパーSSが行われる予定でしたが、路面コンディション等を鑑み主催者はスーパーSSをキャンセル。
その代りに、特例として同ステージをシェイクダウンの2回目に設定し、大勢のファンにラリーカーの走行シーンを楽しむ機会を提供しました。
森林ステージとはコンディションが大きく異なるため、ドライバーごとにアプローチは異なり、オジエは正規のコ・ドライバーであるイングラシアの代りに、スウェーデンのカール・フィリップ王子をサイドシートに招いて走行。
それでも全体の2番手タイムを刻み、ロバンペラは3番手タイム、エバンスは5番手タイムでシェイクダウン2を終えました。

なお、開幕戦ラリー・モンテカルロに続き、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムにより出場の勝田貴元は、シェイクダウン1で6番手タイムを、シェイクダウン2
で7番手タイムを記録。
また、2017年にこのラリーでヤリスWRCに記念すべき初優勝をもたらしたヤリ-マティ・ラトバラは、今回ユホ・ハンニネンをコ・ドライバーに迎えプライベーターとしてヤリスWRCで出場。シェイクダウン1で9番手タイムを、シェイクダウン2ではトップタイムを刻みました。

カイ・リンドストローム(スポーティング ディレクター)

今回のコンディションは通常のラリー・スウェーデンとは状況が異なりますが、イベントがスムーズに行われるようにと主催者はできる限りのことをしてくれました。
今夜予定されていたカールスタッドでのスーパーSSを、シェイクダウンの2回目に変更したのは賢明な判断です。
観客の皆さんはラリーカーの走りを楽しめますし、われわれはラリー期間中に使える本数が決まっているタイヤを犠牲にする必要がなくなりました。

今回のラリーに関しては、タイヤのマネージメントが大きな鍵を握ります。
夜間に気温がマイナスに下がったため、今朝のシェイクダウンの路面は予想していたよりも良いコンディションでした。
そのため、われわれは各車3、4回走行することができ、長いグラベル区間を走るとタイヤがどう変化するのか、ドライバー達は理解することができました。
コンディションがどのように変わるのか、誰もよく分からないと思いますが、良い結果を得るためにはいくつかの区間でスマートに走り、タイヤをマネージする必要があるでしょう。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)

望んでいたような真冬のワンダーランドにはなりませんでしたが、イベントを実現するために主催者は最善を尽くしてくれました。
いくつか難しいセクションもありますが、この週末を楽しむことができれば良いと思っています。
ステージの全てがグラベル路面だったり、全てがアイス路面だったりと、路面コンディションが一定ならば、簡単に適応することができますが、コーナーごとにコンディションが変わると非常に難しくなります。
これまで、完全なグラベルステージをスタッドタイヤで走ったことはなかったので、今朝のシェイクダウンではいくつか学ぶことがありました。
1本目は注意深く走り他の選手よりもタイヤをセーブすることができましたが、大きくタイムを失ったので、週末は妥協点を見つける必要があります。
この未知なる状況に、最も上手く適応できた者がきっとラリーを制するでしょう。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

今朝のシェイクダウンは興味深い内容でした。
走り始めは非常に高いグリップが得られるのですが、ステージが進みタイヤからスタッドが抜けるにつれてグリップは低下し、特に2本目の走行ではそれが顕著でした。
少し予想が難しいラリーになりそうなので、できる限り上手くコンディションに適応し、最高の結果を得たいと思います。

今回最大の課題は、ステージのどの部分が滑りやすいのかを特定することです。
特に、スタッド抜けによるグリップが低下するであろうステージの終盤にかけて、正しく見極めなくてはなりません。
また、ペースノートに関しても新たに作成した部分が多くありますが、可能な限りの準備をしてきたので、良いラリーになることを期待しています。

カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)

朝のシェイクダウンのようなコンディションのステージを走ったのは初めてだったので、とても運転が難しく感じましたが、タイムはとても良く、またタイヤを含めた色々なことが、どう変わっていくのかを知る興味深い体験でした。
今回もっとも難しいのは、ミックスコンディションでいかにスピードをマネージするかです。スタッドがあまり抜けないようにタイヤを労って走らなければなりませんが、良いタイムを出すためにはフラットアウトする必要があります。
そのバランスをとるのが難しく、多くを学ぶことになると思いますが、それが楽しみでもあります。

明日のステージ情報

競技初日となる2月14日(金)のデイ1は、サービスパークを基点にノルウェーとスウェーデンの両国で4本のSSが行なわれます。
そのうち1本目のSS2「ホーフ・フィンスコーグ」と2本目のSS3「フィンスコーゲン」はノルウェーが舞台となる定番ステージで、フィンスコーゲンは路面に雪やアイスがまったくないグラベル区間が長く続きます。
スウェーデンに移動して行われる3本目のSS4「ニッケルヴァトネット」は新しいステージで、路面の大部分がアイスに覆われています。
そして、4本目のSS8「トルシュビー・スプリント1」は、サービスパークのすぐ近くで行われる全長2.80kmのショートステージです。
4本のSSの合計距離は63.68km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は264.49kmとなります。

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WRC:Rd.2 スウェディッシュラリーDay1結果(SS.1)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 0h01'26.1
2 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC RC1 -00'01.9
3 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'02.7
4 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'03.0
5 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'03.2
6 E.ラッピ FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'03.2
7 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC RC1 -00'03.7
8 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'03.8
9 J.クリストファーソン SWE VW Polo R5 RC2 -00'04.3
10 E.リンドホルム FIN Skoda Fabia R5 RC2 -00'04.4
11 E.ピエタリネン FIN Skoda Fabia R5 RC2 -00'04.8
12 P.ティデマンド SWE Scoda Fabia R5 RC2 -00'04.9
13 J.ヒュットゥネン FIN Hyundai i20 R5 RC2 -00'05.1
14 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 RC2 -00'05.3
15 R.ジェーツ EST Scoda Fabia R5 RC2 -00'05.9
27 O.タナク EST Hyundai i20 WRC RC1 -00'13.2
    総合 46位まで確認

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