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2021年9月

2021/09/13

トヨタ・チーム 第4日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2021年9月13日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第9戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ デイ4
20歳のロバンペラが今シーズン2勝目を飾る
総合3位のオジエはドライバー選手権のリードを拡大

9月12日(日)、2021年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦アクロポリス・ラリー・ギリシャの競技最終日デイ4が、ラミアのサービスパークを起点に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (ヤリスWRC 69号車)が優勝、今シーズン2勝目を飾りました。
セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(1号車)は、総合3位でフィニッシュしてドライバー選手権首位の座を守り、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)は総合6位で完走。
また、チームはマニュファクチャラー選手権におけるリードをさらに拡げました。

アクロポリス・ラリー・ギリシャのデイ4は、サービスパークを起点に、日中のサービスなく3本合計69.25kmのステージが行なわれました。
最終日のオープニングステージ、SS13「タルザン1」は降雨により一部セクションが湿り、ぬかるんだ区間もある難しいコンディションとなりました。
前日のデイ3で総合2位のライバルに30.8秒のリードを築いた首位ロバンペラは、SS13でそのライバルに14.1秒という大差をつけるベストタイムを記録。
リードを一気に44.9秒に拡げました。
続く今大会最長となる33.20kmのロングステージ、SS14「ピルゴス」も一部にぬかるんだ区間があり、ロバンペラはややペースを抑えて走りましたが、ボーナスの選手権ポイントがかかる最終のパワーステージ、SS15「タルザン2」では今大会8本目となるベストタイムをマーク。
WRC初優勝を飾った第7戦ラリー・エストニア以来となる今シーズン2勝目をあげ、パワーステージ優勝によるボーナスの5ポイントも獲得しました。

総合2位のライバルと9.4秒差の総合3位でデイ4をスタートしたオジエは、最終日もドライバー選手権を最優先したクレバーな走りを続け、3本のステージをいずれも3番手タイムで走行。総合3位でフィニッシュし、パワーステージで3番手タイムを記録したことでボーナスの3ポイントも獲得。
ドライバー選手権トップの座を守り、リードをさらに拡げました。
また、デイ2でのトラブルによる大きな遅れを着実に挽回していったエバンスは、最終的に総合6位まで順位を上げ完走。
パワーステージでは2番手タイムを刻み、ボーナスの4ポイントを獲得しました。
その結果、選手権首位オジエとの差は44ポイントに拡がりましたが、同ポイントで並んでいたライバルに対しては6ポイントのリードを築き、単独2位となりました。

また、ロバンベラはドライバー選手権4位を守り、3位のライバルとの差を1ポイントに、2位エバンスとの差を7ポイントに縮めました。
なお、チームは今シーズン5回目のダブルポディウム獲得と、ロバンペラとエバンスによってもたらされたパワーステージのボーナスポイントにより、マニュファクチャラー選手権におけるリードを57ポイントに拡大しました。

豊田 章男 (チームオーナー)

カッレ、ヨンネ、SS3以降、ずっとトップを走り続けての優勝、とても頼もしい走りでした!
パワーステージも素晴らしい走り!
ヤリ-マティの最年少記録を塗り替えたエストニアでの初優勝、次戦ベルギーでの3位表彰台、そして今回のギリシャでの2勝目。
頼もしいドライバーになってくれたこと本当にうれしく思います。
早くもお父さんを超える2勝目、おめでとう!
今回の勝利は、もちろん日々学びながら進化し続けているカッレのドライビングにも感謝ですが、彼を支えるチームのみんなにも感謝したいと思います。
今シーズンは感染防止のため、エンジニアの一部はフィンランドに残り、遠隔で現地をサポートしています。
遠隔サポートのやり方も改善を続け、今回は遠隔のデータエンジニアたちが、カッレの車両からいち早く不具合を見つけ出してくれて、大事に至らずに走り続けられたそうです。
カッレの勝利をサポートしたみんな、今回の勝利をありがとう!

セブの3位表彰台も、ドライバーズタイトルに向け大切なポイントです。
ダブルポディウムをありがとう。
車両トラブルにより、エルフィンには思ったとおりの走りをさせてあげられませんでした。
申し訳なく思います。
原因を究明し、改善していきたいと思います。

次戦は我々のホームタウンを走るラリーフィンランドです。
フィンランドではセブ、エルフィン、カッレ、貴元、みんなの笑顔を見たいと思います。
ヤリ-マティをはじめチームのみんな、よろしくお願いします。

ファンの皆さまも引き続き、応援いただければ嬉しく思います。よろしくお願いします。
追伸
貴元は今回走れない週末になってしまいました。
楽しみにしていた日本での戦いも中止になってしまい、残念なことが続いています。
しかし次戦は地元フィンランド、しっかり気持ちを切り替えて、次こそ思いっきり走ってきて欲しいと思います。
今週末、日本では”もう一人の勝田選手”が貴元の残念な気持ちも背負って、頑張って走ってくれました。
今週は”日本の勝田選手”に「おめでとう」を送ります。
次回は日本で走る勝田選手、フィンランドで走る勝田選手、両方におめでとうが言えるようになることを祈っています。

ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)

正直なところ、今週末は優勝を期待していませんでした。
全てのドライバーがスタート直後からパフォーマンスを発揮してくれたことにとても満足しています。
特にカッレは驚くような速さでしたし、週末を通してとても冷静で、成熟した戦いをする姿を見てうれしく思いました。
セバスチャンは今回も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれましたし、チャンピオンらしい走りで、彼自身とチームのチャンピオンシップのためにポイントを獲得してくれました。
エルフィンは、残念ながらラリー序盤でトラブルに見舞われましたが、そこから挽回し、パワーステージでは見事な走りを見せてくれました。
頑張って戦ってくれたチームの全選手を誇りに思います。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 1号車)

われわれにとってはとても良い結果になりました。
今週末の目標は選手権のリードを維持することでしたが、それを達成することができ、非常にポジティブな結果になりました。
自分ではとてもクレバーにラリーを戦うことができたと思います。
全体的に、ステージはかなり難しいコンディションでした。
カッレと同じようなペースで走ることはできませんでしたが、彼は飛ぶように速く、他のドライバーとはレベルが違いました。
優勝にふさわしい走りをしたカッレを祝福したいと思います。
金曜日を終えてタイトル争いについて考えた時、このラリーで勝つために大きなリスクを冒すべきではないと思ったので、総合3位という結果にはとても満足しています。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

今回は自分達の週末ではありませんでしたが、ラリーではこのようなことも起こるものですし、このチームで金曜日のような問題が発生するのは非常に稀なことです。
クルマのフィーリングは、全体的にとても良かったと思います。
最終的に総合6位を獲得できたのは、今朝他の選手のクルマに問題が起きたためで、ちょっとしたギフトのようなものです。
最後のパワーステージの走りは完璧ではなかったかもしれませんが、それでもボーナスの4ポイントを獲得できましたし、少なくともこの週末をプラスで終えることができて良かったです。

カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)

ギリシャで勝つことができて素晴らしい気分です。
正直なところ、本当に大変なラリーでした。
多くのステージをレッキで走り、夜は毎晩のように映像を見直すなど非常に長い週末だったので、このような結果でフィニッシュできて本当にうれしいです。
金曜日の段階で既にクルマの調子は良かったのですが、タイプが異なる土曜日のステージのためにセットアップを変更したところ、クルマはさらに良くなりました。
本当にいいフィーリングだったので、思いきり運転を楽しむことができました。
また、チームのみんなが素晴らしい仕事をしてくれたお陰で、クルマはトラブルフリーでした。
本当に感謝しています。
次のフィンランドでも、今回と同じようなスピードで走れることを期待しています。

次回のイベント情報

WRC次戦は、10月1日から3日にかけてフィンランドのユバスキュラを中心に開催される「ラリー・フィンランド」です。
WRCを代表するハイスピード・グラベル(未舗装路)ラリーであるフィンランドは、昨年は新型コロナウイルスの影響により中止されたため、2年ぶりの開催となりますが、開催時期は従来の夏から秋に移りました。
TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、チームにとってのホームイベントで2017年から2019年にかけて三連勝を飾っており、ヤリスWRCにとってはもっとも得意とするラリーのひとつです。

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2021/09/12

WRC2:2021年シリーズ・ポイント表(Rd.9/12)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia Rally2 126
2 M-W.ブラシア BOL Skoda Fabia rally2 104
3 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 96
4 N.グリャジン RUS VW Polo GTI R5 67
5 J.ヒュットゥネン FIN Hyundai i20 R5 60
6 E.ラッピ FIN VW Polo GTI R5 59
7 A.フォアマウクス FRA Ford Fiesta Rally2 48
8 T.スニネン FIN Ford Fiesta Mk2 41
9 E.ブラゾッリ ITA Skoda Fabia Rally2 31
10 M.プロコプ CZE Ford Fiesta WRC 28
11 E.カミッリ FRA Citroen C3 Rally2 24
12 S.ジョンストン USA Citroen C3 Rally2 17
13 T.クリステンセン NOR Ford Fiesta R5 13
14 O.ベイビー NOR Hyundai i20 R5 13
15 E.ブリニルドセン NOR Scoda Fabia R5 12
16 G.リンナマエ EST VW Polo GTI R5 12
17 O.ソルベルグ SWE Hundai i20 R5 10

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WRC:2021年シリーズ・ポイント表(Rd.9/12)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC 180
2 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC 134
3 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris WRC 129
4 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC 128
5 O.タナク EST Hyundai i20 WRC 106
6 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC 66
7 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC< 60
8 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta WRC 44
9 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC 43
10 A.フォアマウクス FRA Ford Fiesta Rally2 38
11 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC 17
12 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 13
13 Y.ロッセル FRA Citroen S3 Rally2 12
14 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia Rally2 12
15 J.ヒュットゥネン FIN Hyundai i20 R5 10
16 E.ラッピ FIN VW Polo GTI R5 7
17 O.ソルベルグ SWE Hundai i20 WRC 6
18 O.ライ KEN VW Polo GTI R5 6
19 J-P.ルーベ FRA Hyundai 120 WRC 6
20 P.ロペス ESP Skoda Fabia R5 4
21 K.パテル KEN Ford Fiesta 4
22 A-ルクヤンユク EST Skoda Fabia R5 4
23 P.クラッコ BEL Skoda Fabia R5 4
24 J.ソランズ ESP Citroen DS3 R5 2
25 C.トゥンド KEN VW Polo GTI R5 2
26 F.クレイム GER VW Polo GTI R5 2
27 M-W.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 2
27 E.カミッリ FRA Citroen C3 Rally2 1
28 N.グリャジン RUS VW Polo GTI R5 1
30 V.フェルシューレン BEL VW Polo GTI R5 1


N0. Manufactures Point
1 トヨタ・ガズー・レーシング・WRT 397
2 ヒュンダイ・シェル・モビス・WRT 340
3 M-スポーツ・フォード・WRT 153
4 ヒュンダイ2Cコンペティティション 44

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WRC:Rd.9 アクロポリスラリーDay4結果(最終:SS.15)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 3h19'49.8
2 O.タナク EST Hyundai i20 WRC RC1 -00'35.0
3 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC RC1 -01'07.4
4 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -02'47.9
5 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -05'17.7
6 A.フォアマウクス FRA Ford Fiesta WRC RC1 -06'40.7
7 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC RC1 -06'41.5
8 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia Rally2 RC2 -08'30.4
9 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -08'35.4
10 M-W.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 RC2 -08'50.6
11 Y.ロッセル FRA Citroen S3 Rally2 RC2 -10'12.1
12 K.カゼタノビッツ POL Scoda Fabia R5 RC2 -10'55.2
13 C.イングラム GBR Skoda Fabia R5 RC2 -11'09.7
14 N.グリャジン RUS Ford Fiesta R5 RC2 -13'04.1
15 E.リンドホルム FIN Skoda Fabia R5 RC2 -13'20.6
16 G.リンナマエ EST Scoda Fabia R5 RC2 -14'24.2
17 M.プロコプ CZE Ford Fiesta R5 RC2 -17'19.0

    総合 43位まで確認

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トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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2021年9月12日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第9戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ デイ3
首位ロバンペラが4本のベストタイムでリードを拡大
オジエはクレバーな走りで総合3位の座を守る

9月11日(土)、2021年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦アクロポリス・ラリー・ギリシャの競技3日目デイ3が、ラミアのサービスパークを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (ヤリスWRC 69号車)が首位の座を守り、リードをさらに拡大。
セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(1号車)は総合3位を堅守しました。
また、前日トラブルで遅れたエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)は、総合7位まで順位を挽回しました。

アクロポリス・ラリー・ギリシャの競技3日目は、サービスパークを中心に6本のステージを走行。
その合計距離は132.56kmと、4日間で最長の1日でした。
ラミア周辺では週の前半に雨が降り続け、グラベル(未舗装路)のステージは全体的に湿り、多くの区間がぬかるんだ状態になりました。
その後天気は回復し、路面は日に日に乾いていきましたが、青空の下でデイ3が始まってもなお、いくつかのセクションは湿っており、ぬかるんでいる場所も多くありました。

デイ2で2本のベストタイムを記録し首位に立った20歳のロバンペラは、デイ3でさらにスピードを上げ、オープニングのSS7からSS10にかけて4ステージ連続でベストタイムをマーク。
デイ3のスタート時点では3.7秒だった総合2位のライバルとの差を39.7秒に拡げました。
その後の2本のステージには確実性を重視したアプローチで臨みましたが、それでも総合2位に30.8秒差を築いて1日を終え、首位の座をしっかりと固めました。
また、オジエはドライバー選手権を優先したクレバーな走りを続けながらも、SS11でベストタイムを記録するなど好調を維持。
総合2位のライバルとの差は9.4秒とやや開きはしましたが、総合3位を堅守し、総合4位のライバルとの差を1分29.2秒に拡大しました。

なお、デイ2で技術的な問題により大きくタイムを失い総合16位に留まったエバンスは、サービスで完璧な状態に修理されたクルマでデイ3に臨みました。
ステージの出走順が4番手とやや早かったため、理想的とはいえない路面コンディションでの走行となりましたが、安定して上位のタイムを刻み総合7位まで順位を挽回しました。

ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)

今日の結果にはとても満足していますし、カッレの素晴らしいドライビングのおかげで首位を守ることができました。
最初の4本のステージで約40秒のリードを築くことができたのは、通常はコンマ数秒差の戦いであることを考えると本当に素晴らしいことです。
午後のステージでは、確実性を重視しスペアタイヤを2本搭載して走ることをカッレは選びましたが、それは非常に賢明で成長を感じさせる判断でしたし、その状態でも素
晴らしいスピードを保ちました。
セバスチャンもまた、とてもいい仕事をして3位を守りました。
チャンピオンシップを優先しあえて2位を狙う必要はないとしても、まだ順位を上げられる可能性は残っています。

エルフィンは、昨日起きてしまった問題を乗り越え、安定した走りをしてくれました。
明日もまた、楽しみな1日になりそうです。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 1号車)

今朝はかなり安定した走りができました。
ものすごく速かったわけではありませんが、後続のライバルとの差を拡げ総合3位をより確実なものにするという、今日の自分達の目標を達成するには十分でした。
もし、明日表彰台に立つことができれば、それはタイトル争いにおいて大きなステップになります。
カッレは午前中とても速く大きなリードを築きましたが、それは本当に素晴らしいことです。
自分としては、午後のループステージの方が好調でした。
総合2位との差はそれほど大きく開いていないですし、プレッシャーをかけ続けることも重要です。
明日、リスクを冒して戦うのは賢明ではありませんが、まだ長い距離が残っているので、何かが起きる可能性はあります。
明日は誰にとっても新しいステージですし、レッキで新たにペースノートを作成した際はほぼ霧の中だったので、そう簡単には行かないでしょう。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

今日はいい一日になり、ドライビングを楽しむことができました。
上位争いに加わることができないのは、やはり残念ですが、それでもできる限り順位を上げようと頑張ったので、その点については目標を達成できたと思います。
さらなるポジションアップは、上位の選手とのタイム差が大きいため自力では難しい状況ですが、トライはしてみるつもりですし、できるだけ多くのポイントを獲得したいと考えています。
そして、明日はできればパワーステージでもボーナスポイントを加算したいと思います。

カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)

今日の最初のループステージはとても楽しむことができました。
4本のステージはどれも難しかったので、大きなタイム差がついたことに少し驚きましたが、自分でも良い走りができたと思います。
また、他の選手と異なるタイヤを選択したことも正解だったと思いますし、ハードタイヤでの走行には少し自信がありました。
二回目のループステージでは、荒れた路面コンディションに対応するためセットアップを少し変更したところ、トラクションをかなり失ってしまいましたが、それでも十分良かったですし、愚かなミスをせず賢く戦うことができました。
ラリーのフィニッシュまではまだ長い道のりが残っているので、明日も頑張りたいと思います。

明日のステージ情報

最終日となる9月12日(日)のデイ4は、ラミアのサービスパークを起点に、日中のサービスなく3本のステージが行われます。
全長23.37kmのSS13「タルザン1」はアクロポリス・ラリーの歴史的なステージであり、続くSS14「ピルゴス」は今大会最長となる33.20kmのロングステージです。
そして、同じタルザンのステージながら、全長が12.68kmと短い最終のSS15「タルザン2」は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーにボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
3本のステージの合計距離は69.25km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離
は347.10kmとなっています。


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WRC:Rd.9 アクロポリスラリーDay3結果(SS.12)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 2h36'52.8
2 O.タナク EST Hyundai i20 WRC RC1 -00'30.8
3 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC RC1 -00'40.2
4 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -02'09.4
5 A.フォアマウクス FRA Ford Fiesta WRC RC1 -03'19.2
6 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -03'35.0
7 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC RC1 -05'51.9
8 M-W.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 RC2 -07'09.0
9 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia Rally2 RC2 -07'09.8
10 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -07'47.6
11 Y.ロッセル FRA Citroen S3 Rally2 RC2 -08'32.7
12 K.カゼタノビッツ POL Scoda Fabia R5 RC2 -08'51.8
13 C.イングラム GBR Skoda Fabia R5 RC2 -09'07.2
14 N.グリャジン RUS Ford Fiesta R5 RC2 -10'23.5
15 E.リンドホルム FIN Skoda Fabia R5 RC2 -11'03.0
16 G.リンナマエ EST Scoda Fabia R5 RC2 -11'34.9
17 M.プロコプ CZE Ford Fiesta R5 RC2 -14'05.9
20 J-P.ルーベ FRA Hyundai 120 WRC RC1 -18'17.9

    総合 45位まで確認

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2021/09/11

トヨタ・チーム ベルギーラリー第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2021年9月11日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第9戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ デイ2
グラベルステージでの戦いが始まりロバンペラが首位に
選手権リーダーのオジエは僅差の総合3位につける

9月10日(金)、2021年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦アクロポリス・ラリー・ギリシャの競技2日目デイ2が、首都アテネを起点に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (ヤリスWRC 69号車)が総合1位に、セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(1号車)が総合3位につけました。
また、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)は、トラブルを乗り越え総合16位でデイ2を走りきりました。

前日夜に首都アテネの市街地ステージで戦いの火蓋が切られたアクロポリス・ラリー・ギリシャは、デイ2の朝から本格的なグラベル(未舗装路)ステージでの戦いがスタート。
アテネを起点に、5本合計89.40kmのステージが日中のサービスを挟むことなく行なわれました。

デイ2前半の舞台となったルートラキ周辺は好天に恵まれ、気温は日中30度程度まで上昇。
路面コンディションはドライとなり、出走順が早い選手達にとっては不利な走行条件となりました。
ドライバー選手権首位につけるオジエは出走順1番手で、選手権2位のエバンスは2番手でステージをスタート。
路面には滑りやすい砂利や石が散乱し、それを掃き飛ばしながらの困難な走行となりましたが、オープニングのSS2でオジエは2番手タイムを刻み首位の座を維持。
エバンスは3番手タイムを記録するなど、良好な滑り出しとなりました。
続くSS3ではロバンペラがベストタイムを刻み総合1位に順位を上げ、さらにSS4でもベストタイムをマークしてリードを守りました。

ルートラキの周辺で3本のステージを走り終えた選手達は、その後サービスパークが置かれるラミアを目指して北上する途中で、さらに2本のステージを走行。
SS5は一部区間で路面がかなり湿っていましたが、オジエが今大会2回目のベストタイムを記録。
デイ2最終のSS6はロバンペラが3番手タイムで走り抜き、首位を堅守しました。
また、オジエはロバンペラと3.9秒差、総合2位のライバルと僅か0.2秒差の総合3位でデイ2を締めくくりました。
なお、SS2終了時点で総合3位につけていたエバンスは、SS3でギヤチェンジに関するトラブルに見舞われタイムロスを喫しましたが、困難を乗り越えてデイ2の全ステージを走破しました。

ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)

今日のパフォーマンスにはとても満足しています。
クルマもドライバーも、予想していた以上に速かったです。
路面は大量のルーズグラベルで覆われていたので、早い出走順でステージに臨むのはさぞかし難しいだろうと考えていましたが、思っていた以上にうまく行きました。
カッレが攻めの走りでトップに立ったのはとても良かったですし、セブも素晴らしい走りを見せてくれました。
エルフィンもまた、序盤は素晴らしいスピードで走っていたので、技術的な問題が起きてしまったことがとても残念ですし、申し訳なく思います。
最初のステージを走り終えた後、突然ギヤチェンジに関する問題が発生したのですが、その原因はまだ分かりません。
本当に悔しかったと思いますが、それでもリタイヤすることなく走り続け、1日の最後のサービスまでクルマを持たせてくれました。
このようなファイティングスピリットがあれば、ポイントを獲得することもできるでしょう。
明日は今大会最も長い一日で、レッキの時のコンディションを考えるとかなり大変だと思いますが、自信はあります。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 1号車)

総合3位につけ、トップに近い位置で1日を終えられたことをうれしく思います。
もちろん、今朝スタートする時は自分の出走順やコンディションを考えてかなり悲観的になっていましたが、それでもベストを尽くして走り、トラブルとも無縁でいられました。
いく
つかのセクションでは本当に限界ギリギリでしたし、道が荒れていたところではクレバーに走りましたが、運転はとても楽しく感じられました。
面白いことに、唯一楽しめなかったのはベストタイムを獲得したSS5で、グリップがまったく安定していませんでした。
チャンピオンシップ争いではいい位置につけているので、優勝争いを意識せず、大きなリスクを負う事なく走り、自分自身の戦いに集中しなくてはなりません。
ただし、今日はクルマのフィーリングがとても良かったので、そのような状態であれば攻めの走りをすることも可能です。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

もちろん、今日は望んでいたような一日ではありませんでした。
問題を解決するために
できる限りのことをしようとしましたし、並行してチームも一生懸命解決策を探してくれましたが、このような状況でできることは限られていたので、午後のステージは悔しい気持ちで走り続けました。
唯一ポジティブなのは、今晩サービスを受けられるということです。
ドライバー選手権争いについては今朝よりも状況が悪くなってしまいましたが、ラリーではこのようなことも起こりますし、このチームでは本当に稀なことです。
私がチームに加入してから今まで、こういった技術的なトラブルは一度も経験したことがなかったと思います。
明日に向けて、クルマは完全に直ると確信しています。

カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)

とてもいい一日でした。
朝最初のステージは少し慎重に走りましたが、その後は少しずつプッシュできるようになり、楽しんで走ることができました。
路面は非常に難しいコンディションで、自分の前を走る予定だった選手達が後退し、途中で出走順が2番手になって以降は、かなり多くのルーズグラベルを掃き飛ばしながら走らなければなりませんでした。
ドライになった今日の路面は、予想を越えるコンディションでしたし、二回目に走ったステージは本当に荒れていたため、クルマとタイヤをケアしながら走る必要がありました。
明日は、今週前半にレッキをした時とは天気が大きく異なるので、今日とは全く違う展開になるかもしれません。
1本のステージはほぼ深い霧の中でレッキを行いペースノートを作成したのでとても大変でしたし、グリップが変化する場所が増えたり、湿っている場所が変わっているかもしれません。

明日のステージ情報

競技3日目となる9月11日(土)のデイ3は、ラミアのサービスパークを中心に、日中のサービスを挟んで6本のステージが行われます。
そのうち「パヴリャニ」と「エレフテロホリ」は各2回走行し、残る2本のステージはそれぞれ1回のみの走行となります。
6本のステージの合計距離は132.56kmと4日間で最長。
リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は450.38kmとなります。

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WRC:Rd.9 アクロポリスラリーDay2結果(SS.6)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 1h01'57.1
2 O.タナク EST Hyundai i20 WRC RC1 -00'03.7
3 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC RC1 -00'03.9
4 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -00'23.9
5 A.フォアマウクス FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'54.2
6 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -01'23.3
7 M-W.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 RC2 -02'40.9
8 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia Rally2 RC2 -02'46.3
9 C.イングラム GBR Skoda Fabia R5 RC2 -02'52.7
10 K.カゼタノビッツ POL Scoda Fabia R5 RC2 -03'03.1
11 E.リンドホルム FIN Skoda Fabia R5 RC2 -03'06.2
12 Y.ロッセル FRA Citroen S3 Rally2 RC2 -03'19.5
13 F.ザルディバル PRY Scoda Fabia R5 RC2 -04'32.7
14 N.グリャジン RUS Ford Fiesta R5 RC2 -04'36.0
15 G.リンナマエ EST Scoda Fabia R5 RC2 -04'44.9
16 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC RC1 -04'46.7
18 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -06'03.4
19 M.プロコプ CZE Ford Fiesta R5 RC2 -06'06.0
22 J.セルデリディス BEL Ford Fiesta WRC RC1 -07'45.4
31 J-P.ルーベ FRA Hyundai 120 WRC RC1 -13'48.9
39 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 RC2 -32'05.7
40 O.ソルベルグ SWE Hundai i20 R5 RC2 -32'31.5

    総合 47位まで確認

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2021/09/10

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2021年9月10日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第9戦アクロポリス・ラリー・ギリシャ デイ1
8年ぶりにWRCに復帰した伝統のラリーが首都アテネでスタート
オジエが初日を制し、ヤリスWRCがトップ3を独占

9月9日(木)、2021年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦アクロポリス・ラリー・ギリシャが開幕。ギリシャの首都アテネで市街地ステージが1本行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 1号車)がベストタイムを記録して初日首位に。
エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)は総合2位に、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (ヤリスWRC 69号車)は総合3位につけ、ヤリスWRCがトップ3を独占しました。

アクロポリス・ラリー・ギリシャは、1951年に初めて開催され、WRCには初年度の1973年からシリーズに組み込まれていた、非常に長い歴史と人気を誇るラリーです。
2013年の大会を最後にWRCとしては開催されていませんでしたが、今年8年ぶりにカレンダーに復帰しました。

ラリーは9日木曜日の午前中に、サービスパークが置かれる中央ギリシャの都市「ラミア」の近くで、全長4.25kmのシェイクダウンが行われました。
通常アクロポリスのグラベル(未舗装路)ステージはドライコンディションでの走行となることが多いですが、ラリーウイーク前半のレッキ(ステージの事前下見走行)の段階から降雨が続き、ステージの多くの区間が泥状に。
シェイクダンのステージも同様に雨でぬかるみ、非常に滑りやすく難しいコンディションでしたが、20歳のロバンペラが最速タイムを記録。
エバンスは5番手タイム、オジエは6番手タイムでした。

その後、選手たちはラミアから約200km南東に離れた首都アテネに移動。
アクロポリスの丘にそびえるパルテノン神殿の下で夕方5時半からセレモニアルスタートが行われ、その直後にアテネ中心部のシンタグマ広場でオープニングのSS1がスタート。
全長0.98kmのターマック(舗装路)ステージで、オジエが2番手タイムのエバンスに0.6秒差をつけてベストタイムを記録。
ロバンペラは、オジエと0.8秒差の3番手タイムを記録し、ヤリスWRCは全車が順調に競技初日を走り切りました。

なお、TGR WRCチャレンジプログラムの勝田貴元は、今回もヤリスWRCで出場する予定でしたが、コ・ドライバーであるキートン・ウィリアムズが急を要する家族の事情により帰国したため、今回はラリー本番への出場を取り止めました。

ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)

クラシックなイベントであるアクロポリス・ラリーを、歴史あるアテネからスタートできたことをとてもうれしく思います。
最初のステージは我々にとっていい結果になりましたが、大変なのは明日以降です。
今週は、ここまでのところ私が過去にこのラリーで経験したことがないような天気となり、2日間雨が降り続き、ステージはかなりぬかるみました。
明日については、ステージが行われるルートラキの周辺では雨が降っていなかったので、コンディションは良さそうです。
ラリー前のテストは暑く、ドライコンディションの道で行なったので、今朝のシェイクダウンでぬかるんだ道を走ることができたのは良かったと思います。
これで、必要に応じてラリー中にセットアップを変更し、ぬかるんだコンディションにも上手くクルマを適応させることができるでしょう。

セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 1号車)

ギリシャに戻って来ることができてうれしく思います。
すでに多くのファンからの応援を受けていますし、それが最初のステージでは自分達の力になりました。
今週末は、きっとチャレンジングな戦いになると思います。
レッキは多くの雨と霧に見舞われて簡単には行かず、完璧なペースノートを作ることは難しかったです。
今朝のシェイクダウンは、過去のギリシャのステージよりもはるかにぬかるんだコンディションでしたが、ラリー本番でも同じような区間があるかもしれません。
私にとって残念なのは、明日のステージに関してはドライコンディションになりそうなことです。
ドライコンディションのステージを出走順1番手で走る場合、道の表面の滑りやすい石を掃き飛ばしながら走行しなくてはならないので、とてもタフな作業となります。
ここまで戦ってきたグラベルラリーと同じように、金曜日のタイムロスをできる限り最小限に抑え、その後どこまで挽回できるのか考えたいですが、今回のようなコンディションでは決して簡単な週末にはならないと思うので、やれるだけのことをやってみるつもりです。

エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)

今晩、アテネでラリーをスタートすることができてうれしく思いますし、たとえ距離が短いステージであったとしてもいいスタートを切れて良かったです。
今朝は雨が多く降り、非常にぬかるんだ路面でのシェイクダウンとなり、どれくらいグリップするのか判断するのが難しかったです。
この週末も同じような路面コンディションになるかどうかは分かりませんが、明日のステージは最もドライな路面になるでしょう。
土、日曜日のステージについてはレッキの段階ではかなり濡れていてぬかるんでいましたが、実際にわれわれが本番で走る時までにどれくらい乾くのか、予想できません。
明日はタイヤ選択が大きな鍵を握ると思いますが、私たちの選択が正しいことを願っています。

カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)

自分にとって初めてのアクロポリス・ラリーをスタートすることができて良かったですし、多くのファンの前で最初のステージを走り、クルマのパフォーマンスをお見せすることができてうれしく思います。
今日の朝、トリッキーなコンディションでシェイクダウンを走ったのはとても有益でした。
というのも、レッキの段階ではステージに水や泥が多くあったからです。
これから路面はかなり乾いていく可能性があるので、コンディションがどう変化するのかを注意して見ていく必要があります。
とはいえ、シェイクダウンでは何度かクリーンな走りができましたし、ドライビングを楽しむこともできました。
面白いラリーになることは間違いないでしょう。

明日のステージ情報

競技2日目となる9月10日(金)のデイ2は、アテネのパルクフェルメを出発して西に移動し、コリントス運河の近くにあるビーチリゾート、ルートラキの周辺で2本のステージを走行します。
そのうちSS2の「アグヒ・テオドリ」は、ルートラキのタイヤフィッティングゾーンを経て午後に再度SS4として走行。
その後北に移動し、ラミアのサービスパークに向かう途中でさらに2本のステージ、SS5「テーベ」とSS6「エラティア」が行われます。
5本のSSの合計距離は89.40km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は485.67kmとなっています。

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WRC:Rd.9 アクロポリスラリーDay1結果(SS.1)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 S.オジエール FRA Toyota Yaris WRC RC1 0h00'51.5
2 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris WRC RC1 -00'00.6
3 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'00.8
4 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 -00'00.9
5 D.ソルド ESP Hyundai 120 WRC RC1 -00'01.0
6 O.タナク EST Hyundai i20 WRC RC1 -00'01.0
7 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia Rally2 RC2 -00'01.3
8 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 RC2 -00'01.3
9 K.カゼタノビッツ POL Scoda Fabia R5 RC2 -00'01.5
10 G.リンナマエ EST Scoda Fabia R5 RC2 -00'01.5
11 O.ソルベルグ SWE Hundai i20 R5 RC2 -00'01.6
12 E.リンドホルム FIN Skoda Fabia R5 RC2 -00'02.0
13 Y.ロッセル FRA Citroen S3 Rally2 RC2 -00'02.2
14 C.イングラム GBR Skoda Fabia R5 RC2 -00'02.7
16 N.グリャジン RUS Ford Fiesta R5 RC2 -00'02.8
17 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -00'03.0
19 M-W.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 RC2 -00'03.4
20 J-P.ルーベ FRA Hyundai 120 WRC RC1 -00'03.6
21 A.フォアマウクス FRA Ford Fiesta WRC RC1 -00'03.8
22 M.プロコプ CZE Ford Fiesta R5 RC2 -00'04.3
28 J.セルデリディス BEL Ford Fiesta WRC RC1 -00'09.6

    総合 48位まで確認

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2021/09/07

今年もラリー・ジャパンの中止が決定

「ラリー・ジャパン2021実行委員会」は、新型コロナウイルスの蔓延を理由に11月に予定されていた今年のWRC(世界ラリー選手権)『ラリー・ジャパン』の開催中止を正式発表した。

同イベントは昨年も同じ理由で中止とされていて、F1日本GPと同様、これで2年連続の開催中止に追い込まれたことになる。

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