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2020/12/05

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

WRC 第7戦 ラリー・モンツァ デイ2
豪雨に見舞われたモンツァ・サーキット内のステージで
オジエが総合3位、エバンスが総合4位につける

12月4日(金)、2020年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・モンツァの競技2日目デイ2が、イタリアのミラノ近郊モンツァ・サーキット内で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 17号車)が総合3位に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が総合4位に、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車) が総合6位につけ、ヤリスWRCは全車が困難な1日を走り切りました。

デイ2のステージは全てモンツァ・サーキットの敷地内で行なわれ、全長13.43kmと16.22kmのステージを各2回走行した後、10.31kmのステージを1本走行する、全5ステージ計69.61kmで競われました。
ステージはレーシングコース、いにしえのオーバルコース、幅の狭い施設道路、グラベルロード(未舗装路)と、様々な道が組み合わされ、1日を通して降り続いた雨によって路面は非常に滑りやすい状態でした。
降雪こそありませんでしたが、雪道用に用意されたスタッドレスのスノータイヤが、ウェットタイヤ以上のグリップ力を発揮し、それを装着したエバンスがSS4で、オジエがSS5でベストタイムを記録しました。

なお、SS5ではロバンペラが2番手タイムを、エバンスが3番手タイムを、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムにより出場の勝田貴元が4番手タイムを刻むなど、ヤリスWRCがトップ4を占めました。
勝田は木曜日のSS1でコースアウトを喫しデイリタイアとなりましたが、デイ2で再出走。
1日の最後のSS6では、ベストタイムの選手と僅か0.2秒差の2番手タイムを刻むなど、難易度の高いナイトステージで速さを示しました。

トミ・マキネン (チーム代表)

今日は非常にトリッキーな1日で、このような難しいコンディションでは多くのことが起こるだろうと身構えていました。
しかし、われわれのドライバーは全員が本当にいい仕事をしてくれました。
大きなミスをしなかった事が特に重要で、3人のドライバー全員が戦いを続けています。
とはいえ、まだまだ先は長いですし、特に明日は山道での戦いになるので、タイトルは日曜日最後のパワーステージまで決まらないでしょう。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)

波乱の1日でした。
走りのペースは良かったのですが、いくつか小さなミスをしたり問題が起きたりして、少しタイムをロスしてしまいました。
それでも、何よりも重要なのは今現在優勝争いをしていることです。
明日、山間部のトリッキーなコンディションでの戦いになれば、ライバルとの差を縮めることができるかもしれません。
もし、路面が新雪で覆われていたら、自分達の出走順はきっと有利に働くでしょう。
どうなるのか、楽しみです。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

全体的には悪くない1日だったと思います。
ミスはせず、タイムロスもしませんでした。
確かに目を見張るような速さではなかったかもしれませんが、今日のような難しいコンディションにおいては、速く走る事とミスをしないことのバランスが何よりも重要だったと思います。
同じステージを2回目に走った時は、轍(わだち)の中に水がたくさん溜まっていて本当にトリッキーでした。
明日は、今日とまた違う非常に難しい1日になりそうです。
ステージは今日までウインターコンディションでしたが、路面は刻一刻変化していると思いますので、明日の朝起きて状況を確認しなくてはなりません。

カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)

大きなリスクを冒さずに走る事が今日の目標でしたが、基本的にはミスなく1日を走ることができました。
今朝2本目のステージだけはタイムを大きく失いましたが、それ以外はとても良かったと思います。
ステージには溜まり水が多く、本当にトリッキーでした。
午後はさらに難しいコンディションになっていきましたが、他の多くの選手と同じようにスノータイヤを履いて走ったところ、それがとても良く機能しました。
明日は非常に難しいコンディションになりそうなので、朝起きて状況を見た上で、タイヤ戦略を決めることになるでしょう。

明日のステージ情報

競技3日目となる5日(土)のデイ3はモンツァ・サーキットを離れ、ロンバルディア地方の山岳路が戦いの舞台となります。
ステージは全てクローズされた一般道で、3本のステージをモンツァ・サーキットでのサービスを挟んで各2回走行。
標高が高いエリアでは降雪の可能性もあります。
6本のステージを走行後はサーキットに戻り、夕方5時半過ぎからデイ2の最後に走った全長10.31kmの「ピーゼロ・グランプリ」を再び走行します。
7本のSSの合計距離は126.95kmと4日間で最長。
リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は385.96kmとなっています。

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