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2021/07/17

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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2021年7月17日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第7戦ラリー・エストニア デイ2
6本のSSベストタイムを記録したロバンペラが首位を快走
オジエは総合4位に、エバンスは総合5位につける

7月16日(金)、2021年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・エストニアの競技2日目、デイ2がタルトゥのサービスパークを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (ヤリスWRC 69号車)が首位を堅持。
セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(1号車)は総合4位に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)は総合5位につけました。

前日の夜、スーパーSSで開幕したラリー・エストニアは、金曜日の朝から本格的な戦いがスタート。
4本のグラベル(未舗装路)ステージを各2回走行し、その合計距離は128.24kmでした。
タルトゥ周辺は日中気温が30度前後に上昇し、ステージは概ねドライコンディションでしたが、午後は一時的に降雨がありました。

木曜日のスーパーSSで首位に立ったロバンペラは、デイ2でも好調を維持。
オープニングのSS2は3番手タイムで総合3位に後退しましたが、続くSS3でベストタイムを記録して順位をひとつ上げ、SS4でもベストタイムを刻み首位に浮上。
最終的には1日に6本のベストタイムを記録し、総合2位のライバルとの差を8.5秒に拡げて1日を終えました。

ステージの出走順が1番手のオジエと、2番手のエバンスは、道の表面を覆う「ルーズグラベル」を掃き飛ばしながらの走行となり、出走順が後方のライバルよりも不利な路面コンディションで1日を走りました。
それでも、オジエは滑りやすい路面でベストな走りを続け、一時は総合3位まで順位を上げました。
最終的には総合4位でデイ2を終えましたが、総合3位のライバルとの差は6秒と、表彰台に近い位置にいます。

また、エバンスは午前中のSS3でジャンクションを曲がり切れず大幅にタイムを失いましたが、それでもオジエと15.7秒差の総合5位につけています。

TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの勝田貴元は、SS4終了時点で総合3位につけていました。
しかし、大きなジャンプが多くあったSS4で、着地の際にコ・ドライバーのダニエル・バリットが首に痛みを感じたため、大事をとりリエゾン(移動区間)で競技を中止。
バリットはその後病院で検査を受け、骨折等の怪我はないと診断されましたが、安静にすることをアドバイスされたため、勝田とバリットは今大会からのリタイアを決断しました。

ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)

チームにとって非常に良い一日でした。
このラリーはカッレにとっては第2のホームイベントのようなもので、きっと速いだろうと予想してはいましたが、今日はそれ以上の活躍でした。
ここまでのところ、プレッシャーをはねのけ非常に落ち着いた走りをしていますし、最近は厳しい戦いが続いていただけに、カッレの活躍を見ることができてうれしいです。
気温が高くなり路面にはルーズグラベルが多くありましたが、セブは出走順がトップだったにも関わらず素晴らしいパフォーマンスを発揮しました。

また、エルフィンは午前中に少しタイムを失いましたが、セブからそれほど離れていません。
貴元とダンが早々にラリーをリタイアすることになってしまったのは残念ですが、最も重要なのはダンが無事だということです。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 1号車)

今日の自分の走りには非常に満足しています。
常に限界で走り続けましたがミスはなく、クルマもいいフィーリングでした。
これ以上は無理だと思えるほどいい1日でした。
路面はルーズグラベルが多かったので、表彰台まで僅か6秒という状況はとてもうれしいですし、1日を楽しむことができました。
しかし、明日もまた同じようなリズムで走らなければなりません。
新しいステージはキャラクターが少し異なり難しそうなので、簡単には行かないと思いますが、出走順は今日よりもかなり良くなるので、どうなるのか楽しみです。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

今日は自分が望んでいたような1日ではありませんでした。
今朝の2本目のステージでは
不要なミスにより、かなりタイムを失ってしまいましたが、このラリーでそれは許されないことです。
それ以外については比較的順調でしたが、心から満足することはできませんでした。
クルマには十分な速さがありますが、それをまだフルに引き出すことができていません。
今晩はクルマに少し調整を加えて自信を取り戻し、明日は期待を持って新たなるチャレンジに臨みたいと思います。

カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)

今日は本当にいい1日でした。
とにかくハードにプッシュし続け、常に限界ギリギリの走りでした。
朝の最初のステージは少し慎重にスタートしましたが、その後は感覚を研ぎ澄まし、速く走り続けようとしました。
とてもいい戦いができたと思いますし、楽しむこともできました。
ライバルとのタイム差はまだ非常に小さく、明日も激しい戦いが続くと思います。
フィーリングは全体的にいいのですが、ステージの2回目の走行では、今日の午後よりもグリップレベルを高められるように、セットアップを少し見直したいと思います。

明日のステージ情報

競技3日目となる7月17日(土)のデイ3は、今年新たに設けられた4本のステージを、日中のサービスを挟んで各2回走行。
1日の最後には、木曜日のオープニングステージでも走ったスーパーSSを走行します。
9本のSSの合計距離は132.18kmと4日間で最長。
リエゾンも含めた1日の総走行距離は561.31kmとなっています。

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