2019/12/06

WRC:2020年WRCカレンダー

2020年WRCカレンダー

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No. Date Rally Nation
1 01月23日-26日 モンテカルロラリー モンテカルロ
2 02月13日-16日 スウェーデンラリー スウェーデン
3 03月12日-15日 メキシコラリー メキシコ
4 04月16日-19日 チリラリー チリ
5 04月30日-03日 アルゼンチンラリー アルゼンチン
6 05月21日-24日 ポルトガルラリー ポルトガル
7 06月04日-07日 イタリアラリー イタリア
8 07月16日-19日 ケニヤラリー ケニヤ
9 08月06日-09日 フィンランドラリー フィンランド
10 08月06日-09日 ニュージーランドラリー ニュージーランド
11 09月24日-27日 トルコラリー トルコ
12 10月15日-18日 ドイツラリー ドイツ
13 10月29日-01日 グレートブリテンラリー イギリス
14 11月19日-22日 日本ラリー 日本

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2019/11/14

豊田章男/トヨタ社長、オーストラリアラリー・リポート

FIA世界ラリー選手権(WRC)最終戦ラリー・オーストラリアに関する
豊田章男チーム総代表のコメント

オーストラリア東部で発生中の森林火災の被害に遭われている皆さまにお見舞い申しあげます。
また、この瞬間も、猛火と戦っている地元消防の方々に感謝すると共に、いち早い鎮火が実現できるよう祈念いたしております。

スペインでのドライバー/コ・ドライバータイトル獲得後、もうひとつのタイトルをオーストラリアで獲得しようと、チームは最大限の努力を続けてくれていました。
本当であれば、週末に、それを果たし、その喜びの中で、チームのみんなに感謝の気持ちを伝えたいと思っておりましたが、ラリー・オーストラリアがキャンセルとなり、それを実現することはできません。
この場を借りて、今年、一緒に戦ってくれたチーム全員に私からの感謝の気持ちを伝えたいと思います。

TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのみんな、一年間、ヤリスを強くし続けてくれて、ありがとう。
全タイトルを獲って喜ぶという目標は、一年後に日本で叶えたいと思いますので、気持ちを切り替えて、また次の一年もみんなで頑張っていきましょう。
現地にいるチームのみんなは、オーストラリアの地でも、すぐに気持ちを切り替えてくれていました。
このことについても、お礼を言いたいと思います。
チームのみんなは、ラリー期間中のために用意していた食材を地元に提供したり、消防署に行って激励をしてくれたり、地元で困っている人たちのために、率先して動いてくれました。
私もSNSで、その様子を知りました。
現場の判断で、すぐに動いてくれたのだと思います。
トヨタを代表するメンバーが、こうして率先して行動してくれたこと、本当にうれしく、そして誇らしく思います。
チームのみんなに、本当に感謝します。ありがとう。
この素晴らしいメンバーと来年も戦っていけること本当に楽しみです。
来年、ラリージャパンでは、みんなのそばに居ながら、一緒に戦えると思います。
今年味わえなかった喜びを、なんとしてもみんなで味わいましょう。
最後になりましたが、応援いただいたファンの皆さま、熱い声援を1年間ありがとうございました。
皆さまが、もっともっと応援したくなるようなチームになれるよう、われわれも努力を続けてまいりますので、引き続き、応援いただければうれしく思います。
皆さま、引き続き、よろしくお願いいたします。

TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team
チーム総代表 豊田章男

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2019/11/13

オーストラリアラリーはイベント・キャンセルに

2019年最終戦の第14戦オーストラリアラリーは、当地で拡大している大規模な森林火災の影響で、イベントのキャンセルが決まった。

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2019/10/29

勝田貴元、スペインラリー・リポート

勝田 貴元/Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジプログラム
勝田貴元、ヤリスWRCでのWRC出場2戦目で大きな成長を遂げる

TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムに参加中の勝田貴元が、10月24日(木)から27日(日)にかけてスペイン北東部カタルニア地方のサロウを中心に開催された、FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・スペインに、コ・ドライバーのダニエル・バリットと共にヤリスWRCで参戦しました。
勝田にとっては第10戦ラリー・ドイチュラント以来2回目のWRカーによるトップカテゴリーチャレンジとなり、メカニカルトラブルに見舞われるも、今回も全てのステージを走破。
総合39位で完走を果たしました。

フルターマック(舗装路)イベントのラリー・ドイチェラントで、勝田は初めてヤリスWRCでトップカテゴリーに挑戦し総合10位でフィニッシュ。
初ポイントを獲得しました。

そして今回、再びヤリスWRCでの出場となったラリー・スペインは、シーズン唯一の「ミックスサーフェス(路面)ラリー」です。
デイ1はグラベル(未舗装路)仕様のクルマでグラベルステージを走行し、その後サービスでクルマをターマック(舗装路)仕様に変更。デイ2とデイ3はターマックのステージを走行するため、1回のラリーでグラベルとターマックの両路面での経験を積むことができるのが、勝田にとって大きなメリットでした。

勝田は既にフィンランド国内選手権にヤリスWRCで出場し総合優勝を飾っていましたが、WRCのグラベルステージをヤリスWRCで走るのは今回が初めてでした。
2017年と2018年にはR5カーでこのラリーに出場し、ステージに対する経験はそれなりに持っていましたが、決して簡単な戦いではありませんでした。

週の前半にカタルーニャ地方の広い範囲で降った大量の雨により、グラベルステージはコンディションが悪化。
特に金曜日の午前中はグリップレベルがただ低いだけでなく、安定せずどれくらい滑るのか予想が非常に難しい状態でした。
そのため勝田とバリットはまずステージを習熟しクルマのフィーリングを掴むことに集中。
午後はスピードを上げて走り、トップドライバーに迫るタイムを記し総合9位でデイ1を走破しました。

そしてターマック仕様に変更されたクルマで臨んだ土曜日は、朝の最初のステージで油圧系の問題によりギヤボックスにトラブルが発生。
大きく遅れをとりました。
それでも何とか午前中の3本のステージを走り、その後サービスで問題を解決。
午後は完調となったクルマで4本のステージを走行し、スピードと経験値をさらに高めました。

そして、ラリー最終日の日曜日は4本のターマックステージで高いパフォーマンスを発揮。
グラベルとターマックの両路面でドライビングを大きく改善し、完走を果たしました。

勝田貴元

今回のラリーは、自分にとって本当に貴重な経験になりました。
金曜日朝のステージはとても難しい路面コンディションで、想像していた以上に滑りやすい状態でした。
そのためアプローチを変更し、まずはステージを走り抜くことに集中しました。
そして午後はドライビングを改善し、クルマの性能をもっと引き出すようにしたところ良いタイムが出たので、満足しました。

土曜日は、前日と全く違うターマックでの戦いとなりましたが、朝最初のステージでクルマにトラブルが起きてしまいました。
しかし幸いにもステージを走り切ることができ、チームはサービスでクルマを完璧に直してくれました。
午後はステージを初めてフルスピードで走ったので決して簡単ではありませんでしたが、ドイツの時よりも速いペースで走ることができました。

そして、日曜日はとても良いステージで、より大きな自信を持って走れました。
最後までラリーを走り切り、多くの経験を蓄積できたので良かったと思います。
良いタイムを出せたステージもあれば、少しミスをしたステージもあり、その全てが将来に向けて意味を持つ学びになりました。

ヤルッコ・ミエッティネン(インストラクター)

ヤリスWRCで出場した今回のスペインで、タカのドライビングはさらに進化しました。
初めて出たドイツの時と比べると、全体的に1kmあたり0.5秒以上速くなりました。
特に金曜日のグラベルステージは本当に良い走りだったと思います。
各ステージのセクタータイムを見ると、WRCのトップドライバーに匹敵するスピードの区間もありました。
もちろん、ステージ全体を通して高いパフォーマンスを発揮する力はまだありませんが、今後経験を積み重ねれば、世界最高のドライバーたちと対等に戦えるようになるでしょう。
このラリーでは、注意深く走らなければならない難しい区間がいくつかありましたが、タカは一貫性のある走りでミスなく高いレベルでヤリスWRCを操り続けました。
それこそが、われわれの今シーズンの目標のひとつでしたので、タカとダンは本当に良くやったと思います。

■次回のイベント情報

勝田の次戦は、11月9日(土)から10日(日)にかけて日本の中部地方で開催される「セントラルラリー愛知・岐阜2019」です。
このターマックラリーは、来年2020年の開催が決まったWRC日本ラウンドのテストラリーとして位置づけられ、多くの国内トップドライバーが参戦を表明しています。
勝田にとっては約3年ぶりの国内ラリー出場となりますが、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)を中心に開催されるこの1戦に、勝田はヤリスWRCで参戦します。

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2019/10/28

WRC:2019年シリーズ・ポイント表(Rd.13/14)

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N0. Driver Nat. Car Point
1 O.タナク EST Toyota Yaris WRC 263
2 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC 227
3 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC 217
4 A.ミケルセン NOR Hyundai i20 WRC 102
5 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC 102
6 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC 98
7 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC 94
8 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC 89
9 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC 89
10 E.ラッピ FIN Citroen C3 WRC 83
11 S.ロウブ FRA Hyundai i20 WRC 51
12 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 18
13 P.ティデマンド SWE Ford Fiesta WRC 12
14 C.ブリーン IRL Hyundai i20 WRC 10
15 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 9
16 B.グェッラ MEX Ford Fiesta R5 8
17 M.ブラシア BOL Skoda Fabia R5 6
18 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 6
19 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 5
19 Y.ボナート FRA Citroen C3 R5 4
21 S.サラザン FRA Hyundai i20 R5 2
22 O.ベイビー NOR Volkswagen Polo R5 2
23 P.ロウベ FRA Ford Fiesta R5 2
24 A.フォアマウル FRA Ford Fiesta R5 1
25 J.トゥヒノ FIN Ford Fiesta WRC 1
26 R.ブジャリル MEX Skoda Fabia R5 1
27 P.ヘラー CHL Ford Fiesta R5 1
28 E.ベルグクビスト SWE Ford Fiesta R5 1
29 N.グリャジン RUS Skoda Fabia R5 1
30 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC 1
31 P.ソルベルグ NOR VW Polo GTI R5 1
32 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 1


N0. Manufactures Point
1 ヒュンダイ・シェル・モビス・WRT 380
2 トヨタ・ガズー・レーシング・WRT 362
3 シトロエン・トタル・WRT 284
4 M-スポーツ・フォード・WRT 218

    同ポイントの順位はFIAによる

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トヨタ・チーム 第3日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第13戦 ラリー・スペイン デイ3
タナックが総合2位でフィニッシュ
パワーステージも制し初のドライバー王者に輝く

10月27日(日)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・スペインの最終日デイ3がスペイン北東部のサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合2位でフィニッシュ。ドライバーズおよびコ・ドライバーズ・タイトルを獲得しました。
また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は総合5位で完走し、チームに貴重なマニュファクチャラーポイントをもたらしました。
なお、デイ2でデイリタイアとなったクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車) は、再出走を果たし総合29位でラリーを終えました。

ラリー・スペインの競技最終日デイ3は、サービスパークが置かれるサロウの北側エリアで2本のターマック(舗装路)ステージを各2回走行。
4本計74.14kmのSSで競われました。

デイ2で総合2位のライバルと3.5秒差の総合3位につけたタナックは、3本のステージを走行した時点で差を5.8秒に広げられました。
しかし、ボーナスの選手権ポイントがかかる最終SSの「パワーステージ」でベストタイムを記録。
2番手タイムの選手に3.6秒差をつける圧巻の走りで総合2位に浮上すると共に、ボーナスの5ポイントを獲得し、最終戦ラリー・オーストラリアを待たずしてドライバーズタイトルを決定しました。
タナックとヤルヴェオヤにとっては初めてのWRCタイトルとなり、彼らはエストニア人初のWRCチャンピオンとなりました。

WRCのドライバーズタイトルは2004年から2012年にかけてセバスチャン・ローブが、2013年から2018年にかけてセバスチャン・オジエが獲得していましたが、久々に新しいワールドチャンピオンが誕生しました。
また、トヨタのドライバーが世界王者となるのは、1994年以来で通算5回目となります。

ラトバラは、総合4位の選手とのタイム差をステージごとに縮め、最終的には6.3秒差まで迫りましたが逆転には至らず。
それでもマニュファクチャラーポイントの獲得により、チームはマニュファクチャラーズタイトル防衛の望みを最終戦ラリー・オーストラリアに繋ぎました。

デイ2で総合3位につけながらもクラッシュでデイリタイアとなったミークは、ラリー2規定に基づきデイ3で再出走。総合29位でラリーを終えました。
なお、今回がヤリスWRCでの2度目のWRC出場となる、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムの勝田貴元/ダニエル・バリット組は、初めてWRカーで挑んだスペインの道で健闘。
最終日も4本のターマックステージを堅実に走り切りました。
デイ2のメカニカルトラブルにより最終結果は総合39位に留まりましたが、結果以上に充実した内容のチャレンジとなりました。

トミ・マキネン(チーム代表)

歴史的な快挙です。
われわれのチームから新たなる世界チャンピオンが誕生したのです。
チームの全員がオィットとマルティンと共に、シーズンを通してハードワークを続けてきましたが、素晴らしい結果によってその努力が報われました。
この週末、オィットには大きなプレッシャーがかかっていました。
それがどのようなものなのか、同じような経験をした私には分かりますが、一般的にはなかなか理解されないものです。
タイトル獲得のためにパワーステージでオィットが見せた走りは、本当に素晴らしいものでした。
また、彼が2位に入ったことはマニュファクチャラー選手権争いにおいても助けになります。
オーストラリアではまだ逆転の可能性が残っていますので、全力で戦いに臨みます。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

今の気持ちを言葉にすることは簡単ではありません。
この週末に感じたプレッシャーは、これまでとは違うレベルでした。
世界チャンピオンになることは、自分の人生の目標でした。
ミスをすることは許されず、しかしタイトルを決めるためには良い結果が必要だったので、とても大きなプレッシャーを感じましたし、スタート直後はいつものように走れませんでした。
しかし、最終的にはリラックスすることができましたし、普段通りに運転できるようになりました。

今朝はクルマのフィーリングが良く、いいリズムで走れました。
しかし、それでもダニ・ソルド選手の方が常に少しだけ速かったので、パワーステージで必要なポイントを獲得するのは難しいように思えました。
それでも全力で攻めたことが、結果的に報われました。
これまで、いくつもの試練を乗り越えてきたので、ついにタイトルを獲得できて本当にうれしく思います。
素晴らしい仕事で我々を支えてくれたチームに感謝します。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

この週末の自分の走りには満足しています。
一貫性のある走りができましたし、ミスもしませんでした。
また、パフォーマンスも全体的に見れば高いレベルにあったと思います。
ラリー開始直後は少し自信を持てなかったので、この結果には満足するべきですし、チームにマニュファクチャラーポイントをもたらせて良かったと思います。

今日は、もっとハードにプッシュすれば、総合4位も可能だったかもしれませんが、それはマニュファクチャラー選手権争いにおいてはあまり意味がないことでしたし、最終戦ラリー・オーストラリアまで逆転の可能性を繋ぐことが、今日は何よりも重要でした。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

今日は、良いリズムを取り戻すことができました。
ヤリスWRCはターマックで本当に速く、今朝は再び良いフィーリングで走れました。
パワーステージでは、オィットのタイトル獲得を確実にするため、ペースを落とす必要がありました。
彼のボーナスポイント獲得にとって、マイナスとなるようなことは避けなければなりませんでした。
オーストラリアには、マニュファクチャラー選手権を勝ち取るために挑み、自分のベストを尽くして走ります。

次回のイベント情報

WRC次戦は、11月14日(木)から17日(日)にかけて、オーストラリア東海岸のコフスハーバーを中心に開催される、シーズン最終戦ラリー・オーストラリアです。
オーストラリアのステージは、狭くツイスティな森林地帯の道と、高速で流れるような田舎道が混ざるバリエーション豊かなグラベルロードが特徴です。
ドライコンディションとなった場合、路面は滑りやすいルーズグラベルに覆われ早い出走順のドライバーが不利となります。
また、木々に囲まれた森林ステージではクルマが巻き上げるダストがなかなか収まらないことも多く、特に太陽が低い位置にある時間帯は斜光がダストで乱反射し、十分な視界が得られない状態で走らなければなりません。

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WRC:Rd.13 スペインラリーDay3結果(最終:SS.17)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 3h07'39.6
2 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -00'17.2
3 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -00'17.6
4 S.ロウブ FRA Hyundai 120 WRC RC1 -00'51.9
5 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -01'00.2
6 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -01'14.2
7 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -01'47.6
8 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -04'20.5
9 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 RC2 -08'24.6
10 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -08'47.2
11 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -09'19.3
12 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -09'53.7
13 E.リンドホルム FIN VW Polo R5 RC2 -10'27.9
14 K.カジェタノヴィッツ POL VW Polo R5 RC2 -10'43.7
15 G.グリーンスミス GBR Ford Fiesta R5 RC2 -11'44.1
29 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -42'20.0
39 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC RC1 -55'56.8

    総合 42位まで確認

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2019/10/27

トヨタ・チーム 第2日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第13戦 ラリー・スペイン デイ2
タナックがターマックステージで4本のベストタイムを記録
総合3位に順位を上げドライバーズタイトル獲得に近づく

10月26日(土)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・スペインのデイ2がスペイン北東部のサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合3位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合5位に順位を上げました。
なお、デイ2の序盤総合3位につけていたクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車) は、デイリタイアとなりました。

ラリー・スペインの競技2日目デイ2は、サービスパークが置かれるサロウの北東エリアで3本のステージを各2回走行、1日の最後にはサロウの海岸近くでショートステージが行われました。
デイ2の路面は全てターマック(舗装路)で、昨晩の最終サービスでグラベル(未舗装路)仕様からターマック仕様に変更されたクルマで、選手は7本計121.72kmのSSに臨みました。

デイ1で総合4位、5位、6位という順位につけた3人のドライバーは、上位のライバルにプレッシャーをかけるべく午前中のステージから攻めの走りを実践。ミークはオープニングステージのSS7で2番手タイムを記録し、総合4位から総合3位に順位を上げました。
しかし、続くSS8でクルマのコントロールを失いバリアに激突。走行を続けることができずデイリタイアとなりました。
チームはその後サービスでミーク車を修理。ラリー2規定に基づき、明日のデイ3で再出走を予定しています。

タナックは午前中最後のSS9でベストタイムを記録。
午後もSS10からSS12にかけて連続でベストタイムを刻み、1日の最後にサロウで行われたSS13では、総合2位と3.1秒差の総合3位に順位を上げました。
明日の最終日、このまま最後まで順位を守れば、ボーナスポイントの獲得が可能な明日のパワーステージの結果次第で、ドライバーズタイトルが決まる可能性があります。

ラトバラも1日を通して良い走りを続け、SS8とSS11ではセカンドベストタイムを記録。
総合5位でデイ2を終え、総合6位のライバルに20秒差をつけています。

なお、今回がヤリスWRCでの2度目のWRC出場となる、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムの勝田貴元/ダニエル・バリット組は、油圧系のトラブルで午前中はスロー走行を強いられ大きくタイムを失いました。
しかし、サービスで問題を解決して臨んだ午後のステージでは良好なタイムを記録。
総合44位でデイ2を終えました。

トミ・マキネン(チーム代表)

ターマックでのパフォーマンスには自信を持っていましたが、今日のステージではそれが証明されたと思います。
一晩で路面がグラベルからターマックに変わるこのラリーでは、最初から限界まで攻めるのは簡単ではありません。
しかしオィットは午後のステージで彼本来のスピードで自信を持って走り、非常に良い位置につけています。
ライバルとの差は僅かですが、明日はきっと仕事をやり遂げてくれるはずです。

クリスのデイリタイアは、調子が良さそうだっただけに残念です。
しかし彼はわれわれのライバルにプレッシャーをかけていましたし、小さなミスがこのような結果となってしまうのは起こり得ることです。

ヤリ-マティも全体的に速さがありましたので、明日は貴重なポイントを獲得してくれるでしょう。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

今日の展開には満足しています。
今朝は苦戦し、まったく良いリズムを掴められませんでした。
クルマのフィーリングはとても良かったのですが、限界まで攻め切れませんでした。
このようなプレッシャーがかかる状況に、慣れていないことも理由のひとつだったかもしれません。
しかし午後は気持ちをリセットし、リズムを改善することができました。
明日も難しいステージがあり、長い1日ですので、この重要な仕事を最後までやり遂げなければなりません。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

全体的には良い1日でした。
路面がグラベルからターマックに変わったことで、朝最初のステージではブレーキのフィーリングに少し戸惑いました。
しかし、2本目のステージ以降はクルマに良いフィーリングを感じることができました。

午後のセクションではとても良いスタートを切りましたが、アル・ムンメイのコーナーでワイドに膨らみ、何かに当たってステアリングアームを破損し、少しタイムを失いました。
それでも、ポジティブな1日だったといえるでしょう。
明日は上位のライバルにプレッシャーをかけ、できるだけ多くのポイントを獲得したいと思います。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

このラリーではグラベルからターマックに移行する際、クルマのフィーリングがどのように変わるのか、いつも悩みます。
しかし今朝は走りのリズムがとても良く、クルマは素晴らしいフィーリングでした。
2本目のステージを走り始めてすぐ、先がきつくなっている高速の左コーナーに向けて減速をしました。
熟知しているコーナーだったのですが、突然後輪がロックして旋回に入れませんでした。
クルマのリヤがバリアに当たり、止まるしかありませんでした。
とてもフラストレーションが溜まりました。
マニュファクチャラー選手権を戦うライバルとの間に割って入らなくてはならず、それができるだけのスピードはあった筈なのに、小さなミスで大きな代償を払うことになってしまいました。

明日のステージ情報

ラリー・スペイン競技3日目のデイ3は、サービスパークの北側エリアで2本のターマックステージを、サービスをはさんで各2回走ります。
そのうち、SS15の再走ステージとなるSS17は、トップ5タイムを記録したドライバーとコ・ドライバーに選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。
4本のSSの合計距離は74.14kmと3日間で最短、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は236.61kmとなります。

注目のステージ:SS15/17 ラ・ムサラ 全長20.72km
ミーカ・アンティラ(ヤリスWRC 10号車 コ・ドライバー)
このステージに関して、十分な経験を持っているドライバーはいないと思います。
最初の6kmは2016年以来初めて使われ、残りの区間は今年のステージと同じ進行方向では長らく使われていませんでした。
スタート直後はツイスティなセクションが続きますが、丘の頂上付近に到達すると非常に高速で全開で走るような道に変わります。
その後、フィニッシュにかけての下り区間では再び低速のコーナーが続きます。

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WRC:Rd.13 スペインラリーDay2結果(SS.13)

N0. Driver Nat. Car Class Time(Dif.)
1 T.ニュービレ BEL Hyundai i20 WRC RC1 2h25'15.8
2 D.ソルド ESP Hyundai i20 WRC RC1 -00'21.5
3 O.タナク EST Toyota Yaris WRC RC1 -00'24.6
4 S.ロウブ FRA Hyundai 120 WRC RC1 -00'25.2
5 J-M.ラトバラ FIN Toyota Yaris WRC RC1 -00'46.8
6 E.エヴァンス GBR Ford Fiesta WRC RC1 -01'09.2
7 T.スニネン FIN Ford Fiesta WRC RC1 -01'24.5
8 S.オジエール FRA Citroen C3 WRC RC1 -04'09.9
9 M.エストベルグ NOR Citroen C3 R5 RC2 -06'35.2
10 E.カミッリ FRA Ford Fiesta R5 RC2 -06'38.2
11 J.コペッキー CZE Skoda Fabia R5 RC2 -07'17.3
12 K.ロバンペラ FIN Skoda Fabia R5 RC2 -07'26.7
13 P.ロウベ FRA Skoda Fabia R5 RC2 -07'38.9
14 K.カジェタノヴィッツ POL VW Polo R5 RC2 -07'56.9
15 E.リンドホルム FIN VW Polo R5 RC2 -08'07.4
38 K.ミーケ GBR Toyota Yaris WRC RC1 -42'06.2
44 勝田 貴元 JPN Toyota Yaris WRC RC1 -55'05.1

    総合 48位まで確認

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2019/10/26

トヨタ・チーム 第1日目リポート

Toyota Yaris WRC (C)Toyota Gazoo Racing
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WRC 第13戦 ラリー・スペイン デイ1
シーズン唯一のミックスサーフェス・ラリー初日
グラベルステージでミークが総合4位につける

10月25日(金)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリー・スペインのデイ1がスペイン北東部のサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(ヤリスWRC 5号車) が総合4位に、オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)が総合5位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合6位につけました。

ラリー・スペインの競技初日デイ1は、サービスパークが置かれるサロウの西側エリアで3本のステージを各2回走行しました。
路面は大部分がグラベル(未舗装路)で、一部ターマック(舗装路)のセクションを走るステージもありましたが、タイヤ、サスペンション、駆動系など完全にグラベル仕様のクルマで全ステージを走行しました。

週の前半にカタルーニャ地方で激しく降り続いた雨により、グラベル路面は一部が湿った状態でしたが、太陽が登るにつれて乾燥が進み、滑りやすいルーズグラベルが路面を覆うようになりました。
選手権リーダーとして先頭スターターを担ったタナックは、不利なコンディションにも関わらず午前中のステージで安定した走りを続け、総合3位につけました。
しかし、さらに乾燥が進みより滑りやすくなった午後のステージではペースがなかなか上がらず、首位と21.7秒差の総合5位で1日を終えました。

ミークは総合5位で午前中のステージを終えましたが、午後はスピードを上げ、今大会最長となる全長38.85kmのSS6でセカンドベストタイムを記録。
首位と13秒差、総合3位の選手と5.4秒差の総合4位でデイ1を走破しました。

ラトバラは午前中のセクションで総合8位につけ、午後はペースアップに成功しタナックと8.4秒差の総合6位で初日のグラベルセクションを走り切りました。

なお、今回がヤリスWRCでの2度目のWRC出場となる、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムの勝田貴元/ダニエル・バリット組は、いくつかのステージでWRCレギュラードライバーに匹敵するタイムを記録し、総合9位につけています。

トミ・マキネン(チーム代表)

悪くない順位で1日を終えることができました。
もちろん、さらに上位を目指していましたが、今朝のコンデイションは予想外で簡単には行きませんでした。
サービスでクルマを調整した結果、クリスとヤリ-マティは午後のステージで自信を持って走れるようになりました。

オィットに関しては出走順がベストではなく、特に午後は不利な条件だったので、それを考えれば非常に良い仕事をしたと思いますし、首位との差も大きくは開いていません。
われわれのクルマはターマックで高い戦闘力を備えており、明日は今日よりも路面コンデイションが安定していると思うので、どのような展開となるのか、期待を高めています。

オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)

本当にタフで困難な1日でした。
ループステージの1走目を先頭スターターとして走行すると路面は一貫して滑りやすいのですが、それでも何とか対処できます。
しかし、2走目はより難しいコンデイションとなり、本当にフラストレーションが溜まりました。
それでも、これ以上は不可能と思えるくらい攻めることができたので、その点に関しては満足するべきでしょう。
明日は新たな、そして今日とは全く違う1日となるので、力強い戦いができることを期待しています。

ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)

昨年と比べると、今日のグラベルステージは簡単ではありませんでした。
週の前半に雨が降ったせいか、路面のグリップレベルが非常に低く、朝のステージは難しく感じられました。
午後はグリップが安定しましたが、多くの轍(わだち)ができていました。
朝のステージではあまり自信を持てなかったのですが、サービスでサスペンションに調整を施したところ、午後はちゃんと戦えるようになりました。
自信が増し、リラックスできているので、明日からのターマックでの2日間が楽しみです。

クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)

今朝はクルマのセットアップがあまり上手く行かず、特にロングステージのSS3では、バンプ(こぶ)を越える際に良いフィーリングを得られませんでした。
しかし、午後のステージでは全ての歯車が噛み合いました。
クルマのフィーリングが大きく変わり、クルマを信頼して運転することができました。
ラリーが始まる前は1日が終わった時点でトップと10秒差につけていたいと考えていましたが、13秒差ならば上々です。

今年、ターマックでの自分のペースは良いですし、ヤリスWRCはターマックステージで本当に速いので、自信があります。
明日からの戦いがとても楽しみです。

明日のステージ情報

ラリー・スペイン競技2日目のデイ2は、サービスパークの北東エリアで3本のターマックステージを各2回走行。
1日の最後にはサロウの海岸沿いで2.24kmのショートステージが行なわれます。
チームはデイ1夜の75分間のサービスで、クルマをグラベル仕様からターマック仕様へと変更。
デイ2からはターマック仕様のクルマで戦います。
7本のSSの合計距離は121.72km、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は462.96kmとなります。

注目のステージ:SS9/12 アル・ムンメイ 全長24.40km
ミーカ・アンティラ(ヤリスWRC 10号車 コ・ドライバー)
ループステージの2本目と3本目は、とてもよく似ています。
どちらも非常にハイスピードで、一般的な山岳路とは違うタイプのステージです。
ただし、3本目のSS9/12「アル・ムンメイ」は終盤にかけて道幅が狭くなりスピードも下がります。
もし路面がドライでなおかつクリーンなコンデイションであれば、心から走りを楽しめるステージになるでしょう。

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