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2022/10/23

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris Rally1 (C)Toyota Gazoo Racing
拡大します

2022年10月23日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第12戦 ラリー・スペイン デイ2
首位オジエが3本のSSベストタイムでリードをさらに拡大
ロバンペラは総合3位に、エバンスは総合6位につける

10月22日(土)、2022年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦「ラリー・スペイン」の競技2日目デイ2が、スペイン北東部のサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラス組(GR YARIS Rally1 HYBRID 1号車)が首位の座を守り、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (69号車)は総合3位に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)は総合6位につけました。

ラリー・スペインのデイ2は、サービスパークの北~北東エリアで3本のステージを各2回走り、一日の最後にサロウの海岸近くでショートステージを1本走行する、全7ステージ合計118.75kmが予定されていました。
デイ2は曇り時々晴れの一日となり、路面は一部が湿ってはいましたが全体的にはドライコンディションで、金曜日よりもグリップレベルは安定していました。

デイ1で3本のベストタイムを記録して首位に立ったオジエは、デイ2でも好調を維持。
午前中はオープニングのSS9で2番手タイムを、SS10ではベストタイムを記録し、総合2位につける新王者ロバンペラとの差を9.7秒に拡げました。
続くSS11は数台がスタートした後アクシデントによりステージはキャンセルされ、その影響を受けたり、スタートすることができなかった選手たちには状況を考慮したタイムが与えられました。

ミッドデイサービス後の午後のステージでオジエはさらにペースを上げ、SS12、SS13と連続でベストタイムをマーク。
ロバンペラとの差を15.9秒に拡げました。
そして、一日の最後の2本のステージを3番手タイムで走りきり、総合2位に順位を上げたティエリー・ヌービルに20.7秒差をつけ首位の座をしっかりと守りました。

一方、ロバンペラはオープニングから安定した走りで3番手タイムを刻み続け、総合2位につけていましたが、最後から2番目のステージで大きくタイムを失い、デイ2最終のSS15で総合3位にポジションダウン。
それでも、総合2位のヌービルとは1.4秒の僅差につけています。
デイ1でタイヤにダメージを負って大きな遅れをとったエバンスは、午前中のステージで地元のベテランドライバー、ダニ・ソルドと総合5位の座を激しく争いました。
しかし、午後は思うようにペースが上がらず、ハイスピードなステージでのフィーリング改善を試みながら走行を続け、前日と変わらず総合6位で一日を終えました。

なお、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next GenerationからGR YARIS Rally1 HYBRIDで出場の勝田貴元は、SS14で4番手タイムを記録するなど健闘し、総合8位を堅守しました。

トム・フォウラー (テクニカル・ディレクター)

ここまでの戦いにはとても満足しています。
マニュファクチャラー選手権の獲得はもちろん重要ですが、セブがいい走りをして、この素晴らしいスペインのラリーステージでGR YARIS Rally1 HYBRIDの実力を証明してくれているのもうれしいことです。
彼は本当に強く、モチベーションも非常に高く、それはチームにとっても素晴らしいことです。
明日どのように戦うべきか、彼はもちろん理解しています。
最後から2番目のステージで、カッレが他のドライバーより数秒遅れてしまった理由については現在分析中ですが、ちょっとした不具合だと思いますし、明日彼のクルマは最後までいい戦いができると信じています。

セバスチャン・オジエ (GR YARIS Rally1 HYBRID 1号車)

今日もいい一日でした。
速さがあり、ほとんどのステージで差を広げることができたのでいい気分ですし、思い描いていたような展開になっています。
GR YARIS Rally1 HYBRIDのドライビングはとても楽しく、今日は順位を競っているライバルたちと同じような出走順だったので、さらにリードを広げることができました。
このまま優勝できればうれしいですし、あとは最後まで仕事をやり遂げるだけです。
通常ならば十分なタイム差といえますが、明日もまだステージがあるので、最後まで問題なく走りきることが目標です。

エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)

残念ながら、今日は一日を通してあまりペースが良くありませんでした。
昨日も苦労しましたが、今日も改善することができず、上位で戦うために必要なフィーリングの最後の部分と自信を見つけることができませんでした。
クルマには間違いなく競争力があり、チームメイトたちはいいパフォーマンスを発揮していますが、今のところ自分には完璧にフィットしていません。
ですので、少しフラストレーションが溜まる状況ですが、もちろん常に改善しようと努力していますし、何ができるのか考えてもいるので、明日も頑張って戦います。

カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)

全体的にはいい一日でした。
もちろん、セブは一貫して速かったですし、ハードに攻め続け素晴らしいドライビングをしていたので、彼にはかないませんでしたが、自分たちは大きなリスクを冒さないように走っていました。
午後の最初の2本のステージはいいペースで安定して走ることができていましたが、その次のステージではスタートラインでちょっとした問題が生じてセッティングがうまくできず、ハイブリッドシステムの問題でタイムを失い、ステージを走りながら修正しなければなりませんでした。
その結果、ティエリーに順位を奪われてしまいましたが、タイム差は少ないので明日は逆転できるチャンスがあるはずです。

明日のステージ情報

競技最終日となる10月23日(日)のデイ3は、サービスパークの西側エリアで2本のステージをミッドデイサービスを挟んで各2回走ります。
そのうち、SS17の再走となる最終ステージのSS19「リウデカニエス2」は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーに、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
ステージは全部で4本で、その合計距離は56.10km。
リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は261.55kmとなります。

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