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2022/09/10

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris Rally1 (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2022年9月10日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第10戦 アクロポリス・ラリー・ギリシャ デイ2
ラフで滑りやすいグラベルステージでの戦いがスタート
好タイムを並べたラッピが総合3位につける

9月9日(金)、2022年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦「アクロポリス・ラリー・ギリシャ」の競技2日目デイ2が、ギリシャのルートラキを起点に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(GR YARIS Rally1 HYBRID 4号車)が総合3位に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が総合8位に、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (69号車)が総合9位につけました。また、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationから出場の勝田貴元は総合10位につけ、GR YARIS Rally1 HYBRIDは全車がデイ2を走破しました。

前日の夜に首都アテネのオリンピック・スタジアムでのスーパーSSで開幕したラリーは、アテネの西側に位置するルートラキを起点にデイ2として6本のグラベル(未舗装路)ステージが行われ、その合計距離は108.31kmでした。
ステージは終日ドライコンディションが保たれ、表層がグラベルに覆われた路面は非常に滑りやすい状態でした。
そのため出走順が早いドライバー達にとっては不利な走行条件となり、一番手スタートのロバンペラは後続のドライバーのために大量のルーズグラベルを掃き飛ばしながら走ることに。
デイ2は6本のうち5本が1回しか走らないステージだったこともあり、ロバンペラは大幅なタイムロスを余儀なくされ、総合9位でデイ2をフィニッシュ。
また、3番手スタートのエバンスも同様に滑りやすい路面の影響を受け、総合8位でデイ2を終えました。
そのような状況で安定して速いタイムを刻み続けたのは、7番手とやや後方からスタートしたラッピでした。ラッピはSS4でベストタイムをマーク。
SS5とSS6では2番手タイムを記録して順位をひとつずつ上げていき、SS6が終了した時点で総合2位につけていました。
その後、デイ2最終のSS7で総合3位に後退しましたが、首位セバスチャン・ローブとのタイム差は8.7秒。首位争いは、明日のデイ3でも続きます。

ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)

チームとしては複雑な一日でしたが、エサペッカの今日の順位と彼の仕事内容には満足しています。
ラリー前に行なったテストの内容はそれほど良くなかったのですが、今朝は最初の2、3ステージで自信をつけ、その後はゾーンに入りいいスピードで走り続けてくれました。
クルマにパフォーマンスがあることが分かりましたし、残りの2日間で優勝争いに加わることができると思います。
一方、エルフィンとカッレにとっては非常に厳しい路面コンディションでの戦いになってしまいました。
去年よりも路面が乾いていて、出走順が早いドライバーにとっては今年もっとも不利な走行条件の金曜日だったように思います。
明日はもう少し自信を持って走れるような、よりポジティブな一日になることを期待しています。

エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)

タフな一日でした。
今日のステージは、今回のラリーでもっとも路面が滑りやすく、自分たちの出走順で上位を走るのは難しいだろうとは思っていました。
路面のコンディションが大きく影響したことは確かですが、正直なところ、他にも何か原因があるような気がします。
全てのことが常に上手く行くわけではありません。
このクルマでこれほど滑りやすいグラベルステージを走行するのは今回が初めてだったので、学びながら走っていましたが、ステージはどれも大きく異なり、コンディションも頻繁に変わりました。
そのような状況で、自分達でセッティングをいろいろ変更したのですが、あまり上手く行かず、タイムを失ってしまったように思います。
明日は長い一日になりますが、出走順はそれほど悪くない筈なので、少しでも順位を上げられるようにベストを尽くして戦います。

カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)

今日は予想していた以上に難しい一日でした。
路面のルーズグラベルを掃き飛ばして走らなくてはならなかったのですが、その影響がとても大きく、グリップは非常に低い状態でした。
また、クルマのフィーリングもあまり良くありませんでした。
クリーンな走りを心がけ、問題が起こらないように努めましたが、自分が望むスピードで走ることはできませんでした。
いくつかのステージでは、他のドライバーよりも多くタイムをロスしてしまいましたが、それでもこの順位で一日を終えることができました。
明日はもっといいフィーリングで走りたいですし、出走順が3番手になるので、もう少しペースが良くなることを期待しています。

エサペッカ・ラッピ (GR YARIS Rally1 HYBRID 4号車)

満足のいく一日でした。
今朝のステージは、とても滑りやすくて驚きました。
クリーンなラインで走るためには自分のドライビングスタイルを調整する必要があると気がつき、それからはどんどん良くなって行きました。
最終ステージだけはあまり良くなかったですが、全体的にはいい順位につけていますし、今日の自分たちの戦いにはとても満足しています。
また、出走順のアドバンテージを有効に活用できたとも思います。
私は昨年このラリーに出場しなかったので、他のドライバーのように明日の最長ステージでの走行経験がないため、厳しい戦いになるかもしれません。
また、出走順のアドバンテージも少なくなります。
それでも、自分達が立てた作戦に従って戦い、今日と同じようなパフォーマンスを発揮できるように頑張りたいと思います。

明日のステージ情報

競技3日目となる9月10日(土)のデイ3は、ラミアのサービスパークを中心に、3本のステージをミッドデイサービスを挟んで各2回走行します。
SS8およびその再走ステージとなるSS11「ピルゴス」は、今大会最長となる33.20kmのロングステージであり、SS10/13「タルザン」はアクロポリス・ラリーの伝説的なステージです。
6本のステージの合計距離は147.98kmと4日間で最長。
リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は450.54kmとなります。

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