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2021/06/27

トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2021年6月27日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第6戦 サファリ・ラリー・ケニア デイ3
突然の降雨を切り抜けたオジエが総合3位に浮上
WRCチャレンジプログラムの勝田は総合2位を守る

6月26日(土)、2021年FIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦サファリ・ラリー・ケニアの競技3日目、デイ3がナイバシャ湖近くのサービスパークを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 1号車)が、総合3位に順位を上げました。
前日のデイリタイアを経て再出走したカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (69号車)は総合7位で、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)は総合12位でラリー最長の1日を走破。
また、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムによりヤリスWRCで出場の勝田貴元
は、総合2位の座を守りました。

サファリ・ラリー・ケニアの競技3日目は、サービスパークの北側にあるエルメンテイタ湖の周辺で、3本のステージを各2回走行。
6本のステージの合計距離は132.08kmと、4日間で最長でした。
サービスパークの周辺は早朝12度前後と冷え込みましたが、日中は30度近くまで上昇。
路面は、最終ステージが始まるまではドライコンディションでしたが、最終ステージの途中から一部で強い雨が降り始め、それが各選手のタイムに大きな影響を及ぼしました。

デイ2でのクルマの技術的な問題により2分以上の遅れをとりながらも、総合4位につけたオジエは、デイ3で3本のベストタイムと2本のセカンドベストタイムを記録するなど、1日を通して好調を維持。
デイ3最後のSS13では、途中から前が見えなくなるほどの強い雨が降り始め、濡れてぬかるみ、滑りやすくなった路面でペースダウンを余儀なくされましたが、それでも5番手タイムを記録。
オジエの後からスタートしたライバルが雨の影響で大きく遅れたこともあり、デイ2よりも順位をひとつ上げ、総合2位の勝田と18.1秒差の総合3位で1日を終えました。

デイ2最後のステージでスタックによりデイリタイアとなったロバンペラは、再出走を果たしポイント圏内の総合7位を維持。
同じくデイリタイアから再出走したエバンスは、総合19位から12位まで順位を挽回しました。

ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)

今日のパフォーマンスにはとても満足しています。
ドライバー全員がいい仕事をしてくれましたし、クルマも1日を通して何も問題ありませんでした。
最終ステージでは雨が降り、それがタイムに及ぼした影響はドライバーごとに大きく違いましたが、そのおかげもあってセブは総合3位に順位を上げました。
しかし、それがサファリなのです。
どんなことも起こり得るので、ステージの路面コンディションが今日以上に厳しくなるであろう明日の最終日には、引き続き集中して臨まなければなりません。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 1号車)

ポジティブな1日でした。
いいペースで走ってライバルにプレッシャーをかけ続けるなど、自分たちにできることは全てやったので、ポディウム圏内まで順位を挽回することができて良かったです。
最後のステージでは、あれほど強く雨が降るとは予想していませんでした。
5km程度走ったところで、ものすごい勢いで雨が降り始めました。
路面が濡れると非常に滑りやすくなることは分かっていましたが、実際その通りでした。
まるで氷の上を走っているかのようなセクションもあったので、道の上に踏みとどまることができて良かったですし、順位を上げることもできました。
明日はまだ荒れたセクションが残っているので、戦いは最後まで続きます。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

今日、再出走してこのラリーのステージの経験を増やすことができたのは良かったです。
目の前の道がどうなっているのかを読むのが難しい場所もあったので、ペースノートの仕上がりがとても重要でした。
午後になっても、午前中の1回目の走行から路面がそれほど悪くなっていなかったのは、昨日の状況からすると驚きでした。
しかし、私たちが1番重視したのは、クルマにダメージを与えず、明日に向けて良い状態を保つことでした。
明日のステージは非常に厳しく、ステージごとにキャラクターが大きく異なります。
もちろん、パワーステージではいい結果を狙いたいと思いますので、どうなるか様子を見たいと思います。

カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)

自分たちが頑張って走るだけでは順位を上げることが難しい状況だったので、とにかくトラブルを避けて、前で何かが起きるのを待つのが、今日の計画でした。
今日のステージは路面がそれほどソフトではなかったので、ドライビングを楽しむことができましたし、大きなリスクを冒すことなくペースを維持することもできました。
明日はまた、金曜日のようにかなりソフトな路面での戦いになりそうなので、どれくらいコンディションが荒れるのか、パワーステージで何ができるのかなど、気になるところですが、総合順位のことも考えなくてはなりません。

明日のステージ情報

競技最終日となる6月27日(日)のデイ4は、ナイバシャ湖の周辺で、5本のステージを日中のサービスなく走行します。
そのうち、SS15の再走ステージとなる、最終のSS18「ヘルズゲート2」は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーにボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
5本のステージの合計距離は53.49kmと4日間で最短。
リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は238.57kmとなります。

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