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2022/10/01

トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris Rally1 (C)Toyota Gazoo Racing
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2022年10月1日
トヨタ自動車株式会社
GAZOO Racing Company

WRC 第11戦ラリー・ニュージーランド デイ3
22歳の誕生日を迎えたロバンペラが首位に立ち、
ベテランのオジエは総合2位に順位を上げる

10月1日(土)、2022年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦「ラリー・ニュージーランド」の競技3日目デイ3がオークランドのサービスパークを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組 (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)が総合1位に、セバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラス組(1号車)が総合2位に順位を上げました。

なお、首位に立っていたエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)は、クルマにダメージを負いリタイア。
TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationから出場の勝田貴元は、コースオフによりリタイアとなりました。

ラリー・ニュージーランドのデイ3は、サービスパークの北側エリアで3本のステージを各2回走行。全部で6本、合計88.28kmのステージが予定されていましたが、午前中3本目のSS10は、最初の数台がフィニッシュした時点でアクシデントによりキャンセルとなりました。

天気予報通り、土曜日は朝から雨が降り続き、風も強く吹く荒れ模様の天気に。
グラベル(未舗装路)のステージは、全てウェットコンディションとなりました。
土曜日に22歳の誕生日を迎えたロバンペラは、雨で難しいコンディションとなったステ
ージを自信を持って攻め、2本目のSS9でベストタイムを記録。
そのステージで首位のエバンスが総合4位に順位を下げたこともあり、一気に首位に立ちました。
ロバンペラは午後の再走ステージでもSS11、SS12と2ステージ連続でベストタイムをマーク。
総合2位のオジエに29秒差、総合3位のオィット・タナックに46.4秒差を築き、バースデイを締めくくりました。
オジエはベテランらしい安定した走りを続け、SS11で総合2位に順位を上げ、SS12のタイムコントロールに遅着したことで10秒のペナルティを科せられましたが、それでも総合3位のタナックに17.4秒差をつけて総合2位を堅守しました。

エバンスは、デイ2の終了後にライバルがペナルティを科せられたことで、首位でデイ2をスタート。
しかし、SS9でスピンをして土手にぶつかって横転し、クルマのフロントとリヤにダメージを負ってしまいました。
メカニックとしても優れた技術を持つエバンスは、リエゾン(移動区間)でマーティンと共にクルマを自力走行可能な状態まで修理し、オークランドのミッドデイサービスまで戻ってきました。
しかし、ロールケージが僅かに破損していたため、ラリーからリタイアすることになりました。
また、SS11終了時点で総合5位まで順位を上げていた勝田は、SS12でコースオフによりリタイアとなりました。

ヤリ-マティ・ラトバラ (チーム代表)

非常に厳しいコンディションの中、波乱の土曜日となりました。
ニュージーランドのステージは雨が激しく降ってもグリップがそれほど低くならないのですが、グリップに一貫性がないため、ドライバーは判断することが難しいのです。
そのため数名のドライバーがアクシデントに見舞われ、残念ながらエルフィンもその一人となってしまいました。
ロールケージにダメージがあり、それを修復することはできないので、残念ながら、明日再スタートすることはできません。
そのことを除けば、今晩は1-2を達成することができたので、とてもハッピーです。
カッレは今日もトリッキーなコンディションで素晴らしい走りを見せてくれましたし、セブもチャンピオンシップのために重要な仕事をしてくれました。

明日に向けて絶好の順位につけていますが、まだ戦いは終わっていません。
天候がこれ以上良くなることはないと思いますので、ドライビングに100%集中し、いい結果でラリーを終えなくてはなりません。

セバスチャン・オジエ (GR YARIS Rally1 HYBRID 1号車)

今日は本当に難しいコンディションでした。
非常にトリッキーな場所もあったので、一日を最後まで走りきれたことに満足していますし、運転もとても楽しく感じられました。
今日の午後は雨がさらに強くなり、路面が水浸しになりましたが、カッレは今日も素晴らしい仕事をしたと思います。
このようなコンディションで、彼があれほど速く走ったことに感服しました。
今朝、エルフィンが不運に見舞われたので、チームのために自分が最後まで走りきることが重要だと理解しています。
まだ何も決まってはいませんが、明日このままフィニッシュすることができたならば、とても満足できるでしょう。

エルフィン・エバンス (GR YARIS Rally1 HYBRID 33号車)

今朝の最初のステージはすべて順調でしたが、2本目のステージの下り坂のブレーキングでスピードを落としきれず、クルマのリヤの動きをコントロールできなくなってしまいました。
スロットルを踏んで姿勢を立て直すこともできず、イン側の土手に接触してクルマが横転してしまいました。
幸いにも4輪で着地したのでステージを最後まで走りきることができ、外観はあまり良い状態ではありませんでしたが、それでもクルマは驚くほどよく走ってくれました。
冷却系から小さな水漏れがありましたが、それを何とか塞いでサービスまで戻ることができました。
しかし、残念ながらロールケージにダメージが見つかり、リタイアせざるを得なくなりました。

カッレ・ロバンペラ (GR YARIS Rally1 HYBRID 69号車)

本当にトリッキーな一日でしたが、運転はとても楽しく、状況をうまくコントロールできたと思います。
大きなチャレンジでしたが、今日はチャンスだと思いましたし、そのチャンスをうまく生かすことができたと思います。
クルマの仕上がりには満足していたので、良いタイムを出すために懸命にプッシュしました。
その結果、トップに立つことができましたし、ライバルとのタイム差にも満足しています。
明日も、いつもと同じように準備をして戦いに臨みます。
長い一日ではありませんが、まだステージは4本残っていますし、トリッキーなコンディションにもなり得るので、とにかくいい仕事をして、最終的にどのような結果になるのかを待つのみです。

明日のステージ情報

競技最終日となる10月2日(日)のデイ4は、サービスパークの南東エリアで「ウィットフォード・フォレスト-テ・マラウンガ・ワイホ」と「ジャックス・リッジ・ハウヌイ」という2本のステージを、ミッドデイサービスを挟むことなく各2回走行。
そのうち、最終ステージとなるSS17ジャックス・リッジ・ハウヌイ2は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーにボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
4本のステージの合計距離は31.18km、リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は140.08kmとなります。

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