« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »

2022年7月

2022/07/18

WRC2:2022年シリーズ・ポイント表(Rd.7/12)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia Evo 79
2 K.カゼタノビッツ POL Scoda Fabia R5 76
3 Y.ロッセル FRA Citroen C3 63
4 N.グリャジン RUS Scoda Fabia Evo 52
5 J.ヒュットゥネン FIN Ford Fiesta R5 45
6 C.イングラム GBR Skoda Fabia Evo 44
7 E.リンドホルム FIN Skoda Fabia R5 37
8 S.ジョンストン USA Citroen C3 33
9 E.カイス CZE Ford Fiesta Mk2 22
10 T.スニネン FIN Hundai i20 R5 20
11 J.ソランズ ESP Citroen DS3 R5 19
12 O.ベイビー NOR VW Polo GTI R5 18
13 M.マルザイク POL Skoda Fabia Evo 18
14 G.リンナマエ EST VW Polo GTI R5 18
15 E.ピエタリネン FIN VW Polo GTI R5 17
16 A.シン・ライ KEN Scoda Fabia R5 16
17 E.フェルナンデス CHL Scoda Fabia R5 14
18 G.マンスター LUX Hyundai i20 N 13
19 A.ヴィラニ KEN Skoda Fabia R5 12
20 E.カウル EST VW Polo GTI R5 12
21 A.アラウージョ POR Skoda Fabia R5 10
22 S.パヤリ FIN Ford Fiesta Rally3 10
23 S.リフェブレ FRA Citroen C3 R5 10
24 R.テオドシオ POR Hyundai i20 N 8
25 M.プロコプ CZE Ford Fiesta R5 6
26 E.カミッリ FRA Citroen C3 6
27 J.ヨナソン SWE Skoda Fabia Evo 6
28 M.ミエーレ ITA Skoda Fabia Evo 5
29 J-M.ラオウクス FRA VW Polo GTI 4
30 M.ソロワウ POL Ford Fiesta WRC 4
31 J.マクエラン POL Hyundai i20 N 4
32 O.ソルベルグ SWE Hyundai i20 N 3
33 F.ロザティ FRA Hyundai i20 N 2
34 O.ブッリ CHE VW Polo GTI 2
35 M-W.ブラシア BOL Skoda Fabia Evo 2
36 F.ザルディバル EST Hyundai i20 N 2
37 F.ロイクス BEL Skoda Fabia Evo 2
38 Y.アル・ラジヒ SAU VW Polo GTI R5 1
39 M.ヘイキラ SWE Skoda Fabia Evo 1

|

WRC:2022年シリーズ・ポイント表(Rd.7/12)

Wrc_logo

N0. Driver Nat. Car Point
1 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris Rally1 175
2 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 Rally1 92
3 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris Rally1 79
4 O.タナク EST Hyundai i20 Rally1 77
5 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris Rally1 73
6 C.ブリーン IRL Ford Puma Rally1< 60
7 S.ロウブ FRA Ford Puma Rally1 35
8 S.オジエール FRA Toyota Yaris Rally1 34
9 D.ソルド ESP Hyundai 120 Rally1 34
10 G.グリーンスミス GBR Ford Puma Rally1 28
11 E.ラッピ FIN Toyota Yaris Rally1 27
12 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia Evo 19
13 J-P.ルーベ FRA Ford Puma Rally1 18
14 O.ソルベルグ SWE Hyundai i20 R5 9
15 A.フォアマウクス FRA Ford Puma Rally1 9
16 Y.ロッセル FRA Citroen C3 7
17 J.セルデルディス GRE Ford Puma Rally1 6
18 K.カジェタノヴィッツ POL Skoda Fabia R5 6
19 N.グリャジン RUS Scoda Fabia Evo 6
20 O.ベイビー NOR VW Polo GTI R5 4
21 E.リンドホルム FIN Skoda Fabia R5 4
22 J.ヒュットゥネン FIN Ford Fiesta R5 3
23 E.カイス CZE Ford Fiesta Mk2 2
24 J.ソランズ ESP Citroen DS3 R5 2
25 T.スニネン FIN Hundai i20 R5 2
26 E.カウル EST VW Polo GTI R5 1


N0. Manufactures Point
1 トヨタ・ガズー・レーシング・WRT 298
2 ヒュンダイ・シェル・モビス・WRT 211
3 M-スポーツ・フォード・WRT 157
4 トヨタ・ガズー・レーシング・WRT NG 80

|

トヨタ・チーム 第4日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2022年7月18日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第7戦ラリー・エストニア デイ4
ロバンペラが今シーズン5勝目を飾り選手権のリードを拡大
エバンスは前戦に続き総合2位を獲得する

7月17日(日)、22年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦「ラリー・エストニア」の最終日デイ4が、エストニアのタルトゥを起点に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車) が優勝、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が総合2位に入りました。また、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(4号車)は総合6位で、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationから出場の勝田貴元は総合5位でフィニッシュしました。

ラリー・エストニアの最終日デイ4は、タルトゥのサービスパークを起点に、南側エリアで3本のステージを各2回走行。
全6本のステージの合計距離は77.98kmでした。
各ステージの1回目の走行時、路面は一部を除き概ねドライコンディションでしたが、再走ステージの1本目から雨が降り始め、最終ステージにかけて雨足はどんどん強まり、多くの路面がウェットコンディションとなりました。

前日、総合2位のエバンスに対するリードを29.1秒に拡げた首位ロバンペラは、オープニングステージのSS19で今大会11回目のベストタイムを記録。
続くSS20では、ベストタイムをライバルと分け合いました。
さらに、SS21でもベストタイムをマークしたロバンペラは、その時点で総合2位エバンスとの差を40.8秒にまで拡げていました。

SS22と23に関しては、総合7位につけるラッピが連続でベストタイムを記録。
SS22の途中から雨が降り始め、出走順が後方となる、総合順位が上位の選手たちは不利な路面コンディションでの走行となりました。
特に、SS23での雨の影響は大きく、ベストタイムを記録したラッピに対し、エバンスは37.1秒、ロバンペラは38.7秒の遅れをとりました。

そして迎えた最終ステージのSS24は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーに、ボーナスポイントが与えられる「パワーステージ」。
雨は一段と強まり、路面のグリップは著しく低下。
ローパワーかつ軽量なRally2車両が記録したタイムを、Rally1勢はなかなか破ることができませんでした。
やがて、エバンスが走る頃には太陽が姿を現し、コンディションはやや好転。
エバンスは、渾身の走りでその時点でのベストタイムを記録しました。

しかし、エバンスに続いてパワーステージに臨んだロバンペラは、エバンスを22.468秒も上まわるベストタイムを刻み、今年4回目のパワーステージウインを達成。
今シーズン5回目となる総合優勝を獲得しました。

今回、GR YARIS Rally1 HYBRIDは全24本のステージのうち、距離が短い1.66kmのスーパーSS2本を除く22本のステージでベストタイムを記録するなど、トリッキーなコンディションとなったハイスピードグラベルイベントで高いパフォーマンスを発揮しました。

ロバンペラはフルポイント獲得によりドライバー選手権首位の座を守り、2位のライバルに対するリードを83ポイントに拡大。
エバンスは、今季3回目の総合2位とパワーステージで得たポイントにより、ドライバー選手権における順位を6位から3位に上げました。
また、チームはロバンペラとエバンスが獲得したフルポイントによってマニュファクチャラー選手権の首位を守り、2位のライバルチームに対するリードを87ポイントに拡げました。

デイ4で2本のベストタイムを記録するなど、最後まで攻めの走りを続けたラッピは、最終のパワーステージで順位をひとつ上げ、総合6位でフィニッシュ。
また、パワーステージで5番手タイムを記録した勝田は、総合5位でラリーを走り切り、開幕戦からの連続ポイント獲得記録を「7」に伸ばしました。

豊田 章男 (チームオーナー)

カッレ、ヨンネ、“ケニアからの2連勝”、“今季5勝目”、“2年連続エストニア優勝”、おめでとう!
カッレに“WRC史上最年少での初優勝おめでとう”と言ったのが昨年のエストニアでした。
それからまだ1年しか経っていません。
それなのに「おめでとう」を、もう7回も言わせてもらってます。これは私にとっても本当に幸せなこと…、たくさんの勝利をありがとう!

エルフィンとスコットは今季3度目の2位。
今季は苦しいラリーもあったけど、二人の獲得したポイントは、チームにとって大きな意味があるものです。
シーズン後半戦もよろしく頼みます。

貴元にとって、エストニアは「何かが起きてしまう場所」だったかもしれません。
でも今年は、シェイクダウンで、早めにそれを済ませてくれました(笑)。
今回、アーロンと一緒に戦い、完走できたことで、やっとエストニアの道と仲良くなれましたね。
クルマをなおしてくれたメカニックたちに、私からも感謝を伝えたいと思います。
メカニックのみんな、ありがとう。

エサペッカとヤンネ、次のラリー・フィンランドは、君たちのファンが大勢見守るホームラリーです。
トヨタ車に乗って久しぶりにTGRチームから参戦する二人のかっこいい姿を見せてあげてほしいと思っています。

今シーズンは全13戦。
エストニアはちょうど折り返し地点でした。
後半戦は我々のホーム“フィンランド”に始まり、ホーム“ジャパン”まで続きます。
後半戦、私も楽しみでなりません。
きっとファンの皆さまも同じように思っていただけていると思います。
皆さまの想いに応えられるよう、ラトバラ代表以下、チームみんなで全力を尽くしていきたいと思います。
引き続き、ご声援よろしくお願いいたします。

ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)

われわれは、カッレがやってのけることに毎回驚かされます。特に、今回のパワーステージ
は非常に困難なコンディションでしたが、コンディションが難しくなればなるほど、カッレは強さを増していくように思いました。
しかし、この素晴らしい結果を獲得できた背景には、チーム全員の努力があったことを忘れるべきではありません。
多くのステージでベストタイムを刻んだという事実はGR YARIS Rally1 HYBRIDの速さを証明するものですが、それだけでなく、信頼性も高かったからこそ4台全車がトップ6に入ることができたのです。

エルフィンは安定して速く、なおかつ非常に堅実な走りをしましたし、エサペッカと貴元も最後まで良い走りを見せてくれました。
ラリー界最高のドライバーたちと、最高のチームと一緒に戦えていることに感謝します。

エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)

最後の数ステージは本当に難しいコンディションだったので、ラリーを無事に終えることができて少しホッとしています。
今日は総合2位を確保するために、最後まで走りきることが全てでした。
パワーステージではリスクを冒すことなく走りましたが、それでもポイントを獲得できたので良かったです。

今回最大の収穫は、またしてもチームが1-2フィニッシュを達成したことです。
自分たちとしても、昨年このラリーを戦った時から一歩前に進むことができたと思います。
カッレは昨年と同様非常に速く、脱帽するしかありませんが、また次回チャレンジします。

カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)

今週末も素晴らしい結果になりました。
出走順が一番手だった金曜日の午前中は、エルフィンのペースについていくのが大変でしたが、その後は本当にいい戦いができました。
最終日のステージはいつもより長く、また天候との戦いもあり、簡単には行きませんでした。
最後の数ステージでは大雨に見舞われ大変でしたが、それでもパワーステージは思い切り攻めました。
このような悪天候下では差がつきやすいと分かっていたので、安全性を確保しつつ、できる限りプッシュしようとしました。
楽しく走ることができま
したし、とてもいいタイムも出ました。
ラリー・フィンランドを前に、このラリーで勝つことができて良かったですし、フィンランドでもまた、良い仕事ができることを願っています。

エサペッカ・ラッピ (GR YARIS Rally1 HYBRID 4号車)

何という最終日でしょうか。
日曜日にも関わらず走行距離が長かったのはとても良かったですし、今日はいいリズムで走ることができました。
流れが良くなり、少し勇気が出てきたことで、自然と速く走れるようになりました。
その後、コンディションは非常にトリッキーになり、特に最後のステージは自分がこれまでに経験したことがないくらいクレイジーでした。
轍に大量の水が溜まっていて、本当にひどい状態でした。
チームにとっては素晴らしい週末になり、自分たちにとっても全体的には悪くないラリーでした。
ラリーを通してペースは上々で、昨日のトラブルさえなければ結果も良かったはずなので、次のラリー・フィンランドに向けて良い準備になったと思います。

次回のイベント情報

WRC次戦は、2週間のインターバルを経て8月4日から7日にかけて、フィンランドのユバスキュラを中心に開催される「ラリー・フィンランド」です。
WRCを代表するハイスピード・グラベル(未舗装路)イベントであるフィンランドは、昨年はイレギュラーな秋季の開催となりましたが、今年は本来の開催時期である夏季に戻りました。
チームのヘッドクォーターはサービスパークのすぐ近くにあるため、ホームイベントといえるラリーです。
このラリーでは2017年以降4大会連続で優勝しており、新たにGR YARIS Rally1 HYBRIDで臨む今年は、連勝記録をさらに伸ばすべくチーム一丸となって戦います。

|

WRC:Rd.7 エストニアラリーDay4結果(最終:SS24/24)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris Rally1 RC1 2h54'29.0
2 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris Rally1 RC1 -01'00.9
3 O.タナク EST Hyundai i20 Rally1 RC1 -01'55.7
4 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 Rally1 RC1 -03'55.3
5 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris Rally1 RC1 -04'13.4
6 E.ラッピ FIN Toyota Yaris Rally1 RC1 -04'49.1
7 A.フォアマウクス FRA Ford Puma Rally1 RC1 -05'09.2
8 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia Evo RC2 -11'01.8
9 T.スニネン FIN Hundai i20 R5 RC2 -11'27.1
10 E.リンドホルム FIN Skoda Fabia R5 RC2 -13'04.8
11 J.ヒュットゥネン FIN Ford Fiesta Mk2 RC2 -14'28.8
12 K.カジェタノヴィッツ POL Skoda Fabia R5 RC2 -16'08.7
13 O.ソルベルグ SWE Hyundai i20 N RC1 -16'12.0
14 E.フェルナンデス CHL Scoda Fabia R5 RC2 -16'31.0
15 G.リンナマエ EST VW Polo GTI R5 RC2 -17'04.0
30 C.ブリーン IRL Ford Puma Rally1< RC1 -1h05'40.2
    総合 33位まで確認

|

2022/07/17

トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2022年7月17日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第7戦ラリー・エストニア デイ3
首位ロバンペラが7本のベストタイムでリードを拡大
エバンスは総合2位を堅持、ラッピは総合7位につける

7月16日(土)、22年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦「ラリー・エストニア」の競技3日目デイ3がエストニアのタルトゥを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車) が首位を守り、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)は総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(4号車)は総合7位につけました。

また、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationから出場の勝田貴元は、前日よりもふたつ順位を上げ総合5位につけています。

ラリー・エストニアのデイ3は、タルトゥのサービスパークの南側エリアで4本のステージを各2回走行。
1日の最後にはサービスパークのすぐ近くでスーパーSSが行われ、全9本のステージの合計距離は95.02kmでした。

午前中は一部に湿っていたりぬかるんでいる場所もありましたが、全体的にはドライコンディションでの戦いに。
午後は降雨によりウェットコンディションとなったステージもあり、また一部に深い轍も刻まれるなど、非常に複雑で難しい路面コンディションになりました。

前日、3本のベストタイムを記録して首位に立ったロバンペラは、オープニングのSS10で、ベストタイムのエバンスに次ぐ2番手タイムを記録。
続くSS11から一気にスピードを上げ、SS17まで7ステージ連続でベストタイムを刻み、最終的にはエバンスとの差を29.1秒に拡げて首位を守りました。

一方エバンスは、ロバンペラのタイムにこそ及びませんでしたが、2番手タイムを6回記録するなど一日を通して速いペースを維持。
総合3位の選手との差を42.4秒に拡げてデイ3を走り切りました。

デイ3で総合4位につけたラッピは、SS11まで順位を守っていましたが、SS12のジャンプで着地をした際、タイヤがホイールのリムから外れてしまい、タイヤ交換により2分以上をロス。
総合7位に順位を下げました。
その後、午後のステージでは4番手タイムを3回記録するなど安定した走りを続け、総合7位でデイ2を走り終えました。

ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)

午後のステージは深い轍が刻まれ、ぬかるんだ場所も多くあるなど、またしてもトリッキーな一日でしたが、今日も力強く戦うことができました。
このような変わりやすいコンディションは、どうやらカッレに合っているようで、彼は本当に強かったと思います。

エルフィンもノーミスで安定していて、しかもスピードも素晴らしく、非常にいい走りを見せてくれました。ですので、ここまでとても順調だといえますが、天気は常に変化していますし、何が起こるかわかりません。
このような状況下ではミスをしやすいので、最後まで集中力を高めて臨まなければなりません。

エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)

自分が望んでいた順位につけることはできませんでしたが、いい走りができた一日でした。
ただ、カッレは本当に強く、今日は対抗できませんでした。
彼は常に少しだけ速く、今やわれわれに対しかなり大きなアドバンテージを築いています。
とはいえ、昨年のこのラリーで苦戦したときと比べると、大きく前進しているのはポジティブなことですし、チームとして1-2体制を築いているのも素晴らしいことです。
ただし、明日もまた長い距離を走りますし、路面には轍があってコンディションは良くないので、決して簡単ではありません。

カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)

今日はとても楽しめました。
今朝の走り始めはグリップがあまりないように感じられましたが、セットアップを少し変えたところ、非常にいいタイムが出るようになりました。
ステージを重ねるごとに少しずつタイムを上げていき、ハードに攻めていきましたが、リスクはあまり冒しませんでしたし、全てをコントロールできているような感覚でした。

今年は、グリップが低いトリッキーなコンディションの路面でいつもいい走りができていて、なおかつハードにプッシュすることもできます。
明日はまだ長い一日なので、ミスをすることなくいいペースをキープしなければなりません。

エサペッカ・ラッピ (GR YARIS Rally1 HYBRID 4号車)

楽な一日ではありませんでした。
今朝の2本目のステージは良いフィーリングで走れましたが、次のステージではジャンプの着地でタイヤがリムから外れてしまいました。
少し横向きで着地したのは確かですが、これに関しては運が悪かったと思いますし、ラリーでは起こり得ることです。
ステージ序盤の出来事だったので、タイヤを交換せずに走り続けることはできず、大きくタイムを失ってしまいました。
その後、運転のリズムをつかむのが難しくなりました。
自分の順位で愚かなミスにつながるようなリスクを冒す必要はありませんでしたが、それでも何回か悪くないタイムを出すことができました。

明日のステージ情報

競技最終日となる7月17日(日)のデイ4は、サービスパークの南側エリアで3本のステージを各2回走行。
SS19とその再走ステージであるSS22「タルトゥ・ヴァルド」は、デイ1とデイ3に行なわれた1.66kmのスーパーSSを、6.56kmに延長したステージです。
また、SS21の再走となる最終ステージのSS24「カンブヤ2」は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーに、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステー
ジ」に指定されています。
6本のステージの合計距離は77.98km、リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は406.27kmとなります。

|

WRC:Rd.7 エストニアラリーDay3結果(SS.18/24)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris Rally1 RC1 2h07'53.0
2 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris Rally1 RC1 -00'29.1
3 O.タナク EST Hyundai i20 Rally1 RC1 -01'11.5
4 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 Rally1 RC1 -02'20.3
5 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris Rally1 RC1 -03'43.0
6 A.フォアマウクス FRA Ford Puma Rally1 RC1 -03'53.9
7 E.ラッピ FIN Toyota Yaris Rally1 RC1 -04'35.4
8 J-P.ルーベ FRA Ford Puma Rally1 RC1 -06'16.4
9 G.グリーンスミス GBR Ford Puma Rally1 RC1 -07'22.9
10 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia Evo RC2 -08'39.7
11 T.スニネン FIN Hundai i20 R5 RC2 -08'50.3
12 M-W.ブラシア BOL Skoda Fabia Evo RC2 -09'30.5
13 E.リンドホルム FIN Skoda Fabia R5 RC2 -09'46.8
14 J.ヒュットゥネン FIN Ford Fiesta Mk2 RC2 -10'31.9
15 K.カジェタノヴィッツ POL Skoda Fabia R5 RC2 -11'01.7
19 O.ソルベルグ SWE Hyundai i20 N RC1 -14'38.9
33 C.ブリーン IRL Ford Puma Rally1< RC1 -1h03'26.4
    総合 36位まで確認

|

2022/07/16

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris Rally1 (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2022年7月16日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第7戦ラリー・エストニア デイ2
GR YARIS Rally1 HYBRIDが全ステージを制覇
ロバンペラが首位、エバンスが総合2位、ラッピが総合4位につける

7月15日(金)、2022年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦「ラリー・エストニア」の競技2日目デイ2がエストニアのタルトゥを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車) が総合1位に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(4号車)が総合4位につけました。
また、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationから出場の勝田貴元は、総合7位につけています。

前日、全長1.66kmのスーパーSSで始まったラリー・エストニアは、15日の金曜日からフルデイの戦いがスタート。
タルトゥのサービスパークの北側と南側で4本のステージを各2回走行し、8本のステージの合計距離は139.18kmでした。

午前中のステージは一部に湿っている区間もありましたが、全体的にコンディションはドライ。
しかし、午後は多くのエリアで強い雨が降り、グラベル(未舗装路)ステージは非常に滑りやすい状態となりました。

午前中の4本のステージでは、いずれもエバンスがベストタイムを記録。オープニングのSS2でロバンペラを抜いて首位に立った後もリードを確実に拡げていき、午前中が終了した時点で18.7秒差を築きました。

エバンスは午後の1本目、ウェットコンディションのSS6でもベストタイムを刻みましたが、SS7では開始直後から雨がどんどんと強くなり、出走順トップのロバンペラがベストタイムを記録。

午前中のステージで、一番手スタートのロバンペラは路面のルーズグラベルを掃き飛ばしながら走行し、不利な路面コンディションで少なからずタイムを失いました。
しかし、午後は雨が降る中早い出走順が有利に働き、SS9にかけて3ステージ連続でベストタイムを記録。
デイ2ファイナルステージのSS9でエバンスを抜かし、11.7秒差をつけ首位で一日を終えました。

初日総合6位のラッピは、午前中のステージをブレーキに問題を抱えた状態で走らなくてはならず、本来の力を発揮することができませんでした。
しかし、ミッドデイサービスで修理を終えて臨んだ午後のステージではペースアップ。
デイ1よりもふたつ順位を上げ、総合4位でデイ2を走り切りました。

ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)

ドライバーとクルマの力強いパフォーマンスにより、とてもいい一日になりました。
天候の変化によって雨、泥、轍など非常に難しいコンディションでの戦いになりましたが、全員がそれを切り抜け、トップ4に3台が入ったのは素晴らしいことです。
最後のステージで、カッレはコンディションに少し恵まれましたが、後から走る選手が厳しい条件になることを知った上でアタックしたので、アドバンテージを最大限に活かしたといえます。

エルフィンはとてもいいドライビングをしていましたし、本当にいい仕事をしたと思いますが、最後はコンディションに恵まれずアンラッキーでした。
このラリーでは何が起こるかわからないですし、明日もコンディションに大きく左右される可能性はあります。

エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)

悪い一日ではありませんでした。
午前中はとても良かったですし、クルマのフィーリングにも満足することができ、全てが順調でした。
午後はコンディションが刻々と変わったので、完璧な走りを続けることが難しく、少し慎重になりすぎた時もありました。
最後のステージはコンディションがかなり悪く、明らかに自分たちにとっては理想的とは言えない状態でした。
それでもまだ先は長いですし、勝負は続いているので明日も頑張ります。

カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)

今朝は路面がかなり乾いていたので、ルーズグラベルを掃き飛ばしながら走るのは大変でしたが、うまく走ることができたと思いますし、タイムもそれほど失いませんでした。

午後は雨が降りトリッキーなコンディションになりましたが、それでも良いタイムを出すことができました。
最後のステージでは強い雨が降り、自分の後から出走する選手たちは良いコンディションで走れないと分かっていたので、かなりプッシュしてトップに立つことができました。
今日、エルフィンは一日を通して本当に速かったですし、明日は出走順が近いので、もちろんベストを尽くして戦いますが、チャンピオンシップのポイントも考慮しなくてはなりません。

エサペッカ・ラッピ (GR YARIS Rally1 HYBRID 4号車)

午前中はブレーキに小さな問題が発生し、このラリーでは特に重要である自信を持つことができず、少しタイムを失ってしまいました。
それでも、うまく対処して良いポジションにつけていたと思いますし、昼間のサービスで修理をしてもらったら、午後はタイムも良くなりました。
何度か雨に降られたのは少しアンラッキーでしたが、ラリーはアウトドアスポーツなので文句は言えません。
ラリー前に予想していたように、自分よりも上の順位の選手たちに何か起こった時に、十分対応できる順位につけていると思います。

明日のステージ情報

競技3日目となる7月16日(土)のデイ3は、サービスパークの南側エリアで、4本のステージをミッドデイサービスを挟んで各2回走行。
1日の最後には、サービスパークのすぐ近くで、SS1と同じステージとなる1.66kmのスーパーSSを走ります。
9本のステージの合計距離は95.02km、リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は455.41kmとなります。

|

WRC:Rd.7 エストニアラリーDay2結果(SS.9/24)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris Rally1 RC1 1h16'19.7
2 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris Rally1 RC1 -00'11.7
3 O.タナク EST Hyundai i20 Rally1 RC1 -00'44.3
4 E.ラッピ FIN Toyota Yaris Rally1 RC1 -01'05.9
5 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 Rally1 RC1 -01'12.9
6 A.フォアマウクス FRA Ford Puma Rally1 RC1 -02'08.1
7 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris Rally1 RC1 -02'10.9
8 G.グリーンスミス GBR Ford Puma Rally1 RC1 -02'29.4
9 J-P.ルーベ FRA Ford Puma Rally1 RC1 -03'59.0
10 A.ミケルセン NOR Skoda Fabia Evo RC2 -04'57.4
11 T.スニネン FIN Hundai i20 R5 RC2 -05'09.5
12 M-W.ブラシア BOL Skoda Fabia Evo RC2 -05'35.1
13 E.リンドホルム FIN Skoda Fabia R5 RC2 -05'53.8
14 J.ヒュットゥネン FIN Ford Fiesta Mk2 RC2 -06'07.8
15 K.カジェタノヴィッツ POL Skoda Fabia R5 RC2 -06'39.4
27 O.ソルベルグ SWE Hyundai i20 N RC1 -12'08.1
37 C.ブリーン IRL Ford Puma Rally1< RC1 -1h00'04.3
    総合 39位まで確認

|

2022/07/15

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris Rally1 (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2022年7月15日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第7戦ラリー・エストニア デイ1
超高速グラベルラリーがエストニアのタルトゥで開幕
ロバンペラが総合2位、エバンスが総合3位につける

7月14日(木)、2022年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦「ラリー・エストニア」が開幕。
オープニングステージとしてスーパーSSが1本行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車) が総合2位に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が総合3位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(4号車)が総合5位につけました。

また、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationから出場の勝田貴元は総合7位と、GR YARIS Rally1 HYBRIDは全車が順調にラリー初日を走りきりました。

第6戦サファリ・ラリー・ケニアではロバンペラが今シーズン4勝目を飾り、ロバンペラはドライバー選手権で、チームはマニュファクチャラー選手権でそれぞれ首位の座を守り、リードをさらに拡げました。
ロバンペラにとってこのラリー・エストニアは、昨年WRC初総合優勝を飾った思い出のラリーです。

GR YARIS Rally1 HYBRIDは、今回エンジンをアップグレードし、新しいデザインのリヤウイングを採用。
シーズン後半戦に向けて、パフォーマンスのさらなる向上を図りました。

ラリーの中心となるサービスパークは、今年もエストニア第2の都市「タルトゥ」のラーディ飛行場跡に設けられ、サービスパークを中心に4日間で24本、合計313.84kmのステージを走行します。
競技初日となる木曜日のデイ1は、まず午前中にシェイクダウンが行われ、全長6.23kmのグラベル(未舗装路)ステージでラッピがトップタイムを記録。
ロバンペラは3番手タイム、エバンスは5番手タイムでした。
路面は雨で湿り、降雨が予想されているラリー本番に向けていいテストの機会になりました。

その後、タルトゥでのセレモニアルスタートに続き、サービスパークのすぐ近くで午後8時半過ぎから競技がスタート。
ドライコンディションのグラベルステージで、スーパーSSが1本行われました。
強い西日に包まれた全長1.66kmのショートステージは昨年大会と進行方向が逆向きに設定され、トップと0.1秒差の2番手タイムを記録したロバンペラが総合2位に。
7番手タイムの勝田までが、首位と1秒差以内に入る接戦が、大勢の観客の前で繰り広げられました。

ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)

高速グラベルステージを、Rally1カーで初めて走るこのラリーを、誰もが楽しみにしていたと思います。
最初のステージでわれわれは全車がトップと1秒以内に入り、いいスタートをきりました。
今朝のシェイクダウンでも、すでに期待が持てるタイムが出ていましたが、本当の戦いは明日からですし、そこで自分たちの本当の実力が分かるでしょう。

雨が降った場合、その量とタイミング次第では天候が大きく影響するかもしれません。
少しの雨ならば路面のグリップは良くなりますが、大雨だと非常に難しくなり、路面に轍が刻まれているであろう2回目の走行時に降れば、なおさらです。

エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)

今晩最初のステージは、距離は短くとも非常にツイスティで、岩も多くあったので正確に走らなければなりませんでした。
今朝のシェイクダウンは上手く行きました。
雨が降ってきて、そのようなコンディションでテストをするのは初めてでしたが、最初からすぐいいフィーリングで走ることができました。
このようなハイスピードなラリーはいつもエキサイティングですが、クルマについてはまだ学ぶべきことがあります。
また、天気も非常に不安定で、ステージがどのような影響を受けるのか、分かりません。

カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)

最初のステージでいいタイムを出してラリーをスタートすることができて、うれしく思います。
このラリーにはエストニアだけでなく、フィンランドからも多くのファンが来ているので、みんなに会えるのもうれしいです。
シェイクダウンでは、1回目の走行で既に良いフィーリングが得られました。
このクルマで初めて高速グラベルラリーを戦い、他のクルマと比べてどれくらい速いのかを確認できるのは、とてもエキサイティングです。

明日は、雨で少し路面が湿っていたり、濡れていたりしても問題ありません。
むしろ、そうなった方がステージを出走順トップで走る私たちにとっては少し有利になります。
ただし、かなり予想が難しい天気になりそうです。

エサペッカ・ラッピ (GR YARIS Rally1 HYBRID 4号車)

このラリーのスタートは毎回大勢の人が集まり、まるでショーのような素晴らしさです。
最初のステージは低速かつテクニカルで、コーナーの内側と外側に多くの岩があったため注意が必要でした。
他のステージとは全く違いますが、この区間は週末に何度か走るので、上手く攻略する必要がありました。
朝のシェイクダウンではいい感触が得られ、クルマのセッティングをあまり変える必要はありませんでした。
天候次第で路面のグリップレベルは何度も変わるでしょうし、ラリー中は驚きの連続になると思います。

明日のステージ情報

競技2日目となる7月15日(金)のデイ2は、サービスパークの北側と南側で、4本のステージをミッドデイサービスを挟んで各2回走行。
そのうち、デイ2オープニングのSS2と、その再走となるSS6は今大会最長となる全長24.35kmのステージです。
8本のステージの合計距離は139.18kmと4日間で最長。
リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は620.04kmとなります。

|

WRC:Rd.7 エストニアラリーDay1結果(SS.1/24)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 C.ブリーン IRL Ford Puma Rally1< RC1 0h01'38.7
2 K.ロバンペラ FIN Toyota Yaris Rally1 RC1 -00'00.1
3 E.エヴァンス GBR Toyota Yaris Rally1 RC1 -00'00.2
4 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 Rally1 RC1 -00'00.3
5 O.タナク EST Hyundai i20 Rally1 RC1 -00'00.5
6 E.ラッピ FIN Toyota Yaris Rally1 RC1 -00'00.7
7 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris Rally1 RC1 -00'00.9
8 G.グリーンスミス GBR Ford Puma Rally1 RC1 -00'01.5
9 O.ソルベルグ SWE Hyundai i20 N RC1 -00'01.6
10 J-P.ルーベ FRA Ford Puma Rally1 RC1 -00'01.7
11 J.ヒュットゥネン FIN Ford Fiesta R5 RC2 -00'03.1
12 A.フォアマウクス FRA Ford Puma Rally1 RC1 -00'03.2
13 K.カジェタノヴィッツ POL Skoda Fabia R5 RC2 -00'03.6
14 M-W.ブラシア BOL Skoda Fabia Evo RC2 -00'04.0
15 M.マルシズク POL Skoda Fabia R5 RC2 -00'04.1
    総合 42位まで確認

|

« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »