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2020年10月

2020/10/13

WRC2:2020年シリーズ・ポイント表(Rd.6/8)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 P.ティデマンド SWE Scoda Fabia R5 105
2 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 87
3 A.フォアマウル FRA Ford Fiesta R5 66
4 O.ベイビー NOR Hyundai i20 R5 51
4 N.グリャジン RUS Hyundai i20 R5 51
6 E.ブリニルドセン NOR Ford Fiesta R5 42
7 R.イェイテス GBR Ford Fiesta R5 22

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WRC:2020年シリーズ・ポイント表(Rd.6/8)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC 111
2 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC 97
3 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC 87
4 O.タナク EST Hyundai i20 WRC 83
5 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris WRC 70
6 T.スニネン FIN Ford Fiesta R5 44
7 E.ラッピ FIN Ford Fiesta WRC 38
8 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC 26
9 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC< 25
10 S.ロウブ FRA Hyundai i20 WRC 24
11 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta WRC 16
12 P.ティデマンド SWE Scoda Fabia R5 12
13 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC 8
13 K.カゼタノビッツ POL Scoda Fabia R5 8
15 N.グリャジン RUS Hyundai 120 R5 6
15 P.ルーベ FRA Hyundai 120 WRC 6
17 J.ヒュットゥネン FIN Hyundai i20 R5 5
17 M.ブラシア BOL Citroen C3 R5 5
19 E.カミッリ FRA Citroen C3 R5 2
19 O.ソルベルグ SWE VW Polo GT R5 2
19 A.フォアマウクス FRA Ford Fiesta Mk2 2
19 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 2
23 O.ベイビー NOR Hyundai i20 R5 1


N0. Manufactures Point
1 ヒュンダイ・シェル・モビス・WRT 208
2 トヨタ・ガズー・レーシング・WRT 201
3 M-スポーツ・フォード・WRT 117
4 ヒュンダイ2Cコンペティティション 8

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2020/10/12

勝田貴元、イタリアラリー・リポート

勝田 貴元/Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2020年10月12日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラム
勝田貴元、初めてヤリスWRCで挑んだサルディニアで多くを学ぶ

TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加中の勝田貴元が、10月8日(木)から11日(日)にかけて、イタリアのサルディニア島北部で開催された、FIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦ラリー・イタリア サルディニアに、コ・ドライバーのダニエル・バリットと共にヤリスWRCで参戦しました。
勝田は難しいステージで多くの困難に見舞われながらも着実に経験を積み重ねていましたが、最終日にクラッシュを喫し、残念
ながら完走を果たすことができませんでした。

新型コロナウイルスの影響により、本来6月に開催される予定だったラリー・イタリア サルディニアは延期となり、8年ぶりに10月の開催となりました。
気温は例年よりも低く、路面コンディションも異なり、今回が4回目のサルディニア参戦となる勝田にとっても、新たなる挑戦になりました。
また、過去3回はいずれもR5カーによるWRC 2カテゴリーへの出場であり、ヤリスWRCでの出場は今回が初めてでした。

サルディニアのグラベル(未舗装路)ステージは路面が非常に滑りやすく、道幅が狭く木や岩が道のすぐ近くに迫るため、僅かなミスも許されず精度の高い運転が求められます。
非常にハイスピードな9月のラリー・エストニアでは、WRCのトップドライバーに匹敵するスピードを発揮した勝田でしたが、サルディニアのトリッキーなステージではまだ学ぶべきことが多く、競技初日デイ1の序盤は苦戦しました。
その後徐々にスピードは上がっていきましたが、SS4の低速コーナーでコースオフ。デイリタイアとなりました。

クルマを修復して再出走したデイ2では1番手スタートを担い、道の表面を覆うルーズグラベルを「掃除」しながらの難しい走行を経験しました。
その過程で確かな成長曲線を描きましたが、午後のステージではブレーキトラブルが発生。自力で修理をしながら最後まで走り抜きました。

そして迎えた最終日のデイ3は、2本目のSS14でクラッシュ。クルマにダメージを受け、残念ながら完走を果たすことができませんでした。
今大会で勝田は多くの困難な状況に直面し、良い結果を残すことはできませんでしたが、改善すべき課題が明確になるなど、意義のある1戦となりました。

勝田貴元

金曜日のSS4は狭くトリッキーな区間があり、左コーナーで少しラインを外して滑りやすいグラベルに乗ってしまい、続くきつい右コーナーでクルマを止めることができず、ワイドに膨らみ側溝に落ちてしまいました。

土曜日は出走順1番でステージを走るのがとても難しく、このようなラリーでは初めての経験でした。
路面は非常に滑りやすく、フォローするラインもなく大変でしたが、今後に向けて良い勉強の機会になりました。

日曜日はSS14の非常に道幅の狭いセクションで、少しワイドになり外側のバンクに当たってしまいました。
そして、続く左コーナーのイン側に岩か何かがあり、それにぶつかりクルマが転がってしまいました。

今回は本当に辛いラリーでしたが、この経験が自分をさらに強くしてくれる筈です。
クルマはとても速く、他のドライバーのレベルも非常に高いので、ペースノートや集中力など、改善しなければならないことはたくさんあり、全力で改善に努めたいと思います。

ヤルッコ・ミエッティネン(インストラクター)

今回のラリー・サルディニアは、WRCがいかに多様性のある競技であるかを示しました。
タカはスウェーデンで高いスピードを発揮し、エストニアでは素晴らしいドライビングを見せてくれました。
どちらのイベントも良い路面でのハイスピードなラリーです。

タカにとって、サルディニアは難しいラリーになるだろうと予想し、純粋なスピードに関しては期待値をやや下げていました。
今回の目標は、低速で荒れた道でどうヤリスWRCを走らせるか学ぶことでしたが、多くのステージを走破したことでその目標はある程度達成されました。
2度のアクシデントを経て、低速で道幅が狭いグラベルロードではまだまだ学ぶべきことが多く、また最終ステージのフィニッシュラインまで、設定した目標に従って走ることの重要性を改めて確認できたことは、収穫だったと思います。

■次回のイベント情報

勝田の次戦は、当初ベルギーで開催されるWRC第7戦「イープル・ラリー」を予定していましたが、新たにイタリアの「ラリー・モンツァ」が最終戦としてシリーズに加わったため、参戦計画の変更を検討しています。
ラリー・モンツァは、イタリア北部ミラノ近郊のモンツァ・サーキットを中心に行なわれるターマックラリーであり、昨年までは短距離のサーキットイベントとして開催されていました。

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トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2020年10月12日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第6戦 ラリー・イタリア サルディニア デイ3
オジエが激戦を戦い抜き総合3位でフィニッシュ
エバンスは総合4位で選手権首位の座を守る

10月11日(日)、2020年FIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦ラリー・イタリア サルディニアの、競技最終日デイ3がサルディニア島のアルゲーロを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 17号車)が総合3位で、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が総合4位でフィニッシュ。
エバンスはドライバー選手権首位の座を、オジエは選手権2位の座を守りました。

ラリー・イタリア サルディニアのデイ3は、サービスパークの北側エリアで2本のステ
ージを、サービスを挟むことなく各2回走行。
その合計距離は41.90kmと3日間で最短で
した。デイ2で総合2位に順位を上げたオジエは、1.5秒差の総合3位につけるライバルと
僅差のバトルを展開。
1本目のSS13ではベストタイムを記録し、差を1.7秒に拡げましたが、続くSS14で差は0.1秒に縮小。
SS15では再びベストタイムをマークし、1.7秒差に戻しました。
そして迎えた最終のパワーステージで、オジエは3番手タイムを記録。ボーナスの選手権3ポイントを獲得しました。
しかし、総合2位の座を守ることはできず、トップと6.1秒差、総合2位と僅か1秒差の、総合3位でフィニッシュしました。

デイ2で総合4位につけたエバンスは、8.5秒差に迫っていた総合5位のライバルとの差を拡げ、最終的には31.6秒差をつけて順位を守り切りました。
その結果、ドライバー選手権では首位の座を堅持。パワーステージでは4番手タイムを刻み、ボーナスの2ポイントを獲得しました。
2位オジエとの差は14ポイント差に、3位のライバルとの差は24ポイント差に縮まりましたが、それでもドライバー選手権のリーダーとして、初タイトル獲得を実現するべく残る2戦に挑みます。

トミ・マキネン(チーム代表)

とても興味深いラリー最終日でした。
もちろん、最終結果がわれわれの思い通りにならなかったことは少し残念です。
セブは今朝、首位との差を縮めようと素晴らしい仕事をしましたし、本当にエキサイティングなバトルでした。
金曜日のステージで出走順が早くタイムを失ったことが、最終結果に影響を及ぼしました。
そのことを考えると、セブもエルフィンも非常に良い仕事をしてくれましたし、ドライバー選手権でも多くのポイントを獲得したので、最後のターマック連戦に自信を持って挑むことができます。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)

非常に集中して戦い続けた週末でした。
3位という結果はここでのわれわれの真のパフォーマンスを示すものではないかもしれませんが、ラリーとはそういうものです。
今回は多くのステージで2番手スタートとなり、多くのタイムを失いまいました。
その後も常に難しい状況が続きましたが、われわれはベストを尽くして戦いましたし、自分達のパフォーマンスには失望していません。
また、十分なポイントを獲得することもできました。
ヤリスWRCにはかなり慣れ、パフォーマンスも感じています。
このようなアプローチを続けていけば、将来は明るいと確信しています。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

今日の1番の目標は、自分よりも下の順位の選手を抑え続けることでしたが、その目標
は達成できました。
パワーステージでは残念ながらあまり多くのポイントを獲得できませんでしたが、しっかりと結果を残すことはできましたし、十分なポイントを獲得することもできました。
もちろん、総合4位以上を望んではいましたが、このラリーを出走順1番手で戦うのは難しく、デイ1の最後には表彰台争いから脱落してしまいました。
その後もプッシュし続けましたが、タイム差はあまり縮まらず、最終的には総合4位が現実的であると理解しました。
次戦のターマックラリーでは、通常1番手スタートが有利なので、そうなることを期待しています。

次回のイベント情報

WRC次戦は、11月19日(木)から22日(日)にかけて開催される、第7戦「イープル・ラリー」です。
初開催は1965年と長い伝統を誇るイープルは、過去ERC(ヨーロッパ・ラリー選手権)や、IRC(インターコンチネンタル・ラリーチャレンジ)の1戦としても開催されてきましたが、WRCとしての開催は今年が初めてとなります。
路面はターマック(舗装路)ですが、側溝のある農道を走行する非常にトリッキーなラリーとして知られています。
ラリーの最終日にはWEC(世界耐久選手権)やF1世界選手権も開催されるスパ・フランコルシャン・サーキットでのステージも予定されています。
なお、本来はシリーズの最終戦として開催される予定でしたが、新たにイタリアの「ラリー・モンツァ」が12月の第1週目に追加されたため、2020年のWRCは残すところあと2戦となり、いずれもターマックでの戦いとなります。

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2020/10/11

WRC:Rd.6 イタリアラリーDay3結果(最終:SS.16)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 2h41'37.5
2 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'05.1
3 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC RC1 -00'06.1
4 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC RC1 -01'02.3
5 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -01'33.9
6 O.タナク EST Hyundai i20 WRC RC1 -02'27.5
7 P.ルーベ FRA Hyundai 120 WRC RC1 -04'43.8
8 J.ヒュットゥネン FIN Hyundai i20 R5 RC2 -08'41.7
9 K.カゼタノビッツ POL Scoda Fabia R5 RC2 -10'02.9
10 P.ティデマンド SWE Scoda Fabia R5 RC2 -10'20.9
11 M.ブラシア BOL Citroen C3 R5 RC2 -10'49.2
12 O.ベイビー NOR Hyundai i20 R5 RC2 -10'49.7
13 E.ブリニルドセン NOR Scoda Fabia R5 RC2 -11'10.6
14 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 RC2 -12'29.2
15 M.プロコプ CZE Ford Fiesta WRC RC1 -12'44.8
    総合 50位まで確認

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トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2020年10月11日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第6戦 ラリー・イタリア サルディニア デイ2
オジエが4本のベストタイムで総合2位に浮上、
エバンスは総合4位に順位を上げる

10月10日(土)、2020年FIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦ラリー・イタリア サルディニアの、競技2日デイ2がサルディニア島のアルゲーロを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 17号車)が総合2位に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が総合4位に順位を上げました。
なお、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車)は、SS8でリタイアとなりました。

ラリー・イタリア サルディニアのデイ2は、サービスパークの東側エリアで6本のステージが行なわれ、その合計距離は101.69kmと3日間で最長でした。
デイ1と同様、午前中は2本のステージを、サービスを挟むことなく2回走行。
その後40分のサービスを経て、デイ1の最後に走行した2本のステージを再走するスケジュールで競技は進みました。

デイ1で不利な先頭スタートにも関わらず総合5位につけたエバンスは、6番手で出走。
2番手スタートで総合4位につけたオジエは7番手で出走するなど、デイ2に入りようやく出走順のハンデから解放された両選手は、1日を通して本来のパフォーマンスを発揮しました。
特にオジエは全6ステージのうち4ステージでベストタイムを記録し、SS7で総合3位に、SS8で総合2位に浮上。
激しい順位争いを続けた末、総合3位のライバルと1.5秒差の、総合2位でデイ2を走破しました。
また、エバンスもSS2番手タイムを2回記録するなど安定して良いタイムを刻み、総合4位に順位を上げました。

デイ1でステアリング系の問題により総合9位に留まったロバンペラは、デイ2では出走順が2番手となり、不利な路面コンディションでの走行となりました。
オープニングステージのSS7では総合9位につけ挽回のチャンスをうかがっていましたが、SS8でコーナリングラインが膨らみ、立て続けに2本の木に激突。クルマのリヤセクションに大きなダメージを負ったため、ラリーからリタイアすることになりました。
WRカー参戦1年目のロバンペラは、ここまで開幕から5戦連続で総合5位以内に入っており、今回が今季初のリタイアとなります。

トミ・マキネン(チーム代表)

最終日に向けて、表彰台争いはとてもエキサイティングな展開になりました。
サービスで椅子に座って戦いを見ているよりも、ドライバーとして走る方が、まだ気が楽なのではないかと思います。

セブは今日、何度も素晴らしいタイムを刻んだので、明日もきっとやってくれる筈です。
また、エルフィンも昨日の出走順トップというハンデを乗り越え、良いポジションにつけています。
残念ながら、カッレはサービスでのミスにより昨日の午後は厳しい状況に陥ってしまいました。
それでも諦めずに戦い続けましたが、今日は道幅が狭いセクションでの小さなミスにより、競技を続けられなくなってしまいました。
ラリーでは往々にしてこのようなことも起きますが、彼はすごい勢いで学び、成長しています。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)

6本のステージのうち、4本のステージで最速だったので、今日はかなり満足しています。
残念ながら他の2本のステージはそれほど良くなく、少しタイムを失ってしまいました。
SS8は限界まで攻め切れず、その再走のSS10はかなりハードに攻めたのですが、ヘアピンでエンジンがストールし何秒かロスしてしまいました。
それでも、全体的にはポジティブな1日でした。
明日は2位争いをしながら、トップの選手にプレッシャーをかけ続けるつもりです。
このようなトリッキーなステージでは、最後まで何が起きるか分かりません。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

朝のループステージは全体的に悪くなく、大部分で良い走りをできました。
ただし、SS9ではスムースに走ることを意識しすぎて少し慎重になってしまい、ハードに攻め切れずタイムを失いました。
そこで、午後の最初のステージでは、もう少し攻めてみたのですが、遅くなってしまったので、最後のステージはクリーンな走りに徹しました。
明日は、とにかく4位を守ることが重要です。
残されたステージは短く、自分より上の順位のライバルを捕えることは現実的ではありませんが、それでも最後まで戦い続けなくてはなりません。

カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)

2本目のステージの終盤、道幅が狭いセクションでコーナーイン側の障害物を避けようとしたところ、コーナリングラインが少しワイドになってしまいました。
まず外側の木にぶつかり、その衝撃で2本目の木にも当たってしまいました。
クルマのダメージは大きく、明日は再出走することができません。
今回は、シェイクダウンの時から明らかに自分達の週末ではなく、良くない流れでした。
昨日のトラブルは自分達の過ちによるものではありませんが、今日は自分のミスです。
残念ながら、非常に困難な週末になってしまいました。

明日のステージ情報

競技最終日となる11日(日)のデイ3は、サービスパークの北側エリアで2本のSSを各2回走行します。
そのうち、美しい海岸沿いを走行するSS14/16「サッサリ-アルジェンティエラ」は今大会最短となる全長6.89kmのステージで、最終SSとなる2本目のSS16は、 トップ5タイムを記録した選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
4本のSSの合計距離は41.90km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は185.79kmとなっています。

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WRC:Rd.6 イタリアラリーDay2結果(SS.12)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 2h14'35.5
2 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC RC1 -00'27.4
3 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'28.9
4 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'58.4
5 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -01'06.9
6 O.タナク EST Hyundai i20 WRC RC1 -02'25.3
7 P.ルーベ FRA Hyundai 120 WRC RC1 -03'37.0
8 J.ヒュットゥネン FIN Hyundai i20 R5 RC2 -06'58.7
9 K.カゼタノビッツ POL Scoda Fabia R5 RC2 -07'09.2
10 P.ティデマンド SWE Scoda Fabia R5 RC2 -07'48.1
11 E.ブリニルドセン NOR Scoda Fabia R5 RC2 -08'52.0
12 O.ベイビー NOR Hyundai i20 R5 RC2 -08'52.4
13 M.ブラシア BOL Citroen C3 R5 RC2 -08'56.3
14 U.スカンドーラ ITA Hyundai i20 R5 RC2 -10'08.4
15 M.プロコプ CZE Ford Fiesta WRC RC1 -10'20.3
32 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC RC1 -33'38.7
    総合 55位まで確認

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2020/10/10

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2020年10月10日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第6戦 ラリー・イタリア サルディニア デイ1
出走順の不利を乗り越えオジエが総合4位、
エバンスが総合5位につける

10月9日(金)、2020年FIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦ラリー・イタリア サルディニアの、競技初日デイ1がサルディニア島のアルゲーロを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 17号車)が総合4位に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が総合5位に、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車)が総合9位につけました。

ラリー・イタリア サルディニアは、当初6月に開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、8年ぶりに10月の開催となりました。
ラリーの中心となるサービスパークは、引き続き島北部のアルゲーロに置かれ、8日(木)の午後には最初の走行セッションとなるシェイクダウンが行なわれました。

競技は金曜日の早朝から始まり、サービスパークの東側エリアでデイ1として6本のステージを走行。
その合計距離は95.25km、リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は514.33kmでした。
午前中のセクションは、2本のステージをサービスを挟むことなく各2回走行。
早朝、サービスを出た時点で装着および搭載していたタイヤのみで、4本のステージを走らなくてはなりませんでした。

前戦ラリー・トルコで今季2勝目を飾り、ドライバー選手権首位に復帰したエバンスは
、金曜日の6本のステージを全て1 番手でスタート。
サルディニアのグラベル(未舗装路)ステージは、道の表面が滑りやすい「ルーズグラベル」で覆われているため、出走順が早いドライバーはルーズグラベルを「掃除」しながらの走行となり、出走順1番手のエバンス、2番手のオジエはライバルよりも不利な路面コンディションでの戦いとなりました。

しかし、SS3ではエバンスがベストタイムを、オジエが2番手タイムを記録するなど健闘。
午前中の4ステージが終了した時点で、オジエは首位と18.6秒差の総合3位に、エバンスは24.7秒差の総合4位につけました。
しかし、午後の2本のステージは午前中よりもさらにルーズグラベルが多い不利な走行条件となり、オジエとエバンスはひとつ順位を下げてデイ1を終えました。

ただし、総合4位のオジエと、総合3位のライバルとの差は0.8秒と僅かで、出走順が後方となるデイ2での挽回は十分可能な位置につけています。
なお、午前中のステージが終了した時点で総合6位につけていたロバンペラは、ステアリング系に問題を抱えた状態で午後の2本のステージを走行。
タイムを大きく失い、総合9位でデイ1を走り抜きました。

トミ・マキネン(チーム代表)

楽な1日ではありませんでした。
午前中は非常に好調で、良い順位につけていました。
しかし、1日の最後の2本は出走順が1、2番手のわれわれのドライバーにとって非常に厳しいステージでした。
競技が始まる前に路面がかなり乾いてしまったのは、大きなハンデでした。
残念なことに、今日は1日を通して出走順が変わらず、3人のフルタイムドライバー全員が選手権で好調なわれわれにとっては、非常に厳しく不利な状況でした。
しかし、それはどうにもならないことなので、戦い続けるしかありません。

明日は何台かのクルマがエルフィンとセブよりも前に走るので、状況は良くなると思います。
ただし、カッレはより困難なスタート順になってしまいます。
今日、彼のクルマに何が起きたのかをしっかりと調査するつもりです。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)

今朝は良いスタートでした。
われわれは皆、この非常に難しく狭いステージを少し警戒していたのですが、幸いにも良いタイムで走ることができました。
午前中は総合3位につけていましたし、自分よりも上のふたりはスタート順が良く大きなアドバンテージを得ていたことを考えると、朝は悪くないループステージでした。
しかし、午後は予想していたようにとても厳しく、全力を尽くして走ったのですが、タイムをかなり失ってしまいました。

明日は出走順が良くなるので、今日よりは良い結果を望めます。
グリップが向上することを期待し、良いタイムを出せるように頑張りたいと思います。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

午前中はかなり良かったと思います。
最初のステージはとても滑りやすかったのですが、2回目に走行した時は驚くほどグリップが上がっていて、良い走りができました。
2本目のステージは少しルーズグラベルが多かったのですが、全体的に問題なく走ることができ、それほどタイムを失いませんでした。
しかし、午後のステージはレッキを行なった時よりも路面がかなり乾いていて、予想以上に滑りやすく苦戦しました。
今日は簡単な1日ではありませんでしたが、明日は出走順が今日よりも良くなるので、自分の周りにいるライバルと戦えることを期待しています。

カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)

今朝はミディアムを3本、ハードを2本という、正しくないタイヤ選択をしてしまいました。
ここでの経験がないためタイヤがどれくらい摩耗するのか分からず、ハードタイヤを1本装着したまま走り続けるのはとても難しく、結局ハードタイヤは不要だったように思います。
午後はクルマのセッティングを少し変え、フィーリングを改善しようと試みたのですが、SS5のスタートでステアリング系に問題が起こってしまい、クルマをサービスに戻すため最後の2本のステージをゆっくり走る必要がありました。
明日は出走順が早くなるので、難しい1日になると覚悟しています。

明日のステージ情報

競技2日目となる10日(土)のデイ2は、サービスパークの東側エリアで6本のSSが行なわれます。デイ1と同様、午前中は2本のステージをサービスを挟むことなく各2回走行。
そのうちSS7/9「モンテ・レルノ」は、有名な「ミッキーズ・ジャンプ」を含む、今大会最長22.08kmのステージです。
その後40分のサービスを経て、デイ1の午後に走行した2本のステージを再走。
6本のSSの合計距離は101.69km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は499.03kmとなっています。

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WRC:Rd.6 イタリアラリーDay1結果(SS.6)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 1h12'40.9
2 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -00'17.4
3 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'35.2
4 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC RC1 -00'36.0
5 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'51.9
6 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -01'07.1
7 P.ルーベ FRA Hyundai 120 WRC RC1 -01'33.5
8 O.タナク EST Hyundai i20 WRC RC1 -01'53.7
9 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -02'32.3
10 O.ソルベルグ SWE Skoda Fabia R5 RC2 -03'01.2
11 Y.ロッセル FRA Citroen DS3 R5 RC2 -03'07.6
12 N.シアミン FRA Citroen C3 R5 RC2 -03'24.6
13 J.ヒュットゥネン FIN Hyundai i20 R5 RC2 -03'32.1
14 K.カゼタノビッツ POL Scoda Fabia R5 RC2 -03'44.6
15 P.ティデマンド SWE Scoda Fabia R5 RC2 -03'49.9
48 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC RC1 -30'52.0
    総合 61位まで確認

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